GAFAの就職難易度は?傾向や対策を紹介!
1社で小さな国ほどのお金を動かす大企業GAFA。
買い物ならAmazon、スマホはiPhone、SNSはインスタ、検索はGoogleと、GAFAは日本人の生活基盤に溶け込んでおり、就活生で使ったことがない人はいないでしょう。
そんな世界の中心ともいえるGAFAに入社したい方に向けて、今回はGAFA各社の就活のポイントを解説します。
GAFAから内定をもらうために必ず押さえておくべき2つのこと
GAFAから内定をもらうためには、必ず押さえておきたいポイントが2つあります。
それぞれなぜ押さえておかなければいけないのかを説明していきます。
求める人材像
GAFAの新卒採用では、それぞれの企業や職種で求める人物像と就活生がマッチしているかどうかが重視されます。
なぜならGAFAは業界の最先端・最大手企業で、新卒の将来性や伸びしろを一般企業以上に重視しているからです。
世界中から超一流の人材が集まっているため、彼らに匹敵するパフォーマンスを出せる人材だという期待値を示せないと内定は出ません。
それぞれの企業に内定するための対策
GAFAの内定のためには、それぞれの企業に適した対策を積み重ねることも重要です。
自己分析や企業分析などの基本的な対策はもちろん、過去の選考の情報を集め、各社の特徴や傾向をつかんだ上での対策も求められます。
GAFAの新卒選考の情報はなかなか外部に出回っていないため、企業説明会やインターン、OB・OG訪問などの機会をフル活用するようにしましょう。
令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。
あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。
内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!
はじめに、Googleの新卒採用について見ていきましょう。
Googleの日本法人の新卒採用については、以下の日経新聞の記事に詳しいインタビューが掲載されています。
この情報をもとに、求める人物像や対策を考えていきます。
求める人材像
Googleが求める人物像は職種によって大きく異なります。
また新卒採用する職種も年ごとで異なるため、公式サイトの情報をキャッチアップしておきましょう。
ただし、どの職種においても重要視されるのが、Googlenessとも言われる「Googleらしさ」です。
- 素直に楽しめる
- 謙虚でいられる
- 非常に誠実である
- あいまいさを許容できる
なかでも特徴的なのは、「あいまいさの許容」です。
Googleが手掛けるネットビジネスは、1年先がどのような姿になっているかわからない進化の早い分野です。
その速度に順応するために固定観念や法則、規則に縛られない、型にはまらないことを許容できる人材が求められるのです。
Googleに内定するための対策
Google内定の鍵は最低8週間の夏に行われる長期インターンです。
これは正社員と同じく週5勤務で給料も出るという、非常に内容の濃いインターンです。
夏に選考があると考えると、大学3年の春頃には自己分析やES作成をある程度進める必要があります。
内定を目指すなら、各種で必要とされるスキル・人物像を公式サイトで確認しておきましょう。
Apple
続いて、Appleの新卒採用について見ていきましょう。
求める人材像
就活情報サイトの外資就活で、Apple本社に現役で務める従業員へのインタビューが公開されています。
このインタビューでAppleでは仕事の裁量が明確に定められていないため、求める人物像は「自分の守備範囲を1歩越えて仕事ができる人」とされています。
それぞれの職種の専門性を高めるのはもちろん、自分の専門外のことにもチャレンジ精神をもって踏み込んでいくことが求められそうです。
Appleに内定するための対策
Appleの公式サイトを見ると中途採用者が多く、新卒採用は狭き門と言えます。
そのためAppleの内定を目指す上で欠かせないのがインターンへの参加です。
公式サイトでは部門・職種別に学生向けインターンが募集されおり、インターンで実力や人間的魅力を示せれば内定の可能性が高まるでしょう。
Appleも大学3年の夏までにインターン選考があるため、大学3年の春までには一通りの対策を済ませましょう。
Appleの採用情報は、以下公式サイトから詳しく見られます。
Facebook(現・Meta)
次は、Facebook(現・Meta)の選考について見ていきましょう。
以前はFacebookという社名でしたが、Instagramの買収やメタバース事業への進出などを機に、Meta(メタ)という社名に変更しました。
この記事では、より多くの人に浸透しているFacebookという呼び名を使用します。
ただ、Facebookは2023年現在、ほとんどの採用を中途採用で行っているようです。
