新卒で企画職は難しい?企画職に向いている人や内定を勝ち取るコツを解説
「新卒で企画職に就くのは難しそう」
「そもそも企画職って一体どんな仕事なんだろう」
クリエイティブなイメージのある企画職に憧れる学生は多いですが、その実態や求められる能力を把握できている学生は多くありません。
そこで本記事では、
- 企画職の種類や仕事内容
- 企画職に求められる能力
- 企画職に就きたい人におすすめの対策
などについて詳しく解説します。
企画職に興味がある人は、就活の参考にしてください。
・新卒で企画職に就くことは、簡単ではないが可能である
・商品に対する共感が強く、トレンドに敏感な人は企画職に向いている可能性が高い
【朗報】新卒で企画職に就くことは簡単ではないが、可能です!
まず結論として、新卒で企画職に就くことは可能です。
しかし、企画職はそもそも募集人数が少なく経験や能力が必要なため、内定をもらう難易度がとても高いです。
そのため、企画職の種類や仕事内容、向いている人の特徴を理解して、十分に対策する必要があります。
本記事で詳しく解説しているので、新卒で企画職の内定を狙う学生は参考にしてください。
まずは、
- 企画職とマーケティング職の違い
- 新卒で企画職に就くことが難しいのは、経験が重視される職種だから
という2点を詳しく解説します。
企画職とマーケティング職の違い
よく混同されがちな企画職とマーケティング職ですが、仕事内容は全く違います。
企画職は、新しい商品やサービスを生み出したり、既存の商品やサービスの改良も行ったりする仕事です。
一方でマーケティング職は、企画職が考えた商品やサービスをどのように市場に流通させていくかを考える、つまり販売促進や広報・PRなどが主な仕事になります。
企画職とマーケティング職が協力し合うことで、より良い商品やサービスが多くの消費者の元へ届くわけです。
このように、企画職とマーケティングは似ていますが、実際の業務は異なります。
新卒で企画職に就くことが難しいのは、経験が重視される職種だから
新卒で企画職に就くことが難しいのは、経験が重視される職種だからです。
なぜ経験が重視されるかというと、顧客視点を持って商品を開発しないと商品が売れずに終わってしまうからです。
顧客視点は、他の職種で経験を積んだ人でないとなかなか身につきません。
たとえば営業職では、顧客のニーズをダイレクトに聞くことができます。
他にも、カスタマーサポートの部署で顧客対応を行った経験があれば、顧客の悩みを詳細に把握できていたり、「もっとこうしたらいいのに」というアイデアを持っていたりする可能性があるでしょう。
したがって、企画職はこれまでの経験が重視される職種なのです。
企画職の種類と仕事内容
企画職とひと言で言っても、その種類や仕事内容は様々です。
企画職に就きたい人は、まず仕事内容を理解してください。
企画職には、主に以下の5つの種類があります。
- 商品企画
- 営業企画
- 販売促進企画
- 広報企画
- 経営企画
それぞれ詳しく見ていきましょう。
商品企画
商品企画とは、新しい商品やサービスを生み出したり、既存商品の改良を行う仕事です。
市場調査の結果を元に、消費者のニーズや会社の戦略、コストなど様々な視点から企画を行っていきます。
職種や業務により企画の仕方は様々ですが、自分の携わった商品やサービスが、形になると大きなやりがいを感じられるでしょう。
営業企画
営業企画は、営業計画や戦略を立てて、営業職をサポートする仕事です。
自社の商品やサービスが流通するように、営業職の成績を数値で分析し、目標設定や戦略を立てます。
また、営業マンのモチベーションを保つために、社内で営業成績の良い社員を表彰したり、売上インセンティブの仕組みを作るのも仕事内容です。
販売促進企画
販売促進企画は、商品やサービスが、多くの消費者の目に留まり、売れるための仕組みを作り上げる仕事です。
テレビCMや広告ではなく、直接消費者に届き、その場で購入に繋がるような促進を行います。
たとえば、店頭に貼ってあるPOPの作成やノベルティの配布、試食やサンプリングを渡して実際に商品を試してもらうなどです。
消費者やクライアントのニーズを把握して企画を行った結果が、売上としてすぐに目に見えるのはやりがいに繋がるでしょう。
広報企画
広報企画は、商品やサービスが世の中に多く知れ渡るように宣伝の仕組みを作る仕事です。
たとえば、テレビCMや雑誌広告、情報番組に取り上げてもらい宣伝をするのに、いつどのタイミングで広告を出すのか、広告代理店は使うのかなどを決めています。
