KPMG新卒の年収は?【平均年収は約900万円】

コンサル業界を目指して就活をすると、必ず一度は耳にするのがコンサルの「BIG4」。

オランダに本部を置くKPMGは、日本への進出が2014年と比較的最近でありながら、BIG4の一角に名を連ねる世界的コンサル企業です。

今回の記事では、新卒でKPMGへの入社を目指す人に向けて、KPMGの年収や給与・評価制度、給与に関する口コミを紹介していきます。

KPMG以外を目指す人にとっても、業界研究に役立つ内容です。

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KPMGの新卒の年収は約600万円!

KPMGの新卒の年収は公式サイトで明記されており、学部卒が570万円、院卒は590万円とされています。

これはボーナスと月間50時間の残業代が含まれた金額であり、ボーナスの上乗せや残業代の追加もあるでしょう。

Abuild就活編集部
これを考慮すると、およそ600万円程度といえます!

他のBIG4と同水準

KPMGの新卒の年収は、他のBIG4とほぼ同水準です。

BIG4の新卒の年収の一覧表を作成しました。

企業名 行の説明
KPMG 570万円(学部卒)

590万円(院卒)

デロイトトーマツコンサルティング(DTC) 約530万円(学部卒)

約540万円(院卒)

PwC 600万円程度(推測)
EY 500万円程度(推測)

このようにモデルケースの新卒の年収を比べると、KPMGの給与水準はBIG4の中でも比較的上位と言えるでしょう。

特にデロイトやEYと比較した場合は、年収ベースで100万円近い差が出る可能性もあります。

他業界よりも高い

KPMGの年収を他業界で高年収とされている、総合商社と外資系銀行と比べてみましょう

企業/業界 新卒の年収(目安)
KPMG 600万円
総合商社 400〜500万円
外資系銀行 600〜800万円

総合商社と比べるとKPMGの方が高いですが、日系の総合商社は家賃補助や通勤代補助など福利厚生・手当が充実しています。

これを考慮すると、総合商社の生活水準はKPMGと同等といえるでしょう。

一方、外資系銀行は実力主義の風潮が非常に強く、かなり成果を求められる業界です。

成果を出せば他業界より稼げますが、成果が出なければ突然リストラを言い渡される可能性も否定できません。

KPMGの平均年収は約900万円

新卒に限らず、KPMG全体の平均年収を見ると、約900万円という水準です。

行の説明 平均年収(目安)
25歳 650万円
30歳 750万円
35歳 900万円
40歳 1095万円
45歳 1400万円

20代前半はなかなか年収が上がりにくい一方で、30代からは年収が高くなります。

成果を出せれば、入社1〜2年目でも役職が上がることもあるため、この表よりも早いペースの昇給を狙うこともできるでしょう。

ちなみに、国税庁の調査によると、日本人の平均年収は約430万円です。

KPMGの900万円という年収は、日本の平均の2倍以上というきわめて高い水準であることがわかります。

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KPMGの給与・評価制度

KPMGの人事評価は全社的に共通の評価指標があり、各部署で評価が決定されます。

評価指標により一定の客観性が担保されますが、最終的な決定は部署によって異なり、上司や所属長との関係性が評価に影響することも。

コンサル企業らしく実力主義の側面がある一方で、社内の人間関係も評価に影響するのは念頭に置きましょう。

KPMGの給与に関する口コミ

KPMGの給与に関する口コミはどのようなものがあるでしょうか。

多くの企業の口コミが集まる「openwork」から、良い口コミと悪い口コミを抜粋しました。

良い口コミ

まずは、良い口コミから見ていきましょう。

給与が低いと思われがちだが、実際はそんなことなく同ポジションの他big4ファームと裏べても遜色ないレベルだと思われる。
在籍3〜5年、男性

これまでは役職ごとの最低勤続年数が決められていたが、2019年に撤廃された。
つまり実力がある人間が上がりやすくなっている。
在籍3年未満、男性

ベース、ボーナスともに年々上がっており、業界的にも需要は依然として高いため、今後も上がる見込み。
ランク内昇給は評価に応じて行われるが、昇進時の昇給と比較しても高い。
福利厚生として健康保険ポイントが毎年5万年分(原文ママ)付与される(過去は6.5万円であった)。
在籍3〜5年、男性

日本での操業が浅いため、日々業務形態の改善に努めているようです。

最初は役職ごとの最低勤続年数がありましたが、それが撤廃され、より実力主義の風潮になりつつあります。

悪い口コミ

続いて、悪い口コミを見ていきましょう。

(評価制度について)
色々と改善を試みているようだが、不公平感は強い。他人の成果を横取りして自分の評価としてアピールするものがパートナーを中心に横行しているが、見事に黙殺されている。
在籍3年未満、女性(退職済み)

一般のコンサルティング会社と比べると、役職のレベルのわりに給料は安い。シニアコンサルタントは残業代はでない。
在籍3年未満、男性(退職済み)

他社が昇格と同時にドカンと上がるのに対して、昇格してからジワジワ上がる。
正直、この点は不満。
在籍3〜5年、男性

評価制度の不公平感、昇給の速度に関する悪い口コミが目立ちました。

新卒時点で他社より比較的給料は高いのですが、その分昇格で跳ね上がることはないようです。

後々昇給するとわかっていれば、モチベーションを保つことは可能でしょう。

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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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