インターンはいつから?申込みの時期や探し方、選考対策を解説





2023年度からインターンシップの定義が変更し、どのようなスケジュールで動くべきか分からない学生も多いのではないでしょうか?
そこで今回はインターンはいつから申し込み・参加すべきか、募集の時期や探し方、選考対策を解説します。



そもそもインターンって何?





インターンとは、実際に企業で働く就業体験のことです。
正社員とほとんど同じ仕事をしたりグループワークなどで業務の疑似体験をすることもあります。



ここからは、インターンの概要や期間、開催時期やスケジュールについて掘り下げた内容を解説します。
内容
インターンで行われる主な内容について紹介します。
- 企業の事業説明
- グループワークやグループディスカッション
- 事業内容に関するセミナー
- 先輩との交流
- 社内見学
- プレゼンテーション
- フィードバック
- 課題解決
短期の場合は企業説明会やオフィス見学、長期だと実際の業務の一部を体験して仕事の流れや必要なスキルを学ぶことが多いです。
期間
期間は主に以下の種類に分けられます。
期間 | 目的 | 内容 |
---|---|---|
短期インターンシップ(1日~数週間) | 企業の事業内容や業界の理解を深める | 企業説明や業界研究、グループワークなど |
中期インターンシップ(数週間~1ヶ月程度) | 実際の業務の一部を体験することでより深い学びを得る | 課題解決型のグループワーク、社員の指導の下での実務 |
長期インターンシップ(数ヶ月~1年以上 | その業界における特定のスキルや専門性を身につける | 社員と同様の業務を担当 |
近年では、1日のみの短期インターンシップが増加傾向にある
開催時期
企業の業種やプログラム内容によって異なりますが、一般的には以下の時期に多く開催されます。
開催時期 | 特徴 |
---|---|
夏季(7月~9月) | 8月は、年間で最もインターンシップ参加者が多い時期 短期インターンシップが中心 |
冬季(12月~2月) | 夏季と同様に短期インターンシップが中心 就職活動が本格化する前に企業や業界について理解を深めたい学生に人気 |
通年 | ベンチャー企業やIT企業では、長期インターンシップの募集が年間を通して行われることが多い |
インターンシップの開催時期は企業によって大きく異なります。
そのため興味のある企業のインターンシップ情報は早めに収集しておきましょう。
参加までのスケジュール
インターンに参加するまでの大まかなスケジュールを、サマーインターンに参加する例を挙げて紹介します。
時期 | 内容 |
---|---|
3年4月 | 自己分析 |
3年5月 | インターンシップ情報収集 面接・Webテスト対策 |
3年6月 | 会社説明会・イベントへの参加 |
3年7月 | インターンシップへのエントリーする インターンシップ選考開始 |
3年8~9月 | インターンシップへの参加 |
インターンシップは、職場の雰囲気や業務の進め方を学ぶ貴重な機会のため「何を学びたいのか」という明確な目的意識を持って取り組みましょう。



振り返りを通じて就活の軸をブラッシュアップできるため、具体的なキャリアビジョンを描けるようになりますよ。
2023年度からインターンシップの定義が変更


2023年度からインターンシップの定義が変更され、2025年卒業・修了予定の学生から新たな定義が適用されています。
この変更は学生のキャリア形成を支援するとともに、企業が採用活動を円滑に進めるために導入されました。
変更によってインターンシップは、以下の4タイプに分類されました。
タイプ | 対象 | 実施内容 | 目的 | 実施時期 | 実施期間 | 就業体験 |
---|---|---|---|---|---|---|
オープン・カンパニー | 学生・修士・博士課程 | イベント・説明会 | 企業・業界・仕事についての理解を深める | 学士・修士・博士課程の全期間 | 何日でも可 | なし |
キャリア教育 | 企業主催:学士・修士課程 大学主催:学士・修士・博士課程 |
企業のCSRプログラム、大学主催の授業・産学協働プログラム | 職業観・就業観を考える | 学士・修士・博士課程の全期間 | 何日でも可 | 任意 |
汎用的能力・専門活用型インターンシップ | 学部3年・4年・修士1年・2年 | 適性・汎用的能力や専門性を重視したプログラム | 就業にあたって必要なスキルがあるかを見極める | 学部3年・4年または修士1年・2年の長期休暇期間 | 汎用能力活用型:5日間以上 専門活用型:2週間以上 |
必須 |
高度専門型インターンシップ | 大学院生 | ジョブ型研究インターンシップ | すでにあるスキルを向上させる | 博士:全期間 修士:検討中 |
2ヶ月以上 | 必須 |
この変更によって企業はインターンシップを通じて学生の能力や適性が評価しやすくなったのです。
ミスマッチを防ぎながら早期に優秀な人材を確保することが可能
【いつから?】インターンへの参加が最も多いのは大学3年の8月


