【例文あり】これで受かる自己PR!探し方・書き方・面接での話し方を徹底解説
ESや面接で必ずと言っていいほど聞かれる頻出質問のひとつが「自己PR」。
難しいと思われがちですが、コツさえマスターすればほかの学生よりも一歩リードして内定に近づくことができるでしょう。
そこで本記事では、これで受かる自己PRの探し方・書き方・話し方を例文つきで徹底解説します。
これさえ読めば選考通過率がアップする自己PRが簡単に書けるので、ぜひ参考にしてくださいね。
就活市場における自己PRとは
新卒の就活市場における自己PRとは、自分の強みをもとに「自分が企業にとって必要な人材」であることをアピールする材料のことです。
また同時に経験や実績を説明しながら、自分がどんな人柄や性格の持ち主であるかを知ってもらうための機会でもあります。
以下では、新卒就活における自己PRの特徴について解説します。
自己紹介・強み・長所との違い
自己紹介、強み、長所のそれぞれの違いについて解説します。
- 自己紹介…氏名や出身校、趣味・特技など企業へのアピールに直結しない内容
- 強み…仕事に直結するスキルや経験
- 長所…仕事に直接関係するものとは限らない、性格や人柄、素質
自己紹介や長所はアピールに直結しないことがあるものの、強みを元に書く自己PRは仕事内容に直結します。
自己PRとは「強み」の内容にプラスして「どのように企業に貢献できる人材なのか」を説明する項目だと理解しておきましょう。
人柄をアピールするのに最適
就職みらい研究所の「就職白書2024」によると、企業が採用基準で最重視する項目は学生の人柄で、その割合は93.9%でした。
そのため、自己PRでは人柄を説明するとともに「企業が求める人物像」であることをアピールすべきでしょう。
企業が自己PRを知りたい理由
続いて、企業がESや面接で自己PRを知りたい理由を5つ解説します。
「なぜ相手が自己PRを知りたいのか」をしっかり理解して、相手が求める回答が答えられるように準備しましょう。
自己分析が十分にできているか
自己PRでは自分の強みや経験を十分に伝えるため、徹底した自己分析が必要不可欠です。
面接官は自己PRを通じて「自己分析を十分にできているのか」「キャリアプランやその仕事で達成したいことが明確化されているのか」について知りたがっています。
自己PR以外の質問でも自己分析ができているかを問われる場面は多くあるので、就活中に最低でも2~3回は実施しておきましょう。
人柄が自社とマッチしているか
自己PRは人柄をアピールするのに最適であることを説明しました。
おおらかな人が多く静かなのか、大勢でワイワイする社風なのかは企業によってさまざまです。
志望企業の社風に合う人柄であることをアピールできるように、企業研究を徹底しておきましょう。
目標に向けて努力した経験があるか
自己PRでは、今までの経験で「何を頑張ってきたのか」を説明しなくてはいけません。
企業側はこの質問を通じて、学生が今までの人生で頑張った経験の有無について知りたがっています。
そのため、目標に向けて努力した経験とその中でどんなスキルを身につけたのかを明確に示す必要があるでしょう。
努力して問題を乗り越えた経験の就活生には、将来的な大きな成長も期待できると高評価につながる
どれくらい入社意欲があるのか
自己PRは、自分の強みで企業にどのように貢献できるかを示す機会でもあります。
その回答内容から企業側は、学生が真剣にその企業で働くことができるかどうかを判断しているのです。
熱意や具体的な動機で入社後の貢献度も推測できるため「この企業でこそ自分のスキルは最大限発揮される」という強みを存分にアピールしましょう。
円滑なコミュニケーションができるか
自己PRでは自分の強みや経験を論理的に整理し、わかりやすく伝えるスキルが求められます。
基本的な対話力や質問対応力は業務遂行に欠かせないスキルなので、面接の模擬練習でも意識してみてくださいね。
話し方や表情、相づちの打ち方、ジェスチャーなどでも表現してみよう
面接官ウケのいい自己PRを話すための4STEP
面接官を前にして自己PRを話す際にどのような手順でアピールすべきかについて、4つのステップに分けて解説します。
STEP1:最初に結論を話す
印象的な内容にするためには、最初に結論から話す「PREP法」というテクニックを使うのがおすすめ。
PREP法とは結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(point)の順番で話を展開する手法です。
自己PRでもこの手法を使えば、相手により分かりやすく自分をアピールできるでしょう。
ここで強みを強調する「キャッチコピー」を使うとさらに印象的な自己PRに!
