【マイクロソフトの就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!
デスクトップ分野を超えた成長を続けるIT業界のリーディングカンパニーであるマイクロソフト。
WindowsのデスクトップOSシェアは7割以上であり、成長著しいクラウドビジネスにおいて大きな成果をあげています。
学生からの人気も非常に高く、選考倍率がというデータもあるほどの超難関企業です。
学歴に自信がない学生は「学歴フィルターで落とされるのでは?」と不安になってしまいますよね。
そこで本記事ではマイクロソフトの就職難易度や学歴フィルターの有無、そして内定を獲得するための4つのポイントを徹底解説します。
学歴に自信がない学生でもライバルの多い選考を勝ち抜くためのコツも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
マイクロソフトとはどんな企業?
まずはマイクロソフトの主軸となる事業やワークライフスタイルについて紹介します。
事業概要
1975年にビル=ゲイツとポール=アレンにより設立された、世界最大手のコンピューターソフトウェア会社です。
圧倒的なデスクトップシェアを誇りながらも、成長著しいクラウドビジネスにおいて大きな成果をあげています。
メイン事業はソフトウェア事業(Windows/Office)、クラウド事業(Microsoft/Azure)、ゲーム事業、ハードウェア事業(Surface)の4つ
近年はクラウド市場にも力を入れており、Intelligent Cloud部門のAzureはAWSに次ぐ第2位のシェアとなりました。
さらに今後は仮想空間でコミュニケーションできるサービスなど、メタバースへの取り組みにも挑戦する見通しです。
GAFAMの中では新たなGAFAを生み出すサポートをするような立ち位置で、キャリアの選択肢が広く社内異動も積極的に行われています。
働き方
ハイブリッドワークで多様性のある働き方を目指しているのも特徴のひとつ。
2007 年に開始した在宅勤務制度を皮切りに、本格的な働き方改革に着手しました。
2019 年には週勤 4 日週休 3 日に取り組んだ「ワーク ライフ チョイス チャレンジ」などの成果をあげています。
気分転換や疲労回復に使えるアクティビティールームやデトックスルームを設置し、従業員の健康と生産性の向上にも積極的です。
マイクロソフトの就職難易度は?
マイクロソフトの就職難易度について、ランキング形式で紹介します。
入社が難しい有名企業ランキングには入っていない
マイクロソフトは「入社が難しい有名企業ランキング」には入っていません。
競合の同ランキングでの順位は以下の通りです。
- Amazon:42位
- NTTデータ:60位
- 日立製作所:95位
- 富士通:138位
- NEC:158位
ランク外とはいえ、マイクロソフトは5職種で合計約60名の新卒採用と採用人数が少なく就職難易度がかなり高いと考えられます。
ソフトウェア系IT企業偏差値ランキングではAランク
エンジニア就活が発表した「ソフトウェア系IT企業偏差値ランキング」では、マイクロソフトはAランクでした。
ソフトウェア分野でエンジニアを目指す学生からの人気が高く、日本オラクルに次いで難易度が高いです。
マイクロソフトの採用大学ランキング
続いて、マイクロソフトが積極的に採用している大学の傾向を解説します。
採用大学ランキング
2022年の新卒採用大学ランキングを比率で紹介します。
大学名 | 割合 |
---|---|
慶應義塾大学 | 21.0% |
早稲田大学 | 16.2% |
東京大学 | 11.4% |
明治大学 | 4.8% |
同志社大学 | 4.8% |
大阪大学 | 2.9% |
筑波大学 | 2.9% |
北海道大学 | 2.9% |
京都大学 | 2.9% |
割合の多くを占めるのは難関大学ですが、地方大学からの採用も見られます。
令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。
あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。
内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!
採用大学
過去に採用実績のある大学は以下をご参照ください。
【採用実績(大学)】東京工業大学、慶應義塾大学、神戸大学、早稲田大学、立教大学、関西大学、昭和女子大学、駒澤大学、創価大学、東洋大学
【採用実績(大学院)】東京大学大学院、東京工業大学大学院、慶應義塾大学大学院、早稲田大学大学院、同志社大学大学院、東京理科大学大学院、電気通信大学大学院、関西学院大学大学院、立命館大学大学院、芝浦工業大学大学院、東京工科大学大学院
過去の採用実績大学を見ても、難関大学だけでなく地方大学からも採用していることが分かります。
採用人数
年度ごとの採用人数は公表されていませんでした。
しかし、応募要項を見るとマイクロソフトは毎年60名程度の新卒を採用しているようです。
マイクロソフトの学歴フィルターはある?
