【資生堂の就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!
数々の魅力的な商品を生み出し、化粧品メーカーとして国内シェア1位を誇る資生堂。
多くの就活生が資生堂への就職を目指しているため、競争率が高く選考を突破するのも非常に困難です。
そこで本記事では、資生堂の就職難易度や採用大学ランキング・一覧や学歴フィルターの有無について紹介します。
選考を突破するためのポイントも合わせて紹介しているので、資生堂への就職を目指している人は必見です。
本記事を参考にして、選考対策をしてみてください。
資生堂とはどんな企業?
まずは、資生堂がどのような特徴を持つ企業なのかその概要と職種について紹介します。
企業概要
資生堂は1927年に東京都で設立された化粧品の製造・販売を主な事業とする日本の企業です。
日本のトップ化粧品メーカーとして国内シェア1位、世界シェアでは第5位で世界の約120の国や地域で事業展開しているのも特徴のひとつ。
2018年10月より社内の公用語を英語として、希望者には会社負担で英語を学習する環境を整えています。
福利厚生の一環で自社製品を安く買えたり試供品をもらえたりする場合もあるため、コスメやスキンケアなど美容グッズ好きには嬉しいポイントになるようです。
4つの職種
資生堂で現在応募可能な職種は以下の通りです。
職種 | 職務内容 |
---|---|
セールス | 担当店における得意先ニーズ・お客様満足への貢献、売上予算・返品予算・損益予算の達成に向け、得意先や市場動向の分析、マーケティングプランの策定、得意先との商談、施策の進捗管理等の実施・サポート |
ブランドマーケティング | ブランド戦略/マーケティングアクティビティの立案(データの取集・分析、アイデアの創出・提言など) 商品企画・IMC/コミュニケーション/デジタル施策など、各種マーケティングアクティビティの実行 |
R&D | 基礎研究(皮膚生理メカニズムの解明、乳化技術の開発など) 製品開発(中味処方・容器・製品情報の開発) 品質保証・安全性保証 |
サプライチェーン | サプライネットワークデジタル化、サステナブル化検討 S&OP:販売事業計画立案 購買戦略立案、原材料調達先探索、原材料調達計画立案 グローバルロジスティックス戦略立案 化粧品等の中味製造、充填仕上等における新規設備導入検討、量産化検討、外装設計、製品・原材料 等の品質管理 生産計画、出荷供給計画立案 |
資生堂の就職難易度は?
東洋経済オンラインが発表した「入社が難しい有名企業ランキングトップ200社」では、資生堂は175位にランクインしていました。
資生堂は化粧品業界トップの実績があるものの、就職難易度ランキングでは同業界で低い順位という結果に。
このランキングは大学の偏差値も影響するため、学歴フィルターのない資生堂は順位が低くなっているようです。
資生堂の採用大学ランキング・一覧
それでは、資生堂が過去に採用した実績のある大学一覧やランキングを見てみましょう。
採用大学ランキング
2022年度の採用大学ランキングはこのような結果になりました。
順位 | 採用大学 | 採用人数 |
---|---|---|
1位 | 早稲田大学 | 5名 |
2位 | 慶應義塾大学 | 4名 |
3位 | 北海道大学 | 3名 |
3位 | 東京大学 | 3名 |
3位 | 上智大学 | 3名 |
6位 | 東京工業大学 | 2名 |
6位 | 大阪大学 | 2名 |
6位 | 九州大学 | 2名 |
6位 | 横浜市立大学 | 2名 |
6位 | 大阪工業大学 | 2名 |
ランキング上位はやはり早慶や東大などの難関校が名を連ねています。
令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。
あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。
内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!
採用大学
採用大学一覧は以下の通りです。
法政大学、上智大学、明治大学、慶應義塾大学、早稲田大学、立命館大学、立教大学、中央大学、青山学院大学、関西学院大学、関西大学、成蹊大学、創価大学、東京大学、神戸大学、国際基督教大学、一橋大学、横浜国立大学、同志社大学、芝浦工業大学、日本女子大学、静岡大学、福岡工業大学、京都工芸繊維大学、京都大学、獨協大学、お茶の水女子大学、京都産業大学、広島大学、国際教養大学、神戸女子大学、神戸大学、多摩美術大学、大阪大学、中京大学、東京外国語大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、明治学院大学、立命館アジア太平洋大学、近畿大学、東北大学、筑波大学、千葉大学 ほか
採用人数
過去3年間の新卒採用者数を見てみましょう。
年度 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
2022年 | 20名 | 26名 | 46名 |
2021年 | 26名 | 35名 | 61名 |
2020年 | 63名 | 86名 | 149名 |
資生堂に学歴フィルターはあるか?
