【27卒】三井住友銀行のインターン内容とは?日程や選考内容、選考対策も紹介

メガバンクの一角として、国内はもちろんグローバルに強みを持つ三井住友銀行(SMBC)。金融業界、特に銀行を志望する学生にとって、そのインターンシップはキャリアを考える上で欠かせないステップです。
本選考への影響も大きいとされる三井住友銀行のインターンですが、「具体的にどんな内容なの?」「選考は難しい?」といった疑問を持つ27卒の学生も多いのではないでしょうか。
この記事では、三井住友銀行のインターンシップについて、特にこれから応募が始まる秋冬インターンに焦点を当て、過去(26卒向け)の情報を基にその内容、選考フロー、そして突破するための対策までを網羅的に解説します。
(※2025年9月現在、27卒向けの秋冬インターンシップの公式な募集要項は発表されていません。本記事の情報は、主に26卒向けの実績に基づき、27卒向けの内容を予測したものです。必ず最新の公式募集要項をご確認ください。)
三井住友銀行(SMBC)の基本情報

まずは、三井住友銀行がどのような企業であり、どのような人材を求めているのか、基本情報を確認しましょう。
三井住友銀行は、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の中核を担う商業銀行です。個人顧客向けの預金やローン(リテール部門)、法人顧客向けの融資やコンサルティング(ホールセール部門)、海外でのプロジェクトファイナンスやM&A支援(グローバル部門)、金融市場での取引(市場部門)など、銀行業務は多岐にわたります。
特に、アジアを中心としたグローバル展開や、デジタル技術を活用した新しい金融サービスの創出に力を入れています。
そんなSMBCが掲げるのが、グループ共通の価値観である「Five Values」です。
- Integrity(誠実)
- Customer First(顧客第一)
- Proactive & Innovative(先進性・主体性)
- Speed & Quality(スピード・クオリティ)
- Team “SMBC Group”(チームワーク)
※参照『SMBCグループの理念体系』
これらの価値観に共感し、現状維持に満足せず、変化を恐れずに新しい価値を創造しようと「挑戦」できる人材が求められています。
三井住友銀行のインターンに参加するメリットとは?

三井住友銀行のインターンは非常に人気が高く、参加難易度も高いことで知られています。多くの学生が目指すのには、明確な理由があります。参加することで得られる主なメリットを2つ紹介します。
本選考での優遇措置が期待できる
最大のメリットは、本選考(春選考)において何らかの優遇措置を受けられる可能性が非常に高いことです。
過去の参加者の口コミによれば、インターンでのパフォーマンスが評価された場合、早期選考への案内や、選考プロセスの一部(ESやWebテスト、一次面接など)が免除されるケースがあったようです。
特に秋冬インターンはサマーインターンに比べ、より本選考を意識したプログラムや学生の見極めが行われる可能性があり、参加の有無が本選考の成否に直結すると言っても過言ではありません。
業務理解の深化と「人」の魅力の体感
メガバンクと一口に言っても、その業務は非常に幅広く専門的です。インターンシップは、座学では得られない「リアルな銀行業務」を体感できる貴重な機会です。
特に三井住友銀行の秋冬インターンは、専門コース別(後述)に分かれていることが多く、自分が興味を持つ分野の業務を深く知ることができます。また、現場で活躍する社員との交流を通じて、「挑戦者」を歓迎する企業文化や、ロジカルかつ情熱的な社員の人柄に直接触れられることも、大きな魅力と言えるでしょう。
三井住友銀行のインターン日程と概要

ここでは、26卒向けの秋冬インターン「SMBC Autumn Program」の実績を基に、27卒向けインターンの概要を予測します。サマーインターンとは異なり、秋冬はより専門的かつ短期集中のプログラムが多くなる傾向にあります。
インターン開催時期と実施形式
26卒向けの実績では、秋冬インターンは11月から12月にかけて開催されました。プログラムによりますが、期間は半日~3日間程度が中心でした。
実施形式については、オンラインで完結するものと、対面(本店など)で実施されるものが混在していました。27卒向けも同様に、コース内容の専門性に応じてオンラインと対面を使い分ける形式が予想されます。短期間で密度の濃い業務体験ができるように設計されています。
インターン実施コース
サマーインターンが総合職向けの広範な内容であるのに対し、秋冬インターンは以下のように専門分野別のコースが中心となる見込みです。
<26卒向け実績(参考)>
- グローバルマーケッツ編(市場部門の業務体感)
- デジタル・IT企画編(DX戦略立案)
- クオンツ・データサイエンス編(金融工学、データ分析)
- リスク分析・定量化編
- サイバーセキュリティ編
このように、特定の部門・業務に特化した内容が多く、特に理系学生や専門知識を持つ学生を対象としたコースが目立ちます。もちろん、文系学生が応募可能なコースも用意されています。
過去のインターン内容
各コースでは、その分野のプロフェッショナルである行員からの講義に加え、実践的なグループワークやケーススタディが行われます。
例えば、「グローバルマーケッツ編」では、為替や金利といった市場の動きを読み解き、顧客への提案をシミュレーションするようなワークが行われました。「デジタル・IT企画編」では、金融サービスのDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する新規事業立案など、実際の業務に近いテーマが扱われます。
いずれのコースも、最終日には社員からのフィードバックが予定されており、自身の強みや課題を明確にできる内容となっています。

