早期選考で落ちる確率は?落ちて本選考への影響はあるのか解説!

大学3年生の3月までに始まる選考を一般的に早期選考とされています。
いわゆる就活ルールがなくなった今、早期選考を導入している大企業が多くなってきており、就活生の多くも早期選考に参加して3月までに内定を獲得しているのが現実。
しかし実際にはちゃんと受かるのか気になりますよね。
そこで今回、本選考と違って、早期選考の落ちる確率はどのくらいあるのか、を徹底的に解説していきます。
本記事では、以下に絞ってお伝えします。
- 早期選考に落ちる確率の実態
- 落ちる確率を下げるテクニック
- 不安を払拭するよくある質問まとめ
筆者自身が2019卒で自身も早期選考を数十社受け、就職後も大手企業の採用活動に携わっている経験から早期選考の落ちる確率についてお伝えします。



早期選考に落ちる確率はどれくらい?


早期選考に落ちる確率は以下のような事情から正確にデータとして出せません。
- 大企業が採用過程をあまり公表していない
- 優秀な学生が大企業の内定を複数持っている
ですがAbuild就活のプロダクト担当によると、早期選考で内定を勝ち取っているのは応募総数の10%程度だそうです。
すなわち早期選考で落ちる確率は約90%となります。
大企業には志望者が多く集まり、採用倍率が何十倍にもなることが当たり前なのでこの数字感も妥当ではないでしょうか。



早期選考に落ちても、もう一回本選考は受けられる?


早期選考後の採用活動のパターンは、おおよそ以下の3パターンに分けられます。
早期選考を受ける際に自分が受ける企業がどのパターンに当たるのか、HPや採用担当者にしっかりと確認しておきましょう。
本選考も0から受け直し可能
このパターンは、履歴リセットされますので本選考も安心して受けられます。
しかし本選考の場合はグループ面接が増えたり、グループディスカッションではなく自己アピールになったりと、採用過程が異なってくる場合も多々あります。
選考内容が同じと思わずにしっかりとリサーチや準備をして臨みましょう。
応募はできるが書類審査でお祈り
これが一番タチが悪いですが、このタイプの企業が多いのも現実。
あまりにも準備できていないのに、焦って本命企業のエントリをしてしまうと残念な結果に終わる可能性もあります。
そもそも応募資格がない
このパターンを近年導入している大企業が増えています。
逆の見方をすれば大企業が早期選考にしっかり力を入れて、本選考と同等か、それ以上に重要視している裏付けになるのではないでしょうか。
採用は企業にとって非常に重要ですが、時間とコストは無限ではありません。



早期選考に落ちる確率を下げるための対策





漠然と早期選考に関して悩んだり、不安に思ったりする必要はありません。
以下の手段で早期選考にひとつでも受かり、落ちる確率を下げる手段をお伝えするので、悔いのない就活を心がけてくださいね。
選考過程をyoutubeで学ぶ
今は就活チャンネル、新卒チャンネルなどyoutubeで専門的なチャンネルがたくさんあります。
業界や企業の情報収集目的でも非常に有効ですが、特に模擬面接を実際にやっている動画がかなりおすすめしたい内容です。
自分と同じ学生が、外資企業や大企業出身の社会人や採用担当者と模擬面接を行い、その場でフィードバックされている姿をみると衝撃を受けることでしょう。
「こんな感じでガクチカや志望動機の深掘りがされていくんだ」とイメージすることで、本番をより意識できます。



早期選考を受けた先輩・友人から情報収集する
採用活動は、時代に合わせて年々少しずつ変わっていくので、以下のように情報収集を徹底的に行いましょう。
- 去年受けた先輩から情報を仕入れる
- 早期選考を受けている友人から聞かれたことや雰囲気の情報を共有する
質問対策や、雰囲気、グループディスカッションのテーマなどを聞くことで、準備を入念にすることができれば安心ですよね。
特に去年ではなく、今年の活動に関しては友人もライバルとなり得ますが、上手にギブアンドテイクで情報共有できるよう工夫すると良いでしょう。



大学のキャリアセンター等を活用する
多くの大学にキャリアセンター、就活相談室など就活に関してサポートしてくれる組織があるのはご存じでしょうか。
ない場合は、近くの自治体にハローワークなど就職活動に関するサポートがないか調べてみるのも良いでしょう。
そこでは模擬面接練習やガクチカの作成お手伝い、業界知識やOBOG訪問の仲介などをしてくれます。
使わない学生も多いですが、何年も学生を見送っているキャリアカウンセラーや大学教員もノウハウを持っており、サポート力があります。



OBOG訪問で社会人に慣れる
インプットばかりしていても、面接はうまくなりません。
OBOG訪問でしっかりと社会人と自然に話すことに慣れましょう。
意外とできていない学生が多いので、1回と言わず10回程度やっておくのをおすすめしたいです。
社会人に対して緊張して必要以上に構えてしまい、等身大の自分で話したり質問せずにお祈りされてしまうのは大変もったいないですし、心残りですよね。
相手を敬ったり、褒めたり、媚びたりするのに集中しすぎず、面接をイメージしながら質問にしっかりと答えられるように会話する練習を積んでみてください。



早期選考にある質問


ここでは、早期選考の落ちやすさについてよくある質問をまとめました。
自分がどの選考過程で落ちているのか受け止め、分析し、次に繋げていただけるようアドバイスもまとめていますので、最後までご覧ください。
早期選考を受けないで、本選考を受けるのはあり?
結論、筆者は戦略としてありだと思います。
それは、早期選考で準備があまりにも不足していて落ちるのが分かりきっている場合です。
ですが早期選考の方が「学生のライバルが少ない、採用枠が埋まっていない」など有利に運ぶ条件も多いことは踏まえた上で決断しましょう。





早期選考のSPIのWEBテストで落ちたらやばい?
これは個人的に非常にもったいないと考えます。
問題集を1冊を何度も復習して、しっかり対策すればSPIは何も怖くありません。
大企業も一定ラインの足切りを設けていますが、ラインを非序に高く設けているわけではありません。
しかし、ここに時間をかけすぎないのもポイントです。
時間がある場合はSPIを対策しつつ早期選考に臨み、時間がない場合は早期選考の応募も並行して、焦らず走りながら考えましょう。



早期選考の適正診断で落ちたらやばい?
適性検査で落ちるのは全くヤバくありません。
むしろ合わない企業に早めに落としてもらえてラッキーと思いましょう。
志望企業にお祈りされて落ち込むと思いますが、適性検査で落ちるということは入社後の組織文化や体制に合わない確率が非常に高いです。
合わない企業に無理して入らず、時間を無駄にせずによかったと思いましょう。



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