【P&Gの就職難易度】新卒の学歴フィルターや採用大学、年収を紹介!
P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)は、世界的な消費財メーカーとして知られ、そのブランド力は抜群です。
しかし、そんな大手企業だからこそ就職難易度も高いとも言われています。
そこで本記事ではP&Gの就職難易度について徹底的に調査し、その理由や対策をご紹介します。
P&Gへの就職を目指す学生必見の情報が満載なので、ぜひ最後までご一読ください。
P&Gとはどんな企業?
企業名 | P&Gジャパン合同会社 |
---|---|
設立 | 2006年3月3日 (1973年にプロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社として、日本で営業開始) |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区小野柄通7-1-18 |
代表取締役 | スタニスラブ・ベセラ |
売上高 | 2845億3,500万円 |
従業員数 | 約3,500名(グループ会社含む) |
国内のグループ会社 | P&Gプレステージ合同会社/ ピー・アンド・ジー株式会社/ P&G イノベーション合同会社 |
「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」は、アメリカのオハイオ州に本社を構える、世界最大の日用消費財メーカーです。
パンテーン・アリエール・ファブリーズ・オーラルBなど、世界中で愛される多くのブランドを展開しています。
P&Gの代表的な商品一覧
- パンパース
- アリエール
- レノア
- BRAUN
- パンテーン
- ヴィダルサスーン
- ファブリーズ
- SK-Ⅱ
このように、主力製品はホームケア製品やパーソナルケア製品、ベビーケア製品、健康食品などです。
世界80か国以上に事業を展開しているだけでなく、研究開発にも力を入れていて革新的な製品を生み出し続けています。
P&Gは「消費者第一主義」の理念に基づいて常に消費者のニーズに応える製品を提供し続けているのです。
P&Gの製品は世界180ヶ国で生産・販売されるほどの非常に大規模な企業として、今も成長を続けています。
P&Gの就職難易度は最難関レベル
東洋経済オンラインが発表している「入社が難しい有名企業ランキング」によると、なんとP&Gは10位にランクインしていました。
競合消費財メーカーの花王が86位、ライオンが92位という結果を見ると、P&Gへの就職がいかに困難か分かります。
P&Gはグローバル企業として知られる世界各地に拠点を持つ大企業のため、求められる人材のレベルが非常に高く応募者数も多いです。
P&Gの採用形式
P&Gの採用形式で特筆すべき2つの特徴についてまとめました。
職種別採用
P&Gは以下の職種別採用を行っています。
- マーケティング
- HR(人事統括)
- セールス(営業統括)
- Product Supply(生産統括)
- R&D(研究開発)
- IT(情報戦略本部)
- Communications(広報・渉外)
- F&A(経営管理)
- CMK(消費者・市場戦略本部)
P&Gでは、入社後に様々な職種が経験できるジョブローテーションを行っていません。
強い専門性のある人材を育てるキャリアパスをベースとしており、原則入社してからは職種を変えず1つの職種でキャリアを築くことになります。
どの職種においてもチームでの仕事が中心となるため、コミュニケーションスキルやリーダーシップスキルは必須です。
選考で落ちると1年間受けられない
P&Gでは、どの選考過程でも一度不合格になると1年間本選考・インターンの選考が受けられません。
P&Gのインターンは夏だけでなく秋~冬も実施しています。
選考対策を入念にしておきたい人や準備が間に合わない人は、秋冬に受けてみるのもおすすめです。
P&Gの採用大学ランキング・一覧
P&Gの採用人数が多い大学は以下のようになりました。
採用大学 | 採用者数 |
---|---|
慶應義塾大学 | 16名 |
東京大学 | 10名 |
早稲田大学 | 8名 |
京都大学 | 7名 |
一橋大学 | 4名 |
大阪大学 | 3名 |
同志社大学 | 3名 |
関西学院大学 | 3名 |
立命館大学 | 2名 |
上智大学 | 2名 |
青山学院大学 | 1名 |
ランキングを見てもわかる通り、P&Gは東大や早慶レベルの大学から多く採用しています。
「入社が難しい有名企業ランキング」の上位にランクインしているだけあって、P&Gへの就職難易度が非常に高いことが分かります。
令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。
あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。
内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!
