【ネスレの就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!
コーヒーやチョコレート菓子など世界188カ国で製品を販売するネスレは、世界最大の食品飲料メーカーです。
学生からの人気も高く、「就職難易度はどれくらい高いのか」「ネスレに採用される大学は決まっているのか」と不安に思う方も多いでしょう。
本記事ではネスレの就職難易度や採用大学ランキング、学生フィルターの有無を紹介します。
選考プロセスと面接内容、選考を突破するポイントも解説するので、ネスレへの入社を目指す人はぜひ参考にしてください。
ネスレとはどんな企業?
まずはネスレの事業概要と働き方・福利厚生について解説します。
- 事業概要
- 働き方・福利厚生
事業概要
ネスレはグループ売上10兆円を誇る、世界No.1の食品・飲料メーカーである「ネスレグループ」の日本法人です。
創業は1913年と古く、100年以上続く外資系の老舗企業として、食品業界を牽引し続けています。
そんなネスレは企業理念である「Good Food,Good Life」に基づき、単に美味しい商品を提供するだけではなく個人の健康と地球環境の保全を考え事業を展開。
なお、同社CEOは「日本社会は今後さらに複雑化し、社会構造も変化し、価値観や課題も多様化していくことが予想される」と述べています。
日本市場のニーズを的確に捉え、新たな挑戦をし続けるネスレは、外資企業であるにもかかわらず、日本で躍進を遂げているのです。
働き方・福利厚生
ネスレは世界中の人々のウェルネスに配慮しながら事業を展開しています。
ウェルネスとは心身ともに健やかで幸せな状態の意味です。
そこにはネスレ社員も当然含まれており、社員が健康で充実した生活を送れるよう、さまざまな制度が設けられています。
以下はネスレの福利厚生の一部です。
- 休暇制度
- 社会保険・労働保険
- 任意保険制度
- 年金・生涯設計
- 表彰制度
- 柔軟な働き方
- 健康管理
- 出産・育児支援制度
- 住宅制度など
ネスレの就職難易度は?
つづいて、ネスレの就職難易度をランキング形式で紹介します。
- 入社が難しい有名企業ランキングには入っていない
- 「就職人気ランキング」では264位にランクイン
入社が難しい有名企業ランキングには入っていない
ネスレは「入社が難しい有名企業ランキング」には入っていません。
ランキングで圏外ではありますが、人気企業のため採用倍率は高くなっています。
世界最大の食品メーカーである「ネスレ」の採用倍率が高いのは当然ですね。
「就職人気ランキング」では264位にランクイン
東洋経済オンラインが実施した「就職人気ランキング」を見てみると、ランキング上位300社のうち、ネスレ日本は264位にランクインしています。
学生からの人気が高いということは、それだけエントリー数も多くなるでしょう。
ネスレに就職をしたいのであれば、徹底した対策が必要です。
ネスレの採用大学ランキング
ネスレの直近の採用大学の傾向や採用人数をみていきます。
- 採用大学ランキング
- 採用大学
- 採用人数
採用大学ランキング
順位 | 採用大学名 |
1 | 慶應義塾大学 |
2 | 京都大学 |
3 | 東京大学・神戸大学・早稲田大学 |
6 | 上智大学・大阪大学・同志社大学・立命館大学・関西学院大学 |
東京大学や京都大学・神戸大学といった難関国公立大学や、早慶といった難関私立大学が、ネスレの採用大学ランキングの上位を占めています。
幅広い大学からの新卒採用に加えて、中途採用も積極的に行われています。
多様な経歴を持つ人材が集まっていると考えられるでしょう。
採用大学
ネスレの採用大学実績は以下の通りです。
東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、神戸大学、大阪大学、上智大学、立命館大学、同志社大学、関西学院大学、青山学院大学、大阪府立大学、東北大学、大阪市立大学、明治大学、立教大学、千葉大学、大阪経済大学、広島大学、京都外国語大学、北海道大学、滋賀大学、岐阜大学、東京理科大学、一橋大学、神戸市外国語大学、近畿大学など
採用人数
ネスレの採用人数は26〜30名程度です。
参考までに、2017年は24名、2016年は14名が採用されています。
大手の食品メーカーにしては新卒採用の枠が非常に限られているのが特徴です。
競争が激しく、ネスレの内定を獲得するのは一筋縄ではいかないでしょう。
ネスレの学歴フィルターはある?
ネスレには学歴フィルターはないと考えられます。
採用ランキングでは有名大学からの採用が目立つものの、専門大学や高等学校卒業者からの採用もあるためです。
その証拠に、募集要項に記載されている応募対象者は「大学・大学院・短大・高等専門学校・専門学校」となっています。
高校卒でも対象者とされているので、学歴を重視していないことが分かります。
ネスレの選考プロセスと面接内容
ネスレの選考は、以下のプロセスで進みます。
- ES
- Webテスト
- 1次選考
- 最終面接
ES
近年のESでは、「あなたがこのベンチャー企業(架空) の社長だったとしたら…」 という仮定のもとで設問が出題されています。
もしあなたがこの人の立場である場合に、どのような施策を実施するか考えなければなりません。
このように、かなり奇抜な内容のESが出ることが特徴です。
課題や質問に対して具体的な経験や事例を挙げ、自身の関わりや成果を明確に示す必要があります。
必要な要点を端的にまとめ、わかりやすく伝えるために適切な言葉遣いと構成を心掛けましょう。
Webテスト
つづいてWebテストが実施されます。実施場所は自宅です。
形式は企業オリジナルで、内容は性格テストです。
所要時間は30分程度。難易度は易しめです。
1次選考
1次選考の質問内容は以下の通りです。
- 自己紹介(1分程度で)
- 学生時代に頑張ったこと(20分くらい深掘りされる)
- 就職活動の軸
- なぜネスレの選考に進もうと思ったのか
- 国内の市場は縮小傾向にあり、ネスレの立たされている状況は決して安泰ではないと思うが、その点はどう思っている?
