【人事解説】就活面接の質問20選やマナー・流れなどを徹底解説
このように途方に暮れている方のために、本記事では就活における面接対策について徹底解説します。
これを読めば就活の面接選考準備も、持ち物や当日やるべきことも、よくある質問もまとめてわかるようにしています。
タイパよく就活の面接選考対策をするならこの記事に書いてあることをまずはやれることからやってください!
筆者自身が2019卒で自身も数十社受け、就職後も大手企業の採用活動に携わっている経験も踏まえてお伝えします。
就活の面接の種類
就活の面接は大きく以下の4種類に分かれています。
個別面接
学生1名に対して面接官が1人~複数人で、短いもので15分程度、長くて1時間程度かけておこなわれます。
選考段階によって目的が大きく異なるのが個人面接です。
例えば、筆者の大手日経企業の個人面接の段階別ポイントとしては以下の2点を軸に選考を進めます。
- 面接初期〜中期の場合、人柄や頭の回転など一般的な知性や社会人スキル(ポテンシャル)がありそうか
- 面接中期〜後期の場合、上記に加えて本当に入社志望度が高いか、熱意が伝わるか
質問としては、学生時代に力を入れたことや自己PR、志望動機などを聞いて受け答えができるか、地頭の良さや人柄を確認します。
さらに個人をよく知るための深掘り質問も、細かい人柄やチームの中でのポジションなどより内面をイメージするために伺います。
個人面接は学生一人ひとりの本質を知り、マッチ度を測るための面接と言えるでしょう。
集団面接
学生複数人が同時に面接を受ける形式で、1つの質問に対して数名の学生が順番に答えます。
集団面接は、参加学生と比較される面接なので、似たような受け答えをすると印象に残りません。
また優秀そうな人がいると焦ったり、自信がなくなったりしがちなので自分を見失わずに受け答えしましょう。
ときに面接官から、ほかの学生の回答に対する意見を求められることもあるため、面接官のみならず周囲の学生の話もしっかりと聞くことが大切です。
グループディスカッション
1つのテーマを与えられ、学生複数人でディスカッションをおこない、答えを導きます。
面接官から何か質問されるわけではなく、議論を進める様子を見られています。
- 議論を率いるリーダーシップがあるか
- ほかの人に配慮できる協調性があるか
- 論理的に考えて発言できるか
- グループの中で自身の役割を調整して、力を発揮できるか
こういったあらゆる観点で見守られていますが、結局は何かしらチームや議論への貢献をしているかという観点が重要です。
発言しない人や、人の話を遮る人、聞かない人は評価を得られません。
皆が気持ちよく発言できる環境づくりをおこないつつ、積極的に発言し、最終的には全員が納得する回答を導くことがポイントです。
あくまでも筆者の観点になりますが、以下のポイントができると評価が高いです!
- 議論がまとまらなそうな時に、時間と問題点を整理する
- 議論がまとまりそうな時に、話していない人へ意見を求めて全体確認をする
- 時間を逆算して、最後に議論をまとめてアウトプットまで持っていく
具体的な役割がなくても、上記の視点を持っている学生を高評価にしています。
よく途中の議論に時間を使いすぎてまとまらなかったり、一部の意見だけで進む場面が見られるので、どんな役割でも全体感を見れる人を目指しましょう。
プレゼン面接
面接官の前でスライドや自身のポートフォリオを用いてプレゼンを行う面接です。
テーマは「自己PR」「お題に対する提案」「研究・ゼミ」などがあります。
見やすい、話しやすいスライド作りが最重要で、話さなくても見てわかる資料が大事です。
以下に注意する必要があります。
プレゼンテーション型面接のスライド作成のポイント
- レイアウトや図の大きさ、文字サイズとフォントを統一する
- 1スライド1センテンス
- 色は多様せずシンプル(アニメーションはおすすめしません)
※パソコンへの投影やプリントアウトを実際にして、違和感ないかは確認必須です。
プレゼンテーション型面接で見られるポイント
- ストーリーがわかりやすいか
- ロジカルで主張したいことが印象的か
- 制限時間内に終わっているか
- 準備してきたことが伝わるか
プレゼンテーション型面接を行う企業は、コンサル、インフラ、建築などさまざまで理系の院生は、研究室のポートフォリオ発表が一般的だそうです。
コンサルのフェルミ推定などケース面接がある場合も、その場でメモを作成して面接することもあるそうです。
プレゼンテーションに慣れていると、面接対策にもグループディスカッション対策にもなるため、選考にある企業を受ける場合は早めに練習しておきましょう。
就活面接の選考段階別の評価ポイント
つづいて、就活面接の選考段階別の評価ポイントを解説します。
一次面接
一次面接は、「社会人の基礎的能力が備わっているのか、ポテンシャルがありそうか」がポイントです。
一次面接は15分〜30分が一般的で、集団面接など多くの学生が受けるため一人に対する時間は非常に短いです。
深堀した質問はされない傾向があるので、簡潔に受け答えして会話を重ねて内容を濃くしていきましょう。
面接官もしっかり見抜いてくれる人は多くありません。
優秀な就活生でも、緊張してしまうとイマイチと判断されて、あっさり落ちてしまうのが一次面接なので悔いのないようにしてください。
二次面接・三次面接
二次面接・三次面接で評価されるポイントは、おもに一次面接のポイントに加えて、「自社なら活躍できそうか。雰囲気がマッチするか」です。
二次面接・三次面接ではある程度内定者候補の人数が絞られてきているため、より深堀した質問を受けることになります。
例えば志望動機や入社後のことなど、働くイメージができているのか、この会社で具体的に何をしたいのかなどです。
そうすることで、この社員が具体的にどの部署に所属してキャリアアップしていくのかなど、面接官が想像して活躍してくれそうかを判断していきます。
逆に言えば、その会社で働いているイメージをつけさせることが最重要です!