P&Gに学歴フィルターは存在する?
過去の採用実績を見る限り、学歴フィルターは存在すると考えられます。
P&Gのグループディスカッションの参加者のほとんどが早慶や東大生だったという情報もあります。
P&Gは外資系企業なので、学歴だけでなく学生のポテンシャルを見てくれる可能性もあるようです。
高い英語力や今までの成功体験などをアピールできれば、選考を通過するチャンスが高くなります。
P&Gの選考プロセスと面接内容
次に、P&Gの新卒採用プロセスと面接内容について紹介します。
- 応募
- アセスメント(P&Gへの適性確認のためのWebテスト)
- 職種別セミナー(キャリア志向に適切な職種を見つけるためのセミナー)
- サプリメンタルデータシート(今までの経験を3つの質問に回答する形で記述)
- 面接(1対1または2-3人の面接官によるパネル面接)
- 内定
面接は採用担当者や現役社員が参加するオンラインの面接です。
最終選考に近づくと、2泊3日のインターンを通じて論理的思考力やクリエイティブな能力などが問われます。
応募者は、自己分析を深めてP&Gのビジネスモデルや製品についても充分に理解することが重要です。
詳細を知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
P&Gの選考を突破するポイント
P&Gの選考を突破するための3つのポイントは以下の通りです。
求める人物像に即していることをアピール
選考を突破するためには、自分がどれだけ求める人物像に即しているかをアピールできるかが重要となります。
P&Gの採用試験において求められる人物像の特徴はこちらです。
- リーダーシップ…人を巻き込んで成果を出せるか
- オーナーシップ…最後までやりきることができるか
- ストラテジックシンキング(戦略的思考)…ゴールから逆算して結果を出せるか
P&Gは「目標」と「戦略」という言葉にこだわりのある、経営マインドが行き届いている企業です。
選考では必要な明確な目標と有限なリソースの設定、その目標を達成するための具体的な戦略を立てるスキルが求められるでしょう。
英語の勉強をする
P&Gへの就職を目指している人は、英語の勉強は必須項目です。
P&Gの公用語は英語のため、社内でのコミュニケーションやEメール、文書、企画書等もすべて英語で作成する必要があります。
採用時の基準としては、入社時にネイティブ・スピーカーの英語を聞きとれかつ、自分の意見をある程度英語で伝える素地のある方としております。
(引用:P&G新卒採用サイト)
さらに、面接を英語で行う場合もあるので英語力を上げる対策は必須と言えるでしょう。
英語力に不安がある人は、日本語面接の受け答えを元に英語の原稿を書いて練習するのがおすすめです。
競合他社との違いを理解する
数ある日用消費財メーカーの中でも、どうしてP&Gを選んだのかを説明できなくてはいけません。
他の消費財メーカーとの違いを理解した上で、なぜP&Gなのかを明確化する必要があります。
P&Gに関するよくある質問
P&Gへのエントリーを考えている人から寄せられたよくある質問についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。
平均年収はどのくらい?
大手転職口コミサイトOpen workによると、2023年3月時点でP&Gの平均年収は823万円でした。
2023年3月時点のOpen workに投稿されている年収データを参考に職種別の平均年収を紹介します。
営業 | 813万円 |
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マーケティング | 838万円 |
統括 | 878万円 |
研究開発 | 870万円 |
役職を持つ統括職や専門性のある研究開発職はとびぬけて年収が高くなっています。
最も低い営業職の平均年収でも813万円と高いため、職種に関わらず非常に高い平均年収が期待できるでしょう。
勤務地はどこ?
勤務地は神戸本社または東京オフィスとなります。
神戸本社 | 〒651-0088 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1-18三宮ビル北館 |
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東京オフィス | 〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目2-1 京橋エドグラン15F |
総合職の場合は東京勤務の可能性がまれにありますが、どのポジションでも基本的には神戸本社のケースがほとんどです。
海外勤務はやっぱりある?
職種により頻度や時期は異なりますが、海外転勤の可能性はどの職種でも十分あります。
グローバルにビジネスを行うためには、国籍や国境を越えての人材配置は非常に重要です。
海外で実績を出すための専門スキルやコミュニケーションスキルの向上を目的とした海外への派遣やプロジェクトベースでの短期派遣も実施されています。
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