MARCH就活生はコンサル業界に内定をもらえる?注目企業も含めて解説

近年、コンサル業界は就職史上において絶大な人気を誇っています。

しかし、東大・京大・早慶などの高学歴学生の多くがコンサル業界を志望しているため、MARCH就活生の内定率は低い傾向にあります。

そこで本記事では、MARCH就活生がコンサル企業に内定をもらう方法や、注目企業を紹介します。

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目次

MARCH23卒就活生が選ぶ就職注目企業ランキング

2022年3月、就職・転職のためのジョブマーケットプラットホーム「Openwork」は、MARCH23卒就活生が選ぶ注目企業を調査し、ランキングを発表しました。

ここではMARCH23卒就活生が選ぶ注目企業をランキング上位から解説していきます。

  • NTTデータ
  • アクセンチュア
  • オープンハウス
  • SCSK
  • SKY

NTTデータ

MARCH23卒就活生が選ぶ就職注目企業ランキング第1位はNTTデータです。

NTTデータは1988年に設立され、システムインテグレーション事業やネットワークシステムサービス事業などを展開しています。

情報サービス業界では最大手であり、NTTグループ主要5社のひとつです。

これまで実際に明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学から内定者が出ています。

アクセンチュア

MARCH就活生が注目する企業、第2位はアクセンチュアです。

アクセンチュアは、1995年に設立された国際的な総合コンサルティング会社で、「Integrity in Action(誠実な行動)」をコアバリューに掲げています。

アクセンチュアの求める人物像は、「チャレンジに手加減しない人、自分も会社も世の中までも変えたいと望む人」などです。

MARCHからは明治大学・立教大学・中央大学・法政大学から内定者が出ています。

オープンハウス

第3位はオープンハウスです。

オープンハウスは1997年創業の総合不動産会社で、不動産売買の代理・仲介事業や新築戸建分譲事業、マンション・ディベロップメント事業などをメインに展開しています。

オープンハウスのキーワードは実力主義であり、成果に見合った評価がなされる会社です。

SCSK

第4位はSCSKです。

SCSKは1969年に設立された住友商事グループのシステムインテグレーターで、主な事業内容はコンサルティングやシステム開発・ITインフラ構築です。

「夢ある未来を、共に創る」を経営理念とし、そのために「人を大切にすること・確かな技術に基づく、最高のサービスの提供・世界と未来を見つめ、成長し続けること」という3つを宣言しています。

従業員の行動指針は「チャレンジ・コミットメント・コミュニケーション」の3要素です。

SKY

第5位はSKYです。

SKYは1985年に設立された日本のソフトウェア開発を行う企業で、自社パッケージ商品の開発・販売やシステムインテグレーション事業も行っています。

企業向けの運用管理ソフト「SKYSEA Client View」が代表的なサービスです。

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コンサルに必要な能力

コンサルに求められることは、クライアント企業が抱えている課題についての解決策を提案し、企業全体のパフォーマンスを最大化することです。

これらの仕事に必要な能力は以下の3つです。

  • 論理的思考力
  • 意見を伝える力
  • コミットメント力

論理的思考力

コンサルを行ううえで、論理的思考力は欠かせません。

これは複雑な物事を単純な要素に分けて整理する論理的思考力がないと、クライアントの課題を解決できないからです。

論理的思考力を高めるには、仮説思考やゼロベース思考、ポジティブ思考などの思考スタンスを持つことが大切です。

意見を伝える力

コンサルとはお客さまの課題を整理し意見するのが仕事であり、それらを相手目線で伝える力が求められます。

1人で仕事するのとは違い、クライアントと一緒に課題解決を行うため、協調性も求められる点に注意しましょう。

コミットメント力

コンサルにはクライアントの課題解決に邁進できる、コミットメント力も欠かせません。

コンサルの仕事はクライアントだけで解決できない難解な課題が多く、その解決のために様々な観点からアプローチし、とことんやり切る気持ちが重要です。

MARCH生がコンサル企業に内定をもらう方法


コンサル業界を志望する学生は東大・京大を始めとした高学歴かつ優秀な学生たちです。

ただし、MARCHの学生でも戦略の取り方次第でコンサル企業の内定をもらうのは可能なので、その方法について紹介します。

ターゲット企業を選定する

MARCH生がコンサル企業に内定をもらうためには、ターゲット企業を選定する必要があります。

仮に外資コンサルのように、東大・京大の就活生でも就職難易度の高い企業を志望しても、内定の可能性を上げることはできません。

特に総合系コンサル企業・独立系コンサル企業を中心に選定することで内定の可能性を高められるでしょう。

総合系コンサル・独立系コンサルの例
  • アビームコンサルティング
  • ベイカレントコンサルティング

早めに就活を始める

早めに就活を始めることで、コンサル企業に内定をもらう確率を上げられます。

MARCHの就活生は東大・早慶の就活生と比べるとコンサル業界のOB・OGが少なく、得られる情報源が限られるのが現状です。

そのため他のコンサル志望の学生との情報交換や、OB訪問を積極的に行うなど、より一層情報量を集めるよう行動しましょう。

差別化できる資格を身につける

資格を取って差別化することでコンサル業界の就活で有利に働きますが、コンサルタントに必須の資格はありません。

とはいえ資格があることで特定の能力の証明ができ、クライアントからの信頼も得られやすいです。

どの領域の仕事かで活かせる資格は異なりますが、以下の資格は様々な領域で活かせますよ。

コンサルの領域問わず活かせる資格の例
  • 英語の認定試験(TOEIC・TOEFL)
  • 士業系の資格(中小企業診断士・公認会計士・税理士)
  • IT系の資格(ITストラテジスト試験・プロジェクトマネージャ試験)

スタートアップ企業でインターンを行う

スタートアップ企業は新しいビジネスモデルを開発して急速に成長するため、インターンには多くの裁量が与えられ、幅広い業務を経験することが可能です。

そのため、コンサル業務で必要な自己発信力や価値創造能力が身につきます。

アルバイトとは違い、実践的なビジネス経験が身につくので、就活でも非常に評価されますよ。

キャリアを積んで転職する

MARCH就活生が新卒でコンサルに内定をもらうのは非常に難易度が高いです。

しかし一度「外資総合ファームに入って実績を出す」「MBAを取得する」など、キャリアを積んだ後だと内定の可能性は大きく上がります。

内定の難易度が高いコンサル企業に内定をもらうためには、キャリアアップする戦略も有効でしょう。

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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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