STEP2:根拠となるエピソードを組み込む
最初に自分の強みを伝えたら、その根拠となるエピソードを紹介してください。
根拠となるエピソードを挙げることで、説得力が増してより話に真実味を持たせられます。
STEP3:課題に対する取り組みと成果を述べる
強みの根拠となるエピソードを伝えたら、そこから得られた成果や学んだことを伝えることが大切です。
成果や結果の内容については、そこまでこだわる必要はありません。
華々しい実績や世間的に誇れる成果はなくとも、強みを発揮して得られた結果や諦めずに継続できた成果を伝えることが大切です。
STEP4:企業でどのように活かせるのかを話して締める
成果や結果を述べたら、最後に強みを入社後どのように活かしていくのかを伝えます。
ここでのアピールによって、面接官は学生が入社後にどのように活躍するのかを具体的にイメージしやすくなります。
「このような私の◯◯という強みを、御社の××という仕事に活かしたいと考えています」とアピールして話を締めくくるのがおすすめです。
他の企業でも使いまわせる内容にならないように注意!
面接で魅力的に自己PRを伝えるポイント
面接官の心に響く自己PRを伝えるポイントを解説します。
ほかのライバルと差別化した内容や話し方をマスターしたい人は、ぜひ参考にしてください。
成果・結果は数字で定量的に話す
強みの根拠となるエピソードでは、成果や結果は数字で話すことでより説得力が増します。
以下の文章を例に、数字を入れた時とそうでない時の印象を比較してみてください。
- 私は英語力を伸ばすためにTOEICの勉強を頑張りました。
- 私は英語力を伸ばすべく登校前と帰宅後の1時間ずつ必ず英語の勉強を1年間継続した結果、TOEICで800点を取得しました。
このように、数字を用いた②の方がずっと分かりやすく説得力がある内容になっていますね。
結果だけでなく頑張った取り組みに関しても数字を盛り込むとより効果的です。
企業理念や求める人物像とすりあわせる
企業が求める「理想の人物像」を把握し、それと共通する強みがないか探してみてください。
理想の人物像とは、企業が採用したいと思う性格やスキルを持つ人材のことです。
単に強みを伝えるだけでなく、その人物像にマッチした強みをアピールすることで、企業に貢献できる人材だと好印象を持ってもらえるでしょう。
チームワークを重視する企業であれば、チームで何か達成した経験と成果をアピールしよう
アピールポイントはひとつに絞る
自己PRでとにかく自分をアピールしたいがためにたくさんの強みをひとつのエピソードに盛り込むのはNGです。
あくまでその企業が求めるスキルや強みに絞って、アピールポイントはひとつに絞るようにしてください。
複数の強みを並べると、何を伝えたいかがぼやけて印象に残りにくくなってしまいます。
明るくハキハキと話す
話す内容だけでなく、面接での話し方も重要なポイントとなります。
自信を持って明るくハキハキしていた方が、説得力が高まります。
このような話し方を意識すれば、言葉以外でも明るさや前向きさをアピールできるでしょう。
新卒社員に期待されるフレッシュさや前向きな姿勢は存分にアピールしよう!
