大学3年の9月に就活で何もしていない人がやるべきこと
大学3年生の夏休みを終えて大学へ行くと、ポツリポツリと「就活」という言葉を聞くようになってきます。
すでに企業のインターンへ行った友人もいるかもしれません。
この時期になると、多くの学生がこのような不安を感じるようになりはじめます。
この記事では、不安を感じるようになった就活生に向けて、大学3年の9月から始める就活について解説していきます。
大学3年の9月に就活を何もしていないのがやばい理由
なぜ大学3年の9月に就活を何もしてないのがやばいのか、その理由を解説します。
内定者の多くはサマーインターン参加者
サマーインターンに参加すると早期内定のチャンスや本選考での優遇があるだけでなく、企業理解も深まることでESや面接の質も高まります。
このようにインターンに参加した学生は未参加の学生と比べると、格段に内定の確率が高まります。
そしてインターンの参加率はおよそ6〜7割で、参加していない学生は3〜4割です。
3〜4割が参加していないと考えると案外多く感じますが、今後インターンの重要性が高まることも考慮すると参加するのが当たり前の時代になっていくでしょう。
部活動や研究で忙しい学生はインターン未参加でも逆転の可能性がありますが、ただやる気がなくインターンに行かなかった学生は厳しくなってきます。
インターンが採用に直結するようになった
25卒の就活よりインターンが採用に直結するルールになりました。
これらのタイプ1〜4のうち、タイプ3と4が採用に直結します。
これにより選考がますます早期化される事態となるため、3年時点での内定者も今後は増えていくと考えられます。
その状況下で9月なのに何もしてない場合、どこにも内定できないかもしれません。。
大学3年9月までに何もしていない人がやるべきこと3つ
大学3年の9月までに何も就活の準備をしてこなかった人がやるべきことはなんでしょうか。
まず、次の3つの準備は忘れないようにしましょう。
自己分析を深める
就活準備の大前提となる、自己分析は早めに着手しましょう。
今の自分の考え方や就活における志望、強みや弱みなどを考えること
就活においては自分の価値観、強みや弱みをエピソードを用いて表現することが求められる
自己分析はESや志望業界選びなど就活の全てに活きてくるので、自己分析を疎かにすると全てにおいてつまづきます。
業界・企業研究
自己分析を進めたら、自分が働きたいと感じる業界や企業をざっくりと決め、研究を進めましょう。
自己分析で見つけた好きなことや得意なことに紐づくものが良いですが、年収や福利厚生などの勤務条件から選ぶのもアリでしょう。
ある程度業界や企業の方向性が定まったら、その業界の勢力図や、企業の同業他社について調べましょう。
製品やサービスの強み、他社との違いなどを事前に把握しておけば、今後の就活対策に活用できます。
冬インターンに参加する
近年は学生の長期休暇に合わせてインターンを実施する企業が増えてきました。
大学3年の9月以降でもっとも活発なのが冬インターンで、早いと9〜10月頃に冬インターンに向けた選考が始まります。
もし漠然とでも志望する業界や企業があるならば、早い段階で冬インターンの開催がないか情報を集めましょう。
大学3年9月以降の就活スケジュール
大学3年9月から就活を始めるにあたって、その後の就活スケジュールを確認しておきましょう。
大きな節目となるのは、次の2つのタイミングです。
- 大学3年の3月
- 大学4年の6月
大学3年の3月には、企業による「広報活動」が解禁されます。
採用情報の公開や企業説明会の実施のこと
就活情報サイトに一斉に登録できるようになる
このタイミングでは、ほとんどの学生が就活対策に取り組んでいます。第一の目安として、この「大学3年3月」を念頭に置きましょう。
続いて大学4年の6月は企業の選考活動のスタートで、ここから周囲も内定者が増えていきます。
大学3年に9月から就活を最短で逆転させる方法
就活では無料で使える逆スカウト・エージェントサービスがあるので登録しておきましょう。
逆スカウト
→自分のプロフィールを作ると、それに興味をもった企業側からオファーが貰えるサービス
エージェント
→専属エージェントが提携企業を紹介し、それに向けたES・面接対策などをするサービス
無料で有効活用できる分はしっかり活用しましょう。