【完全版】26卒のサマーインターンとは?準備や時期、探し方などを解説!
就活の内定を大きく左右するサマーインターンシップ。
しかし、インターンの経験が少なく、どのように準備すればよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はインターンのスケジュールや実情、選考突破のポイントなどを紹介していきます。
そもそもサマーインターンとは?
まずは、そもそもサマーインターンの概要とその重要性に関して紹介します。
サマーインターンとは
サマーインターンとは一般的に大学3年の夏に行われる企業のインターンシップのことです。
就活生は自分の気になる企業の雰囲気や業務の一部を体験し、自分に合った企業なのかを確かめる場となります。
また成果を出して企業にアピールできれば、そのまま早期選考ルートに乗り、3年生のうちに内定が出ることも。
サマーインターンは行くべきなのか?
マイナビが2024卒向けの学生に実施した「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備調査(12月)」によると、8月時点で79.5%、9月時点で84.7%の学生がインターンへの参加経験があると答えています。
つまり、逆に参加していない学生は2割ほどしかいないので、参加しないと不利です。
サマーインターンに参加することで採用担当者に顔を覚えてもらえるなどのメリットがあるのに、その機会を逃すことになるので本選考にも響く可能性もあります。
大学3年の夏時点で何社参加するのか
キャリタス就活が行った9月後半時点の就職意識調査によると、サマーインターンの参加社数は以下のようになりました。
日数 | 社数 |
---|---|
1日以内 | 5.8社 |
2〜4日以内 | 2.3社 |
5日間以上 | 1.3社 |
1日以内のサマーインターンに参加した学生が多いことを考えると、5〜6社は最低でも参加した方が良いでしょう。
また同じ業種ばかりではなく、異なる業種も知ることで新しい発見が得られるのもインターンの魅力です。
サマーインターン参加前に知るべきこと
続いて、サマーインターン参加にあたり、事前に知っておくべきことを紹介します。
申し込み・開催期間
サマーインターンの申し込みの時期は6〜7月頃、開催期間は8〜9月頃が一般的です。
しかし、応募の際はWebテストや、志望動機・自己PR・ガクチカなどのES作成が必要となる場合が多く、それらの対策は遅くとも4月までには始めたいところ。
また書類選考を突破したら、さらに面接が行われます。
経団連により25卒からインターンのルールが変わる
経団連により25卒からのインターンは大きくルールが変わり、以下の4つに分類されました。
①オープン・カンパニー
従来の1dayインターンのこと。就業体験がないため、採用活動に直結しない。
②キャリア教育
就業体験が可能で、キャリア教育を目的としている。採用には直結しない。
③汎用的能力・専門活用型インターンシップ
中長期で行うインターンで採用活動に直結する。
産学協議会基準準拠マークが記載されていれば採用直結型のインターン。
④高度専門型インターンシップ
2ヶ月以上を想定した専門分野の実践研究力向上を目的として行なわれるインターン。
大学院生を対象としたインターンとなっており、採用に直結する。
特に③と④は採用に直結するため、特に③の競争率がこれまでより一層激しくなると想定されます。
また採用直結型の条件としてインターン後に社員からフィードバックをすることになっているため、就活生側も学びが深まり、志望企業を決めやすくなります。
短期と長期は期間が異なる
インターンには短期と長期があり、文字通り期間の長さによって分かれています。
- 短期インターンの開催期間:1日〜1週間
- 長期インターンの開催期間:3ヶ月以上〜
短期インターン
短期インターンは短期間で多くの企業に参加でき、自分に合った企業や適性をざっくりと見極めるのに効果的です。
ただし期間が短く、ほとんど実務はできないため、長期インターンほどの企業理解はできません。
長期インターン
一方、長期インターンは数ヶ月、数年と企業の実務を経験するため、ビジネスマナーや実務で使えるスキルも身につきます。
また業務内容も深く理解できるため、企業側から評価されれば、そのまま内定をもらえるケースも少なくありません。
インターン先にそのまま入社すると、企業理解とスキルが身についているので、入社1年目から実質新卒2年目、3年目のような働きができるでしょう。
さらに「長期インターンをしていた」ということ自体がガクチカや自己PRのアピールとして非常に高評価ですので、大手企業・外資系企業への内定も十分に狙えます。
なぜなら一定のスキル・労働意欲の高さの証明になり、既にアルバイト経験しかない学生と大きな差が開いているからです。
1〜2年生も参加できる
サマーインターンは1、2年生も参加可能です。
特に上記で述べたように、長期インターンで実務経験を積むのがおすすめです。
一般的に学生のうちで身につけるスキルの選択肢としては以下のものが挙げられます。
- 営業スキル
- プログラミングスキル
- Webメディア運営のスキル
- デザインのスキル
- Officeソフトの習得(Excel、Word、Power Point)
これらの中で自分に向いていて、面白いと思える仕事を磨き抜けば、就活時にスキルとしてアピールできますよ。
サマーインターンに参加するメリット・デメリット
続いて、サマーインターンに参加するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
サマーインターンに参加するメリットは以下の通りです。
- 実際の仕事現場が分かり、就活の下見になる
- 給料をもらいながら社会体験ができる
- 業界に対する自己適性がわかる
- 現場を体験することで、自己分析が進む
- 就活を一緒に頑張る仲間ができる
たとえ短期インターンでも企業や社員の雰囲気を知ることで、自分に合いそうかどうかを確かめる良い機会です。
またグループワーク等で成果を上げれば、そのまま早期選考ルートに乗る可能性もありますよ。
仮に早期選考ルートでなくとも、インターン参加者は本選考で優遇されることもあるので絶対参加すべきです!
