コンサルからのキャリアパスは?新卒に人気な理由と得られるスキルから解説
コンサル業界というと、転職する人や退職後に起業・独立する人が多いイメージをもたれます。
実際のところ、そのイメージは間違っていません。
コンサル業界で働いた後には、多数のキャリアパスがあります。
しかし、「多数のキャリアパス」と言われても、実際に働いてみないとどのようなキャリアを重ねられるか検討もつかないでしょう。
そこで今回の記事では、コンサルからのキャリアパスについて、コンサル業界が新卒から人気な理由と働く中で得られるスキルの観点から紹介していきます。
・汎用的なスキルを得られるため、どんな業界や業種でも活躍できる
・効率よくスキルを得るため、入社前からキャリアパスを意識しよう
コンサル業界からの主な3つのキャリアパス
コンサル業界からの主なキャリアパスは、次の3つがあります。
- コンサル業界内での転職
- 事業会社への転職
- 起業・独立
一つずつ、詳しくご紹介します。
コンサル業界内での転職
よくあるのは、コンサル業界内での転職です。
「コンサル業界」とひとくくりにされますが、企業によって手掛ける事業の範囲や分野はさまざまです。
あるコンサル企業で働く中で、自分が追求したいテーマや分野を見つけた場合、同業種間での転職が選択肢の一つになります。
コンサルとしての働き方は共通であるため、比較的選びやすいキャリアパスと言えます。
事業会社への転職
製品やサービスの製造・提供をしている事業会社への転職もよくあるコンサルからのキャリアパスです。
コンサルの業務を通して得られる論理的思考力や分析力は、業界・職種を問わず活用できる汎用的なスキルです。
コンサルティングファームによっては、人事や経営に関する知識やスキルも身につけられるため、ベンチャー企業の幹部や、大手企業の人事系社員としての転職も選択肢に入ってきます。
コンサル業界以外にも、広いキャリアパスがあるのは、コンサルならではと言えるでしょう。
起業・独立
起業・独立もコンサルからの有力なキャリアパスの一つです。
コンサル業界では、早い段階から業務として企業の経営や意志決定に関わることになります。
このため、経営の実務的な知識や考え方を、業務を通じて学べます。
また、コンサルの現場では、コンサルタント一人の裁量権や責任、判断が重視されます。
そのため、そもそも働き方自体が、経営者やフリーランスのような環境とも言えるでしょう。
このようなスキル、経験の積み重ねがあるため、キャリアパスとして起業や独立を選ぶ人も多くいます。
新卒にコンサル業界が人気な理由
つづいて、新卒にコンサル業界が人気な理由からみていきましょう。
というのも、コンサル業界が人気な理由は、コンサルからのキャリアパスに大きく関係しているからです。
最近は「人生100年時代」とも言われ、一つの企業に勤め続ける終身雇用も崩れ始めてきています。
そのような背景もあって、多数のキャリアパスがある、いわゆる「潰しが利く」業界の人気が高まりつつあります。
コンサル業界も、その一つです。
では、なぜ新卒にコンサル業界が人気なのか。それには、次の3つの理由があります。
・高いレベルの仕事ができる
・成長速度が早い
・汎用的なスキルが得られる
これらの理由は、いずれもキャリアパスを考える際に有利に働くものです。
くわしく見ていきましょう。
高いレベルの仕事ができる
高いレベルの仕事ができることは、コンサルが人気を伸ばしている理由の一つでしょう。
コンサルティングファームによっては、深く経営に関わるレベルの企画立案やプロジェクトを進めていくことになります。
一般的な企業では、このように意志決定に関わる業務は実績を積んだ後でなければ任されることはまずありません。
しかし、コンサルでは通常の業務として意志決定をしていくことになります。
また、仕事の内容について、個人の判断や責任を重視する風潮があるため、初めから責任のある仕事を任されることになるでしょう。
コンサルにはこのような環境があるため、早くから第一線で働きたいと考える学生に人気があります。
成長速度が早い