リクナビが発表した2024年卒の先輩たちのアンケートでは、8月に参加した人が48.7%と最多で、次いで9月に参加した人が34.0%という結果になりました。
さらに企業がインターンを開催する時期や学生の申し込み時期も時期も8月が最も多いことが分かっています。
申し込みの時期は8月であることを考慮すると、インターン選考対策は6~7月ごろから始めるのが得策でしょう。



インターンに参加するメリット


インターンに参加することで得られるメリットを以下にまとめました。
- 業界・職種・企業研究に役立つ
- 疑問や不安を解消し、ミスマッチを減らす
- 説得力のある志望動機の作成に役立つ
- 就活仲間をつくれる
- 選考優遇・早期選考を受けられる可能性がある
- 本選考の練習になる
- ビジネスマナーが身につく
インターンシップは実際の業務内容や職場の雰囲気を体験できる貴重な機会です。
ESや面接でアピールできる貴重な材料にもなるため、志望度が高い企業のインターンシップはできるだけ参加しましょう。


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インターンに参加するまでのステップ


インターンシップに参加するまでの大まかなステップは以下の通りです。
気になる業界・企業にエントリー
まずは興味のある業界や企業を見つけ、インターンシップの募集情報を集めます。
コーポレートサイト、インターンシップ情報サイト、大学のキャリアセンターなどを活用するのがおすすめです。



エントリーの際には企業のウェブサイトや説明会などで企業研究をしっかりと行ってください。
企業研究をして自分の興味や適性と企業の求める人物像が合致するかどうかを確認することが大切です。
ESの作成・面接対策
エントリーシートは、企業が応募者の情報を把握するための重要な書類です。
自己PR・ガクチカ・志望動機はもちろん過去の経験やスキルも具体的に記述し、企業が求める人物像に合致する点をアピールしましょう。
面接対策としては、自己分析を徹底して自分の強みや弱みを把握しておくことが重要です。
また企業研究をしっかりと行い、企業の事業内容や企業文化について理解を深めておきましょう。
模擬面接などを活用して、面接官の質問に的確に答えられるように練習することも効果的です。
服装・持ち物の準備
インターンシップに参加する際の服装は、企業の業種や職種によって異なります。
そのため基本的には、清潔感のあるスーツやオフィスカジュアルな服装を選ぶのが無難でしょう。



持ち物としては筆記用具、ノート、身分証明書、履歴書などが必要ですが、企業から持ち物に関する指示がある場合はそれに従いましょう。
選考に進む
書類選考や面接などを通過すると、インターンシップに参加することができます。



インターンシップに参加する際は、積極的に業務に取り組み、社員の方々とコミュニケーションをとってくださいね。
短期では人柄やポテンシャル、長期では企業は即戦力となれる実務能力があるかどうか見られる傾向にある
インターン参加前に準備することリスト





続いて、インターンシップ選考に挑む前に準備しておきたいリストをまとめました。
以下のリストを順番通りにこなすことで、インターン選考も有利に進められるでしょう。
自己分析
インターンシップに参加する目的や、どのような経験を積みたいのかを明確にするために、自己分析を行いましょう。
自分の強みや弱み、興味のある分野、将来のキャリアプランを整理することで、インターンシップを選ぶ際の軸が定まります。
また自分の価値観を深く掘り下げることで、将来どのようなキャリアを築きたいのかを明確にできます。
就活の軸を定めて企業のミスマッチを防ぐためにも、自己分析は最初に行うべし
業界・企業研究
続いて興味のある業界や企業について、事前に情報収集を行います。
企業のウェブサイトやニュース記事、業界レポートなどを参考に、企業の事業内容、企業文化、業界の動向などを把握しましょう。
企業研究を通じて、企業のビジョンや価値観などを理解することで、自分に合った企業かどうかを判断しやすくなります。
また面接で企業に関する質問をされた際にも、より深掘りした内容をスムーズに答えることができるようになります。
Webテスト対策
インターンシップの選考ではWebテストが実施され、能力適性検査や性格検査などが行われることがあります。
そのため事前に問題集や模擬試験などを活用して、Webテストの形式や出題傾向に慣れておきましょう。
インターン選考における代表的なWebテストを紹介します。
- 玉手箱
- SPI
- TG-WEB
- CAB
- GAB