一次面接では志望度の高さはそれほど重視されておらず、その学生がどんな人であるかという「性格面」が最重要視されます。
人柄をアピールできるように笑顔でハキハキと答えるように意識することが大切です。
最終面接
最終面接の質問内容は、以下の通りです。
- 志望度はどれくらい?
- アルバイトについて、どこのスーパーで働いている?
- そのスーパーにネスレの商品はある?
- もしそのスーパーで、キットカットの売り上げをあげたいと思ったら、あなたならどんな方法を取る?
- 食品工場で解決すべき問題として、何があると思うか?
その場での頭の回転の速さや、ネスレのことだけでなく、食品業界全体に対する関心の高さを見るような質問が多い印象です。
自分の言葉で論理的に説明できることが評価ポイントとなるため、事前に広範囲にわたる知識を深めておく必要があるでしょう。
ネスレの選考を突破するポイント
就職難易度が高いネスレの選考を突破する3つのポイントを紹介します。
- なぜネスレなのかを示す
- 他社と協力して成果を出せるか
- 就活のプロに頼る
なぜネスレなのかを示す
社員によると「ジョブローテーションで長い間働くこと」が期待されており、採用もそれを前提に行われているようです。
つまり、選考では長期的に働き続けてくれるような、熱意のある学生を求めていると考えられるでしょう。
実際に、面接では「なぜネスレなのか」「なぜその部署なのか」と繰り返し質問されます。
長期的なキャリアプランと結びつけながら、ネスレを志望する動機・その部署を選ぶ理由を明確に説明できるようにしておきましょう。
他者と協力して成果を出せるか
ネスレでは他者と協力して成果を出せるスキルも重視されています。
実際に、ある社員が19卒の内定者に「ネスレチャレンジ」(ジョブ)で「部門ごとにブランド担当者がいるため、部門を超えて周囲を巻き込んでいく人材を求めている」と話していたようです。
面接では単に自己主張するのではなく、全体のことを考え、他者も巻き込み協力しながら行動できることをアピールしましょう。
就活のプロに頼る
ネスレへの入社を目指す場合、競争がかなり激しいため、就活のプロに頼るのも有効な手段です。
就活のプロのサポートを受ければ、専門的なアドバイスを得ることができ、採用が成功する可能性が格段に高まります。
おすすめは「Abuild」です。
Abuildは、ネスレを含む外資系消費財メーカー大手4社のうちP&Gの内定実績もあるため、外資系企業の就活にも強いのが特徴です。
さらに、毎週のコーチングでは徹底的に自己分析・自己発掘を行います。
これにより、一次面接で重要視される「人柄」をアピールしながら選考を進める方法を学べるでしょう。
また、マンツーマン指導で「筋道を立てて考えて動く」力が身につき、論理性を持った話し方ができるようにもなります。
加えて、徹底した企業分析で「なぜネスレなのか」を追究した志望動機も作れます。
ネスレの最終面接では自分の言葉で論理的に説明するスキルや、明確な志望動機が求められます。
ネスレの採用を勝ち取るためには、Abuildの利用がおすすめです。
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ネスレに関するよくある質問
最後にネスレに関するよくある質問をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- ネスレは激務って本当?
- 新卒の勤務地は?
- ネスレパスコースの課題は?
- 英語力はどのくらい必要?
ネスレは激務って本当?
ネスレは激務ではありません。
ネスレの離職率は入社5年以内で4%未満と、厚生労働省の平均に比べて非常に低い値です。
離職率の低さから、ライフワークバランスがとれた働きやすさがあると考えられます。
なお、2020年の全社員平均の時間外労働時間は3.2時間/月です。
新卒の勤務地は?
ネスレ日本株式会社の新卒の勤務地は、北海道・東北、関東、北陸・甲信越、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄、海外などです。
入社の際には希望を伝えることができますが、最終的には会社が配属先を決定します。
ネスレパスコースの課題は?
ネスレパスコースは年齢や学歴・国籍を問わない多様な人材を獲得することを目的とした採用プログラムです。
全職種の希望者が対象となっているコースで、選考を経てネスレパスが付与された人のみ最終面接が受けられます。
ネスレパスコースでは8日間にわたってESの提出が求められる「8 Days Mission」という課題が出されます。
ビジネスにおいて周囲の人々を引き込みながら、課題を解決していく能力が問われるでしょう。
英語力はどのくらい必要?
新卒採用ページによると「選考において全く基準は設けていない」と記載されています。
ただし、部署によっては入社後すぐに英語を使用する可能性もあるようです。
特に、社内の外国人や本社があるスイスとの連絡を頻繁に取る必要があるマーケティング・財務・製造などの部署では、英語が必要となる場面が多いでしょう。
前向きに英語と関わりたい、勉強したいという学生が望ましいです。
ネスレの選考に突破するために
世界No.1食品飲料メーカーであるネスレは、ネスレブレンドを中心に世界188ヵ国で事業を展開するグローバル企業です。
ネスレは学歴フィルターはないものの倍率は高いため、内定獲得のためには戦略的な対策が求められます。
優秀なライバルたちが多い外資系企業の就活を、自力で乗り越えるのは簡単なことではありません。
就活のプロを頼るのも一つの戦略として有効です。
Abuild就活なら、ESから面接にいたるまで徹底したサポートを受けられます。
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