OBOG訪問でキャリアアップや具体的な部署名や業務内容を聞いておくと、深掘りの質問に生かされますよ。
そのほかにも企業や業界を選んだ理由、ガクチカなどから得た自分の〇〇な強みが仕事上こういう場面で活かせるなど、具体的な回答が必要です。
具体的な回答から熱意や志望度が伝わり、最終面接へ繋がるでしょう。
最終面接
最終面接の評価ポイントは、「入社する意思があるかどうか」です。
今は売り手市場なので就活生が複数内定を持つことは珍しくありません。
しかし、企業の採用側は内定後に辞退されると、予定していた採用人数に不足が出て困るのも事実なので志望度はしっかりと確認したいです。
そのため最終面接では、役員の前でしっかりと志望度の高さ・入社の意思を伝えることがポイントです。
就活の状況や軸など含めて質問されることが多いので、質問された内容にしっかりと入社の意思を混ぜて回答しましょう。
就活の面接当日の流れ・マナー
つづいて、就活面接の当日の流れやマナーを解説します。
準備
就活面接当日に慌てずに済むよう、事前にできる準備は入念に行うのがマストです。
電車の遅延や体調不良など思わぬトラブルも発生すると思って、やれる準備はしておきましょう。
落ち着いた状態で面接本番にしっかりと集中できるように臨むことが大切です。
面接の日時や場所、移動時間
まずは面接の日時と場所の確認をしてください。
面接の場所が本社、支社、貸し会議室など面接毎に異なる場所で実施する場合も多くあります。
また、当日は悪天候や突発的な事故などによって公共交通機関に遅延が生じる可能性も考えて動きましょう。
面接に遅刻するのが不安な人は、事前に面接会場への下見をしてどれくらいの移動時間が必要か確認しておくと安心です。
またコロナ禍でオンラインでの面接も普及していますが、ネット環境と自身の写り方は馬鹿にせず必ず確認しましょう。
通信が悪いと面接の質が落ちますので、うまくいかないことが多いです。
持ち物・提出物
面接時に必要な受験票や提出書類を確認しておきましょう。
1日に複数企業の面接を受ける場合は、そのことをあまりバレないように企業毎のクリアファイルを準備しておくことをおすすめします。
以下のよくある持ち物リストを確認してみてください。
- A4サイズの書類が入るバッグ
- 受験票(電話番号付き)・履歴書・ESのコピー
- 筆記用具
- 携帯電話
- 折り畳み傘
- モバイルバッテリー
- 手鏡
- ハンカチ・ティッシュ・靴磨きシート
- ストッキング
- 腕時計
- 身分証明書・学生証
受付
ここからは面接当日編です。
まずは受付で受験票を提出し、名前や大学を元気にお伝えしましょう。
この時点から既に選考は始まっていると考え、礼儀正しい対応を心がけましょう。
面接官ではないですが、人事採用に関わっている人であることは間違いないので受付から面接であると意識してください。
待機
集合時間にもよりますが、15分前には到着して受付を済ませておくことが多いでしょう。
WEB面接でも接続のトラブル等が予想されますので15分前入室を心がけてください。
企業のESを見直し、最近の企業ニュースなどを最終確認に時間を使いましょう。
入室
入室の際の流れは案内の方に続けば問題ありません。
入室の流れは以下の通りです。
- 入る前にドアを3回ノックする
- 中から「お入りください」「どうぞ」などの返答があったらドアを開ける
- 明るい表情と声で「失礼します」と一礼してから入室。
- 振り返ってドアを閉める(後ろ手で閉めない)
- 椅子の横に立ち「◯◯大学の◯◯です。よろしくお願いいたします」と一礼
- 着席を促されてから椅子に座る
緊張すると思いますが、マナー違反をしたからといって減点されるわけではありません。
本編の面接が重要ですので、好感を持たれるような挨拶や身なりを意識しておきましょう。
面接
面接本番中は質問への受け答えはもちろん、表情や身だしなみ、姿勢など含めてどんな人柄なのかを判断されます。
友達とロールプレイングをしてみるのをおすすめします。
意外と話し方や姿勢、受け答えの目線、靴や鞄の状態など気になる部分が出てくるので予行練習をしておくことは非常に重要です。
男女ともに、背もたれにはもたれず、こぶし1個分ほどの隙間を空けて離して座るのがポイントです。
手は両手が重なるようにして太ももの上に置きましょう。
- 女性:椅子に座るときは膝とかかとを揃え、脚を真っ直ぐに立たせるように座ると綺麗な姿勢に見える
- 男性:男性が椅子に座るときは肩幅程度に脚を開き、つま先を前に向けると綺麗な姿勢に見える
退室
退室の際の流れは以下のとおりです。
- 面接終了を告げられたら、椅子から立ち上がって「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」とお礼を述べる
- ドアの前で再び面接官の方へ向いて「失礼いたします」と一礼してからドアを開ける
- 大きな音を立てないようゆっくりとドアを閉める
- 待機場所に戻り、案内の方へ最後までしっかりと挨拶をして帰る
企業近くのカフェなどで社員が見ていることもあるので、終了したら速やかに企業から離れると良いでしょう。