デメリット
サマーインターン参加のデメリットは下記の2つです。
- インターンに参加したからと言って内定が確実ではない
- お金がもらえるからと言って、むやみに参加しても意味がない
インターンシップは一時的に大手企業の活動に参加でき、就活を有利に進められます。
しかし内定が確実なわけではなく、インターンを受けて本選考で落とされる場合もあるでしょう。
また短期インターンの場合は交通費しかもらえない場合も多いので、金銭面は期待しない方がいいでしょう
サマーインターンシップの選考の流れ
サマーインターンの一般的な選考は以下の流れで行われます。
①ES提出
まずは書類選考のためのESを提出します。
ここでは自己PRや志望動機、ガクチカなどを記載する場合が多いです。
②書類選考
提出されたESをもとに、企業が書類選考を行います。
書類選考を突破すれば、合格通知が届き、面接の案内が届きます。
③面接
面接はグループ面接・個人面接と2種類があり、ここでは志望動機や自己PRなどを聞いて、企業に合った人材かどうかの見極めが行われます。
サマーインターンは自己分析・企業分析ともに不十分な学生が多いため、ここがしっかりしていれば通過率は上がりますよ。
④合格
合格の方は数日〜数週間で合格の通知が届きます。
その後は必要書類の提出などがあり、インターンに参加となります。
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サマーインターンの探し方
サマーインターンの探し方は主に以下のものが挙げられます。
企業のHPやSNSを見る
気になる企業がいくつかある方は、その企業のHPやSNSをチェックしておくことでインターンの情報が掴めますよ。
特にTwitterアカウントをフォローしておくと、最新情報をキャッチアップできますし、他の就活生をリードできます。
就活サイト・インターンサイトを活用
マイナビやリクナビを始めとした就活サイト、JEEKインターンやWantedly Internなどのインターンサイトを活用するのもおすすめです。
特にマイナビ・リクナビは膨大な企業のデータを持っており、まだ知らない魅力的な企業が見つかることも。
インターンサイトは長期インターンの募集も充実しており、実務経験を積みたい人にもおすすめです。
学校のキャリアセンターで探す
専門職の募集に関しては同じ専門学部のキャリアセンターでインターンを募集していることもあります。
大学で学んでいることの延長線上の仕事をしたいと思っている方は、まずはキャリアセンターに足を運びましょう。
先輩・知人に紹介してもらう
気になる企業のOBからインターンを紹介してもらえると、選考やインターン当日の話も聞けるため選考に有利です。
また就活仲間を作っておいて、調べた情報を共有するようにすると効率的ですよ。
サマーインターンに関するよくある質問
最後にサマーインターンに関するよくある質問を紹介します。
サマーインターンはいつから?
サマーインターンの参加時期は基本的に8月〜9月の間です。
ちょうど夏休みの時期と被るため、授業と被ることなく参加できるでしょう。
全落ちしたらピンチ?
サマーインターンは非常に倍率が高く、本選考より倍率が高い企業もあります。
そのためサマーインターンの選考で全落ちする学生は少なくないため、落ち込む必要はありません。
サマーインターン時点では企業から見て、魅力的でなくとも本選考までに対策を深めて逆転は可能です。
サマーインターンを通過し早期内定を目指せる方法
このように「インターン通過は難しくない」「落ちても本選考に支障はない」と考えている方がいますが、それは間違いです。
なぜならインターンの通過率は書類・面接ともに40%ほどとされており、大手企業となるとさらに難易度が上がるからです。
また、今後はよりインターン経由での内定者が増えていきますし、インターン参加の有無は本選考にも影響してきます。
「じゃあ、どうすればいいの?」「今さらどうしようもない…」と思っている方に朗報です。
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