インターンに7月から参加するのは遅い?申し込みのポイントも解説
大学3年の7月からインターンに参加するのは遅いのかな…
なかには大学1・2年の頃からインターンに参加している学生もいるため、上記のように悩む人もいるでしょう。
大学3年生の7月からのインターン参加は遅くはありませんが、4~5月頃からの準備が大切です。
本記事では、7月からのインターン参加は遅いのかや、申し込む際のポイントなどを解説します。
インターンにいつから参加するか悩んでいる学生は、ぜひ参考にしてください。
インターンに7月から参加するのは遅い?
大学3年生の学生が、7月のサマーインターンから参加するのは遅くはなく一般的です。
就活生がいつからインターンに参加しているのかや、7月から参加するときのスケジュールについて解説します。
7月からのインターンに参加するのは遅くない
業界や地域によりますが、大学3年生の7月からインターンに参加するのは遅くはありません。
内閣府の調査によると、インターンに参加する時期は大学3年生の7~9月が最も多いとのデータが公表されています。
10~12月、1~3月も40%以上と参加する学生は多く、4~6月の参加率が増えていることもわかります。
ただし、7月からのインターンに参加するためには、4~5月頃から準備する必要があります。
7月からのインターン参加は遅くはないものの、準備を7月から開始するのは遅い点に注意しましょう。
インターンに7月から参加するときのスケジュール
インターンは一般的に、1~2カ月前から募集が始まります。
7月からのサマーインターンに参加したい場合、4~5月頃から希望する企業の情報をチェックしましょう。
大学3年生の7月からインターンに参加するときのスケジュールは、次のとおりです。
4~5月中旬 | サマーインターンの情報公開 |
---|---|
5~6月 | サマーインターンの募集開始・エントリー |
6~7月上旬 | サマーインターンの選考 |
7~9月 | サマーインターンの実施・参加 |
インターンに参加したい企業がある場合、早ければ4月頃から情報収集をしておく必要があります。
数日以上続くインターンであれば、書類参考や面接もあるため対策も必須です!
7月からインターンに参加したい場合は準備が大切なため、事前に対策しておきましょう。
大学1・2年生からインターンに参加する学生もいる
大学3年生の7月からのインターンは遅くはありませんが、なかには大学1・2年生でインターンに参加する学生もいます。
先ほどあげた内閣府の調査結果でも1年生で3.2%、2年生で6.3%の学生がインターンに参加していることがわかります。
早い時期からインターンに参加するメリットは、次のとおりです。
- 一般的な就活生に差をつけられる
- 3年生以降の就活を戦略的におこなえる
- 将来やりたい仕事が早めに見つかる
- 就活のモチベーションを保てる
まだ大学1・2年生の学生は、早めのインターン参加も選択肢の一つとして検討しましょう。
インターンの目的
近年の就活ではインターンの重要性が増しており、内定獲得に大きな影響があります。
企業側がインターンを開催する理由や、就活生が参加する目的を明確に把握しておきましょう。
企業側がインターンを開催する目的
企業側がインターンを開催する目的は、主に次の3つです。
- 自社の情報や仕事を就活生に知ってもらう
- 実際の企業の仕事内容や雰囲気を体験してもらう
- 自社に合う優秀な人材を早めに確保する
企業の情報や仕事内容は、公式サイトや就活サイトで調べられますが、実際に働いてみてわかる魅力も多くあります。
とくに知名度が高くない企業にとってインターンは、自社のことを知ってもらうよい機会になります!
また、25年卒からインターンで取得した学生の情報を採用に活かせるようになったため、優秀な人材を確保する目的が強くなっている傾向があります。
就活生がインターンに参加する目的
就活生がインターンに参加する主な目的は次のとおりです。
- 希望する業界や企業の理解を深める
- 実際に企業での業務を経験して自分に合うかを試す
- 内定獲得に向けて自分のよさをアピールする
就職をしても早期に退職すると、就活生・企業側両方にとって大きな損失です。
厚生労働省の調査によると、大卒で就職した人の30%以上が3年以内に離職しています。
<新規学卒者就職率と就職後3年以内離職率>
インターンへの参加で、就職後も続けていけそうな業界や企業か、社内の雰囲気は合うかなどを把握でき、ミスマッチを防げます。
せっかく就活をがんばるなら、ネガティブな理由で退職しないようにしたいですよね!
7月以降のインターンに申し込む際のポイント
7月以降のインターンに申し込む際には、次の4つのポイントが大切です。
希望する企業のインターンに参加するために、上記の点を実践しましょう。
事前に業界研究や自己分析を済ませておく
インターンへの申し込みを考えている人は、事前に業界・企業研究をしておきましょう。
興味がある業界や企業でも、研究が甘いと本当に自分に合うのかがわからないうえに、インターン先も選べません。
また、自己分析を済ませておけば、自分の強みや弱みがわかり、インターンに参加する業界や企業を選べるようになります。
選考で「企業を選んだ理由」「インターンに参加する目的」を質問されたときにも業界研究や自己分析が役立ちますよ!
インターンの募集が開始されてからでは遅い可能性もあるため、事前準備として業界研究と自己分析は済ませておくとよいでしょう。
募集開始の直後に申し込む
希望するインターンには、募集開始直後に申し込むのをおすすめします。
インターンの募集には締め切りがありますが、企業によっては締め切りより前に、先着順で選考を開始するところもあるためです。
また、募集開始直後に申し込む学生に対して採用担当者がやる気の高さを感じ、印象がよくなる可能性もあります。
事前にしっかり準備していた点も好印象につながるかも知れませんね!
締め切りギリギリの申し込みでも問題ありませんが、参加したいインターンには、できる限り早めに申し込むと通過率を上げられます。
事前課題や準備をしておく
インターンのなかには、事前課題の提出が必要なケースがあります。
事前課題があるかどうかを確認し、提出が必要な場合は余裕を持って作成しておきましょう。
また、インターンに参加した約半数の学生が「準備が足りなかった」と感じる傾向があります。
代表的な準備不足は、次のとおりです。
- 業界に関するトレンドや課題を知らない
- 業界内での基礎知識を調べていない
- よく使う専門用語がわからない
準備不足が多すぎると、グループワークで意見を言えなかったり、ついていけなかったりする可能性があります。
インターンに申し込む際は、事前の課題や準備もセットだと認識しておきましょう。
インターンに参加する目的を明確化する
インターンに参加する際は、自分の目的を明確化しておきましょう。
希望する業界や企業のインターンに参加できても、目的がなければ無駄な時間が増えてしまいます。
一例として、次のような目的を持つのがおすすめです。
- 公式サイトには記載されていない業務内容を確認する
- 企業内や社員の雰囲気が自分に合うかチェックする
- 同じインターン生と交流して情報交換をする
また、目的を持って行動していると、採用担当者に主体性や意欲の高さが伝わり、印象がよくなります。
インターンへ申し込んで終わりではなく、目的意識を持って業務をおこなうようにしましょう。
インターンの7月からの参加に関するよくある質問
インターンに7月頃から参加する際によくある質問に回答しています。
ギリギリの申し込みや、インターンの参加時期について気になる学生はぜひ参考にしてください。
インターンは7月からでも遅くないが事前の準備を大切にしよう
7月からのインターン参加についてや、申し込む際のポイントなどを解説しました。
大学3年生の7月からインターンに参加するのは遅くはありませんが、準備を含めると4~5月頃から対策する必要があります。
インターンの重要性が増しているため、インターン対策が内定獲得を左右する可能性もあります。
本記事で解説した「申し込む際のポイント」を参考に、希望するインターンの選考を通過しましょう!
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