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三井住友銀行のインターンにおける選考フロー

人気企業である三井住友銀行のインターンは、選考倍率が非常に高く、突破は容易ではありません。ここでは、予測される選考フローと各段階のポイントを解説します。
基本的なフローは「エントリーシート(ES)提出」→「Webテスト受検」です。コースによっては、これに加えて「録画面接」や「(対面・オンライン)面接」が課される場合もあります。
三井住友銀行のインターン倍率は?
インターンの正確な倍率は公表されていません。しかし、本選考の倍率が数十倍から、職種によっては100倍近くなるとも言われていることや、インターン参加枠が本選考の採用人数(例年600~700名程度)より大幅に少ないことを考慮すると、インターンの倍率は本選考と同等、あるいはそれ以上に高い難関であると推測されます。
特に専門性の高いコースは募集人数が限られるため、激しい競争になることを覚悟しておく必要があります。
選考① エントリーシート(ES)
インターン選考の最初の関門がESです。過去の秋冬インターンでは、以下のような設問が出されました。
<過去の設問例>
- 大学(大学院)時代に最も力を入れて取り組んだこと、およびその取り組みを通じて得たこと(400字程度)
- SMBCのインターンシップで特に興味を持ったコースと、その理由(300字程度)
- あなたの将来の夢や目標について教えてください(300字程度)
- その他、自己PRなど
1はいわゆる「ガクチカ」です。単に活動内容を説明するのではなく、
(1)なぜそれに取り組んだのか(動機)
(2)直面した課題と、それを乗り越えるために工夫したこと(思考プロセス)
(3)結果として何を学んだのか(再現性)
を論理的に示す必要があります。
2は志望動機にあたります。数ある金融機関の中でなぜSMBCなのか、そしてなぜその専門コースを希望するのかを明確にしましょう。SMBCが掲げる「挑戦」の文化や、他行にない強み(グローバル展開やDXなど)と、自身の経験や興味を紐づけて説明できると説得力が増します。
3はキャリアプランに関する質問です。単なる夢物語ではなく、SMBCというフィールドでどのように成長し、社会にどのような価値を提供したいのかを具体的に描くことが求められます。
ES対策についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
『ガクチカとは?意味・書き方・例文でわかる就活対策完全ガイド』
選考② Webテスト形式とボーダー
ESと同時に、Webテストの受検が求められます。過去の実績では、自宅受検型の「玉手箱」形式が採用されています。
<玉手箱の主な出題科目>
- 言語(GAB形式): 長文を読み、設問文が論理的に正しいか(A:正しい, B:誤り, C:本文からは判断できない)を答える。
- 非言語(図表読み取り・四則逆算): 図や表から数値を読み取り計算する問題や、計算問題。
- 英語: 長文読解。
金融業界、特にメガバンクはWebテストのボーダーラインが高いことで知られています。明確な基準はありませんが、就活生の口コミなどによれば「7割~8割程度」の正答率が一つの目安とされています。
玉手箱は問題形式が独特(特に言語)であり、対策の有無が結果に直結します。市販の対策本を最低1周は繰り返し解き、時間配分と出題形式に完璧に慣れておくことが必須です。
選考③ 面接
秋冬インターンの選考では、ESとWebテストのみで合否が決まるコースも多いようですが、一部の専門コースや本選考では面接が課されます。
インターン選考の面接は、学生1対社員1の個人面接で、時間は20~30分程度が一般的です。録画面接(指定されたテーマについてスマホなどで撮影し送信する形式)が採用される場合もあります。
<面接での主な質問例>
- 自己紹介とガクチカ(ESの深掘り)
- なぜ金融業界、その中でも銀行なのか
- なぜSMBCのインターンを志望するのか
- インターンで学びたいこと
- (ガクチカに関連して)困難を乗り越えた経験、挑戦した経験
- あなたの強み・弱み
質問内容はオーソドックスなものが多いですが、評価のポイントは「ESの内容に一貫性があるか」「論理的に受け答えができるか」そして「SMBCの求める人物像=挑戦者としての素養があるか」という点です。
特に本選考では、「プライベートセッション(PS)」と呼ばれる実質的なリクルーター面談が複数回行われることが多く、学生時代の経験をとことん深掘りされます。インターン選考の段階から、自分の行動原理や思考プロセスを言語化できるよう準備しておくことが重要です。
三井住友銀行のインターン選考対策方法

