【JR東日本の就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!
「究極の安全を第一に行動する」というグループ理念を掲げ、鉄道輸送・生活サービス・Suicaといった多角的な事業を展開するJR東日本。
学生からの人気も高く学歴による足切りを心配する学生もいますが、果たしてJR東日本に学歴フィルターは存在するのでしょうか?
本記事ではJR東日本の就職難易度や学歴フィルターの有無、そしてライバルの多い選考を突破する4つのポイントを解説します。
学歴に自信がない学生でもJR東日本の内定を獲得するコツも紹介しています!
JR東日本とはどんな企業?
まずは、JR東日本の事業概要と福利厚生について解説します。
事業概要
1987年に創業し、鉄道輸送事業を主軸に生活サービス、ITサービス、まちづくりなどの多角的な事業を展開している企業です。
鉄道事業に限らず幅広い分野の業務に挑戦して、自らの視野を広げられるでしょう。
時代の流れに合わせて鉄道事業を効率化しようとさまざまな自動化に注力しているのもポイントです。
鉄道の運転だけでなく事故防止や工事における自動化も推進しており、障害物自動検知カメラやドローンの検討なども進んでいます。
今後は、輸送サービスに頼らない経営体質への転換を実現させて生活サービス事業やSuica事業からの収益拡大を目指す見通しです。
人口減少や超高齢社会による利用者の減少による苦境を打破すべく、経営ビジョン『変革2027』を策定
働き方・福利厚生
「全ての人々の心豊かな生活を実現させる」というグループ理念を掲げており、社員が働きやすい環境・制度を実現させています。
中でも同社管轄内の乗車券が無料になるのは社員ならではのメリットと言えます。
さらにグループ会社のサービスを割引利用できたり、家賃補助・社員寮の完備など制度面からも社員の生活をサポートしています。
育児休暇・産前産後休暇の取得も浸透しており、産前産後休暇に至っては社員のほぼ100%が取得しているという浸透ぶりです。
JR東日本の就職難易度は?
JR東日本の就職難易度をランキング形式で紹介するので、エントリーする学生は参考にしてください。
入社が難しい有名企業ランキングには入っていない
JR東日本は、入社が難しい企業ランキングには入っていませんでした。
JR東日本の採用予定人数とプレエントリー数で計算すると、採用倍率は約20倍です。
比較的採用人数が多いことから、就職難易度はそこまで高くないことが予想されます。
学生に就職を勧めたい大手企業ランキングでは1位
東洋経済オンラインが発表した2020年の学生に就職を勧めたい大手企業ランキング100では、堂々の1位を記録しています。
就職希望企業ランキングには入っていませんが、今後さらに学生からの人気が上がる可能性が高いでしょう。
JR東日本の採用大学ランキング
JR東日本の直近の採用大学ランキングと過去に採用実績のある大学、採用人数を見てみましょう。
採用大学ランキング
以下は、2020年度に東日本が採用した大学をランキング形式でまとめたものです。
順位 | 大学名 | 採用人数 |
---|---|---|
1位 | 日本大学・大学院 | 57名 |
2位 | 東北学院大学 | 38名 |
3位 | 東洋大学 | 31名 |
4位 | 法政大学 | 29名 |
5位 | 新潟大学・大学院 | 28名 |
6位 | 早稲田大学 | 27名 |
7位 | 明治大学 | 23名 |
8位 | 芝浦工業大学 | 22名 |
9位 | 東海大学 | 21名 |
10位 | 高崎経済大学 | 20名 |
難関大学から中堅大学まで、幅広い大学からの採用があることが分かります。
令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。
あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。
内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!
採用大学
過去に採用した実績のある大学も見てみましょう。
- 【国公立大学】岩手大学、高崎経済大学、新潟大学
- 【関東私立大学】慶應義塾大学、芝浦工業大学、東海大学、東京電機大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治大学、早稲田大学、
- 【地方私立大学】東北学院大学
- 他 計236校
こちらで公表されている採用実績はごく一部であり、JR東日本は毎年200校以上から採用をしています。
ほかにも専門大学や高等学校卒業者からの採用もあるようです。
採用人数
直近3年間の採用人数は以下の通りです。
年度 | 総合職 | エリア職 | 合計 |
---|---|---|---|
2021年 | 100名 | 840名 | 940名 |
2020年 | 105名 | 1,307名 | 1,272名 |
2019年 | 120名 | 1,272名 | 1392人 |
2021年の採用人数で比較するとJR東海が約870名、JR東日本が約550名なので、採用人数は同社の中でもかなり多いことが分かります。
JR東日本の学歴フィルターはある?