就活の面接対策でやるべきこと
就活の面接対策でやるべき基本的な対策について解説します。
- 自己分析
- 業界分析・企業分析
- 面接対策
- OB/OG訪問
自己分析
一番重要なのは自己分析ですが、ぜひやり方に迷っている方はこの記事の通りにやってみてください。
おすすめの自己分析の手順は以下の通りです。
- 人の目を気にせず、自分だけの言葉で過去を振り返り、どう生きていきたいか考える
- 自分の価値観や経験を就活用にうまく加工してESや面接に落とし込む
1点目は自身のことを深く掘り下げるいい機会として、就活のためだけでなく、今後の人生について考えてみましょう。
自分について分析するといってもやり方がわからないという方のために、具体的な質問をまとめました。
まずは自分の価値観や特性、強みを分析するきっかけとする目的で回答してみましょう。
〜幼少期から大学まで時代と共に振り返れる質問集〜
- 幼少期をどういった環境で過ごし、何を考えてきましたか。
- 小学生の時はどんな子供でしたか。
- 引っ越しをしたときに苦労や周りの人との関わりに変化はありましたか。
- 小中高大において親友は何人ずついて、それぞれから自分はどんな人だと言われますか。
- どういう人を親友と考えていますか。
- 中学校~大学までの学問面を教えてください。
- 中学校〜大学までの部活や課外活動、サークルの取組について教えてください。
- なぜ今の大学を目指しましたか。
- 受験はどのように乗り越えましたか。
- 学生生活の中で、注力したことはなんですか。
- 親の教育方針はどのような様子でしたか。
- 自身の性格を教えてください。
- 長所と短所を教えてください。
- 短所をどう乗り越えたり、意識して過ごしていますか。
- 団体の中であなたはどのようなポジションですか。
- 頑張ったことから得られた自分の強みと弱みは何ですか。
- 人と接するときに心掛けていることはありますか。
- 友達はどんな人が多いですか。
- 浅く広い交友関係か深く狭い交友関係か、どちらですか。
本屋にも自己分析の書物がたくさんあるので一回やり切ってみましょう。
そのうえで、以下2点を回答できるようにしてください。
・企業選びで重視していること→やりがいを感じること、得意なこと、大切にしている価値観など
・どんな形で企業に貢献できるか→自分の頑張った経験や人間関係の築き方、長所を活かせる部分など
これらが最重要で、就活における面接対策の軸となります。
2点目は、ざっくばらんに自己分析の質問に自分なりに回答できるようになったら、企業へアピールできるよう加工しましょう。
面接で自分のことをきちんと相手に理解してもらうためにおこないます。
面接では、企業と自身のマッチ度を伝えることが大切です。
自分自身は自己分析で、業界や企業については定量的・定性的に情報を収集して深く理解しなければなりません。
まず、企業ホームページ(HP)やパンフレット、採用HP、IRなどを見て、以下の基本的な情報については調べておきましょう。
〜企業HPなどで調べるべき企業についての基本情報〜
- 企業理念
- 設立年
- 資本金
- 株式公開
- 商品やサービス
- 顧客のターゲット
- 社員のインタビュー
- お客様の声や口コミ
- 売上高
- 営業利益
- 今後展開する新規事業
- 職種
- 給与や勤務地などの労働条件
- 福利厚生
ただこうしたネットの情報は最低限収集することは必須ですが、他の就活生と全く差がつきません。
また注意ポイントは、こうした事実を面接の中で社員に対して伝えるだけではあまり意味がないでしょう。
自分の意見や疑問点を加えて会話できるよう準備してください。
そして他の就活生と差がつくポイントとして、説明会への参加やOB・OG訪問を通して、社員から直接聞きリアルな情報を得ましょう。
〜社員に直接聞くべき情報〜
- 仕事の大変さ・やりがい
- 実際の業務、部署
- どんなキャリアビジョンを歩んでいるか
- 自分のESや面接添削の依頼
- 自分みたいな人はどの部署にいそうか
- どんな人柄や雰囲気の人が活躍しているか
- 社風
- キャリア形成の環境(昇進のしやすさや女性登用など)
- ビジョンの浸透度
OBOG訪問はオンラインでもオフラインでも目的をしっかりしておけば問題ありません。
聞いておきたいこと、就活やES、面接に活かすためなど準備しておきましょう。
面接対策
面接はある程度ESに沿った回答を準備していくことが重要です。
よくあるのが選考が進む中で、ESで書いた内容とアピールしたい内容が異なる現象です。
選考が進むにつれ、自身の回答がブラッシュアップされるが故にアピールのずれは起こるので、あらためて面接前にESの内容を確認しましょう。
また、ガクチカや自己PR、志望動機など定番の質問の回答を準備できていないと、準備不足と判断されてしまいます。
以下のようなあらゆる情報源を使いながら、入念に準備しておきましょう。
- 過去の質問集
- 去年聞かれた質問や面接内容などを先輩に聞く
- ネットの就活掲示板
OB/OG訪問
OB・OG訪問のメリットは非常にたくさんあります。
- 社員の生の声を知ることができる