マイクロソフトに学歴フィルターはないと考えられます。
採用大学の中には有名大学が多いですが、高学歴でない大学も採用していることから個人の能力を重視している傾向にあります。
内定者の半数以上がTOEIC800点以上であることから、学歴よりも英語スキルを重視している可能性あり
マイクロソフトの選考プロセスと面接内容
マイクロソフトの選考プロセスは以下の通りです。
各プロセスで問われる具体的な設問内容を解説します。
ES
直近のESの傾向は以下の通りです。
- 私を一番よく表す写真
- マイクロソフトで実現したい私の夢(文字数無制限)
- ITスキル
- 語学力
設問を見て分かるように、かなり自由度の高いESとなっています。
目に止まったESのみが次のステップに進めるため、普通のESと異なる目の引き方が重要視されやすいです。
同社社員によると、自分をどう見せるかマーケティング力が試されているとのこと
形式や文字数が自由で文章が長くなりやすいので、アピールポイントは簡潔にまとめましょう。
1次選考
1次選考の内容は以下の通りです。
- 自分の好きなものをおすすめしてください
- 10年後のデータサイエンティストの年収は上がっていると思いますか
- 何か伝えたいことはありますか
- 逆質問
スタンダードな質問がないのは「用意してきた答えではなく、その場で考えたことやそのままのあなたを知りたいから」という意図があります。
つまり、その場のコミュニケーションができるかどうかを重視されています。
また、論理性と一貫性のある話し方も選考ポイントのひとつのようです。
グループディスカッション
テーマが発表されてから自己紹介、その後は話し合いを進めてチームで資料を作り最後に発表する通常のグループディスカッションです。
資料にかける時間は多くなく、話し合いがメインとなります。
最後のFBで「議論の参加の仕方でリーダータイプ・アイデアマン・軌道修正係がいてバランスが良かった」と褒められたグループがいる
つまり、チーム内での自分の役割を見つけて建設的な発言をすることが大切です。
最終面接
最終面接で聞かれやすい質問はこちらです。
- 発表資料のプレゼンテーション
- なぜ〇〇職を志望するのか。
- 学生時代に力を入れたこと
- ケース質問(こういう状況に置かれたら、あなたはどうしますかといったもの)
内定者いわく、マイクロソフトのミッションやバリューに即して回答するようにしたことが最も重要だと話しています。
マイクロソフトの選考を突破するポイント
就職難易度の高いマイクロソフトの選考を突破するための4つのポイントは以下の通りです。
「自分が人生で成し遂げたいこと」を明確する
マイクロソフトでは「会社は人生の目的を達成するための手段で、入社自体が目的ではない」という考えが浸透しています。
ESではマイクロソフトで実現したい夢、面接では将来のキャリアなどの問いを通じて学生の達成したいことを聞かれる
選考の際は解決すべきだと強く感じる社会問題や自分の夢を明確にして、ITや企業の力でどのように解決・達成するかを述べましょう。
チームで働ける協調性をアピールする
業務では営業と技術の社員は互いに緊密に連携し、チームとして顧客対応にあたることが多いです。
選考でも周囲と協力して物事を成し遂げられる協調性を持った学生かどうかが見極められています。
「個人の能力よりも、チームで力を発揮できるかを見ている」と話す社員もいるようです。
面接ではチームで取り組んだエピソードを引き合いに出し、GDでは周囲と協力して成果を出す姿勢を見せましょう。
ミッションやカルチャーへの共感を示す
ここでマイクロソフトのミッションやカルチャーを紹介します。
Our Mission
地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする
Culture
GROWTH MINDSET(成長する考え方)
CUSTOMER OBSESSED(お客様に寄り添う)
DIVERSITY AND INCLUSION(ダイバーシティ & インクルージョン)
ONE MICROSOFT(ワン・マイクロソフト)
MAKING A DIFFERENCE(世界を変える)
Microsoft 新卒採用情報
選考では志望動機や価値観を聞かれた際、ミッションやカルチャーと共通している点を示すと良いでしょう。
内定者は最終面接で「ビジネスで一番大事なことは何か」と問われた際「いかに顧客視点になれるか」という同社のカルチャーを引用した回答をした
マイクロソフトに関するよくある質問
最後にマイクロソフトの選考に関するよくある質問をまとめたので、参考にしてください。
文系でも入れる?
文系でも入社可能です。
公式ホームページの募集学科の欄には「全学部全学科」と記載されています。
入社後にはさまざまな研修プログラムが用意されており、文系の人でも活躍できるように学べる場もあるようです。
新卒に求められるスキルは?
どの職種でも共通しているスキルは以下の通りです。
- チームワーク
- 論理的思考能力
- 問題解決能力
- 英語や日本語でのコミュニケーション能力
エンジニア職希望の場合は、プログラミングの経験値が問われます。
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