【みずほフィナンシャルグループの就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!
3大メガバンクの中で銀行と信託、証券の連携をいち早く掲げたみずほフィナンシャルグループ。
2024年の4月には大学生就職企業人気ランキング(文系総合)で2位にランクインするほどの人気ぶりを見せています。
選考でも入社への意欲を重要視されているため、アピールのための対策が必要不可欠です。
そこで本記事ではみずほフィナンシャルグループの就職難易度や学歴フィルターの有無、選考対策のポイントについて解説します!
みずほフィナンシャルグループとはどんな企業?
まずはみずほフィナンシャルグループがどのような会社なのか、その事業概要や福利厚生をご紹介します。
事業概要
みずほフィナンシャルグループは子会社178社、関連会社26社で構成されている総合金融グループです。
グループ内に銀行、信託、証券、アセットマネジメント(資産運用)およびシンクタンクを擁しており、お客さまのニーズに即したサービスを迅速に提供しています。
そんな同社の特徴は「強固な事業基盤」と「グループ連携による高度なサービス提供力」です。
2019年度からの5年間は「5ヵ年経営計画」で「次世代金融への転換」を掲げ、ソフトバンクやGoogleとの提携を通じてデジタライゼーションの取り組みにも注力しています。
同社は従来の銀行としての役割や機能は維持したままデジタル領域に注力し、社会の変化に柔軟に対応すべくまさに事業全体を変化させている最中なのです。
銀行・信託・証券一体の運営での金融サービスの提供が強み
働き方・福利厚生
みずほFGではキャリア形成のため、さまざまな制度や挑戦の機会を用意しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
キャリア関連 | 副業・兼業 キャリアアドバイザーとの相談機会の提供 ジョブ公募/ジョブチャレンジ グループ間異動 |
自己啓発関連/研修関連 | 社内インターン 自己啓発ファンド 通信教育補助 資格取得祝金 マネジメント向け研修 |
育児・介護 | 企業主導型保育園 職場ファミリーデー 仕事・育児の両立支援のための研修 ホームヘルプ・ベビーシッター費用補助金 介護休業・休暇・時短勤務 |
グローバル関連 | 公募留学制度 若手海外派遣 |
また2015年度には高い水準で社員の子育てサポートを行っている企業として、グループ5社が「プラチナくるみん認定」を受けました。
ライフワークバランスからキャリアアップまで、手厚い支援があるのは嬉しいポイントです。
みずほフィナンシャルグループの就職難易度は?
それでは、いよいよ本題のみずほフィナンシャルグループの就職難易度についてランキング形式で解説します。
「入社が難しい有名企業ランキング」では80位
東洋経済オンラインが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社では、みずほFGは80位にランクインしています。
3大メガバンクのランキングはこちらです。
52位 | 三菱UFJ銀行 |
55位 | 三井住友銀行 |
80位 | みずほフィナンシャルグループ |
3社の中では最下位なものの、全体でみればかなり就職難易度が高いことが分かります。
グループ全体の採用人数は300人と仮定して、リクナビのプレエントリー数から概算すると採用倍率はおよそ70倍であると推測できます。
「大学生就職企業人気ランキング」では2位
2024年4月に発表された「マイナビ・日経 2025年卒大学生就職企業人気ランキング(文系総合)」では、2位にランクインしています。
銀行は経済学部、商学部、法学部などの社会科学系学部出身者から人気が強いイメージですが、昨今では文系からも支持を集めているようです。
みずほフィナンシャルグループの採用大学ランキング
続いて、みずほフィナンシャルグループの採用大学ランキングと過去に採用実績のある大学、過去3年の採用人数を見てみましょう。
採用大学ランキング
2022年度におけるみずほフィナンシャルグループの採用ランキングは以下の通りです。
順位 | 大学名 | 採用人数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 70名 |
2位 | 早稲田大学 | 50名 |
3位 | 同志社大学 | 32名 |
4位 | 法政大学 | 22名 |
5位 | 中央大学 | 20名 |
6位 | 立教大学 | 18名 |
7位 | 関西学院大学 | 15名 |
7位 | 一橋大学 | 15名 |
9位 | 上智大学 | 14名 |
9位 | 明治大学 | 14名 |
9位 | 青山学院大学 | 14名 |
こちらのランキングを見ると、早慶を筆頭に常置や一橋、MARCHなどの有名校が名前を連ねています。
採用大学
以下は、過去に採用実績がある大学の一覧です。
愛知大学、青山学院大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、大妻女子大学、岡山大学、学習院大学、関西学院大学、関西大学、九州大学、京都産業大学、京都女子大学、京都大学、共立女子大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、國學院大学、駒澤大学、上智大学、昭和女子大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、名古屋大学、南山大学、千葉大学、中央大学、中京大学、筑波大学、津田塾大学、東海大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京女子大学、東京大学、東京電機大学、東京都立大学、東京理科大学、同志社女子大学、同志社大学、東北大学、東洋大学、日本女子大学、日本大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、武蔵大学、明治学院大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学
採用実績全体を見てみると、難関大学だけでなく産近甲龍・日東駒専など中堅レベルの大学からも採用しています。
採用人数
続いて、みずほFGの直近3年間の採用人数をご紹介します。
年度 | 採用人数 |
---|---|
2021年 | 510名 |
2020年 | 550名 |
2019年 | 700名 |
三菱UFJや三井住友の例年の採用人数も400~500名程度なので、こちらは平均的な人数と言えるでしょう。
みずほフィナンシャルグループに学歴フィルターはある?