- 実施回数や社員からの評価が選考に影響する可能性がある
- 面接やESでの内容に厚みが増す
- 面接の練習になる
OB・OG訪問は就活に有利に働き、なおかつ早期から動き出している学生は大学3年時から実施しています。
どのように有利になるのかを具体的に解説します。
社員の生の声を知ることができる
OB・OG訪問では、実際に志望企業で働く社会人が日々どんなことを考え、どんな目標に向かって働いているのかを知ることができます。
また、志望企業での具体的な業務やリアルな働き方、業界での立ち位置などについて質問できるため、説明会などで知り得ない情報も掴めます。
実施回数や社員からの評価が選考に影響する可能性がある
OB・OG訪問は募集に応募する選考とは異なり、基本的に学生が自分からアポを取って実施します。
だからこそ、OB・OG訪問を行うことで「わざわざ来てくれた」と志望度や熱意のアピールができます。
実際、OB・OGが人事や採用担当に対して、学生と話した内容を報告することも多いです。
そこでOB・OG訪問の実施回数が多い学生や質問内容が秀逸と判断された学生は、特別選考ルートなどに進める可能性があります。
また、仮に特別選考に乗らずとも、OB・OG訪問したという記録は残るため、志望度の高さを後々の選考でアピールすることが可能です。
面接やESでの内容に厚みが増す
説明会や採用サイトの内容は、どの学生も志望動機や自己PRなどに盛り込みます。
一方、OB・OG訪問では実際に働く社員から具体的な業務、事業についての情報を得られるため、具体性が高く、場他の学生が知らない情報もあります。
つまり、OB・OG訪問で得た独自情報をESに盛り込むことで、「自社をよく調べている」という印象を与えられるのです。
また他にも、ESの添削を行ってもらえる場合もあり、志望動機や自己PRのブラッシュアップにつながります。
OB・OG訪問で聞いたことは具体的に「〇〇さんから伺ったのですが〜」とアピールするのもおすすめ。
OB・OG訪問が採用のきっかけになることもある
OB・OG訪問が直接採用に繋がる企業も少なくありません。
OB・OG訪問の記録は人事に報告されており、訪問回数が多い学生や質問の質が高い学生は会社側から直接連絡が来るかもしれません。
面接の練習になる
OB・OG訪問では、自分が話す内容が志望企業でどのように受け取られ、評価されそうであるかを聞くことができます。
同じ話をして響く企業と響かない企業がありますし、その見極めを事前に行えるのは貴重な機会です。
またキャリアセンターなどのイベントと違い、相手は学生や大学職員ではなく志望企業の社員ですので、緊張感のある疑似面接を経験できます。
その社員は面接を突破しているため、「何が聞かれるか」「何が見られているか」を教えてもらえることも可能です。
就活の面接でよくある質問一覧20選
最後に就活の面接でよくある質問20選を紹介します。
- 質問対応に共通するポイント
- 自己紹介をしてください
- 志望動機を教えてください
- 自己PRをしてください
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- リーダーシップを発揮した経験を教えてください
- これまでで最も苦労したことは何ですか
- あなたの強みを当社では、どのように活かしますか
- 長所・短所を教えてください
- 周囲からどういう人だと言われますか
- 学業以外で頑張ったこと(趣味やサークル・アルバイト)はありますか
- 入社後に何をしたいですか
- 希望の配属先に行けない場合、どうしますか
- 就活の軸は何ですか
- 他社ではなく、当社を志望する理由はなぜですか
- 他社の選考状況を教えてください
- 当社の志望順位を教えてください
- 5年後、10年後にどうなっていたいですか
- 最近、気になるニュースを教えてください
- 最後に聞いておきたいことや質問はありますか(逆質問)
質問対応に共通するポイント
先に全体に共通するポイントをお伝えします。
自己紹介をしてください
自己紹介は、今から始める面接のためのアイスブレイクです。
30秒〜1分程度であなたがどんな人なのか、基本情報をお伝えしましょう。
自己紹介に盛り込むべきポイント
- 大学・学部名
- 氏名
- 学生時代力を入れたことなど、アピールしたい項目
- (そのほか伝えたい趣味や活動など項目あれば)
- 熱意を込めた締めの挨拶
- +α:後の質問で聞いて欲しいことの種まき
例文
〇〇大学〇〇学部からきました〇〇〇〇と申します。
学生時代はXX部(バイトやサークルなど)でXXの活動に注力しており、周りを巻き込む力と目標に向けた推進力に自信があります。
学業(趣味など)では□□に取り組んでおり、実生活でも□□に生かしていました。
第一志望ゆえに少し緊張しておりますが、私なりに準備をしてきたことをアピールできるよう頑張ります。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
志望動機を教えてください
志望動機は企業への入社熱意を聞く質問で、ガクチカについで聞かれる質問です。
企業を志望する理由を伝えるとともに、自分の特徴や強みにつなげて伝えます。
