MARCHの就職は厳しい?文系・理系の就活生がやるべき対策を解説

東京の有名私大に、MARCHというくくりがあります。

東京六大学に名を連ねる名門も含まれるMARCHですが、ネットには「MARCHの文系は就職が厳しい」とする声が見られます。

一般的には高学歴とされているMARCH文系の就職の実態は、はたしてどのようなものなのでしょうか。

各大学が公表している実績などをもとに、MARCH文系の就職の実態と対策について紹介していきます。

・MARCH文系の就活実績は悪くない
・MARCH文系でも、正しい対策をしなければ内定はとれない
・対策を積み重ねて、理想の企業から内定をもらおう
目次

MARCHの就職先ランキング

MARCHの文系学部の就職先は、どのような企業があるのでしょうか。

各大学の公式サイトから、内定実績の一覧表を作成しました。

興味のある大学の表をご覧ください。

明治大学

順位 就職先 人数
1位 教員 95人
2位 東京都特別区 85人
3位 国家公務員一般職 68人
4位 日本郵政グループ 39人
5位 みずほフィナンシャルグループ 37人
6位 富士通 31人
7位 大和証券グループ 30人
7位 りそなホールディングス 30人
9位 日本電気(NEC) 29人
10位 東京都庁 28人

明治大学は国家公務員、保険、銀行、証券などの内定者が多いのが特徴です。

この理由として大学のカリキュラムの中で実践的な金融知識を学べるコースもあり、就職後に即戦力として期待できるからでしょう。

理系はSCSK、TIS、富士通、日立等のSIer業界への内定が多いのが特徴です。

青山学院大学

順位 就職先 人数
1位 教員 87人
2位 日本航空 39人
3位 全日本空輸 35人
4位 三菱UFJ銀行 28人
5位 楽天 23人
6位 野村證券 22人
7位 あいおいニッセイ同和損害保険 20人
8位 三井住友海上火災保険 19人
8位 三井住友銀行 19人
10位 東京都特別区 18人

青学は日本航空と全日本空輸が上位に来ており、その中でも女性比率が高いことから、CAになる学生が多いといえます。

実際、CA就職の講座が開かれていたり、航空のインターンがあったりと学内でのサポートも非常に充実しています。

理系に関しては明治大学と同様にTIS、SCSK、NTTデータなどのSIer業界への就職が多いです。

立教大学

順位 就職先 人数
1位 東京都特別区 48人
2位 三菱UFJ銀行 30人
3位 全日本空輸 28人
4位 日本航空 25人
5位 りそなグループ 23人
6位 三井不動産リアルティ 21人
6位 国家公務員一般職 21人
8位 三井住友海上火災保険 20人
9位 あいおいニッセイ同和損害保険 18人
9位 日本生命保険 18人

立教大学も青山学院大学と同様にCAの内定者が多い傾向にあります。

さらに銀行、保険、証券など金融系の大手への就職も強い傾向にあります。

その他、日本IBMやアクセンチュアなど外資系IT企業への内定者も出しており、理系学生の就活でも競争力があります。

中央大学

順位 就職先 人数
1位 教員 90人
2位 国税庁 38人
3位 東京都庁 30人
4位 大和証券グループ本社 29人
4位 JR東日本 29人
6位 三菱UFJ銀行 28人
7位 ニトリ 27人
8位 りそなホールディングス 24人
9位 みずほフィナンシャルグループ 23人
10位 第一生命保険 20人

中央大学は国家公務員になる学生が多い他、証券・銀行・保険の内定者も多いです。

理系就職ではNECやパナソニックなど大手メーカーやSIer、その他東京都教育委員会への就職も多く見られました。

法政大学

順位 就職先 人数
1位 東京都特別区 64人
2位 公立教員 39人
3位 りそなグループ 30人
4位 オリックスグループ 27人
5位 JTBグループ 25人
6位 私立教員 23人
6位 富士ソフト 23人
8位 三井不動産リアルティ 22人
8位 野村證券 22人
10位 国家公務員一般職 21人
10位 三菱UFJ銀行 21人
10位 千葉銀行 21人