日本法人では新卒採用の募集がかかっていないため、以下の情報は参考程度にとどめておきましょう。
求める人材像
創立者であるマーク・ザッカーバーグが大学生のときに創業したFacebookは、創設からわずか20年足らずで世界的に利用されている「Facebook」へと成長を遂げました。
2012年には同じく世界的なSNS「Instagram」を買収、近年はメタバース事業を新たな事業の柱にするなど、次々と新しい施策を打ち出し続ける企業としても注目されています。
そんなFacebookは、設立当初から変わらないベンチャー的な気風が強く残っているとされています。
社風も自由で、業務にも大きなプレッシャーがない分、自分を厳しく律して、常に向上心をもって仕事に取り組めるかが問われていると言えるでしょう。
自分でやるべきことを考えたり、受け身でいたりすることが多い人はFacebookが求める人物像に合わない可能性があります。
Facebookに内定するための対策
2023年現在、Facebookの日本法人での新卒採用の情報はありません。
国外の法人ではさまざまな職種での募集がありますが、現実問題としては日本の大学に通いながらFacebookの選考に参加するのは難しいでしょう。
ですので新卒内定ではなく、他のIT企業に入社して実力をつけてから、転職でFacebookに入社するのが最も良い選択肢でしょう。
Meta(Facebook)の採用情報は、以下公式サイトから詳しく確認できます。
Amazon
続いて、Amazonの新卒採用について見ていきましょう。
Amazonの日本法人「アマゾン・ジャパン」については、以下の日経新聞の記事に詳しいインタビューが掲載されています。
この情報をもとに、求める人物像や対策を考えていきます。
求める人材像
Amazonの企業文化のなかでも、特に選考時に意識しておきたいのは次の2つの価値観です。
- デイワン
1日を新鮮な気持ちで新しいことをできないか考えてチャレンジする精神を大事にする価値観
- オーナーシップ
社員一人ひとりが自身をリーダーと考えて、会社全体のために邁進する価値観
Amazonの選考では、これらの価値観と就活生の価値観がどれだけマッチングしているかを重点的に見ています。
Amazonに内定するための対策
アマゾン・ジャパンでは、例年数百人規模の新卒採用を行っています。
選考に向けた短期インターンも数百人規模で行っており、内定のためにはインターン参加が鍵になりそうです。
インターンは大学3年の夏頃にあるため、インターンの選考に備えて夏までには自己分析や業界研究、ES作成などの対策を進めておきましょう。
アマゾン・ジャパンでは以下の7つの職種で採用を行っているため、興味のある職種の情報をじっくりと見ておきましょう。
- オペレーション
- メンテナンス
- セーフティ/セキュリティー/ファシリティ
- IT
- 事業企画・プランニング
- プロジェクトマネジメント
- エンジニア
- データエンジニア/データアナリスト
- 購買・調達
- 人事
- 経営管理・ファイナンス
- その他
GAFA選考の注意点
GAFA各社の情報を見たところで、次は各社共通の注意点を確認していきましょう。
各社の選考で共通する注意点は、次の2つです。
- 夏インターンは要チェック
- 「カルチャーフィット」を意識する
それぞれ、詳しく解説していきます。
夏インターンは要チェック
GAFAの内定を狙う場合、大学3年の夏に行われるインターンシップに参加することが有効です。
参加するためには、大学2年の冬頃から就活対策に取り掛かり、大学3年の夏までに自己分析やESなどを仕上げる必要があります。
就活が早期化している現在、GAFA以外の企業に対する対策も含めて早めに準備を始めることが重要です。
「カルチャーフィット」を意識する
各社がもっている企業文化や価値観に自分がどれほど合っているのか、「カルチャーフィット」を常に意識するようにしましょう。
GoogleのGooglenessなど、GAFAの各企業には自社に根付いている文化や価値観があります。
GAFAの選考では、この企業ごとの「カルチャー」と就活生の特性や特徴がどれほど合っているかを非常にシビアにみています。
そのため自己分析やES作成、面接においても、このカルチャーフィットに合った自身の特徴をアピールしましょう。
【注意】GAFAへの就職難易度は非常にかなり高い
ここまで読んで、「意外にGAFAってイケるかも」と思う方もいるでしょうが、GAFAの就職難易度は一般企業とは比べ物になりません。
なぜなら世界中の誰もが知っている紛れもない世界トップの4社であり、そこに集まる人材も世界最高クラスだからです。
そのような企業の選考は並大抵の努力では合格できず、学生時から長期インターンでバリバリ働き、即戦力になれるくらいの逸材でなければ厳しいです。
他の優秀な就活生を打ち負かすような努力や経験を積む必要があるでしょう。
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