以下の内容を盛り込みましょう。
志望動機に盛り込むべきポイント
- なぜその会社を志望したか
- 志望するに至る具体的なエピソード
- ESで書いたガクチカや自分の強み
- 企業の中でどのように貢献するか
回答例
接客のアルバイト経験から、真にお客様に寄り添い、お客さますらまだ気づいていないニーズを引き出して提供することに楽しさを感じたため、法人営業を希望します。
コツ:志望職種や役割で活かせそうな強みやガクチカ経験を交えて、根拠をもって志望を主張する
参考:「志望動機を教えてください」と似た質問
- 弊社を志望するきっかけとなった経験を教えてください
- 〇〇業界を志望している理由を教えてください
- 弊社のイベントに参加した経験はありますか
- 弊社を知った経緯を教えてください
自己PRをしてください
自己PRとは、あなたがどんな人柄で、どんな強みを持ち、どのように周りの人巻き込み、企業に貢献できるのかをアピールする質問です。
ガクチカと似ていますが、別パターンで用意しておくと良いでしょう。
具体的には以下の内容を伝えます。
自己PRで盛り込むべきポイント
- 自身の強みは何か
- 強みを発揮した経験や結果
- 強みを活かして組織や企業にどう貢献できるか
自己PRのでは自己分析×企業分析が必要となります。
2点をかけあわせ、自分の強みと企業の求める人物像がマッチする部分を見つけ、そこで発揮した強みや得た知見を伝えましょう。
例文
私には目標達成へ向かってやり切る力と巻き込む力があります。
チャリティーイベントで100人を集客することを目標としました。
メンバー全員に集客数のKPIをもたせ、声がけのスプリクトを作成し、行動フォーマットを具体化したことにより、目標を達成することができました。
参考:「自己PRをしてください」に類似する質問
- アピールポイントは何ですか
- あなたの強みは何ですか
- どのような強みが当社に活かせると思いますか
- 誰にも負けない自信があることを教えてください
学生時代に頑張ったことを教えてください
ガクチカの質問は、2つの内容から判断されます。
- そもそも取り組んだ分野や対象、テーマ
- どのように取り組んで、どんな結果がついてきたのか
①が面白いと他の就活生と差をつけることができ、面接官の印象に残ります。
例えば世界一周や全国大会優勝など、その経験自体が珍しくて華々しい経験でしょう。
しかし誰もが持っているものではありませんので、無理しない範囲で他の就活生との差分を磨き上げましょう。
重要なのは②で、こちらが必須の要素になり、丁寧に過程を伝えてください。
①が珍しくても、②でしっかりと入社後で学生経験の再現化をイメージさせることができないと意味がありません。
出来事や事実だけを伝えるのではなく、どうして乗り越えたのか、どうやって達成したのかの過程を伝えてください。
企業が求める人物像を踏まえて、どんなエピソードを伝えるか考えましょう。
学生時代に力をいれたことへ盛り込むべきポイント
- 何に力を入れたのか
- 具体的なエピソード
- 何を学び企業でどう活かすのか
例文
テニスサークルにて、都大会出場のための仲間作りです。
全員で仲良く最終イベントを迎えるという目標のために、やる気をなくしたメンバーと都度都度向き合いました。
泥臭く、本音で語り合える場を設けたことで誰も辞めずに最後を迎える結果を得られたと考えております。
参考:「学生時代力を入れたことは何ですか」に類似する質問
- アルバイト経験はありますか
- 部活動やサークル活動はおこなっていましたか
- ボランティア活動をしたことはありますか
- 卒業論文のテーマは何ですか
- 研究で一番大変だったことは何ですか
リーダーシップを発揮した経験を教えてください
リーダーシップは、企業としては非常に重要視しているポイントとなり、アピールは必須です。
企業が求めるリーダーシップとは単に組織の代表や誰かの前で指示をする能力ではなく、自主的に企業に貢献できる思考や行動力です。
個人一人でできる仕事は一つもありませんし、フリーランスでさえも誰かと関わります。
他の社員と協力をして、共通の目標に向けて仕事に取り組まなければなりません。
その際、各々がリーダーシップを発揮して、様々な役割を全うして目標達成へ向かっていくのです。
そのため企業はリーダーシップの経験の質問を通じて、物事にどう取り組み、向かい合い、負荷があっても乗り越えられるのかを判断します。
入社後のこういう経験やシーンで活躍できるなどの再現性をイメージして、アピールできるとよいでしょう。
いわゆるリーダーシップを発揮した経験がなくても、自主的に考えて動き、周りを巻き込んだことをリーダーシップとして置き換えるので十分でしょう。
例文
目標に向かって自ら推進して周りを巻き込むことをリーダーシップと考えています。
カフェでのアルバイトが好きで、積極的にまとめ役を引き受けています。
売上に対して、お客様の口コミや満足度アンケートが高くないことに疑問を感じていました。
これについてどう考えているか自主的にmtgを開き、従業員から意見を引き出すと、「なんとなく課題は認識しているものの、動き方がわからない」状況でした。