成長速度の早さも、コンサルの魅力です。
コンサルでは、企業の意志決定に関わるような高いレベルの仕事を任されます。
これは、新卒も既卒も関係ありません。
入社直後から即戦力として働くことになるため、他の業種と比べると責任や裁量権の大きい仕事をこなすことになります。
当然、プレッシャーも大きい環境です。
しかし、そのような環境だからこそ、ビジネスパーソンとしての成長速度が早いのも確かです。
このように、早い段階から成長を実感できる環境があるのも、コンサルが人気である理由の一つと言えるでしょう。
汎用的なスキルが得られる
汎用的なスキルが得られることも、新卒からコンサルが人気な理由の一つです。
コンサル業界の仕事は、クライアントの課題解決に関する、ありとあらゆることを行います。
たとえば、以下のような業務があります。
- クライアントからの聞き取り
- 課題の整理
- 解決に向けた企画立案
- プレゼンテーション
- プロジェクトの進捗管理
これらはいずれも、どんな業界でも役に立つ、汎用的な経験になります。
言い換えれば、仮にコンサルを退職したとしても、どんな業界でも役立つスキルが身につけられるというわけです。
近年の学生は、キャリアパスも意識した就職先探しをすることも増えているため、コンサルのこのような側面が好まれているわけです。
新卒がコンサル業界で得られるスキル
新卒がコンサル業界で働くと、どのようなスキルが得られるのでしょうか。
コンサル業界では、さまざまな仕事を通じて汎用的なスキルを得られます。
その中でも、とくにコンサル入社後のキャリアパスに役立つスキルは、次の4つです。
- 論理的思考力
- 分析力
- リサーチ力
- 資料作成・プレゼン能力
それぞれ見ていきましょう。
論理的思考力
コンサルで身につくスキルの1つ目は、論理的思考力です。
コンサルの仕事の要になるのは、「課題解決」です。
課題を解決するためには、状況を冷静に分析し、理解した上で、必要な対策を論理的に考えていく必要があります。
また、クライアントに課題解決のための施策を伝える際にも、「なぜこのような施策が必要なのか」「施策をするとどうなるのか」と、論理を整理して伝えなければなりません。
このような仕事を通して、論理的思考力を身につけることができます。
分析力
コンサルでは、分析力を磨くこともできます。
クライアントが抱える課題を解決するためには、なぜその課題が生じているのかを考えなければいけません。
明確な答えがない中で原因を探るため、クライアントの状況を徹底的に分析する必要があります。
いくつものプロジェクトを通して、何度も分析を繰り返すことで、物事の本質を捉える分析力を身につけられるでしょう。」
リサーチ力
3つ目は、リサーチ力です。
クライアントに対して企画を提案する際には、あるテーマについて調べ上げ、クライアントを納得させるほどのデータを集めなければいけません。
検索エンジンで調べるだけではなく、調査会社のデータを見たり、文献を探したりする必要もあります。
より多くのデータを集める習慣がつくと同時に、段々リサーチ力が磨かれていきます。
資料作成・プレゼン能力
資料作成・プレゼン能力も、コンサルで身につけられるスキルです。
コンサルの業務には、かならず取引先となるクライアントがいます。
クライアントが抱える課題について、コンサルがリサーチ・分析し、解決策を提案します。
重要なのは、この解決策をクライアントに認めてもらうことです。
そのためには、リサーチから得た情報をわかりやすく資料にまとめ、要点やメリットが伝わるようにプレゼンをする必要があります。
これを繰り返すことによって、コンサル業界の人材は優れた資料作成・プレゼン能力を高めていきます。
ここまで見てきたように、コンサルで身につけられるスキルは、コンサル以外の業界でも役立つスキルです。
このため、コンサルで働くことは、コンサル業界内での転職はもちろん、他業種への転職にも有利に働くと言えます。
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