会社の利益に繋げるためには、多くの消費者に商品やサービスを知ってもらう必要があるため、広報企画は重要な仕事です。
経営企画
経営企画は、経営目標に沿って、利益を最大化するためにはどの事業にどの程度お金をかけるべきか決める仕事です。
どのような商品・サービスの開発や宣伝、営業が必要なのかを考え、方向性を定めていきます。
企画職に向いている人
以下の特徴を持っている人は、企画職に向いています。
- 企業理念や商品に対して共感できる人
- 情報感度が高く、トレンドに敏感な人
- 分析力がある人
- コミュニケーション力が高い人
これらの特徴を持った人が企画職に向いているのはなぜなのでしょうか。
その理由を解説します。
企業理念や商品に対して共感できる人
企業理念や商品に対して共感できる人であれば、企画の際に「こうしたら更に良くなる」という考えを持っていたり、想いを込めて商品を開発することができます。
結果として、質の高い商品が生まれやすいため、企画職に向いていると言えるでしょう。
たとえば、消費者としてその会社の商品を使ってきた人は、既に課題や消費者のニーズを把握できています。
反対に、企業理念や商品に対する思いがなく、言われたことしかやらない人からは、新たなアイデアは生まれません。
したがって、企業理念や商品に対して共感できる人の方が、企画職に向いています。
情報感度が高く、トレンドに敏感な人
企画職には、クリエイティビティや柔軟なアイデアが求められる一方で、世の中のニーズを把握することも必須です。
そのため、日頃からSNSやニュースなどをよく見ており、インプットの量が多い人は企画職に向いています。
- 世の中では何が流行っていて、どんなものが売れているのか
- 消費者動向はどう変化しているのか
など、トレンドに敏感な人ほどこうした情報をインプットしている傾向にあります。
分析力がある人
企画職には、分析力も求められます。
トレンドに敏感で、消費者動向などを把握していても、その情報を精査して、企画を立案しなければなりません。
その過程で、分析力や論理的思考力が必要になるのです。
また、消費者のニーズを見抜き正確に把握する力も分析力だと言えます。
このように、企画職には分析力が欠かせません。
コミュニケーション力が高い人
企画職は、ただアイデアを考えればいいわけではありません。
考えたアイデアを形にするために、上司に提案したり、チームメンバーとの会議でアイデアを出し合う「ブレインストーミング」を行ったりします。
また、良い企画を作ったとしても、営業部署やマーケティング部署などの人に納得のいく説明ができなければ、企画を採用されることはありません。
このように、コミュニケーションを取る場面はたくさんあるのです。したがって、企画職には高いコミュニケーション力が求められます。
新卒で企画職の内定を勝ち取るための対策
新卒で企画職の内定を勝ち取るために2つの対策ができます。
- インターンに参加する
- SNSやブログなどで実績を作る
それぞれ解説します。
インターンに参加する
新卒で企画職の内定を勝ち取るためには、インターンに参加しましょう。
なぜなら、理解しているつもりでも、企画職が実際にどんな業務かは、現場に出ないと理解できないからです。
たとえば、企画職のインターンでは、現状の商品の改良をグループワークで行い、企画書を作成します。
実際に体験して業務内容を理解したり、企画書の作成やプレゼンの仕方を学べるのはメリットです。
また実際に働くことで、入社後のミスマッチが防げたり、企画職に就くというビジョンが明確になり内定に向けて就活に集中できるようになる可能性もあります。
新卒で企画職に就きたい人は、インターンに参加しましょう。
SNSやブログなどで実績をつくる
企画職の内定を勝ち取るためには、SNSやブログなどで実績をつくるのもおすすめです。
SNSでフォロワーを増やしたり、ブログで収益を得た経験があれば
- ユーザー視点を持ったマーケティングの実践経験
- 分析し、改善する力
- 情報をインプットする力
などの、企画職に求められる力があることの証明になるからです。
たとえば、Twitterで情報発信を行いフォロワーが5,000人になれば、フォロワーを5,000人にするために、誰にどんな情報が求められているのかを考えた経験があります。
このような経験を面接で話すことができるでしょう。
たとえフォロワーが少なくても、自分で考えて行動した過程が評価される場合もあるので、企画職の内定を狙う人は、SNSやブログなどでの実績作りをしてみてください。
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