自分に合った自己PRの見つけ方
そんなお悩みを持つ学生のために、ここからは自己PRを見つけるための7つの方法を解説します。
自己分析方法を活用する
新卒就活における自己分析で最も使われる自己分析方法はこちらです。
- 自分史…自分の経験を振り返り、過去から現在に至るまでの経験を年表にする
- モチベーショングラフ…人生でどんなことにやりがいを感じたか、やる気を失ったかなどのモチベーションを可視化する
- マインドマップ…メインキーワードを中心に、関連するイメージや言葉を放射線状に派生させて自分の思考を整理する
-
ジョハリの窓…「自分から見た自分」と「他人から見た自分」について4つの領域に分けて分析する
診断ツールを使う
診断ツールを使って自分の強みを見つけてみるのもおすすめです。
診断ツールを使うと自分の強み・弱みを洗い出せるため、該当する過去のエピソードを抽出しやすくなります。
代表的な診断ツールは以下の通りです。
- ストレングスファインダー…自分の才能や強みの源を診断できる
- ビッグファイブ尺度…5つの要素の組み合わせによってその人の性格や適職を診断できる
- エニアグラム…9つに分類した性格タイプによって自分の特性や性格を診断できる
企業が求めているスキルや人柄をリサーチする
何を強みにすべきか迷うときは、志望する企業が求めているスキルや人柄をリサーチしましょう。
これらの情報はコーポレートサイトや新卒採用ページでチェックできるので、企業の理想の人材を把握しておきましょう。
自己分析ツールで判明した強みと企業が求める人物像をすり合わせて重なる部分を見つけて自己PRを作るのがおすすめです。
短所を言い換える
短所は言い換えると長所にもできるので、これを応用して強みとしてアピールできる場合もあります。
短所を長所に言い換える一例を見てみましょう。
- 頑固→信念がある
- マイペース→どんなことでも落ち着いて対処できる
- 優柔不断→慎重
- 飽きっぽい→好奇心旺盛
- プライドが高い→上昇志向
- 落ち着きがない→行動力がある
- 人見知り→観察力がある
- 諦めが悪い→忍耐力がある
このように、短所を言い換えれば自分が気づかなかった強みが発見できることもあります。
回答に一貫性を持たせることもできるので、より説得力のある内容になるでしょう。
過去の経験を振り返る
過去から現在までの経験を振り返ると、思わぬところで強みが見つかる場合もあります。
たとえば、以下のような出来事を主軸にして小学生から大学生までの経験を思い返してみるのがおすすめです。
- 勉強
- 趣味
- 部活
- 習い事
- アルバイト
- サークル
- ゼミ
- 頑張ったこと
- 褒められたこと
- つらかったこと
自分をよく知る家族や知人に聞く
自分のアピールポイントが見つからないときは、自分をよく知る家族や知人に聞いてみるのもおすすめです。
他者から自分の印象や評価を聞いて、自分への理解を深めることを他己分析といいます。
自分の強みや弱みを発見できるだけでなく、自分の視点では気づきにくい特徴や行動パターンも知ることができます。
面接で他者目線の分析を加えることで、より説得力のあるアピールができるでしょう。
「友人から◯◯と褒められたことがある」など、他者からの評価も自己RRに加えてみよう
就活のプロに聞く
「色々試してみたけど強みが見つからなかった」という場合は、就活のプロと一緒に強みを見つけてみるのもおすすめです。
Abuild就活では全6回、毎週のコーチング面談で徹底的に自己分析・自己発掘を行います。
さらにES・面接対策受け放題や各種選考対策イベントなど、3ヶ月間で即戦力として内定を得るためのプログラムが充実!
トップ企業への内定を狙っている人は、8,000人以上の就活生の相談を受けてきたカウンセラーに相談してみましょう
【エピソード別】受かる自己PR例7選
ここからは、面接で受かる自己PRを7つのエピソード別に解説します。
ゼミやサークル、アルバイトの経験をもとに自己PRを作成したい方は、ぜひ参考にしてください。
ゼミ
ゼミでの経験を自己PRにするためにはゼミ内での立ち位置や役割を明確にするとよいでしょう。
私には「一人一人の意見を丁寧に汲み取り、議論の方向性を統一する力」がある。
以前私が所属していたゼミ内で意見が対立し、他のタスクに割ける時間が減ってたことがあった。
そこで私は円滑に議論を進めるために、全員の意見の中で共通項となる部分がないかを見つけることにした。
具体的には、一人一人の意見の根拠を深く掘り下げ、共通点を見つけるまでひたすらコミュニケーションを重ねたのだ。
そうやって対話の中で見つけた共通点をもとに新たな折衷案を提示し、全員が納得する形で議論を進めることに成功した。
