【富士通の就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!

国内ITサービス市場シェアNo.1の実績を持つ富士通は、テクノロジーソリューションをはじめとしたさまざまな事業を展開している企業です。

総合電機の製造やITサービスの提供を行う大手企業としても就活生から人気が非常に高いですが、就職難易度はどのくらい高いのでしょうか。

悩みくん
学歴フィルターで選考に落ちないか心配…

本記事では、富士通の企業概要から就職難易度、採用大学一覧と学歴フィルターの有無について紹介します。

ライバルが多い選考を突破するためのポイントも合わせて紹介するので、富士通へのエントリーを考えている人はぜひ参考にしてください。

目次

富士通とはどんな企業?

出典:富士通

まずは富士通の企業概要やどのような働き方ができるのかについて紹介します。

企業概要

富士通は国内ITサービス市場シェアNo.1の実績を持つ日本の大手情報通信技術(ICT)企業です。

コンピュータハードウェア、ソフトウェア、通信ネットワークソリューション、クラウドサービス、コンサルティングなどの幅広いICT製品やサービスを提供しています。

Abuild就活編集部
製造・公共・流通・金融・文教・天文宇宙・自治体・ヘルスケアなど幅広い領域でビジネス展開をしているのもポイントです。

お客様のパートナーとして新たな価値の創造と成長に挑戦すべく、1935年の設立からさまざまなテクノロジーを世に生み出してきました。

近年ハードウェア・SI市場が縮小していることから、現在はIT企業からDX企業への変革達成を目指しています。

本体と国内グループ会社で募集した早期退職では50歳以上の幹部社員3,031名が応募し、成長事業を牽引できる人材の登用や人事制度改革および人材配置の最適化を急いでいるようです。

働き方

富士通では新卒入社後3ヶ月までは全体研修があり、そこからOJTを行って3年目から独り立ちするのが一般的な流れです。

フレキシブルな働き方を目指して2017年からテレワーク勤務制度を導入し、さらにフレックス制やサテライトオフィスなど柔軟な勤務体制を実現しています。

Abuild就活編集部
ドレスコード自由化も推進しているので、デニムやスニーカーでの出勤も可能です。

ほかにもUdemy for Bisinessが使い放題、入社前からE-learningが使用可能など成長しやすい環境が整っている企業です。

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富士通の就職難易度は?

多くの就活生が富士通への入社を目指していますが、具体的にどのくらい就職難易度が高いのかチェックしてみましょう。

「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社で138位

東洋経済オンラインが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社では、富士通は138位にランクインしていました。

競合の大手通信企業のランキングはこちらです。

順位企業名
31位野村総合研究所
60位NTTデータ
95位日立製作所
137位オービック
138位富士通
158位NEC
189位TIS

入社が難しい有名企業ランキング内ではやや中堅に入っており、競合と比較するとやや低い順位でした。

とはいえ、多くの就活生から人気を集める大手企業のため入社難易度は高いと言えるでしょう。

東大・早慶の就職先企業ランキングで上位

東大の就職先企業・団体ランキングでは10位で26人、早稲田と慶応の就職先企業・団体ランキングだと早稲田が6位で60人、慶應は20位で35人という結果でした。

富士通は偏差値が高い大学出身の学生からの人気が高いことが分かります。

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富士通の採用大学ランキング・一覧

続いて、富士通の採用大学ランキングと過去に採用実績のある大学一覧を紹介します。

採用大学ランキング

順位大学名採用人数
1位早稲田大学60名
2位慶應義塾大学35名
3位大阪大学30名
4位東京大学26名
4位東京理科大学26名
6位東北大学24名
6位明治大学24名
8位横浜国立大学23名
9位北海道大学22名
9位中央大学22名

ランキング上位には早慶や東大などの高偏差値の大学が名を連ねています。

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採用大学

富士通の23卒で採用実績のある大学一覧はこちらです。

早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、東京大学、東京理科大学、東北大学、明治大学、横浜国立大学、北海道大学、中央大学、神戸大学、九州大学、立命館大学、法政大学、東京工業大学、同志社大学、関西学院大学、青山学院大学、名古屋大学、京都大学

一覧を見ると、GMARCHや関関同立レベルの大学からも採用されていることが分かります。

富士通の学歴フィルターはあるか?

