早期選考・早期内定が出る企業・業種4選|内定直結インターン情報もあり
早い段階で内定をもらっておくことで、安心感を得たい!
こう考える就活生が狙うべきは、ずばり早期内定です。
早期内定を獲得したければ、早期内定が出やすい企業/業界に狙いを定め、対策を講じる必要があります。
そこで本記事では早期内定の出る時期や、獲得方法、早期内定を出す企業の探し方などを紹介していきます。
そもそも早期内定とは何か
早期内定とは、大学4年生(修士2年生)の6月より前に獲得する内定のことです。
現在、経団連が「企業は大学4年生の6月になってから選考面接を解禁せよ」という就活ルールを定めています。
しかし経団連に所属しない企業はこれに従う必要がないため、それより早く採用を行っているのです。
つづいて、その目的や早期内定を獲得する学生の割合を見ていきましょう。
早期内定の目的
企業が早期内定を出す目的は、大手企業より先に優秀な人材を採用するためです。
経団連に従って、大学4年の6月から採用を行うと大手企業と人材の取り合いになり、なかなか優秀な人材が取れません。
また早期内定を目指す学生は他の学生よりも、やりたい仕事や働き方を明確にできている意識の高い学生も多いです。
何割の学生が早期内定をもらうのか
では、どのくらい早期選考に受かる学生がいるのでしょうか。
就職みらい研究所の調査によると、2021年卒〜2023年卒の就職内定率は下記のようになっています。
上記を見ると、2023年卒では就活解禁の6月以前の内定率は下記のようになっています。
2023卒の6月以前の内定率
2月1日時点:13.5%
3月1日時点:22.6%
4月1日時点:38.1%
5月1日時点:58.4%
2〜3月までは20%前後と少ないですが、4月で全体の約4割、5月で全体の約6割近くの学生が内定を獲得しています。
また2021年、2022年と年々早期化しているため、今後もさらに早期選考・早期内定の傾向が加速していくでしょう。
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企業の早期選考や早期内定の出るのはいつか?時期とスケジュール
続いて、早期選考と早期内定がおおよそいつなのかスケジュールの流れを見ていきましょう。
早期選考の流れ・スケジュール
- 大学3年8月よりサマーインターン参加者を対象に早期選考開始
- 大学3年10月より外資系企業・ベンチャー企業・マスコミ業界など早期選考開始
早期選考は「サマーインターンへの参加」を条件としている場合も多いので、遅くとも大学3年の4月には対策を始める必要があるでしょう。
早期内定の流れ・スケジュール
- 外資系企業は大学3年の9〜10月くらいに出る
- 広告代理店・ベンチャー・人材などは12〜5月くらいに出る
企業や業界によって早期内定のタイミングは異なるので、志望業界の内定時期がいつなのかは把握しておきましょう。
早期選考で早期内定を出す企業の探し方・獲得方法
続いて具体的な早期内定を獲得する方法を4つ紹介します。
内定直結型のインターンに参加
インターンでは優秀な成果を挙げて企業側に認められると、特別ルートの案内など選考で優遇される場合があります。
大手企業のインターンは内定に繋がりにくいですが、ベンチャー企業・中小企業・外資系企業は選考にかなり影響します。
中でも外資系企業は「インターン経由での採用しかしない」という企業もあるので、志望するならインターンは必須です。
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逆求人サイトを活用してスカウトを受ける
逆求人サイトとは自分のプロフィールを登録しておくと、それを読んだ企業側からスカウトが届くサービスのこと。
逆求人サイトを利用する企業は、良い人材を確保したい意欲の高い企業ばかりで、うまくいけば早々にスカウト→早期内定に繋がりやすいです。
そしてスカウトをもらうには、何よりも自分のプロフィールを充実させることが重要。
1回登録すれば実質ESとして複数の企業に見てもらえるものなので、手間ですが自分の魅力がしっかり伝わる内容を作り込みましょう。
企業側はプロフィールを見て「自社に合いそう」と感じる就活生にスカウトを出します。
自分に合った企業と繋がれる可能性が高いのも、逆求人サイトの大きなメリットの1つです。
小規模の合同説明会やイベントなど特別ルートを利用
通常、合同説明会や就活イベントが早期内定に直結することはありません。
しかし、選考直結型の合同説明会や就活イベントもあり、それらに参加すると早期内定獲得の可能性が高まります。
当日の流れは以下のような流れが多いのが特徴。
選考直結型イベントの流れ
- 各企業の説明を聞く・グループワークを行う
- マッチした企業の選考をその場で受ける・後日の選考で優遇されるなど
通常の選考とは異なり、一度参加すると一気に複数の企業と繋がれる可能性がある点も大きなメリットと言えます。
知名度が低いながらも大変ホワイトな「隠れ優良企業」も参加していることも!
