【例題あり】面接で好印象な逆質問の作り方7STEP!選考フェーズ別のコツを徹底解説
本記事では面接で逃れられない「逆質問のポイント」を徹底解説します。
いろんな面接で聞かれる逆質問ですが、準備できていない学生も多いので差をつけましょう。
面接官が逆質問をする理由
採用担当から見て大きく4つのポイントがあります。
志望度や働く意欲を知りたい
入社意欲が高く企業研究を十分に行っている学生であれば、自然と逆質問が出てくるはずと採用担当者は考えています。
また学生がどういう視点で企業を見ているのかを確認し、入社後の配属先を考慮する場合もあります。
コミュニケーションスキルを確認したい
逆質問の内容からどこが気になり、どこを深掘りしたいのか、質問の内容から人柄を探っています。
質問に対する回答に対してさらに話題を広げていけるか、コミュニケーション能力も見ていることも。
学生と企業のマッチ度を見たい
企業の社風や職務内容について学生に正確に理解を深めてもらいたいという思いもあります。
他の質問よりも学生の素の部分が伝わりやすい時間でもあるので、組織でうまくやっていけそうかと見ている場合も。
不安や疑問点を解消したい
シンプルに応募者の疑問を解消してもらい、入社後のギャップやミスマッチがないように逆質問の時間を設けています。
面接官にウケのいい逆質問をするポイント
何百人も相手にしていますが、以下のポイントを踏まえると面接官の好印象に残りやすいです。
質問を通して自己PRをする
逆質問を通して、自分自身の意欲や強み、企業や業務への関心の高さなどをアピールすることができます。
「海外勤務を希望していて、TOEIC800点を取得した。他にも準備したいがどのようなキャリアを歩めばいいか」
「マーケティングインターンの経験を経て営業部門で活躍したいが、学生自体に身につけておくべきスキルは何か」
入社後に働いている姿をイメージさせる
就活生が自社で働いている姿を想像しやすく、面接官の記憶にも残るため効果的なアピールとなります。
今活躍している社員と重ねてもらえるように、具体的な部署や仕事内容を踏まえると良いです。
選考フェーズごとに質問の内容を変える
フェーズごとに面接官は異なるため、質問内容も相手に応じて変えていくべきです。
序盤の選考は現場レベルの課長部長、後半は人事部長や役員クラスとなります。
<専攻フェーズごとの質問内容>
序盤:具体的な職場や仕事内容・求められるスキルや人物像
後半:抽象的な展望や若手に期待することなど視座を高く
逆質問の作成の仕方7STEP
STEP1. 業界・企業研究をする
逆質問するためには、企業や業界について深く理解しなければなりません。
表面的な質問にならないよう気をつけて、以下の点に整理して四季報やHPにて確認してみてください。
- 企業の業界での位置付け、ランキング
- 企業の基本情報、歴史
- 企業理念や社風
- 働く環境、ワークライフバランス
- 企業や業界の将来性
STEP2. 聞きたい内容をリストアップする
企業について、気になる点を以下の例を参考にして準備しておきましょう。
- 事業内容
- 業務内容
- 一日の流れ
- 社風
- 企業が求める人物像
- ジョブローテーション・キャリアの重ね方
STEP3. 自己PRしたい内容を決める
ポイントにも記載しましたが、逆質問はただ質問するだけじゃなくて自己PRもできるチャンスです。
アピールする内容は、以下の例を参考にしてください。
- 企業と自分との相性
- 熱意、積極的な姿勢
- 志望度の高さ
「私の長所は御社のこの部署で活かせる人材です」「OBOG訪問でたくさん社員とお会いしているように、志望度の高さは誰にも負けません」
などとアピールできる要素をして、質問する際や回答時に伝えましょう。
STEP4. 入社後のギャップをなくす内容を考える
学生は社会人経験がないので、どうしても入社後のギャップは生まれてしまいます。
少しでも減らせるように以下の内容の逆質問で解消してください。
- キャリアビジョン
- 得られるスキル・研修機会
- 転勤やライフステージによる休暇制度
気になる点は面接の際に質問して、自分の理想と一致するか確認しましょう。
STEP5. 取捨選択