結論から言うと、資生堂に学歴フィルターはないです。
さまざまなランクの大学からの採用実績があって、偏差値が低い大学や高専からも内定者が出ていることが理由として挙げられます。
とはいえ、採用ランキングの上位には早慶や旧帝大などの高学歴が採用人数の上位を占めているため競争は激しいと考えるべきでしょう。
資生堂の選考プロセスと面接内容
ここからは、資生堂の選考プロセスと面接内容について紹介します。
- ES
- Webテスト(TG-WEB)
- ケーススタディ
- インターン
- 最終面接
ケーススタディとは与えられた資料を基に、店の課題を特定して解決策を提案するというワークです。
過去の資生堂のケーススタディでは、サンケア市場や架空のドラックストアに関する資料を共有されてそれに基づいて施策提案するものもありました。
また、Brand Marketingは採用直結型インターンでの選考を行います。
面接では海外・グローバルで働くことについて、各職種で何を成し遂げたいか、学生時代に頑張ったことや困難を乗り越えた経験を聞かれます。
資生堂の選考を突破するポイント
続いて、ライバルの多い資生堂の選考を突破するための3つのポイントをまとめました。
OUR PRINCIPLESに即した人材だとアピールする
資生堂ではOUR PRINCIPLE(心構え)として、以下の8つを定義しています。
THINK BIG
広い視野から、大局を捉えて、
物事を考えよう
クリエイティビティを発揮して、
新しい価値を作り出そう
TAKE RISKSリスクを恐れず挑戦しよう
Try & Error & Tryを実践しよう
HANDS ON現場にある真実を理解し、意思決定しよう
自らが動き、汗をかき、手を動かそう
COLLABORATE組織の壁を取り払おう
1人ひとりの異なる強みを活かし、
協力し合おう
BE OPEN本音を語ろう
“バッドニュース”も安心して共有できる
チームになろう
ACT WITH INTEGRITYいかなる時も、
誠実で謙虚な心構えで行動しよう
BE ACCOUNTABLE目標達成にコミットしよう
最後まで責任を持ち、やりきろう
APPLAUD SUCCESS仲間の成功を喜び、
皆でたたえ合うカルチャーを作ろう(引用:資生堂 採用情報)
これらを見る限り、主体性や誠実さ、チームワークなどを重視している会社であることが分かります。
ガクチカなどで積極的にチームを牽引して成果を上げたような経験をアピールすると良いでしょう。
なぜ資生堂なのかを明確にする
多くの女性が化粧品への関心が深いため「化粧品が好きだから」というのは志望動機として弱いです。
コーセーやカネボウといったほかの化粧品メーカーの中で、なぜ資生堂でなくてはいけないのかを明確にすべきでしょう。
資生堂という会社への理解を深めるだけでなく、化粧品業界のトレンドについても押さえておくのがおすすめです。
可能なら資生堂のアルバイトをしておく
可能であれば、百貨店デパート内のカウンターなどで資生堂のアルバイトをするのもひとつの手段です。
Unistyleの内定者の中では、資生堂のアルバイト経験者も見受けられました。
資生堂に関するよくある質問
最後に、資生堂に関するよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
顔採用はある?
業界の特性上、美意識の高い人が集まりやすい傾向にあります。
つまり、企業が美人を求めて顔採用をしているのではなく「美人が集まりやすい環境になっている」というのが事実です。
顔採用を恐れず、自分の入社意欲をアピールしていきましょう。
男女比はどのくらい?
2019〜2022年における資生堂グループ社員数の女性比率は約83%です。
女性リーダー育成を推進しているため、日本国内の資生堂グループの女性管理職比率は2021年1月時点で34.7%、取締役会での女性比率は46.2%となりました。
海外地域事業所(中国、アジアパシフィック、米州、欧州、トラベルリテール)での女性管理職比率は60%以上です。
どのような働き方?
決められたデスクで業務をこなすのではなく、業務効率を上げるために最適な環境を各自が主体的に選べるActivity Based Working(ABW)を採用しています。
また、女性が多い会社なので女性のさらなる活躍を推進できるように育休や子育て支援の福利厚生も非常に充実しています。
家族を介護する社員へのサポートやボランティア活動参加のための休暇制度もあり。
憧れのトップ企業に内定するなら、Abuild就活
\大手に行ける就活塾ならAbuild/
そんな方におすすめなのがAbuild就活です。
Abuild就活は、日本トップ企業への実績多数。
- 外資系銀行出身のCEOが築いた最強の就活成功メソッド
- マンツーマン指導で志望企業に合った対策
- コンサル・商社などトップ企業対策の就活に強い
アビーム、ベイカレント、DI、NRIなどのコンサル、7大商社、大手広告代理店、トップメガベンチャー、など、業界トップ企業の内定実績があり、数ある就活塾の中でも、群を抜いて大手企業の内定が多い就活塾です。
元外銀の代表が構築したメソッドや特殊な選考への対策講座により、学歴的に不利だと言われる大学からもトップ企業への内定が出ています。
大手企業は周囲のライバルも優秀な学生ばかりですが、Abuild就活のカリキュラムで対策をすれば、憧れの企業の内定にグッと近づくことができます。
Abuild就活では、無料カウンセリングを随時開催中です。
8,000人以上の就活生の相談に乗ってきたカウンセラーに、まずは相談してみませんか?
\大手内定のために必要なこと教えます/