Webテストは調べながら受けられる?注意点やリスクを解説!

就活生の基礎学力を測るため、多くの企業が選考にWebテストを導入するようになりました。

もしかして、Webテストって調べながら受検できる・・・?
多くの場合は自宅でも受検ができるため、一度はこのように考えたことがあるかもしれません。
この記事では、Webテストを調べながら回答できるのかどうかについて、詳しく解説していきます。



ぜひ、最後までお読みください。
【結論】Webテストは調べながら受けるとバレます


はじめに、結論からお伝えします。
Webテストを調べながら受検すると、かなりの高確率でバレます。
インターネットやSNSで調べてみると、Webテストの設問と回答がセットになった「回答集」なるものが出回っているのを見かけることがあるでしょう。
また、Webテストを受けながら別のブラウザやタブを使うことで、設問に対する回答を検索しながらテストを進めることも可能です。
どちらも、そう簡単にWebテストの実施者に不正がバレるとは思えません。
実際にWebテストを受けたことのある人からすれば、いっそう「え?なんでバレるの?」と疑問を強く感じることでしょう。
そこで、Webテストの回答を調べながら受けるとなぜバレるのか、理由をご紹介します。
Webテストを調べながら回答しているとバレる3つの理由


Webテストを調べながら回答していると、バレるには主に3つの理由があります。
- 回答速度が早すぎる
- 正答率が高すぎる
- データに不自然なバラつきがでる
一つずつ、詳しく説明していきます。
回答速度が早すぎる
Webテストを調べながら回答した場合、回答速度が早すぎることで不正がバレる可能性があります。
Webテストでは、受検者たちの平均回答時間や平均正答率など、さまざまなデータを収集しているためです。
もし、Webテストを調べながら回答を進めた場合、本来は回答を考えるのに時間がかかる問題も数秒で回答してしまう可能性があります。
回答速度が速すぎた設問が数問程度なら問題はないかもしれませんが、ほとんどの設問で回答時間が速すぎた場合は不正を疑われてしまうでしょう。
正答率が高すぎる
正答率が高くなりすぎることも、不正がバレる理由の一つです。
どれだけ優秀な就活生でも、分野によって得意・不得意があり、すべての分野で高い正答率を出してしまうのは不自然と捉えられるためです。
回答時間と同じく、Webテストでは受検者の正答率の平均などのデータも収集しています。
他の受検者がほとんど正解できていない難問にいくつも正解していたら、それだけでも怪しまれる可能性があるでしょう。
調べながら回答すると、どうしても実力以上に正答率を高くしてしまいがちになるため、注意しなければいけません。
データに不自然なバラつきがでる
仮に回答速度や正答率を調整しながら受検したとしても、Webテストで収集しているデータに不自然なバラつきが出るため、不正がバレる可能性が高いといえるでしょう。
Webテストでは、受検者の設問ごとの回答時間や正答率など、さまざまな角度からデータを収集しているためです。
他の受検者が正確で速く回答している設問について、あなたが遅く、不正解の回答をしていたら採点者側はどう感じるでしょうか。
反対の場合も同様です。
周りの受検者の傾向や平均からあまりにも離れた回答を繰り返すと、出題者から「この受検者はカンニングをしているのではないか」と疑われてしまいます。
回答速度や正答率をバラつかせようと意図的に調整をしても、他の受検者のデータと整合性がとれないため、あまり意味はないでしょう。
Webテストを調べながら回答することは、Webテストの性質上不正が見抜かれやすくなっているといえます。
Webテストを調べながら回答する4つのリスク


「それでもWebテストを調べながら回答したい!」という人は、以下の4つのリスクがあることを理解しましょう。
- 不合格になる可能性がある
- 内定取り消しになる可能性がある
- 同じWebテストを利用している会社の選考に参加できなくなる可能性がある
- 入社後ミスマッチに悩まされる可能性がある
一つずつ、解説していきます。
不合格になる可能性がある
一度Webテストを受検し、企業から合格をもらっていても、不正がバレた場合不合格とされるリスクがあります。
企業からすれば、Webテストで不正行為をするような就活生に内定を出すメリットがないためです。
仮に不正行為をして高い回答率を出せても、それは受検者本人の実力ではありません。
むしろ、就活のような重要な局面で自分の実力ではなく、不正行為に頼るような人間性だと捉えられてしまいます。
あなたが企業の採用担当者なら、そのような就活生に内定を出したいと思うでしょうか。
不正行為がバレた場合、Webテストの合格が覆される可能性があることを理解しておきましょう。
内定取り消しになる可能性がある
すでに内定が出た後に不正がバレた場合、内定自体が取り消しになる可能性もあります。
Webテストで不正行為をするような就活生を雇うのは、企業としてもリスクが高いためです。
内定の取り消しは、就活生にとって非常にダメージの大きい処罰です。
場合によっては他の企業の選考も終わっているため、その後の就活でも挽回できない可能性があります。
Webテストの不正行為で就活にかけた時間を丸々むだにしてしまう可能性があるため、Webテストは正攻法で受けるようにしましょう。
同じWebテストを利用している企業の選考に参加できなくなる可能性がある
同じWebテストを利用している企業間で不正した情報が共有され、選考に参加できなくなるリスクがあります。
SPIなどの有名なWebテストほど、多くの企業が選考で活用しています。
そのようなWebテストで不正行為をしてしまうと、不正の情報が同じWebテストを利用している企業間で共有される可能性があるでしょう。
企業側からすれば、わざわざWebテストで不正をするような就活生を選考に参加させるメリットはありません。
事前に他社で不正行為が見抜かれていた場合、選考に参加させないという選択をすることも十分にありえます。
Webテストの不正は1社だけではなく、ほかの企業の選考にも影響してしまう可能性があることに注意しておきましょう。
入社後ミスマッチに悩まされる可能性がある
仮に不正行為がバレずに入社できたとしても、入社後にミスマッチに悩むことになる可能性も高いでしょう。
周りの新入社員はWebテストを実力で突破してきた人ばかりで、自分の能力の低さを痛感することになるためです。
Webテストはそもそも、一定以上の学力をもった就活生を望む企業が選考に導入するものです。
正攻法で突破した就活生は、企業が定める基準を超える学力をもっていることになります。
本来はWebテストを突破できるほどの学力がないにもかかわらず、不正を使って入社した場合、周りとの実力差がある状態で社会人生活をスタートしなければいけません。
企業側もある程度の能力があると考えてあなたに接してくるため、日が経つにつれてプレッシャーが強くなっていきます。
不正行為で自分を良く見せて入社しても、結局あなたのためになりません。
自分の実力でWebテストを突破できるよう努力しましょう。
【警告】トップ企業を目指すなら、Webテストを調べながら回答するのは論外


もしあなたが本気でトップ企業を目指しているなら、Webテストを調べながら回答しようとするのは論外です。
トップ企業の選考には、多くの就活生が参加します。
そのため、Webテストや面接を突破するためのハードルはきわめて高くなります。
少しでも内定に近づくために、Webテストの点数をかさ上げしたい気持ちはわからなくもありません。
しかし、Webテストさえ実力で突破できないようなら、そもそもトップ企業の内定を得るために必要な努力ができていません。
トップ企業からの内定を得るには、自分の実力をごまかすのではなく、自分の力を着実に磨いていくのがもっとも近道です。
第一志望の内定を勝ち取るための努力を積み重ねていくようにしましょう。
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