逆質問は面接終盤に行われやすいので、流れによっては時間がないので内容の精査をする必要があります。
<各社で使える質問例>
一次面接:二次面接以降で使えそうな優秀な若手の特徴や歩んできたキャリアビジョンなど
二次面接以降:優秀な若手の特徴を意識しつつ、課長や経営層になるにはどうしたらいいかなど
STEP6. 質問に優先順位をつける
逆質問は選考の終盤ほど多くなる傾向にあります。
- 一次面接:1つ程度
- 二次面接以降:1〜3つ
- 最終面接:3〜5つ
特に最終面接の担当者は社長や役員であり、そこまでにガクチカや志望動機を伝えきっていますので学生からの質問や会話を求められます。
面接官によっては異なる回答が来ますので、今まで聞いたこと質問も含めてしっかり準備しておきましょう。
STEP7. 簡潔で分かりやすい質問文を作る
自分の思いや考えを伝えた上で質問するとなお良いでしょう。
<話し方の例>
- 結論:キャリアについてお伺いします。
- 意見:御社で将来新規サービスを立ち上げたいので、営業から始めてサービスのエンドユーザーと触れ合い、お客さまの声を感じた上で新規事業部に行きたいと考えています。
- 深掘り:実際にはどのようなキャリアを歩まれた方が新規事業部にいますか?
シンプルに自分の考えを伝えて深掘りし、聞きたい内容を明確に伝えると面接官からの印象が良くなります。
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【選考フェーズ別】面接で絶対聞くべきおすすめ逆質問例
ここでは質問例をまとめましたので、自分なりにカスタマイズして準備に使ってください。
一次・二次面接向け
一次面接や二次面接は、入社後現場で一緒に働く社員や、人事担当者などが面接官になることが多いです。
事業や業務に関する逆質問
【事業内容に関する逆質問】
・今担当している仕事は会社全体のどのような機能を果たしていますか?
・御社の事業内容は多岐にわたりますが、どの事業に注力していいますか?
【業務内容に関する逆質問】
・仕事をしていて大変だなと思ったこと、それをどう乗り越えたかを教えてください。
・1日の仕事の流れを教えてください。
・仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか?
・仕事をするうえで個人的、組織的に重視している点があれば教えてください。
・御社における、お客さまとのやりとりがどのように行われているか教えてください。
・今までの中で最も達成感や成長を感じたエピソードを教えてください。
・〇〇サービスに強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください。
・〇〇部署の仕事内容はこのように書いてあったのですが、具体的にどう働いているのか教えていただけますか。
社風に関する逆質問
【社風に関する逆質問例】
・社員はどのような性格、雰囲気の方が多いでしょうか?
・退勤後や休日に仕事仲間と過ごすことはありますか?
・社員同士は社外でも飲みに行くなどのコミュニケーションを取ることはありますか?
・他部署や違うチームとの交流はありますか?
・個人的に〇〇様はどのような社風だと思われますか?
・複数の事業部がありますが、部署間のやりとりや組織風土に違いがありますか?
面接官に向けた逆質問
【面接官個人に関する逆質問例】
・〇〇様が会社の中で最も魅力を感じているところはどこですか?
・入社前後で感じるギャップはありますか?
・仕事で成果を出すために〇〇様が日々行っていること、仕事での目標があれば教えてください。
・〇〇さんのロールモデルや尊敬する方はいらっしゃいますか?
・〇〇を御社でしたいと考えているのですが、詳細に話を聞ける方をお繋ぎいただけないでしょうか。
・これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください
キャリアやスキルアップに関する逆質問
【キャリアパスに関する逆質問例】
・御社に入社した後にすぐに活躍できるよう〇〇に関して勉強をしています。入社までに他に勉強をしておくことはありますか?