関関同立・MARCHをボーダーラインとして学歴フィルターがあると考えられます。

Abuild就活編集部
ただし地方大学からの内定もあるため、フィルタリングはそこまで強くないでしょう。

理系学部では関関同立・MARCH以上の国立・私立大学で推薦枠があると考えられます。

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富士通の選考プロセスと面接内容

富士通の選考プロセスと面接内容について解説します。

富士通では自由公募と学校推薦枠があり、学校推薦枠の場合は選考が一部免除となって内定率が高くなるようです。

Abuild就活編集部
内定が確約されるわけではありませんが、選考でかなり有利になることは間違いないでしょう。

富士通では次の5種類のコースで選考フローが異なるので、それぞれ解説します。

OPENコース

入社後にやりたい仕事や職種をじっくり考えながら選考を実施するコースです。

内定後にJOBsession・希望調査、面談などの段階を経て職種・配属先を決定します。

スクロールできます
応募種類募集職種
自由応募ビジネスプロデューサー、ソリューション&サービスエンジニア、ソフト開発、ハードウェア開発、コーポレート
学校応募ソリューション&サービスエンジニア、ソフトウェア開発、ハードウェア開発

選考フローは以下をご確認ください。

  1. 履歴書・ES提出
  2. 適性検査・成績登録
  3. 面接(複数回)
  4. 内定
  5. JOBsession(社員による仕事・職場紹介イベント)
  6. 配属に関する希望調査のアンケート回答

職種マッチングコース

すでに希望職種が決まっている学生向けのコースで、内定のタイミングで配属職種を決定します。

応募種類募集職種
自由応募ビジネスプロデューサー、ソリューション&サービスエンジニア
学校応募ソリューション&サービスエンジニア

選考フローは以下をご確認ください。

  1. 履歴書・ES提出
  2. 適性検査・成績登録
  3. 面接(複数回)
  4. 内定
  5. JOBsession(社員による仕事・職場紹介イベント)
  6. 配属に関する希望調査のアンケート回答

研究所コース

研究職(富士通研究所)を志望する学生向けのコースです。
2024年3月までに修士課程を修了見込み、または博士号取得予定の学生が対象で、希望領域の研究員とのマッチングを実施して内定時に研究領域を決定いたします。

こちらは学校推薦のみで、自由応募はありません。

選考フローは以下をご確認ください。

  1. 履歴書・ES提出
  2. 適性検査・成績登録
  3. マッチング面談
  4. 人事面接
  5. 内定

OBマッチングコース

希望本部との面談を実施し、、内定時に配属本部(部署)および職種を確定するコースです。

選考フローは以下をご確認ください。

  1. 履歴書・ES提出
  2. 適性検査・成績登録
  3. マッチング面談
  4. 人事面接
  5. 内定

学校推薦の場合はマッチング後に薦状の提出が必要

富士通japanコース

富士通Japanの事業領域を志望している学生向けのコースです。

内定後にJOBsession・希望調査、面談等を踏まえて職種・配属先を決定します。

応募種類募集職種
自由応募ビジネスプロデューサー、ソリューション&サービスエンジニア
学校応募ソリューション&サービスエンジニア

選考フローは以下をご確認ください。

  1. 履歴書・ES提出
  2. 適性検査・成績登録
  3. マッチング面談
  4. 人事面接
  5. 内定
  6. JOBsession(社員による仕事・職場紹介イベント)
  7. 配属に関する希望調査のアンケート回答

富士通の選考を突破するポイント

最後に富士通の選考を突破するための2つのポイントについて解説するので、選考対策の参考にしてみてください。

挑戦・信頼・共感の価値観をアピール

富士通は大切にする価値観として「挑戦・信頼・共感」を掲げています。

これらの価値観にマッチする人材であることをアピールできるエピソードを考えておくのがおすすめです。

チームで何かに挑戦したことや、信頼関係を構築するために努力したこと、誰かの気持ちに寄り添って行動したことをアピールできると良いでしょう。

なぜ富士通なのかを明確にする

SIerの競合としてNTTデータ、日立、NECなどがあり、シンクタンク系コンサルティングではNRI、三菱総研、日本総研などが挙げられます。

これらの中でもなぜ富士通を選び、そこで働きたいのかを分かりやすく明確に回答できるように対策が必要です。

富士通はDX企業への変革を推進しているため、その中で具体的にどのような事業に挑戦したいかを考えてみるのも良いでしょう。

分からなければunistyleなどで内定者のESも参考にしましょう

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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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