御社の業務においても顧客の要望をヒアリングして、異なるアイデアがあればそれを調和させて新たな価値を創出できるような存在になりたい。
留学
留学は経験している人が少ないため、行動力をアピールするのにおすすめです。
私は「圧倒的な好奇心と行動力」がある人間です。
私は3ヶ月間カナダへ留学へ行きましたが、最初は言葉が分からず戸惑うことが多くありました。
しかし持ち前の好奇心と行動力で表情や雰囲気だけでもと思い積極的にコミュニケーションを取ったところ、ホームステイ先の街のほとんどの人と知り合いになることができたのです。
もともとの行動力に加えてさらに知らない人にもオープンな姿勢を取ることができるようになりました。
御社の営業職でもこのスキルを活かして「声をかけやすく親しみやすい営業マン」を目指したいと思います。
サークル
サークルの経験はチームワークやリーダーシップといった「集団生活における自分の強み」をアピールするのに最適です。
私はチームワークと協調性をもって主体的に行動することが強みだ。
大学で所属していた◯◯部ではチームリーダーに就くことになったが、最初はみんなをまとめる経験がなく不安に感じていた。
部員にも「〇〇さんにチームワークがとれるか不安だ」と言われてしまい、それを機に積極的に部員と積極的にコミュニケーションをとり個々に合った指導をしてきた。
誰かがミスをしても「気にしないで、次はできるよ」など声がけをして、より前向きに練習を進めた。
その結果昨年には大会で準優勝を収め、チームワークによってパフォーマンスが向上することを学んだ。
貴社でも自分の強みを活かし、自分が先導してチームを引っ張れるようなチームリーダーを目指したい。
部活
部活での経験はチームワークだけでなく、時間をかけて地道に努力する「粘り強さ」をアピールするのもおすすめです。
私の強みは目標に対しひたすら努力する「粘り強さ」です。
大学時代はバスケ部に所属し、ポジションはシューターでした。
次の試合でレギュラーになるためにシュート率を上げようとしましたが、小柄のためゴール下で勝負をするのは難しく、外からのシュートでチームに貢献することを決めたのです。
シュートの成功率を上げるために朝と晩は練習の後に100本シュートすると決め、それを6ヶ月間続けました。
その結果試合でレギュラーとして3Pシュートを連続で成功させ、3P成功率はチームでトップの結果になったのです。
御社でも与えられた役割や自らに課した課題に向けて地道に粘り強く努力して達成したいと思います。
アルバイト
アルバイトは多くの人が経験としてアピールするため、差別化するために独自の経験があればそれを積極的にアピールしましょう。
私の強みはコンビニのアルバイト経験で培った「管理能力」だ。
私がバイトしていた店舗は駅中に立地しており先を急ぐ人が多かったため、陳列方法と顧客に待たせない運営方法が利益につながるのではと考えた。
そこで私はおにぎりやコーヒーなどサラリーマンが手に取ることの多い商品を入り口近くに配置することにした。
また、セルフレジの誘導や混雑時のバイトの動員数を増やすなどして回転率向上のための施策も行った。
その結果、毎日のようにあったクレームは激減し、店の回転率は上がり来客数が前年比1.3倍の年3万人となった。
何が必要でどのように管理すべきかを理解して実行する力は、貴社においても大きな力として貢献できるのではないかと考えている。
インターンシップ
インターンシップでの経験は仕事に直結することが多いため、課題解決力や行動力や責任感などさまざまな強みをアピールしやすいです。
私の強みは課題の原因を発見して解決する課題解決力だ。
この強みが生きたのは、◯◯会社での長期インターンシップのときである。
私はインサイドセールスとして参加したものの、当初は3ヶ月間もの間アポイントが取れず企業に提案ができていなかった。
そこで先輩社員の皆さんにロープレを実施していただいたところ、自分は顧客との信頼関係を築けていないことが判明した。
そこで私は、顧客との関係性を向上させるべく次の2つを実践した。
①顧客の過去・現在・未来の3点の課題や悩みをヒアリングする
②断りの返事に対する切り返しのトークを事前に準備する
この結果、私はまったくアポが取れていない状態から2ヶ月で月間アポイント数1位を達成したのだ。
この強みを活かしてさまざまな問題に向き合い、クライアントに適切な解決策を提案したい。
ボランティア
ボランティアは人柄が出やすいエピソードでもあるので、しっかり自分の内面の良さを出せるように工夫してみましょう。
私には学校支援活動のボランティアで身につけた「傾聴力」という強みがあります。
大学2年生に近所のフリースクールでのボランティアに参加しました。
そこではさまざまな理由で不登校になっている子供に勉強を教えたり遊んだりしていました。