法政大学は公務員、銀行、証券、ITなど幅広い内定先があるのが特徴です。

理系に関してはデザイン工学部はゼネコンに強く、その他学部は楽天、サイバーエージェント、ソフトバンクなどのIT企業、山崎製パン、J−オイルミルズなどの食品メーカーの就職実績がありました。

【悲報】MARCHでも就活は厳しいのが現実

MARCHの就職実績を見れば、どの大学も就活市場で難関とされる企業へ学生を送り出していることがわかります。

「なら、MARCHに通っておけば就活は安心だね!」

残念ながら、就活はそれほど甘くありません。

MARCHに通っていても、就活対策に取り組まずに本番に挑めば、内定をとるのはかなり厳しいと言わざるを得ません。

MARCHの就職実績に載っているような企業に入社できたOB・OGは、MARCHに通っていたから内定をもらえたわけではなく、MARCHに通ったうえで努力を積み重ねてきたから内定を勝ち取れたのです。

ある大学に通っているだけで内定がもらえるほど、就活の現実は甘くありません。

もしあなたがMARCHに通っている学生なら、MARCHに通っていることに甘えず、きちんと就活対策に取り組むようにしましょう。

すぐに取り組むべき就活対策4つ

MARCHから難関企業へ入社したい人は、すぐに次の4つの就活対策に取り組みましょう。

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  1. 自己分析
  2. 業界研究・企業分析
  3. ES添削
  4. 面接練習

近年の就活は早期化が進み、大学3年の夏までに準備を進められるのがベターです。

なるべく早く取り組んでいきましょう。

それぞれの対策について、詳しく説明していきます。

自己分析

自己分析は、自分の考え方や経験について思い返し、言葉にしていく作業です。

漠然と感じている価値観や物の見方を言葉にすることで、自分で再確認したり、他人に伝えたりしやすくなります。

就活では、自分の価値観や考え方、過去の経験を振り返ったり他人に伝えたりしなければいけない場面が多々あります。

しっかりと自己分析ができていないと、価値観や考え方が、曖昧なままになってしまい、就活の軸や方向性を定められないまま就活を進めることになるでしょう。

自己分析は就活対策の基本中の基本です。

まだ何も取り組んでいないなら、まずは自己分析から始めるようにしましょう。

業界研究・企業分析

業界研究や企業分析も、欠かせない就活対策の一つです。

自己分析を通じて興味のある業界や企業ができたら、一度業界や企業についての情報を集め、分析してみましょう。

他社と比較することで、企業特有の強みや業界での力関係がわかります。

業界全体のニュースや動向を追えば、企業の将来性や今後の社会人生活のイメージをもつために役立つでしょう。

志望する企業を絞り込んだり、志望動機を考えたりする際にも業界研究・企業分析は重要であるため、時間があるときに積極的に取り組みましょう。

ES添削

ある程度自己分析や業界研究が進んだら、ESの作成に進みましょう。

志望度の高い企業の過去のESを入手し、実際に書き、内容を磨いていきます。

内容を見直す際、自分だけではなく他人に読んでもらい、アドバイスをもらうとより効果的です。

自分では気づきにくいミスやわかりにくい表現を指摘してもらえるためです。

友人同士ESの添削をしたり、就活塾のような就活生をサポートするサービスを利用したりして積極的に第三者にESを見てもらいましょう。

面接練習

選考でもっとも重要視される面接も繰り返し対策をしておくべきでしょう。

面接のスキルを磨くには、とにかく場数を踏むのが一番です。

友人との面接練習や、企業が主催する面接練習会などに参加し、社会人を相手に話すスキルを磨きましょう。

OB・OG訪問などを上手に活用することで、社会人相手に話すことに慣れておきましょう。

MARCHの就活に関するよくある質問

就職に強い学部はある?

 

大手企業に内定する割合はどのくらい?

 

 

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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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