【27卒】味の素のインターン内容とは?日程や選考内容、選考対策も紹介

「ほんだし」や「Cook Do」といった食品から、最先端のバイオ・ファインケミカルまで、幅広い事業で世界の人々の健康と豊かな生活に貢献する味の素。その圧倒的なブランド力と安定性、そして社会貢献性の高さから、就活生にとって絶大な人気を誇ります。
特に、本選考への優遇ルートとなる可能性が高いインターンシップは、例年応募が殺到する激戦区です。
この記事では、27卒として味の素への就職を目指すあなたに向けて、これから本格化する秋冬インターンシップに焦点を当て、その具体的な内容、選考フロー、そして高難易度の選考を突破するための対策まで、網羅的に解説します。
(※本記事の情報は、26卒以前の情報に基づき作成している箇所を含みます。27卒向けの最新情報は、必ず味の素の公式採用ページや就活サイトで確認してください。)
味の素の基本情報

味の素は、「アミノサイエンスで人・社会・地球のWell-beingに貢献する」ことをパーパス(存在意義)として掲げるグローバル企業です。単なる食品メーカーではなく、アミノ酸の研究開発で培った技術を医療やヘルスケア分野にも展開する「アミノサイエンス事業」がもう一つの大きな柱となっています。
項目 | 概要 |
主な事業内容 | 食品事業: 調味料、冷凍食品、コーヒー、スープなど<br>アミノサイエンス事業: アミノ酸、医薬中間体、電子材料など |
本社所在地 | 東京都中央区京橋一丁目15番1号 |
経営理念 | ASV (Ajinomoto Group Creating Shared Value) 事業を通じて社会課題を解決し、それによって経済価値を創造することを目指す独自の経営理念。 |
求める人物像 | 「Ajinomoto Group Way」(新しい価値の創造、開拓者精神、社会への貢献、人を大切にする)に共感し、以下の要素を持つ人材。 ・主体性: 自ら考え、課題を設定し行動できる力。 ・やり遂げる力: 困難な状況でも諦めずに目標達成に向けて努力できる力。 ・協調性: 多様なバックグラウンドを持つ仲間と協力し、チームとして成果を出せる力。 |
特に重要なのが「ASV経営」という考え方です。味の素のインターンや選考は、すべてこのASVへの共感度と、それを体現できるポテンシャルがあるかを見極めるために設計されています。
味の素のインターンに参加するメリットとは?

味の素のインターンは、単なる職業体験に留まらない、参加者だけの特別なメリットが用意されています。選考の難易度は非常に高いですが、挑戦する価値は十分にあります。
本選考での優遇措置(早期選考・一部選考免除)
最大のメリットは、本選考での優遇を受けられる可能性が高いことです。
過去の参加者の口コミによれば、インターンで高い評価を得た学生は、以下のような優遇措置を受けられるケースが多く報告されています。
- 早期選考ルートへの招待
- 本選考のES(エントリーシート)やWebテストの免除
- 一次面接の免除、または最終面接からのスタート
インターンの選考フロー自体が本選考の初期段階を兼ねているため、このインターン選考を突破することが、内定への最速ルートと言っても過言ではありません。
企業の核心「ASV経営」を肌で体感できる
味の素のインターンは、同社の経営理念である「ASV(事業を通じた社会課題解決)」を深く理解するために設計されています。
単なる業務説明ではなく、実際に社員が取り組むような社会課題をテーマにしたワークショップを通じて、味の素が「何を大切にし」「どのように社会に貢献しようとしているのか」を肌で感じることができます。この経験は、その後の選考で問われる志望動機や自己PRにおいて、他の学生とは一線を画す圧倒的な具体性と熱量をもたらしてくれるでしょう。
味の素のインターン日程と概要