お客様へ満足してもらい売上を高める目標に向かって、自分の疑問を率直に共有すると、課題に向かってみんながまとまっていくのを感じました。
数値が測りづらい課題でしたが、定期的なmtgをして具体的な待ち時間対策を実施できるようになり、さらに発展して新メニューの開発案まで自主的に出してくれるようになりました。
自分だけでなく、周囲もリーダーシップを発揮してくれる環境を築くことができました。
これまでで最も苦労したことは何ですか
挫折経験の質問は、仕事で困難にあった場合や高い目標を課されても乗り越えることができるか、努力を継続することはできるかなどを見極めるために聞かれます。
そのため、ただ苦労した話だけを伝えるのではなく、挫折経験への向き合い方や乗り越え方までしっかりと伝えましょう。
企業は集団活動なので、他者と協力しつつ課題を乗り越えることが求められるためです。
挫折経験で盛り込むべきポイント
- 挫折経験で伝える内容
- 挫折経験は何か、どう乗り越えたのか
- 具体的なエピソード
- 経験を活かし企業にどう貢献するか
回答例
コロナになり、サークルでの公演が中止になってしまったことです。
ご時世的にどうしようもないことですが、サークル全体のモチベーションがなくなっていくのを実感しました。
何かできることをと考え、映像研究会とコラボしてオンライン公演の実現に向けてイベントを企画しました。
あなたの強みを当社では、どのように生かしますか
自己PRと似ていますが、自己分析(強み)×企業分析をアピールすることで企業の求めている人物像とマッチすることをアピールしましょう。
企業の部署や役割に応じていろんな社員の方がいるように、どんな強みでも企業では活かせます。
どんな強みでもいいので分析準備をしっかり行い、アピールできるようにしてください。
例文
私の強みは、物事を構造化してロジカルに理解できることです。
それを活かして、大学でも統計学のゼミを注力してきました。
それらの強みと経験を活かして、御社でデジタルマーケティングによってお客様へ最適な消費を提案したいです。
人々の趣味趣向が多様化された現在、お客様自身でも気づいていないニーズを探りあてて提示したいと考えています。
長所・短所を教えてください
長所短所の質問は、気軽に人柄を伺い、そこから発展して会話が膨らんでいったりします。
それぞれ簡単にエピソードを用意しておきましょう。
- 長所:あなたのいいところが企業で発揮できるか、社会人として重要な素質か
- 短所:客観視できるか、短所とどう向き合っているか、致命的な欠点がないか
この部分は自己分析だけでなく、他己分析をして周りの人からの印象を伺うと、自分を見つめ直すいい機会になるでしょう。
長所短所どちらも「〇〇〜だとよく言われます」という第三者視点を使って伝えるのも説得力が増すのでアリです。
回答例
私の長所は、物事を構造化してロジカルに理解できることです。
それを活かして、大学でも統計学のゼミを注力してきました。
それらの強みと経験を活かして、御社でデジタルマーケティングによってお客様へ最適な消費を提案したいです。
人々の趣味趣向が多様化された現在、お客様自身でも気づいていないニーズを探りあてて提示したいと考えています。
反対に短所は、こだわり過ぎてしまうところで、データとかでも気になるところはとことんやりきりたくなってしまいます。
周囲からどういう人だと言われますか
自分自身と他者から見た自分の乖離がないか、客観視が十分にできる人間かを確認しています。
こういう質問のためにも、他己分析をしておきましょう。
自分をあまり知りすぎない人数名へ、自分の印象を聞いておくのがおすすめです。
少し離れた人の印象と面接官が受ける印象の距離感が似ているため、そこに合わせて伝えると信憑性が増します。
回答例
私はよく丁寧な人だと言われることがあります。
アルバイトで販売の接客をして終わりではなく、退店するまで満足してもらいたいという気持ちから必ずお見送りをする姿を見て友人が言ってくれました。
学業以外で頑張ったこと(趣味やサークル・アルバイト)はありますか
いろんな角度から頑張ったことを掘り下げる企業も多いです。
大学の本業は学業であると考える企業もあるため、ゼミや研究室の内容を質問されることも多いかもしれません。
しかし反対に学業を話した後に、サークルやバイトなどの課外活動でどういう人柄なのかを探るために学業以外で頑張ったことが聞かれることもあります。
学業・バイト・サークルでのそれぞれ頑張ったエピソードを1つ用意しておくと良いでしょう。
メインのガクチカ以外は、小さいエピソードでも問題ありません。
回答例
私の趣味はゲームで、eスポーツを友人とオンラインでよくやっています。
知らない人と対戦したり、大会に出たりして、知り合いを増やして強くなっています。
この対人関係を築く強みを活かして、友人やチームの団結を高める経験を積んでいます。
入社後に何をしたいですか
自社に興味があるのか、どのようなビジョンを持っているのか、それが自社にマッチしているのか、活躍できそうかなどを知るために聞きます。