参加した当初はなかなか子供たちと打ち解け合うことができず、相手の本音を聞き出せずにいたのが悩みでした。
しばらくして「相手から話し始めると会話が弾みやすい」ことがわかり、子供の言葉をさえぎらずに聞くことに集中してみたのです。
それからは子供たちがどんどん話しかけるようになり「○○さんはしっかり話を聞いてくれるから安心できる」と声をかけてくれるようになりました。
この経験から培った傾聴力を活かして、私は顧客と深い信頼関係を築き営業職として貢献したいです。
【強み別】自己PRの例題7選
続いて、強み別の自己PRの例題を7つご紹介します。
「責任感」や「協調性」など、自分のアピールしたい強みから考えたい人はぜひ参考にしてみてください。
チャレンジ精神
チャレンジ精神をアピールする際には「なぜこの強みがその会社で役立つと考えたのか」をはっきり述べるようにしましょう。
私の強みは、新しいことにも挑戦できるチャレンジ精神があることです。
私は大学からの派遣生初の交換留学や海外企業での長期インターンシップなど、経験者がいないことにも積極的に取り組んできました。
100年に一度の大変革期を迎えている御社の業界では、新しい技術を生み出すためのチャレンジ精神が必要不可欠です。
このような状況でどんなことでも果敢に挑める私の強みは、十分に活かせるのではないでしょうか。
過去の経験ややり方にとらわれず、新製品を生み出すためにまったく新しいチャレンジをして貴社や業界全体に良い影響を与えられるビジネスマンになりたいと考えています。
行動力
行動力は多くの学生がアピールする強みなので、差別化を図るためにどのような行動を起こしたかを追求して独自性を出しましょう。
私の強みは、成功するまでとことん挑戦する行動力です。
私は大学時代にサッカー部に所属していましたが、周囲がハイレベルだったこともありなかなかレギュラーに入れませんでした。
もっとチームの要として活躍したいと感じた私は、2年生でレギュラーになることを目標に毎朝7時に筋トレや走り込みを行い、さらに休日も基礎練習を欠かさず行いました。
また練習後には毎回監督や先輩からアドバイスをもらい、次の練習に活かすようにしたのです。
その結果2年生でレギュラーに抜擢されるという目標を話し、また区の選抜大会でも優勝を勝ち取ることができました。
貴社でもこの行動力を活かし、営業目標を達成するまで努力していきたいと思います。
責任感
特に営業職では受け身姿勢が評価されないため、責任感をもって行動できることをアピールしていきましょう。
私の強みは、責任感を持ちながら物事をやり遂げる力です。
それはとある企業でのSDGsイベントで広報として参加した際に発揮されました。
ポスター作成やSNSでの宣伝を通じて500名の集客をするのが目標でしたが、最初はわずか40人しか集まらない状況でした。
そこで私はポスターを設置する位置の変更や毎日のSNS更新、そして施設内の音声発信などを徹底したのです。
その結果、締切日までに目標の500名の参加者を集めることができました。
御社でもこの責任感を活かし、研究職として困難な状況でも課題に向き合い解決案を模索したいです。
論理的思考力
論理的思考力はESだけでなく面接での会話でも表現できるので、論理的な受け答えを意識してみてください。
私の強みは「論理的な思考力」だ。
情報工学のゼミでは大量のデータを解析してマーケットの動向を予測する課題に取り組んだ。
そこではまず問題を小さなステップに分け、データを分類し、重要な指標を抽出する作業を提案した。
この方法によってデータの整理と分析が進み、最終的に有効な予測モデルの構築に完成した。
貴社でも複雑な課題に対して冷静に状況を分析し、研究職として最適な解決策を見つける力を発揮していきたいと思う。
協調性
こちらの強みも多くのライバルがアピールする強みのため、チームでの経験を振り返って独自性のある内容にしてください。
私の強みは協調性である。
私はアルバイトのイベントスタッフとしてさまざまな職場で働いた経験がある。
大学2年生では就活イベントの運営管理を任されることがあったが、30名以上のスタッフをまとめなければならず、本当にこの仕事ができるのか不安に思った。
初対面の人ばかりで接し方が分からなかったが、丁寧な説明とトラブルになりうるポイントを事前に共有したことで無事全員をまとめてイベントを成功に導いた。
私はこの経験を活かし、人事職として協調性を持って仕事に努めたいと考えている。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは抽象的な表現になりがちなので、どのようなことを意識して意思疎通を図ったのかを説明しましょう。
私には人の悩みを聞き取って解決策を考えるコミュニケーションスキルがあります。