27卒向けの秋冬インターンの詳細な募集要項は、これから順次公開されます。ここでは、直近の26卒向けの実績を基に、秋冬インターンの概要を予測します。例年、応募期間は10月〜11月頃、実施は1月〜2月頃となる可能性が高いため、秋からの情報収集が不可欠です。
インターン開催時期と実施形式
26卒向けの秋冬インターンは、主に大学3年生・修士1年生を対象に、2025年の1月〜2月にかけて開催されました。
- 実施形式:
- 多くは対面形式での実施が予想されます(特にR&Dコースの研究所見学など)。
- Salesコースなどでは、数日間のワークショップ形式が中心となります。
- 応募期間:
- 前年の10月下旬から11月下旬頃に設定される可能性が高いです。
夏インターンを逃した方や、これから本格的に就活を始める方にとって、この秋冬インターンが本選考優遇を得るための最大のチャンスとなります。
インターン実施コース
味の素のインターンは、本選考と同様に職種別のコースに分かれて募集されるのが特徴です。26卒向けでは、主に以下のコースが設定されていました。
- Sales/Business Workshop(営業・ビジネス職)
- R&D Workshop(研究開発職)
- 生産技術コース など
特に人気が集中するのは、募集枠の多いSales/Businessと、専門性が求められるR&Dです。自身の専攻やキャリアプランに合わせて、応募するコースを選択しましょう。
過去のインターン内容
秋冬インターンは、参加者を少数に絞り、非常に密度の濃いプログラムが組まれています。
<Sales/Business Workshop の例>
- 内容: 実在する課題に基づいた、営業戦略立案のケーススタディ、新製品企画のグループワークなど。
- 特徴: 5〜6人のチームで数日間にわたり、実務さながらの企画立案とプレゼンテーションを行います。社員からのフィードバックも非常に手厚く、ロジカルシンキングや課題解決能力が徹底的に鍛えられます。
<R&D Workshop の例>
- 内容: 個人ワークによる研究テーマの創出・立案、研究所の見学、社員との座談会。
- 特徴: 自身の研究内容をベースに、「それがどう社会課題の解決(ASV)に繋がるか」という視点で新たな研究テーマを企画します。専門性だけでなく、研究の社会的意義を考える力が求められます。

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味の素のインターンにおける選考フロー

味の素のインターンは、本選考の早期選考を兼ねているため、選考フローも本選考さながらの厳しい内容となっています。基本的な流れは「ES → Webテスト → 面接(複数回)」です。
味の素のインターン倍率は?
味の素は就活生からの人気が非常に高く、インターンの倍率も極めて高い水準にあると予想されます。
明確な倍率は公表されていませんが、本選考の応募者数やインターンの受入人数の少なさ(各コース数十名程度)から推測すると、倍率は数百倍に達する可能性も十分にあります。すべての選考ステップで高いレベルの準備が求められる、国内トップクラスの難関インターンの一つです。
選考① 味の素のES(エントリーシート)
味の素のESは、他の企業とは一線を画すユニークな設問が出題されることで有名です。これは、学生の個性や価値観、そして「ASV経営」への共感度を深く知るためです。
過去の主な設問例(26卒以前)
- 学生時代に最も力を入れたこと(ガクチカ)(400字)
- あなたを漢字一字で表し、その理由を説明してください。(300字)
- (Sales職)あなたがこれまでに「新しい価値」を提案し、実現した経験を教えてください。(400字)
- (R&D職)あなたの研究が社会にどのような価値を提供できると考えますか。(400字)
ES対策のポイント
定番の「ガクチカ」に加えて、「漢字一字」や「新しい価値の提案」といったユニークな設問が鍵となります。
- ①徹底的な自己分析と企業理念(ASV)の接続:
なぜ「漢字一字」のような設問が出るのか。それは、あなたが自分自身を客観的にどう捉え、どのような価値観を持つ人間なのかを知りたいからです。自分の経験を振り返り、それが味の素の求める人物像(主体性、やり遂げる力、協調性)やASV経営とどうリンクするかを明確にしましょう。
自己分析のやり方に不安がある方は、こちらの記事『自己分析とは?就活で失敗しないための簡単なやり方とツールを徹底解説!』も参考にしてください。 - ②「ガクチカ」ではプロセスを具体的に:
味の素が知りたいのは、結果の大小ではなく、課題に対してあなたが「何を考え(主体性)」「どう周りを巻き込み(協調性)」「どう乗り越えたか(やり遂げる力)」というプロセスです。華やかな経験である必要はありません。地道な努力や困難を乗り越えた経験を、具体的に記述しましょう。ガクチカの書き方については、こちらの記事『ガクチカとは?意味・書き方・例文でわかる就活対策完全ガイド』で詳しく解説しています。 - ③結論ファーストで論理的に:
奇をてらった回答は必要ありません。設問に対して「私の答えは〇〇です。なぜなら〜」と結論から述べ、その根拠となるエピソードを具体的に続ける論理的な文章構成を心がけてください。
選考② 味の素のWebテスト形式とボーダー
ESを通過すると、Webテストの受検が待っています。油断しているとここで落とされる可能性も高いため、対策は必須です。
- 形式:
過去の実績では「玉手箱」または「TG-WEB」が採用されることが多いようです。特にTG-WEBは他の企業であまり使われない形式(図形の法則性など)を含むため、専用の対策が必要になります。 - ボーダーライン:
明確な基準はありませんが、人気企業であることを踏まえると、正答率7割〜8割が一つの目安となると考えられます。ESの出来が良くても、テストの点数が低いと面接に進めない可能性が高いため、参考書を1冊購入し、繰り返し演習しておきましょう。
選考③ 味の素の面接
Webテストを通過すると、複数回の面接(グループディスカッションの場合もあり)が課されます。面接は、あなたの人柄や価値観が、味の素のカルチャー(ASV)と本当にマッチするかを見極める最終関門です。
- 回数: 1〜2回程度(オンラインまたは対面)
- 形式: 社員1名 対 学生1名、または複数の学生によるグループ面接
- 雰囲気: 基本的には和やかな雰囲気で、学生の人柄を引き出そうとしてくれる場合が多いようです。
主な質問内容
- 自己紹介とESの内容の深掘り(ガクチカについて)
- インターンシップの志望動機
- 学生時代の経験で、最も困難だったことと、それをどう乗り越えたか
- チームの中でどのような役割を担うことが多いか
- (逆質問)
面接対策のポイント
面接で最も重視されるのは「ガクチカの深掘り」です。ESに書いたエピソードについて、「なぜそれに取り組んだのか?」「一番の困難は何だったか?」「なぜその行動を選んだのか?」といった「Why?」を5回以上繰り返されても答えられるよう、徹底的に自己分析を行ってください。
味の素の面接官は、あなたの行動の裏にある「価値観」や「思考プロセス」を見ています。
- 素直さと論理性を両立させる:
難しい質問にも、背伸びせず素直に答える姿勢が好まれます。同時に、自分の考えを感情論ではなく論理的に説明する力も必要です。 - ASVへの共感を自分の言葉で示す:
「御社のASV経営に共感しました」と暗唱するだけでは不十分です。「私自身の〇〇という経験から、〜という社会課題を解決したいと考えるようになり、それを事業として実践している御社に強く惹かれた」というように、自分の原体験とASVを結びつけて語れるように準備しましょう。
味の素のインターン選考対策方法