入社直後だけでなく、5年後、10年後と長期的なキャリアプランも聞かれることがありますので、2,3ヶ所部署を準備しておくことが必要です。
正直、希望通りになる可能性が高いわけではありません。
そのため内定後の配属先にも、影響を与える可能性がありますので慎重に回答を準備しましょう。
まずは内定することが優先ですが、どこでも配属して良いわけではない就活生は注意です。
入社後に何をしたいかでのポイント
- 就職後にやりたいことは何か
- どうしてやりたいのか根拠
- 自分ならどのように貢献できるか
回答例
デジタルマーケティング担当部署を希望しており、データを活用したマーケティングの最適化です。
人々の趣味趣向が多様化された現在、特定の商品に興味がある人の潜在的なニーズを分析し、私の好きな商品をより世の中に広めていけたらと考えております。
大学で勉強している統計学や経理を御社で活かし、今後も自己研鑽を深めてまいります。
参考:入社後に何をしたいかの類似した質問
- 当社の業務の中で携わりたい業務や希望の配属はありますか
- 入社後のキャリアプランを教えてください
- 10年後はどんな社会人になっていたいですか
- 将来の夢はありますか
- 当社の事業で関心のあるものはありますか
希望の配属先に行けない場合、どうしますか
この質問の意図は希望の配属先に行けない場合でも、すぐに辞めないか、行きたい部署が複数あるのかを確認することです。
実際、希望の配属先に行けない場合は存在しており、これは現社員の人事異動や新入社員の配属部署が限定されていることなどが理由です。
どうしても行きたい部署、そこ以外だったら辞めたくなるという方以外は、興味のある部署を複数見つける、配属後に視野を広げていきたいと伝えるのがよいでしょう。
希望部署以外でも、めげずに辞めないでしっかりと働いて将来の経験に活かすということを伝えると面接官は安心しますよ。
希望の配属先に行けない場合どうするかでのポイント
回答例
希望の部署にはどうしてもいきたいですが、まずは他の部署で社会人経験を積んでいくという方法もあると考えています。
自分自身も会社に入ってみると色々な視野が広がっていくと考えているので、まずは目の前のいただいた業務を一人前にこなせるように取り組みたいと考えています。
就活の軸は何ですか
本質問は、「他社はどういうところを志望しているか」、「どのような価値観で選考しているか」を聞いています。
採用をしていると、自己分析が足りていないか誰かのテンプレで話している就活生はこの質問で見抜けることが多いです。
回答に正解はありませんので、自分なりの価値観やロジックで就活軸を伝えられるようにしましょう。
就活の軸のポイント
回答例
- 〇〇な経験やスキルが得られ、その上でXXに貢献できる
- ○○を取り扱う業界で、〇〇として働ける環境
他社ではなく、当社を志望する理由はなぜですか
面接が進めば進むほど、また上記の軸と付随した質問として聞かれることが多いです。
本当にうちに来てくれるのかと不安になる面接官を安心させてください。
こちらも正解はありませんので、いかに自分の価値観と合うか、社員の方と一緒に働きたいかとアピールしてください。
回答例
理由は二つあります。
一つ目は、御社が業界のリーディングカンパニーとして日本を代表して社会やお客様へ貢献している点です。
様々な説明会やOBOG訪問で今後もその役割を担う意気込みを感じ、私も自然と役に立ちたいと志望するようになりました。
二つ目は、社員の方です。10名以上接点を持ちましたが、洗練されつつも、学生相手にも真摯に対応してくださる熱意に圧倒されました。
私が大事にしているお客様に対して、真っ直ぐ向き合う価値観と重なり、次第に第一志望として選考準備に一番時間をかけて参りました。
他社の選考状況を教えてください。
他社の選考状況を聞くのは、「どのような業界や企業を受けているのか」、「学生が自社に入社する可能性はどれほどあるか」などを知る目的があります。
この質問には、まず選考状況を回答したうえで、なぜその状況にあるかを併せて伝えましょう。
素直に迷っていたり、検討していることもあればお伝えしても構いません。
同業他社の選考が残っている場合、「その業界のビジネス自体に関心があるため、他の数社も併せて受けているがあくまで本命は御社である」といった伝え方の工夫は必要です。
迷っている場合も、第一志望群ではあるものの、正直迷っているので全て受け切ってから選択しようと考えていますといった形が良いでしょう。
他社の選考状況でのポイント
- 自分の就活の軸に基づいていること
- 他の業界を受けていても説明できないならしない
- あくまでも第一志望(群)は御社であること
回答例
同業他社の5社は全て選考しており、うちA社の内定をいただいております。
御社が第一志望ですが、業界に興味があることと、リスクヘッジのため全社受けております。
別業界も志望しており、就活の軸として「社会のインフラを守り、生活を豊かにしたい」と考えており、少し毛色の違う鉄道業界も志望しております。
エントリーした企業は、一度全て受け切ってから検討してみようと決めております。
当社の志望順位を教えてください