私のこのスキルは家庭教師のアルバイトで学びました。
私が担当した中学生は、数学の成績が伸び悩んでいました。
そこで私は「なぜこの問題に苦手意識があるのか」と悩みを丁寧に掘り下げました。
そしてその子の苦手とする問題に焦点を当てた勉強法を実践したところ、数学の点数が30点も上がり数学の順位も学年トップ10に入ったのです。
人の悩みに寄り添って課題解決につなげるコミュニケーションスキルを、細かな配慮が必要な事務職にも活かしたいと考えています。
リーダーシップ
リーダーの立場としてチームやメンバーにどのような影響を与えたのかまで、しっかり伝えましょう。
私には、積極的に物事を進めながら目標達成を目指すリーダーシップがあります。
私は大学2年生のときに地域ボランティアの団体リーダーを務めました。
多くの人を参加させるのが役割でしたが、例年参加人数が少なくボランティア活動に支障が出ていたのです。
そこでボランティアの内容を知ってもらうためのイベントを開催して参加希望者同士のコミュニケーションを先導したところ、ボランティア参加者数は前年比より20%増加したのです。
このリーダーシップスキルを活かして、御社においてもチームをまとめ上げてプロジェクトを成功に導きたいと考えています。
面接で落とされるNG自己PR
以下では、面接で落とされる可能性が高い自己PRの特徴を4つ解説します。
作成した自己PRが以下の特徴に当てはまらないかどうか、チェックしてみてくださいね。
強みとなる根拠がない
強みに説得力を持たせるための「根拠」を記載しないのはNGです。
面接官は、強みに対する根拠や具体例をどのように説明するのかも評価しています。
根拠がないと学生の強みや実績を正当に評価できないため、結果的に面接で選考通過できない可能性もあります。
強みと根拠となるエピソードは必ずセットで述べることを意識しましょう。
自己PRがESの内容と異なる
面接とESでの内容が一致しないと、面接官にマイナスの印象を与える可能性があります。
選考で重要な資料と面接の内容が一致しないと、面接官は「信頼性や一貫性がない」と判断してしまいます。
面接で自己PRを回答する際は、事前にESの内容を見直して情報が食い違わないようにしましょう。
アピール時間が長い
アピールする時間が長すぎるのもマイナス評価につながります。
回答する時間が長すぎると、面接官はその学生が何を伝えたいのかが分からなくなってしまいます。
アピール時間は30秒~1分で簡潔かつ分かりやすく説明できるように模擬面接などで練習しておきましょう。
企業の求める人物像とずれている
企業の求める人物像とマッチしない強みをアピールするのも避けましょう。
自己PRが企業の求める人物像と異なる場合「我が社ではこの学生の強みをを発揮しきれないだろう」と評価してしまう可能性があります。
またどの企業にも同じ自己PRを使い回すと真剣さが伝わらないため、企業研究を徹底した上でそれに合わせた自己PRを考えましょう。
面接での自己PRに関するよくある質問
最後に面接での自己PRに関するよくある質問をまとめたので、ここで悩みや疑問に思うことを解決しておきましょう。
趣味を自己PRとして話してもいい?
趣味を自己PRとして話しても全く問題ありません。
むしろ自己PRで趣味や特技をアピールできれば、面接官に学生の熱意が伝わりやすいです。
何かに熱中して取り組める性質があることを示せるので、面接でも高評価が得られて選考通過率がアップするでしょう。
面接で自己PRと強みは両方聞かれる?
自己PRと強みは似ている部分もありますが、企業によっては面接で両方聞かれることがあります。
どちらの質問にも矛盾点がなく一貫性のある回答ができれば、内容に深みが出て信ぴょう性が出やすいです。
その結果学生に対しての評価も高くなり、内定獲得の可能性もグッと上がるでしょう。
応募する企業に合わせて自己PRは変えるべき?
その企業と自分がどの部分でマッチするのかを具体的に伝えるため、自己PRは応募先によって変える必要があります。
職種や業界が同じでも経営理念や事業内容などは企業によってさまざまです。
「自分の強みがこの企業にどう活かせるか」を効果的にアピールするためには、企業によってその内容を変えるべきでしょう。
自己PRでライバルと差をつけよう!
自己PRは自分の強みをもとに「自分が企業にとって必要な人材」であることをアピールする材料。
面接官の印象に残る上手な回答ができれば、ライバルと差をつけて内定獲得に近づけるでしょう。
自己PRをブラッシュアップしてライバルと差をつけた内容にするためには、就活のプロに見てもらうのもおすすめです。
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