あらゆる企業を知ることで業界理解も深まるので1度は参加しましょう
OBOG訪問
社員の生の声を聞けるOBOG訪問も、場合によって優遇されるため早期内定に繋がるケースがあります。
また、リクルーター制度を設けている企業の場合、OB訪問の結果によってリクルーターをつけてもらえることも。
- 面談で企業への適性が高いと判断されれば、早期選考・内定につながる
- 面談は通常の面接よりフランクな雰囲気で行われることがほとんど
- 面談はフランクでも質問内容は通常の面接と同様に行う
早期選考・早期内定が出やすい大手企業・業界一覧
早期内定は全ての企業が出すわけではありません。
ここからはどんな企業が早期内定を出しやすいのか、内定の出る時期と合わせて紹介します。
外資系メーカー
外資系メーカーは知名度が高く、非常に人気の高い業界の1つ。
総合職として一括採用を行う日系メーカーと比較すると、営業・マーケティングなど希望職種ごとに採用を行うケースが多いのが特徴。
特別選考枠を作り、大学3年生の9月ころとかなり早い段階で内定を出す企業もあるようです。
外資系総合コンサル
特定の業界や分野に特化することなく、「あらゆる業界の企業を顧客とし、その全てを総合的にサポートする」というのが総合コンサルの仕事。
企業規模も大きく、戦略立案からオペレーション改善まで、とにかく広範囲な業務に携われる点が魅力です。
大学3年生の10月ころから内定が出始めます。
外資系戦略コンサル
先にご紹介した総合コンサルと異なり、大企業の経営戦略・成長戦略の考案に特化しているのが特徴。
経営の中心に携われることから、将来起業するために目指す人も多い業界です。
【早期内定時期】
大学3年の9月頃〜
外資系戦略コンサルの例
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン・コンサルティング・グループ
- ペイン・アンド・カンパニー
外資系戦略コンサルは、筆記試験の通過率が低いことでも有名。
東大生でも落ちると言われるほどですので念入りに対策しましょう。
外資系投資銀行
外資系投資銀行では、法人向けの資金調達やM&A(合併・買収)に関する業務などが行われています。
大きいお金が動く案件に携わることができ、やりがいがある反面、実力主義でハード。
「日本の証券会社のハード版」だと思っていただければ、イメージしやすいかもしれません。
最終面接は1日に複数回、複数名の社員と面接をすることが多いです
これは「スーパーデイ」と呼ばれ、疲れが見えるかなどストレス耐性まで見られます
ミドルベンチャー
ミドルベンチャーとは、従業員数100~1000人程度の比較的大規模なベンチャー企業のことで、有名企業から急成長中の企業まで様々です。
若手の裁量権が大きいため、大企業ではできない貴重な経験ができるのが魅力。
【早期内定時期】
大学3年の12月〜
ミドルベンチャーの例
- LINE
- クックパッド
- レバレジーズ
- UZABASE等
若いうちから即戦力として活躍できる企業ばかり。
成長志向が強い就活生の中には、ミドルベンチャーに就職する人も多くいます。
メガベンチャー
メガベンチャーとは、大企業と匹敵するほどの規模に成長したベンチャー企業のことですが、大企業とは下記の違いがあり人気があります。
- トップとの距離感が近い
- 物事を決定するスピードが速い
- 今の時代に合った独自のサービスを開発・展開している
早期内定の時期やメガベンチャーを代表する企業は以下の通り。
メガベンチャーは年々志望者が増え、倍率が上がっています。
インターン経由の選考しか行わない企業もあり、インターンは必ず参加しましょう。
広告代理店
「広告を打ち出したい」というメディアの代わりに、広告を出してくれる企業を探すのが広告代理店です。
広告代理店は「広告を打ち出したい人と出してくれる人の架け橋」的な役割を果たします。
大学4年生の5月ころに内定が出始めます。
例えば「JR東日本企画=JR東日本専属の広告代理店である」という具合に、特定の企業専属の広告代理店も存在します。
特に業界分析が重要になります。
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企業の早期選考・早期内定をとるためにすべきこと4選
続いて、早期内定を獲得するためにやるべき対策を4つ紹介します。
早期内定ができる企業と方法を知る
早期内定を出すのはベンチャー企業や中小企業、外資系企業です。
また早期内定の獲得方法は、インターンシップに参加するなど企業側に自分の魅力をアピールすることが効果的。
本記事の内容をしっかり読み込んで、これらの情報をしっかりインプットして下さい。
- 早期内定が出やすい企業=ベンチャー・中小・外資系
- 企業側に自分をアピールし「来て欲しい」と思わせることが重要
- こういった内容をしっかりインプットし、全体像を理解しよう
早い段階から対策するほど、ライバルたちに差を付けられます。
情報のインプットが最優先
自己分析をして早期内定に備える
次は選考を突破するための努力が必要で、最優先は自己分析です。
重要なのは「企業理念や業務内容に対し、自分の強みや長所がどう活きるのか」を、過去のエピソードを絡めつつ明確に述べること。
企業側に「この学生を採用しなければ損をする!」と思わせれば理想的です。
- 自己分析は、選考突破力の土台
- 単純に自分の強みや長所を見つけただけでは役に立たない