特に面接後半では熱意が重視される傾向にあり、第一志望なのかを何度も聞きます。
内定辞退を防ぐためで、同じ能力の人を見比べた場合、企業としては入社意欲があってやる気のある人に内定を出そうとします。
たとえ最も志望度が高い企業ではないとしても、第一志望と伝えた方が内定をもらえるでしょう。
言いづらい場合は、第一志望群として複数社で迷っていると素直に言ってみてください。
内定後に、外資系だと内定取消、勤務地や職務の変更などあり得ますし、日系大手でも内定後の面談で配属先ガチャが発生して第一志望に行きたくなくなることも稀にあります。
内定は複数持っていても問題ありませんので、行ってみたい企業の選考は受け切ることをおすすめします。
当社の志望順位でのポイント
回答例
第一志望です。
もちろん業界他社を選考していますが、御社の商品対する思いが最も強く、一番企業研究やOBOG訪問に時間をかけて準備してきました。
他の企業の3倍以上の訪問をさせていただき、合計15名の社員さんにお時間を頂戴し、ますます御社への思い月なるようになっております。
5年後、10年後にどうなっていたいですか
配属や入社後何をしたいかなどキャリアプランに関わる質問です。
こちらはある程度長期で働く前提で質問しているので、2,3ヶ所の部署経験を想定して回答しましょう。
どれだけ具体的にその会社で働くことを想定しているのか、準備しているのかなど熱意をアピールするチャンスとなります。
具体的でなくでも、やってみたいことを掲げ、それをするためにこういう力をまずは得たいですと言った逆算して未来を描く形でも問題ありません。
むしろ逆質問等で、〇〇をやるために必要なスキルや経験を聞いてみるとよいでしょう。
5,10年後どうなっていたいかでのポイント
- 具体的な部署名を数箇所伝えて、キャリアプランイメージさせる
- 数年かけて成し遂げたいことを伝える
- すぐに辞めずに長く働くことを前提にする
回答例
担当領域を先輩に頼ることなく、業務を担えるようになり、20代後半にはプロジェクトマネージャーとして菅k寧各所を動かせるようになりたいです。
プロジェクトマネージャーの経験を積んだ後には、幅広く経験を積むために経営企画も経験し、夢である新規事業開発へ生かしていきたいです。
最近、気になるニュースを教えてください
最近気になるニュースや話題を聞く企業も多いです。
アイスブレイク的に情報感度の高さや本人の興味がどんなテーマなのか伺える質問になっています。
どんな企業でも使えるニュースを選んでおくと使いまわせるかもしれません。
- ネットニュースではなく、新聞など記事に信憑性があるもの
- 半年以内くらいのニュース
- OB/OG訪問で社員の方が話していたニュース
注意:宗教や政治、芸能関係のものは企業と関係があまりないので避けてください。
最近のニュースのポイント
- 取り上げる話題
- どうしてそのニュースを選んだのか
- ニュースに対しての自分なりの意見
- 自分だったらどうか、企業にどんな影響があると思うか
例文
- 関心を持っている社会問題を教えてください
- 最近の業界のニュースなどで興味のあることはありますか
- 自社のニュースに関して、興味のあるトピックはありましたか
- ライバル会社での気になるニュースはありますか
最後に聞いておきたいことや質問はありますか(逆質問)
面接の最後に、「質問はありますか、聞いておきたいことはありますか」と面接官側から質問されることが多いです。
一方的に質問に答える側から反対に、聞き手になりますので油断せずにしてください。
逆質問では、「熱意」を伝えるチャンスです。
調べれば分かることではなく、定性的な面を伺えると良いでしょう。
面接官ではなく、目の前の一社員として仕事の大変さややりがい、社風など「社員にしかわからないこと」を聞くと次の面接対策に活かすことができます。
教育制度や評価基準についてや、入社前につけておくべきスキルなどを聞いておくと、前向きさをアピールできます。
また最後の挨拶として、第一志望であることと今日のお時間のお礼を伝えることも良いでしょう。
逆質問でのポイント
回答例
-
社内で出来るとされている方はどんな方でしょうか?どういうことを意識して仕事されていますか?
- 自分と似た若手社員で活躍している人はどんな方ですか?よければ紹介してください。
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入社までにやっておいた方がいい大学生ならではの経験はありますか?
-
入社までに勉強しようと思うのですが、その他にも勉強しておくと入社後に役立つものはありますか?
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就活用の自己分析にするポイント
加えて企業分析を行うと、企業の求める人材や経験と自己分析とで関わる部分が必ず出てきます。
具体的にマッチしているポイントを見つけ出しておくと、面接で回答しやすくなります。
自己分析はESを書く段階でじっくり取り組み、面接の前に練習をしっかりと行うことで、口馴染みが良くなり、面接の場でも気軽に話せるようになるでしょう。
業界分析・企業分析