・〇〇部署に行くためには、どのようなスキルや経験を積めば良いでしょうか。
・御社の〇〇という商品に憧れているのですが、その商品に携わるためには具体的にどのようなキャリアパスを歩めば良いのでしょうか?
・将来は御社でリーダーとして活躍していきたいです、御社の評価制度・昇進制度について教えてください。
最終面接向け
細かい仕事内容や業務範囲ではなく、会社や事業全体に関することなど高い視座での質問を心掛けることが大切。
企業としてどのような姿を目指しているのかなど、経営層だからこそ聞ける内容を質問して熱意を伝える。
経営戦略など今後の見通しに関する逆質問
■逆質問例
・5年後、10年後に描いている会社や業界のビジョンを教えてください
・新入社員の採用を2年前から強化しているようですが、新入社員に求めていることは何ですか?
・御社が今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか?
・御社で今後注力していきたいと考えている事業とその理由を教えてください
面接でマイナス評価になる!NG逆質問例
「特にありません」「大丈夫です」と回答
「特にありません」と答えると、会社に興味がないという印象に見受けられます。
さらに入社後にわからないことがあっても質問しないタイプと捉えられ、成長や活躍が見込めないのではと想像されてしまう可能性も。
「今まで面接やOBOG訪問で出会った社員の方に質問させてもらったので、本日は大丈夫です」
などと、もし逆質問がない場合はすでに解消済みであることを伝えましょう。
待遇面や面接官が困惑する質問
条件や待遇ばかり気にしているように捉えられ、印象を悪くしてしまう可能性もあります。
はっきりと条件を聞いておくことは大切ですが、伺い方に気をつけましょう。
「入社後に最大限の力で貢献したいのですが、一番活躍されている社員の待遇はどのくらいか」
「日々活躍するために、オフではしっかり休んでオンに備えたいのですが年休制度はどのような実情か」
など活躍するために質問していることを前提に聞くと良いでしょう。
調べればすぐわかる質問
企業ホームページや求人要項を見ればわかる事柄を質問をすると、熱意がない印象になり志望度が低いと捉えられます。
調べた上で聞いていることをアピールできるようにしましょう。
「はい」か「いいえ」で答えられる質問
逆質問は質問力やコミュニケーション能力を見られる場でもあります。
短すぎる会話はコミュニケーション能力が低い印象をもたれる可能性があるので、深掘る質問を加えていきましょう。
すでに説明した内容の質問
面接の冒頭や会社説明会などですでに説明されている内容は、担当者の説明を全然聞いていないと判断されてしまいます。
不安な場合は「すでにお話があったかもしれませんが、念の為確認させてください」と加えて聞いてみると良いでしょう。
面接の逆質問に関するよくある質問
逆質問は何個用意しておくべき?
一次面接・二次面接の逆質問数は2個~3個、最終面接は3個~5個は用意しておくと安心でしょう。
逆質問の終わり方は?
面接官が逆質問に答えてくれた場合には、「感謝の気持ち」と「回答へのフィードバック」を伝えて終わると好印象です。
面白い逆質問を考えるにはどうすればいい?
学生の個性溢れる逆質問は、面接官にとって興味深くなり印象に残りやすくなる可能性があります。
積極的に逆質問をするために、4つのポイントに注目してみましょう。
- 面接官のパーソナルな情報を引き出す
- 専攻や深い知識・経験をもとに深掘り
- 面接内で話したことから深掘り
- 事前に入念な企業研究・OBOG訪問から具体的な社内トピックを聞き出す
多くの学生と被らない内容は上記視点を参考にしてみてください。
まとめ
逆質問で困らないように本記事をブックマークしておき、面接の直前で読むことをおすすめします。
より面接官に好印象をもってもらえる逆質問をしたいなら就活のプロに見てもらうのも一つの方法です。
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