みずほフィナンシャルグループには、ある程度の学歴フィルターはあると考えられます。
内定社が最も多い大学は慶應義塾大学、次いで早稲田大学の、同志社大学と国内トップクラスの大学名が並んでいます。
もし学歴に自信がない学生は、ESや面接対策を徹底して学歴以外の部分で十分アピールする必要があるでしょう。
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みずほフィナンシャルグループの選考プロセスと面接内容
みずほフィナンシャルグループの選考プロセスは以下の通りです。
ここからは、ESやWebテスト、面接で実際に聞かれた具体的な内容をご紹介します。
キャリアラウンジ
みずほFGではESの提出前に、キャリアラウンジと呼ばれる選考に応募しなくてはいけません。
キャリアラウンジに合格するとリクルーターがついて、今後の本選考に向けた面接対策をしてもらえるようになります。
実施回数は人によってさまざまで、1〜3回ほど実施されるようです。
このステップで好印象を与えられれば面接官にもこの情報が共有されて、選考を有利に進められるでしょう。
ES
みずほFGで過去にあったESの質問は以下の通りです。
- 学生時代に力を入れたこと(400字以内)
- 志望理由(400字以内)
以上の計2問で非常にシンプルな内容となっており、他社でもよく聞かれるオーソドックスなものです。
しかし、面接の場においてはこの2点が重要な参考資料となるため、面接官に内容を深掘りされてもいいように回答を準備する必要があります。
差別化するためには自分の経験と志望理由を結びつけた上で、その中でもなぜみずほFGを選んだのか明確にします。
面接官の印象に残るように、限られた文字数で簡潔かつ具体的に記載するのがポイントです。
Webテスト
自宅受験のWebテストで、形式は玉手箱を採用しています。
内容は言語・計数・性格で所要時間は1時間程度、内定者によると難易度は普通と言われています。
通過率は不明ですが、学生をある程度絞り込んでいると考えられるため、事前に参考書を繰り返し解いておくとよいでしょう。
また玉手箱を採用している企業にエントリーして、事前に受検しておくのもおすすめです。
一次面接
一次面接で実際に問われた内容の一部を紹介します。
- 自己紹介
- 社員訪問での学び
- 学生時代に力を入れたこと
┗ 最も苦労したこと
┗ 工夫したこと
┗ 周りをどのように巻き込んだのか
┗ その経験から学んだこと
みずほFGはすべての面接を通じて、ガクチカを深掘りされる傾向にあります。
そのため、具体的なエピソードを通じて自分の人柄やスキルをアピールすることを意識してください。
選考を体験した学生よるとみずほFGの1次面接は最終面接よりも難易度が高いと感じた人が多いです。
コーポレートサイトやOB訪問の情報などを参考にして、自分なりのキャリアプランを用意しておきましょう。
最終面接
最終面接で実際に問われた内容の一部を紹介します。
- 幼少期から大学までの人生の振り返り
- 学生時代に頑張ったこと
- 志望動機
- 入行後のキャリアプラン
- 逆質問(1問程度)
最終面接は社員と学生の1対1で行われ、所要時間は20分程度です。
ガクチカなど基本的な内容がメインとなり、フランクな雰囲気で行われるようです。
合格するとその場で内定が告げられるとのことで、始めから志望度の高さをアピールできれば高確率で内定が狙えるはずだと振り返る内定者もいます。
みずほフィナンシャルグループの選考を突破するポイント
以下では、学歴に自信がない人でもできる選考突破のためのポイントを5つ解説します。
これらを参考にして、選考を有利に進められるように対策を徹底しましょう!
