【サイバーエージェントの就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説！

動画配信サービスのABEMA、マッチングアプリのタップル、ブログサービスのAmebaなど時代のトレンドを掴み続けているサイバーエージェント。

「華やかでキラキラしている」「若手から大きな仕事を任せられる」IT企業というイメージをもつ人が多く、就活市場においても非常に人気があります。

こういった疑問を持つ就活生のために、今回は以下のポイントを解説していきます。

サイバーエージェントとはどんな企業

https://www.youtube.com/live/ncN6NDQDGdw?feature=share

まずはサイバーエージェントの企業概要を見ていきましょう。

企業概要

サイバーエージェントはインターネット広告事業やメディア事業、ソーシャル事業など幅広い事業展開を行うIT企業です。

インターネット黎明期からネット広告事業を始め、長らくトップを独走してきました。

また最近ではメディア事業も積極的に行っており、ワールドカップでも話題になったABEMAやブログサービスのAmebaなどあらゆる自社メディアを保有しています。

さらに子会社への投資も積極的に行っており、若手を子会社社長に抜擢するなど若手からバリバリ活躍できる勢いのあるメガベンチャーとして知られています。

募集職種

サイバーエージェントの募集職種は以下の3つです。

幅広く事業展開をしているので、自分の気になる事業を見つけるために以下のページを参照ください。

サイバーエージェントの各事業一覧

サイバーエージェントの就職難易度は？

サイバーエージェントは「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社で146位にランクインしています。

またその他の広告代理店と比較すると以下の通りです。

順位	企業名
11位	博報堂
22位	電通
106位	ADK
146位	サイバーエージェント

就職難易度は内定者の大学の偏差値に比例しているため、サイバーエージェントはあまり学歴を重視していない企業であることがわかります。

しかし選考フローが長く優秀な学生が多いため、決して選考が楽なわけではありません

サイバーエージェントの採用大学ランキング・一覧

つづいて、サイバーエージェントの採用大学ランキングと採用人数を紹介します。

採用大学ランキング

サイバーエージェントの採用大学ランキングは以下の通りです。

順位	大学名	人数
1位	慶應義塾大学	20
2位	早稲田大学	18
3位	法政大学	8
3位	同志社大学	8
5位	東京大学	7
5位	青山学院大学	7
7位	横浜国立大学	6
7位	公立はこだて未来大学	6
7位	明治大学	6
7位	関西学院大学	6

基本的に早慶・MARCH・関関同立と有名私立でほぼ占められています。

公立はこだて未来大学と情報系の大学からの内定者も多いため、情報系の学部の方は狙い目かもしれません

採用人数

サイバーエージェントの過去の採用人数は以下の通りです。

年度	男性	女性	合計
2021年	157名	53名	210名
2020年	154名	71名	225名
2019年	156名	54名	210名

男女比でいうと男性の方が3倍近く多いですが、それでも管理職全体の女性比率は22.3％と女性も活躍できる会社であるのが強みです。

※サイバーエージェント連結が対象（2022年9月末時点）

参考：サイバーエージェント ダイバーシティ

サイバーエージェントに学歴フィルターはあるか？

サイバーエージェントに学歴フィルターはありません。

実際に人事部の方は学歴に関して、以下のように言及されています。

松村：学歴は関係ありません！
学歴だけで人は判断できないと思っていますし、動画選考をご提出いただいた方は1人ひとり必ず社員が目を通しています。その後の選考では学歴やスキルだけではなく、サイバーエージェントで活躍ができそうかというのを総合的に見て判断させていただきます。

引用：CyberAgent Way

特にサイバーエージェントは「素直でいい人」を採用すると度々言及しているので、人柄や仕事に対する柔軟性を示しましょう。

サイバーエージェントの選考フロー

サイバーエージェントの選考フローは以下の通りです。

選考は夏と冬に分かれており、5次選考を通過するとサマーインターンへの参加権利が得られ、最短で8月に早期選考・早期内定が出る可能性があります。

一方、4次選考までに落ちてしまっても冬選考にリベンジができます。

こちらの動画は最終面接を担当されている曽山さんの模擬面接が見られるので参考にしてみてください。

ES・面接はunistyleなどで内定者の情報も参考にしましょう

サイバーエージェントの選考を突破するポイント

つづいて、サイバーエージェントの選考を突破するポイントを紹介します。

自己分析を徹底する

サイバーエージェントでは業界理解・企業理解ももちろん重要ですが、人柄に関しても非常に重要視されています。

よく聞かれるガクチカや挫折経験などはもちろん、中高時代に関する話やどんな人と言われるかという他者評価など多角的に人柄を見られます。

幼少期からのモチベーショングラフを作るなど大学以前の自己理解をやっておきましょう。

素直さや柔軟性をアピールする

サイバーエージェントの採用基準として、度々挙げられるのが「素直で良い人」という言葉です。

これは明確な定義はないとされていますが、人としての素直さや人柄の良さと、目まぐるしく変化するIT業界において柔軟に変化していける力の2点だと考えられます。

人柄の良さに関してはアピールするというより、面接での表情や言動に自然と表れるものなので無理に良い人を演じるのは逆効果でしょう。

あらゆる状況において臨機応変に対応できる柔軟性や、チームワークを重んじている会社なので周囲を巻き込んで成果を上げた経験をアピールすると良いでしょう。

壮大な夢を語る

サイバーエージェントは新規事業をどんどん作り、若手を子会社の社長に抜擢するなど非常にチャレンジングな企業ですから、壮大な夢をもつ人材を欲しています。

取締役人事統括を行う曽山さんも以下のように言っています。

そして面接では、将来何をやりたいか、どのように考えているかを聞きます。そこで大きな夢を語ってくれる人は、やはり見どころがあると思いますね。反発されたり、批判されたりする可能性があるのに、大きな夢を堂々と語れるということは、それだけ夢に対する本気度が高いといえるからです。

私たちは、「言うことは壮大、やることは愚直」というのが、活躍する人のキーワードだと考えています。大きいことを言えば、まずそれだけ自分に気合が入りますし、応援者も増えやすくなります。もちろん、現実はそれほど甘くないので、愚直に実行する力も大切ですが、まずは夢や目標が語れるかどうかです。

引用：PHPオンライン衆知

そしてその壮大な夢を達成するために、サイバーエージェントで何をどうやるのか、それで社会をどう変えるのかなどできる限り明確にして語れると良いでしょう。

サイバーエージェントに関する質問

最後にサイバーエージェントに関するよくある質問を紹介します。

顔採用って本当なの？

採用担当の方は「顔採用をしていない」と断言しています。

実際、サイバーエージェントは仕事に対して前向きに励んでいる方が多いため、そうした自信の表れから爽やかな印象を抱く人が多いのでしょう。

激務なの？

広告代理店のビジネスモデル自体が激務となりやすい傾向にあります。

初任給42万円と破格の高さではありますが、これは「残業代・賞与込み」の固定残業制です。

つまり、固定残業月80時間分と深夜残業46時間分込みでの給料となっており、ある程度の残業は求められる可能性が高いです。

実際、OpenWorkの口コミでも「ワークライフバランスは期待できない」「休日にイベントがあったり、飲み会が多い」という声もありました。