- 企業において、その強みや長所がどう活きるのかを伝えられるようになろう
とはいえ就活は自己分析以外に、企業分析や面接対策、ES対策など全てを満遍なくやらないと理想の企業への内定は困難です。
そこで頼りたいのが就活のプロへの相談ができるAbuild就活です。
Abuild就活は就活に必要な全ての対策を網羅し、外資系企業・国内有名企業などの内定者を多数輩出。
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情報を集めて早期内定を目指す
3つ目の対策は「とにかく情報を集める」ということです。
- 興味のある業界・企業の情報
→選考情報だけでなく、業界・企業自体の情報を集め「なぜその業界・企業を目指すのか」を明確にする - 早期内定に繋がるイベントの開催情報
→内定直結型インターンシップや合同説明会の開催情報を把握する - 活用すべき就活サービスの情報
→逆求人サイトや就活ナビサイト、就活塾など就活が有利になるサービスを探す
ネットで調べるだけでなく就活仲間との協力、OB訪問なども有効な手段です。
- 早期内定に繋がる情報を収集することも大切
- 知らなかったということが無いよう、徹底的に収集しよう
- 就活仲間がいる場合は協力して情報交換しよう
優先順位をつけ、ひたすら行動
ただ情報を集めるのではなく、自己分析で方向性を定め、有益な情報を集めつつ行動しましょう。
その際のポイントは、以下の2つ。
- 使えるものは遠慮せずにフル活用する
- 優先順位を決めて、1つ1つ確実に行動に移していく
近年では実際に通過したESや、実際の面接で聞かれた質問を閲覧できるサービスも登場しています。
こういったサービスもフル活用していくのがおすすめです。
早期選考のメリット
続いて、早期選考にどのようなメリットがあるのかを紹介します。
本選考より受かりやすい場合がある
早期選考は難しいイメージがありますが、それは外資系企業や国内の有名企業の場合です。
一方で、その他の一般企業は以下の理由から本選考よりも受かりやすいと言われています。
本選考より受かりやすい理由
- 採用の定員に余裕がある
- 本選考よりライバルが少ない
- 採用プロセスが比較的短い
- 周囲の学生も準備不足の場合が多い
仮に本命企業じゃなくても、保険があるという意味で万全な状態で本選考に臨めます。
自分の課題に気づける
早期選考で本格的な選考を受けることで自分の面接での課題に気づけて、それ以降の選考にも活かせます。
本番だからこそあるような自分が答えられなかった質問や振る舞いに気づくことで、その経験が糧となります。
たとえ気になっている企業の選考に落ちたとしても、「良い練習になった」とポジティブに捉えたいですね。
早期選考のデメリット
メリットがある一方で、早期選考には以下のようなデメリットもあります。
準備不足になりやすい
早期選考は大学3年の秋頃より始まるため、就活準備が万全でないまま挑みがちです。
これは周囲の学生にも当てはまるので、いかに早い段階で準備を進められるかが鍵となります。
あまりに準備が疎かだと足切りされる可能性もあるため、できれば大学2年生のうちから準備を始めましょう。
周りのライバルは優秀
そもそも早い段階で就活を始めている人が早期選考を受けるため、それだけ意識が高く優秀な学生がライバルとなります。
周囲のレベルの高さに自信を失いそうになる気持ちも分かりますが、同世代で特に優秀な学生ばかりと考えれば仕方ないと割り切れますね。
早期内定が出て保留・辞退する時の注意点
「早期内定が出たから就活終わり」ではなく、そのまま保留または辞退して本選考に臨みたい人もいるでしょう。
ここでは早期内定が出た際の保留・辞退する時の注意点を紹介します。
いつまでも待ってくれるわけではない
早期内定で保留した場合は、企業側がいつまでも待ってくれるわけではありません。
一般的には1ヶ月ほどの保留期限がありますが、場合によっては1週間程度しかない場合もあります。
ですが他の選考が残っている場合に決めきれないという場合は、他社の結果が出るまで待って欲しいと伝えなければなりません。
辞退した場合は本選考は落とされやすい
早期選考に落ちた場合、または内定が出たのに辞退した場合は本選考に落とされる場合が多いです。
早期内定という大きなメリットがある反面、失敗・辞退するともう諦めるくらいの気持ちで受けましょう。
早期選考に関するよくある質問
最後に早期選考に関するよくある質問を紹介します。
早期選考で落ちる確率は?
「大企業が採用過程を公開していない」「優秀な学生が複数の大企業の内定をもっている」といった理由から、早期選考で落ちる確率は算出できません。
ただし、Abuild就活のプロダクト担当によると、早期選考で内定が取れるのは応募者の約10%とのことです。
つまりは早期選考で落ちる確率は約90%になります。
準備不足でも受けた方がいい?
就活の準備不足でも経験を積めるという点で参加するメリットは大きいです。
たとえ第一志望でも選考が何回も受けられるようなものなら、積極的に挑戦しましょう。
ただし、以下のようなリスクもあるので考慮しておきましょう。
- 本選考に落ちたら本選考を受けられない可能性がある
- あまりに準備不足で失礼な印象を与えると本選考に悪影響を及ぼす可能性がある
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