なぜみずほなのかを明確に示す
みずほFGの選考では確固たる入社意思を伝えるため、他行との差別化を図りつつ明確な志望理由を示しましょう。
特に選考の中では「なぜ銀行」「なぜみずほ」という質問は繰り返しされます。
それらの質問に対し、内定者は「他行よりもFG内の連携が強固であり、幅広い顧客にサービス提供できる」などの理由を回答した人もいるようです。
以下では他行の強みをそれぞれ紹介するので、競合比較の参考にしてください。
- みずほフィナンシャルグループ…「強固な事業基盤」と「グループ連携による高度なサービス提供力」で銀行・信託・証券一体の運営での金融サービスの提供に強みがある
- 三菱UFJ銀行…タイのアユタヤ銀行など海外で多くの企業の買収を推進し、海外事業に力を入れている
- 三井住友銀行…リテール部門と投資銀行部門に強みがあり、3大メガバンクの中でも本業の利益(業務純益)がトップクラス
コミュニケーションスキルをアピールする
人事によれば、みずほFGでの初期配属はリテールが非常に多いそうです。
そのため、入社後は顧客と円滑に話せるコミュニケーションスキルが重要視されます。
以上のことから、身だしなみはもちろん表情や振る舞いなども徹底して面接に臨む必要があるでしょう。
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ストレス耐性があることを示す
一次面接ではガクチカの深掘りから学生のストレス耐性をチェックしていると言われています。
これは入社後に銀行の営業というかなりハードな仕事に耐えられる人材かどうかを判断するためです。
だからこそ、学生は「銀行の営業マンという仕事をやりぬく精神と覚悟がある」ことをアピールしなくてはいけません。
このような質問には、強い姿勢を見せると同時にそれを裏づけるような具体的なエピソードを述べましょう。
逆質問で企業理解度をアピールする
最終面接においては最後に逆質問の時間がありますが、準備なしに臨むと質問の内容が浅くなって「志望意欲が低い」と判断されてしまいます。
逆質問を突破するためには、企業や業務内容について研究を深めた上で自分なりの仮説を立てて質問することです。
以下にみずほFGで使える逆質問の一例を紹介するので、ぜひ選考対策の参考にしてください。
- みずほFGは他行よりも連携が強いという印象がありますが、実際の連携の様子はどうでしょうか?
- 複数の部門を経験できるということですが、各部署での経験が相互に活用できた経験はありますか?
みずほFGならではの「グループ連携」にフォーカスした質問がGOOD!
就活のプロに頼る
みずほFGの選考対策に不安がある場合は、就活のプロに相談してみるのもおすすめです。
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またAbuild就活では、みずほ銀行やみずほ証券といったグループ内の内定実績も豊富です!
さらに幼少期からさかのぼる徹底的な自己分析で、入社後にやりたいことやキャリアプランも明確になるでしょう。
内定保証制度もあるため、最難関企業の内定を獲得する力を身につけたい方はぜひチェックしてみてください。
みずほフィナンシャルグループに関するよくある質問
最後にみずほフィナンシャルグループに関するよくある質問をまとめたので、選考対策の参考にしてください。
初任給はいくら?
みずほFGでは、2024年に入社する大卒の初任給を5万5000円増の26万円にすると発表しました。
厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査によると、大卒の新規学卒者の初任給平均は約24万円です。
そのため、新卒の初任給は平均を大きく上回る収入となるでしょう。
みずほFGへの就職はすごいって本当?
みずほ銀行は就職人気ランキングや選考難易度などにおいて、高い評価を受けています。
また先述の入社が難しいランキングでも日本企業のトップクラスにランクインしており、かなりハードルが高いことが予想されます。
管理職クラスになると年収1,000万円を超えることもあると言われるため、学生からも「勝ち組」と思われることが多いようです。
だからこそ、みずほFGから内定をもらえば「すごい」と評価を受けることがほとんどだと言えるでしょう。
「就職はやめとけ」と言われる理由は?
みずほ銀行が「やばい」「ブラック」「就職はやめとけ」と言われる理由として、労働時間が長いと思われているという理由が挙げられます。
しかし実際はみずほFGが公開している平均残業時間をみると、月の平均残業時間は10~20時間と非常に短い水準となっています。
現在は全社的にワークライフバランス推進への取り組みもあり、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
ライバルの多いみずほフィナンシャルグループの選考を突破するために
みずほフィナンシャルグループは3大メガバンクの中でも「強固な事業基盤」と「グループ連携による高度なサービス提供力」に強みがある企業です。
人気企業のため倍率も高く選考フェーズも多いため、みずほFGならではの選考対策が必要です。
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