JR東日本に学歴フィルターはないと考えられます。
ランキングだけ見ると有名大学からの採用が目立ちますが、マイナビなどの就活サイトによれば専門大学や高等学校卒業者からの採用もありました。
採用人数も比較的に多く、さまざまな学歴の学生を採用する傾向にあるようです。
しかし多くの大学出身者がエントリーするため、ライバルに負けないように徹底したES・面接の対策は必須と言えるでしょう。
JR東日本の選考プロセスと面接内容
JR日本の選考プロセスは以下の通りです。
以下では、それぞれのプロセスで問われやすい質問や傾向について解説します。
ES
直近の東日本のESでは以下の内容が問われました。
- 入社後に挑戦したいことと具体的な内容とそれを実現するためのあなたならではの強みを、今までの経験を踏まえて教えてください。
設問が1つしかないため、簡潔かつどのように自分をアピールできるかがカギとなります。
入社後にどのようなことに挑戦したくて、そこで自分の強みをどう活かすのかをこれまでの経験やエピソードを交えて具体的に述べましょう。
Webテスト
言語・非言語・性格検査の一般的なSPIです。
青本を何度も解くなど対策をして、問題や時間配分に慣れておきましょう。
1次選考
直近の1次選考では以下のような内容が質問されました。
- ガクチカ(その中で困難であったこと・それをどうやって乗り越えたか)
- これまでにチームで何か成し遂げた経験
- 志望動機
- 逆質問
ESの設問がひとつだけなので、そこに書かれていない内容の質問が多い印象です。
特にガクチカを深堀される傾向にあるため、ほかの質問との一貫性があるように意識しましょう。
また一次面接はネガティブチェックがメインなので、とにかく明るくハキハキと答えるようにした学生も多いようです。
最終面接
最終面接での質問例を紹介します。
- 就活の軸
- 入社してやりたいこととその深堀り
- やりたいことをやるために今の駅に足りないもの
- 地方の駅はどういう風に変わっていくべきだと思うか
- 行政どうやって巻き込むのか
- 良い経営、経営者とは
- 考えているキャリア
とにかく矢継ぎ早に質問が飛んでくるため、頭の回転を早くさせて回答しましょう。
中期経営計画やYouTubeなどを参考に、企業が今後何に力を入れる予定なのか、どこを目指しているのかを徹底的に調べる必要があります。
「Suica事業を絡めた回答をしたら反応が良かった」と回答する学生もいました。
JR東日本の選考を突破するポイント
ライバルが多いJR東日本の選考を突破するための4つのポイントを解説するので、ES・面接対策に役立ててください。
挑戦志向をアピールする
JR東日本のような大手企業は安定志向と考えられがちですが、JR東日本は業界の中でも新たな事業を積極的に推進しています。
そのため、選考では積極的に挑戦していける人材であることをアピールできると良いでしょう。
ESでの「JR東日本で挑戦したいこと」では、ただ挑戦したいことを書くだけではなく今までの経験を交えたことで挑戦志向に説得力を持たせた学生もいます。
新たな事業に果敢にチャレンジできる挑戦志向が社風とマッチして高評価につながったと考えられます。
自分の軸をしっかり伝える
JR東日本の選考では、自分の回答に一貫性・軸を持たせることを心がけましょう。
一貫性に齟齬のあると、厳しく追及されてしまうようです。
自分の経験・強みをもとに一貫性のある回答を心がけると、軸のブレない説得力のある回答ができます。
自己分析で自分が挑戦したいことを明確にして、企業の適性とマッチさせる必要がある
構造化された志望動機を作る
ある選考経験者によると、JR東日本では面接が進むにつれて志望動機に対してさまざまな深掘りがされるようです。
実際に「JR東日本は第1志望なのか」といった直接的に志望度を確認する質問をされた学生もいました。
そのため、志望度の高さを面接官に分かりやすく伝えるべく、構造化された志望動機を作成する必要があります。
JR東日本に関するよくある質問
最後にJR東日本の企業や選考に関するよくある質問をまとめたので、参考にしてください。
年収はどのくらい?
JR東日本の平均年収は677万円(平均年齢:38.3歳)となっており、非常に高い水準を誇っています。
高水準な年収から「総合職はエリートが集まる」と学生からも人気が高いです。
指導係は2~5年目で450~500万円、主幹クラスになると15年目以降で850~1,000万円と高収入を目指せます。
JR東日本はやめとけと言われるのはなぜ?
JR東日本に限らず、鉄道・運送会社全体として労働時間が不規則なことが理由として挙げられます。
また、土日祝日に休みづらい・理不尽なクレーム対応でメンタルへの負担が大きいことも理由のひとつです。
しかしJR東日本の3年離職率は約2%と非常に低く、業界では珍しく長く働きやすい環境が整っていると言えます。
総合職とエリア職の違いは?
総合職とエリア職ではキャリアステップ、期待される役割が異なります。
総合職は海外事業を含めたあらゆるビジネスフィールドで経験を積んで、グループ全体のマネジメントに携わります。
対してエリア職は、東日本の各エリアを軸にしたビジネスフィールドで地域社会の発展に深く貢献し、エリア全体のマネジメント業務に携わることが多いです。
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