また通信が安定したネットワーク環境で実施できるように準備を整えておきましょう。
面接対策
インターンシップの選考の終盤では、面接が実施されます。
インターンシップの面接は長期雇用を目的とした採用面接とは異なり、比較的短期的な視点で評価されます。
インターンシップの選考でよく聞かれる質問例は以下の通りです。
- 自己PR
- インターンへの志望動機
- インターンで経験したいこと
- インターンで習得したいスキル
- ガクチカ
- 長所・短所
- 逆質問
上記のよく聞かれる内容はスラスラ答えられるように、模範解答の準備をしておきましょう。
インターンの探し方


ここからは、自分が参加したいインターンを見つける方法について解説します。
公式サイトや採用ページをチェックする
まずは志望するコンサル企業の公式サイトや採用ページを定期的にチェックしましょう。
インターンシップの情報は、企業のコーポレートサイトで最初に公開されることが多いです。
また企業のニュースリリースやIR情報も確認することで、企業の最新動向やインターンシップの傾向を把握できるでしょう。
まれにインターン追加募集の情報も更新されるので、応募し忘れた場合もこまめにチェック!
インターン情報サイトに登録する
リクナビ、マイナビ、外資就活ドットコムなどのインターン情報サイトに登録しておくのもおすすめです。
これらのサイトではさまざまな企業のインターンシップ情報が掲載されており、効率的に情報を収集できます。



またサイトによっては、インターンシップに関するセミナーやイベント情報も掲載されているため、積極的に活用しましょう。
就職エージェントに相談する
就職エージェントは、学生の希望や適性に合ったインターンシップを紹介してくれるサービスです。
コンサルティング業界に特化したエージェントも存在するため、相談してみるのも良いでしょう。
エージェントはインターンシップの情報提供だけでなく、エントリーシートの添削や面接対策などのサポートも行ってくれます。
早く内定を獲得したい場合は、企業紹介と面接対策をメインに行うエージェントを選ぶべし
大学のキャリアセンターに相談する
大学のキャリアセンターは学生の就職や進路を支援する専門部署で、学校における「ハローワーク」とも呼ばれます。



また過去のインターンシップ参加者の体験談や企業の採用担当者とのコネクションを持っている場合もあるので要チェックです。
就活のアドバイスやサポートだけでなく進路の悩みや不安を打ち明けられる場所でもあるので、漠然とした悩みがある人はまず相談してみましょう。
SNSでリサーチする
X(旧Twitter)やLinkedInなどのSNSでコンサルティングファームの社員やインターンシップ参加者の情報収集も行いましょう。
企業の公式アカウントをフォローすることで、最新情報を入手することも可能です。
またハッシュタグ検索を活用すれば、同じようにインターンシップを探している学生と情報交換もできます。
ただしSNSを活用する際はすべての情報を鵜呑みにせず、就職活動に関する愚痴や悪口の発信を控え、常に公共の場であることを意識しましょう。
「#27卒と繋がりたい」「#○○業界で働きたい」などのハッシュタグがおすすめ!
OB・OG訪問をする
大学のOB・OGや知人の紹介などを通じて、コンサルティングファームで働く社員に話を聞くこともできます。
実際に働いている人の話を聞けば、仕事内容や企業の雰囲気などをより深く理解することができるでしょう。
またOB・OG訪問では選考対策やキャリアパスに関するアドバイスも受けられる場合もあります。