三井住友銀行のようなトップ企業のインターン選考を突破するためには、自己分析と企業研究、そして選考(ES・Webテスト)対策を早期から徹底的に行う必要があります。しかし、これらを一人で進めるのは容易ではありません。
「Abuild就活」では、こうした難関企業の選考突破に向けた体系的なサポートを提供しています。自己分析の深掘りから、論理的なESの作成指導、Webテスト対策、そして模擬面接まで、個々の学生に合わせた最適なカリキュラムで内定獲得を支援します。特に、メガバンクが重視する「論理性」と「主体性」をアピールするノウハウが豊富です。
一人での対策に不安を感じる方、ライバルに差をつけたい方は、ぜひ一度「Abuild就活」の無料相談をご活用ください。
三井住友銀行のインターンと同業種のおすすめ併願先は?

金融業界を志望する場合、複数の企業のインターンに参加し、各社の社風や業務内容の違いを肌で感じることは非常に重要です。三井住友銀行と事業領域が近い、または比較対象となる企業として、以下の5社を併願先としておすすめします。
三菱UFJ銀行
国内最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の中核銀行です。SMBCと同様、秋冬には法人営業、デジタル戦略、グローバルなど専門別のコースが用意される傾向があります。「組織の三菱」とも呼ばれ、安定感とグローバルなネットワークに強みがあります。SMBCとの社風の違いを感じるためにも、参加価値の高い併願先です。
みずほフィナンシャルグループ
「銀行」「信託」「証券」の一体運営(One MIZUHO戦略)を強みとするメガバンクグループです。インターンもグループ合同で開催されるプログラムが多く、幅広い金融業務に触れられるのが特徴です。コースによっては録画面接や独自のWebテストが課されることがあり、SMBCとは異なる選考対策が必要になる場合があります。
野村證券
国内証券業界トップであり、特に投資銀行部門(IBD)やリサーチ部門で圧倒的なプレゼンスを誇ります。銀行とは業務内容が異なりますが、金融のプロフェッショナルを目指す点では共通しています。インターンは部門別採用(IBD、グローバル・マーケッツ、リサーチなど)が基本で、選考難易度は極めて高いですが、参加できれば大きな成長と実績に繋がります。
大和証券グループ
野村證券に次ぐ国内大手証券会社です。リテール(個人営業)とホールセール(法人部門)の双方に強みを持ちます。インターンも部門別・コース別に開催されます。メガバンクに比べて少数精鋭の環境で若手から裁量権を持って働きたいと考える学生にとって、有力な比較対象となるでしょう。
三井住友信託銀行
同じ「三井住友」の名を冠しますが、SMBC(商業銀行)とは業態が異なる「信託銀行」です。銀行業務に加え、遺言や資産承継、不動産、年金など、信託銀行ならではの非常に幅広く専門的な業務を扱います。金融の中でも、より深く長期的な視点で顧客の資産に関わりたいと考える場合、併願先として最適です。
まとめ
本記事では、27卒向けに三井住友銀行(SMBC)の秋冬インターンシップについて、過去の実績に基づきその内容や選考対策を解説しました。
- SMBCの秋冬インターンは11月~12月に開催される専門コース別が中心
- 参加メリットは非常に大きく、本選考優遇(早期選考など)に直結する可能性が高い
- 選考は「ES」「玉手箱(Webテスト)」が基本。ボーダーは高く、徹底した対策が必須
- ガクチカや志望動機では、SMBCが求める「挑戦者」としての素養を論理的に示すことが鍵
三井住友銀行のインターンは間違いなく狭き門ですが、参加できれば得られるものは計り知れません。本記事で紹介した選考ポイントを参考に、早期から万全の準備を進めてください。
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