【26卒の大学3年】インターンいつから?行くメリットと時期も解説!

就活でのビッグイベントの1つでもあるインターンシップ。

そもそもいつから対策を始めるものなのか、スケジュール感がどうなっているのか、よく分からないという26卒の就活生もいるでしょう。

そこで今回はインターンの概要やスケジュール感、いつから対策を始めるのかについて解説していきます。

目次

インターンとは

まずはそもそもインターンに関しての概要や目的、種類に関して紹介します。

インターンの概要

インターンとは大学生や大学院生が、企業で一定期間の実務経験を積む機会のことです。

通常は大学3年生や大学院1年生の夏や冬を通して、1日〜数日間行なわれるのが一般的で、コロナ禍以降はオンライン開催も増え始めました。

学生はインターンに参加することで、実際の企業の雰囲気や業務内容を通じて、自分に合う企業なのかの見極めが可能です。

また企業側は優秀な人材の囲い込みも想定しており、インターンで成果を出した一部の学生を早期選考ルートに招待することもあります。

短期と長期の2種類に分かれる

インターンは短期インターンと長期インターンの2種類に分かれます。

短期インターンと長期インターンの違い

短期インターンとは

大学3年、大学院1年の長期休暇中に数日間行われるインターン。

企業理解を目的としており、会社説明会や簡単なワークショップが一般的。

長期インターンとは

長期インターンは正社員の見習いという感じで、社員に混ざって実務経験ができるため、スキルアップに効果的。

学年関係なく参加できるもので、大学1年や2年で参加している学生も多いのが特徴。

上記の通りで短期インターンは就活時に参加するもの、長期インターンは就活目的というよりスキルアップが目的となるものです。

長期インターンで実践的なスキルを身に着けておくと、就活で非常に有利になるため、「何の能力もない」という人は参加するのがおすすめです。

26卒がインターンに参加する時期はいつから

つづいて、26卒の学生がインターンに参加する時期はいつからなのか、具体的なスケジュール感を紹介します。

大学3年の夏と冬が一般的

通常、就活向けのインターンは大学3年、大学院1年向けに夏休み・冬休みを利用して行われます。

また募集時期と開催時期はそれぞれ以下のスケジュールの場合が大半です。

募集時期 開催時期
5〜6月 8〜9月
9〜10月 12〜2月

ただし、ESや面接といった選考もあるので、大学3年の4月から自己分析等を始めておきましょう。

長期インターンはいつでも可能

長期インターンはWantedlyや企業の公式HPなどで、通年募集されている場合が多いです。

特に人手不足のスタートアップ企業やベンチャー企業が行っている場合が多く、それらの企業で長期インターンをすると、広く業務を任されて大きく成長できる可能性が高いです。

また、大手のIT企業も長期インターンを行っており、インターンで成果を挙げて、そのまま内定をもらえることもあるでしょう。

インターンに参加するまでの流れ

つづいて、インターンに参加するまでの具体的な流れを紹介します。

①興味のある業界・企業にエントリー

自己分析・業界分析を行って、ある程度気になる業界・企業が決まったら、その企業のHPやリクルートでインターン募集が行われていないかチェックしましょう。

そして複数の気になる企業をリストアップして、選考やインターン当日のスケジュールに問題がないかを確認し、マイナビやリクナビなどでエントリーしていきます。

②選考準備

インターンは選考を通過しないと参加できないものが多いため、各企業のES・面接対策が必要となります。

特に大企業になるほど応募者が多い上に優秀な学生も混ざっているため、通過率が格段に低くなるものです。

ただし、サマーインターンだと対策不足の学生が多いため、過去の選考などを参考にしつつ、十分に対策すれば通過も可能です。

③インターン参加

選考に通過したら、インターン参加が可能となります。

グループワークなどで活躍すれば早期選考ルートに乗る可能性もあるため、受け身で過ごすのではなく積極的に臨みましょう。

インターンに参加するメリット

インターンは行くのが当たり前のような風潮がありますが、それは以下のようなメリットがあるからです。

業界理解・企業理解の質が上がる

インターンに参加することで、業界・企業の全体像や未来予測がしやすくなります。

さらに同じ業界でも複数の企業に参加することで、「大企業の中でも最も自分に合う会社が見つかる」「大企業よりベンチャーの雰囲気が好き」といった発見があるものです。

業界・企業への理解を深めることで自分の本当に行きたい企業が見えてきますし、選考時の志望動機もスムーズに作れるようになります。

本選考が有利になる

インターンに参加することで、あらゆる面で本選考で有利に働きます。

例えば以下のような側面で有利になると考えられます。

  • ESや本選考の質問の傾向、選考の雰囲気が分かる
  • インターンに参加したという事実が入社意欲のアピールになる
  • 成果を上げれば早期選考に招待される場合がある
  • 企業理解が深まり、ES・面接の受け答えの質が高まる

これだけの恩恵があるため、参加していない人より内定確率は十分に高いといえるでしょう。

長期インターンは給料が出る

数カ月間の長期インターンに参加する場合は、給料がもらえる場合が大半です。

しかも通常のアルバイトと比べて時給は高い傾向にあり、大体1,000円程度のところが多いです。

お金がもらえて、スキルアップにも繋がるだけでなく、日頃から社会人と接することになるため、ビジネスマナー等あらゆる面で他の就活生に差をつけられます。

Abuild就活編集部
実際、長期インターン経験者は就職後も同期より活躍しやすい傾向にあります

インターンに関するよくある質問

最後にインターンに関して、よくある質問を紹介します。

インターンに行かないのはあり?

気になる企業があるのにインターンに行かないのは基本的におすすめしません。

なぜなら企業の雰囲気を体感したり、本選考で優遇されたりといったチャンスを棒に振ることになるからです。

インターンは自分に合う企業を見つけるためのものであり、インターンに行かずに内定してもミスマッチングの可能性が高いのです。

Abuild就活編集部
選考で落ちても経験値を積める機会となるので応募するに越したことはありません
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何社くらい参加するもの?

キャリタス就活が行った9月後半時点の就職意識調査によると、サマーインターンでの参加者数は以下の結果になりました。

日数 社数
1日以内 5.8社
2〜4日以内 2.3社
5日間以上 1.3社

1日以内のサマーインターンに5〜6社参加している人が多いため、可能であればこのくらい参加するのが望ましいです。

また、全て同じ業種ではなく、あらゆる業種に参加することで企業を俯瞰して見られるようになりますよ。

採用に直結するって本当?

25卒の学生よりインターン経由の採用活動が可能となりました。

種類 期間 就業体験 担当社員 採用活用
オープンカンパニー 1日 なし 任意 不可
キャリア教育 1〜3日間 任意 任意 不可
汎用的能力・専門活用形インターンシップ 短期5日間以上長期2週間以上 あり 現場の社員 可能
高度専門型インターンシップ 2ヶ月以上 あり 現場の社員 可能

このようにインターンを4つに区切り、採用活用が可能なものと不可能なものと分かれます。

これを総括すると、インターン経由で採用に使う条件は以下のようになります。

インターン経由で採用に使う条件
  • 長期休暇中に最低5日間以上あるもの
  • 就業体験を行う
  • 現場社員が指導し、インターン後にフィードバック
  • 実施期間の半分以上を就業体験とする

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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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