これまで見てきた通り、味の素のインターン選考は極めて難易度が高く、生半可な準備では突破できません。特に、企業理念(ASV)と自身の経験を論理的に結びつけ、それをESや面接で的確に表現するスキルが求められます。




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味の素のインターンと同業種のおすすめ併願先は?


味の素が属する食品業界は、就活生から非常に人気が高く、1社だけに絞って選考を受けるのはリスクが高いです。味の素のインターン準備と並行して、必ず複数の企業のインターンに応募し、選考の場慣れと業界理解を進めましょう。
ここでは、味の素と事業領域や企業文化が比較されることの多い、おすすめの併願先を紹介します。
キッコーマン
醤油を核に、グローバルに事業を展開する大手食品メーカーです。「堅実」「穏やか」「人を大切にする」といった社風が特徴で、味の素と同様に長く働きたいと考える学生に人気です。インターンでは現場理解を重視するプログラムが多く、温かい雰囲気の中で企業研究ができます。
カゴメ
トマト加工品で国内トップシェアを誇ります。「効率的」「合理的」な社風で知られ、インターンも1Dayなど参加しやすい形式のものが多いのが特徴です。インターン参加者向けの限定イベントが用意されることもあり、本選考への接続も意識されています。
日清食品ホールディングス
「カップヌードル」で知られ、「革新的」「ユニーク」な企業文化を持つ企業です。味の素とは社風が大きく異なりますが、食品業界で新しい価値を創造し続けるという点では共通しています。インターン選考でも学生の個性や発想力が問われることが多く、自分のアイデアをぶつけたい学生におすすめです。
明治 (Meiji Seika ファルマ・株式会社 明治)
菓子や乳製品の「明治」と、医薬品の「Meiji Seika ファルマ」の2軸を持つグループです。味の素と同様に「食品」と「ヘルスケア」の両面を持つ点が特徴です。インターンはESのみで参加できるコースも多く、比較的参加のハードルが低いプログラムも用意されています。
まとめ
今回は、27卒向けに味の素の秋冬インターンシップの内容と選考対策について解説しました。
- 味の素のインターンは、経営理念「ASV」への共感者を募る、本選考直結の最重要イベントである。
- 最大のメリットは「本選考優遇(早期選考・一部選考免除)」を得られる可能性が高いこと。
- 選考は「ES・Webテスト・面接」と本選考同様の流れで、倍率は数百倍と推定される超難関。
- 対策の鍵は、ユニークなESや面接の深掘りに対し、自身の経験とASVを結びつけて論理的にアピールすること。
味の素のインターンは、高いレベルの自己分析と企業研究が求められますが、参加できれば非常に大きなリターンが期待できます。この記事を参考に万全の準備を進め、難関突破を目指してください。
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