【サイボウズの就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説！

kintone、サイボウズ Office、Garoonなど多くのグループウェアを開発・販売しているサイボウズ。

創業以来右肩上がりで業績を伸ばし続け、グループウェア企業の中でもトップクラスのシェアを誇っています。

IT業界新卒就職人気企業ランキングでも上位に入るほどの人気を誇るサイボウズですが、実際にどれくらいの就職難易度なのでしょうか。

本記事ではサイボウズの就職難易度や採用大学、学歴フィルターの有無について紹介します。

選考を突破するポイントなどサイボウズからの内定を狙っている学生必見の内容なので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

サイボウズとはどんな企業？

https://www.youtube.com/live/w7sM83utAOc?si=fhyaEVPnfBx1wuA2

まずはサイボウズの具体的な事業内容と働き方についておさらいしましょう。

事業概要

サイボウズ株式会社は1997年に創業した、クラウドベースのグループウェアや業務改善サービスを軸に社会のチームワーク向上を支援するグループウェア企業です。

サイボウズでは、グループウェア事業とメソッド事業の2つの事業を展開しています。

グループウェア事業の主力製品は以下の通りです。

どの製品も使いやすさを重視しており、業界業種問わずに幅広い企業が導入しています。

メソッド事業では、研修やコンサルで組織に風土を創るためのサービス「サイボウズチームワーク総研」を展開しています。

連結売上げ180億円を突破、2011年にクラウドサービス展開を開始してから右肩上がりで成長を続けている企業です。

目先の売上だけにこだわらず、導入者数やユーザー数も大切にしながら今後も新たなチャレンジを目指す見通しです。

働き方

サイボウズは「働きがいのある会社ランキング」に8年連続ランクイン、同調査の女性ランキング版でも5年連続ランクインを果たしています。

実際にサイボウズが導入している働き方改革の例を見てみましょう。

このように、働き方については非常に柔軟でプライベートやライフイベントと両立しながら働ける環境が整備されています。

さらにキャリア支援では自社サービスKintoneを利用した「Myキャリ」や大人の体験入部、社内向けの求人票制度である「ジョブボード」などが利用可能です。

ワークスタイル変革で離職率が28％から3％前後に激減

サイボウズの就職難易度は？

新卒から人気の高いサイボウズの就職難易度はどれくらいなのかについて解説します。

入社が難しい有名企業ランキングには入っていない

サイボウズは入社が難しい有名企業ランキングトップ200社に入っていません。

ほかの企業と比べると高学歴ばかりが採用されるわけではないようです。

IT業界新卒就職人気企業ランキングにランクイン

楽天みん就のIT業界新卒就職人気企業ランキング「経営者・ビジョンに共感」部門で2位「成長性が高そう」部門で9位にランクインしました。

サイボウズの企業理念や成長性の高さを魅力に感じている学生が多いようです。

人気が高くエントリーする人数も多いことから、採用倍率が上がり就職難易度もかなり高くなることが予想されます。

サイボウズの採用大学一覧

サイボウズの過去に採用実績のある大学一覧と採用人数を紹介します。

採用大学

愛媛大学、松山大学、岡山大学、高知大学、高知工科大学、大阪大学、お茶の水女子大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、首都大学東京、上智大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京理科大学、同志社大学、文教大学、法政大学、明治大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、早稲田大学

引用：マイナビ

早慶やMARCHなどの難関大学の名前もありますが、全国各地の大学から幅広く採用していることが分かります。

採用人数

過去3年間の採用人数は以下の通りです。

年度	採用人数
2021年	30名
2020年	37名
2019年	28名

新卒は毎年30名前後採用しており、過去3年間の新卒離職者数は4名と非常に少ないです。

サイボウズの学歴フィルターはある？

サイボウズには明確な学歴フィルターはないと考えられます。

採用大学の実績を見ると、MARCH以上の大学もありますが中堅大学からの採用も多く見られました。

新卒採用サイトでも、学歴や卒業後の空白期間で採用結果が左右されることはないと明記されています。

サイボウズの選考プロセスと面接内容

サイボウズの選考プロセスは大きく分けてこのようになります。

ここからは、ESと面接の具体的な設問内容について紹介します。

ES

ESで問われる内容は以下の通りです。

ESから志望度を図られているため、その熱量が分かりやすく伝えるように結論ファーストで書くことを意識ましょう。

自分自身の経験を交えて話せば、より説得力が増して面接官の印象に残りやすいでしょう。

サイボウズが出版している「わがままがチームを強くする。」などの書籍を参考にするのもおすすめです。

unistyleなどで内定者のESも参考にしましょう

1次面接

1次面接では以下のような内容が問われました。

1次面接は穏やかな雰囲気で進められますが、IT業界やサイボウズの製品・企業理念について理解していないと答えられない質問がほとんどです。

そのため、企業研究を徹底して製品や業界への理解を深めておく必要があります。

最終面接

最終面接での設問は以下のような内容です。

最終面接では能力ではなく人間性について見られているため、なるべく明るく誠実なイメージを持たれるようにハキハキと話すようにしましょう。

また、逆質問では入社の意思が強いことをアピールできる質問を用意する必要があります。

これまでの面接の話で話したことを掘り起こされることもあるので要注意

サイボウズの選考を突破するポイント

それでは、ライバルの多いサイボウズの選考を突破するための3つのポイントを解説します。

なぜサイボウズなのかを明確にする

なぜIT業界を選んだのか、そしてその中でもなぜサイボウズでなくてはいけないのかを明確にしておきましょう。

企業研究などで競合と比較した際のサイボウズの魅力を発見し、なぜサイボウズでなくてはいけないのかという理由を裏付けてください。

競合と比較した魅力の例：ITリテラシーが低い人でも簡単に使えるサービスが充実

コミュニケーションスキルを示す

サイボウズでは入社後、基本的にチーム単位で日々の業務にあたることになります。

そのため、他者と円滑にコミュニケーションを取りながら日々の業務を遂行しなくてはいけません。

選考過程で行われた面接でも「終始フランクな雰囲気で会話ベースで進み、その中で他者と円滑にコミュニケーションが取れるか随所で確認されているように感じた」と話す内定者もいます。

面接では明るい印象で笑顔、相手に聞こえる声量でテンポ良くハキハキ話すように心がけましょう。

自分の実績を分かりやすく話す

入社後には自社製品の説明や導入支援をする機会が度々あるため、今までの自分の実績などを分かりやすく伝える能力は社員全員に求められます。

実績について話す際は専門用語などは使わず、結論ファーストで端的かつ構造的に回答すると良いでしょう。

例：「研究内容は〇〇です。選んだ理由は〇つあります。ひとつは～…」

サイボウズに関するよくある質問

最後にサイボウズの新卒採用に関するよくある質問をまとめたので、参考にしてください。

顔採用はある？

サイボウズでは顔採用をしていません。

しかし身だしなみを整えて明るい印象に見せることは大切なので、面接の際は服装や振る舞いには注意しましょう。