インターン参加当日に関する注意点


続いて、インターンシップ参加当日に注意すべきポイントについて解説します。
遅刻しないように早めに動く
インターンシップ初日は、時間に余裕を持って行動しましょう。
電車の遅延や道に迷う可能性も考慮し、集合時間の15分前には到着するように出発することをおすすめします。
もし遅刻しそうな場合は、必ず企業に連絡を入れて指示を仰いでください。



挨拶・敬語・お礼などのマナーに気を付ける
社会人としての基本的なビジネスマナーを守ることは、インターンシップで好印象を残すための重要なポイントです。
挨拶・敬語・お礼で最低限注意すべきポイントを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- 挨拶…社員の方々や他のインターン生に、明るく元気な挨拶を心がけましょう。
- 敬語…社員の方々に正しく丁寧な敬語を使えるように、尊敬語・謙譲語・丁寧語について復習しましょう。
- お礼…指導していただいたり、何かをしていただいた際には、感謝の気持ちを伝えましょう。
スーツの着こなしなどの身だしなみをチェックする
インターンシップでは、清潔感のある服装やメイクを心がけることも忘れてはいけません。



スーツの場合は、シワや汚れがないか事前に確認し、靴も磨いておきましょう。
男女ともに髪型も整え、派手なアクセサリーや香水は避けるのが無難です。
女性の場合は目元のメイクは控えめにして、元々の顔立ちを活かすようなイメージで整えましょう。
参加後にはお礼メールをする
インターンシップ終了後、当日中または翌日にはお礼のメールを送りましょう。
お礼メールにはインターンシップで学んだことや感謝の気持ちを具体的に記述し、今後の抱負などを添えると良いです。
お礼メールを作成する際のポイントはこちらです。
- 一目で内容が分かる件名にする
- 会社名は略さず正式名称で記載する
- 文頭の挨拶文では「いつ」「どこで」お世話になったのかが分かるように記載する
- ありきたりな感想ではなく、感謝の内容を具体的に表現する
- 締めくくりの文章でもう一度感謝の気持ちを表す
作成したら、誤字脱字や読みやすさのチェックも忘れずに行いましょう。
企業側から返信が来た場合は、感謝の気持ちをこめて簡潔な文章で再返信すべし
インターンにいつから参加すべきかについてのよくある質問


最後に、インターンシップにいつから参加すべきかについて迷っている学生から寄せられた質問をまとめてご紹介します。
1年生2年生でも参加できる?
インターンシップ自体は、1~2年生で参加できるものもあります。
就職活動中の学生を対象とした「短期」のインターンシップは3年生しか参加できないものがほとんどです。
しかしそれに対して長期インターンシップは、むしろ長く活躍できる1年生2年生を歓迎する企業も多いです。
大学1年生2年生のうちからインターンに参加するのは必須ではありません。
しかし早期のインターン参加はメリットも多いため、それが自分の目標達成に役立つかどうかを判断して参加してください。
27卒はいつからインターンに参加?
27卒のインターンシップは多くの場合、2025年の7月下旬から始まります。
企業によっては6月末からインターンシップを開始するところもあるため、4月や5月から情報収集を始めることが重要です。
また、インターンシップの申し込みから参加までには約1ヵ月程度かかります。
自己分析やESの作成といった準備をスムーズに進めるためにも、早めに申し込みの準備を整えておきましょう。
大学3年生からインターンに参加するのは遅い?
大学3年生からインターンシップに参加しても、決して遅いことはありません。
長期インターンシップは通年募集のものも多く、短期インターンシップも冬に開催されることが多いです。
まだまだ参加のチャンスがあるため、興味を持ったインターンシップがあればすぐ行動を起こしましょう。
また大学院生や研究に忙しい理系学生も、「時期を逃してしまった」と感じて参加を諦める必要はありません。
タイミングに関わらず自分の目的に合ったインターンシップを選び、積極的に参加することが大切です。
公務員のインターンシップはいつから?
公務員のインターンシップは、学生の長期休暇に合わせて開催されるのが一般的です。
しかし募集時期や開催スケジュールは自治体や官庁によって異なるため、早めに情報収集しておきましょう。
大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを利用して、積極的に情報収集してみてください。
インターンに参加するためには早めの対策を!


インターンの定義が改正されたことから、今後の就活ではより一層インターンの重要性が増します。



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