【人事解説】インターンのESが通らない3つの理由!落ちまくる時にやるべきこと

就活生Bさん
インターンのESですら落ちまくってる…

インターンとはいえ本番同様の選考がありますし、インターンのESで落ちているままでは本選考もESで落ちてしまう可能性が大きいです!

現状の自分をしっかりと見つめ直し、どこでつまづいているのかを確認しましょう。

ESで落ちているようでは、面接の経験も一生詰めないので他の就活生と大幅に差がついてしまうかもしれません。

本記事ではインターンのESで落ちてしまった時の対策、本選考へ向けた活かし方について解説します。

本記事の執筆者

筆者自身、現役でインターンの採用担当やリクルーターを務めている立場として解説します。

目次

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インターンのESで落ちまくる理由

なぜインターンのESで落ちてしまうのか、人事目線でよくある理由として以下の3つが挙げられます。

何を伝えたいのかわからない

一度自分のESを読み直してみて、以下の2点を確認してみてください。

  • 自分が何を伝えたいか」を意識して書けているでしょうか。

  • そもそも自分をどう伝えたいのか意図を持っているでしょうか。

自分の伝え方の戦略がなければ無意味ですし、そもそも伝えたいことが思い通りに伝わるとは限りません。

書き言葉のESは一方通行なので会話より誤解されやすいので要注意です

定量的な要素がなく、頑張り度が伝わりづらい

採用担当
頑張っていることは伝わるけど、今一歩薄っぺらく感じてしまう…

そんなESも多くあります。

どうしてそうなってしまうのか、その原因は定量的な要素がないので手触り感がないのです。

頑張りは主観的にアピールするものですが、定量的な要素があると客観的事実として伝わりやすいでしょう。

人事側も疑っているわけではないのですが、仕事は主観だけでは進められません。

社会人になればデータや分析など客観的な根拠で誰かを納得させることも必要ですので、定量的な要素を意識してみてください。

出来事の羅列で人となりが分からない

頑張ったことがたくさんある優秀な人も注意すべきなのが物事の羅列です。

華々しい経歴や実績を並べても人柄はわかりませんし、その実績に辿り着いた過程や得た学びを知りたいのです。

ガクチカというと凄いことを成し遂げた方が評価されると思いがちですが、必ずしも実績が必要なわけではありません。

ガクチカでも最後は目標に辿り着かなかったけれど、こういう過程で頑張って取り組んだという過程がわかれば人事は必ず評価をしています。

出来事の羅列ではなく、人となりや考え方がわかる部分もESへ盛り込んでいきましょう

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インターンのESで落ちまくる人は多い

インターンのESで落ちることは決して珍しくありません。

実際、どのくらいの割合で落ちるものなのかを紹介します。

落選率は約4割

就職ジャーナルの調査によると、インターンシップで書類選考を行う企業は52.9%、面接選考を行う企業は28.4%となっています。

その中で選考別の落選率は以下の通りです。

  • インターンシップの書類選考落選率:約40%
  • インターンシップの面接選考落選率:約41.9%

インターンシップで書類選考を行う企業が全体の半分以上あるなかで、5人に2人が落選してしまうという確率は、かなり高いといえるでしょう。

ただしこのデータはあらゆる企業が含まれている点に注意!大手は更に厳しい可能性。

大手企業を目指す就活生にとっては、もっと高い倍率かつ適性検査や面接複数回など、インターン合格の難易度は上がること間違いありません。

インターンのESで落ちてしまうことは珍しくないものの、全体の60%は通っているのも現実。

5つ以上など複数企業を受験してみて、どれもESが通らない場合は超注意なので必ずESを舐めずにやり直しましょう。

大手は更に通過率が下がる

大前提としてインターンの選考は業界・企業ごとに大きく異なります。

当然大手企業であれば全国から応募が来るので倍率は跳ね上がりますし、そうなるとWebテストの合格ラインも上振れるでしょう。

適性検査(性格診断)が原因で落ちる場合もありますが、これは相性なので落ち込む必要はありません!

ESに関しては受かった企業と落ちた企業を見比べることで今の立ち位置がわかります。

人気大手企業のインターンESは落ちるけれど、BtoBや穴場大手企業は通る場合もあるかもしれないので、ガクチカを使い回してESだけでも出してみましょう。

筆者も400,500,600字verのガクチカと、どこの企業でも汎用できる志望動機を作成しておいて、興味のない企業のESを出しまくっていました。

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インターンのESを突破するための5つのコツ

インターンのポイントは工夫次第で通過率は幾分にも上げられます。

特に以下の5つの点に注意しましょう。

文頭と文末にこだわる

ガクチカを400〜600文字書いていると、何を伝えたいのか文頭と文末に簡潔に書かないとわかりづらいです。

実際インターンの落ちるESでは、「何が言いたいかわからない」内容のものがほとんどです。

簡潔に書くってどう言うことかわからない方は、以下のコツを参考してください。

文頭:がんばったことの概要

本文:過程を順序立てて書く

文末:経験を通して得た学び、価値観

自分のESを読んでみて、1度で内容がスッと入ってくるか確認してみてください。

友人や家族など第三者に読んでもらい、読みやすかったかどうか感想をもらうのも良いでしょう。

人事はESを何度も読み込んでくれませんので、第三者が1回で理解してくれるかをチェックするのがおすすめです。

あまり伝わっていないようなら文頭と文末の2行で自分のガクチカの概要がわかるようにできているか、今すぐチェックしてみてください。

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人事は何千名分のESを読みます。とにかくわかりやすく!

成し遂げた成果を数値で定量的に示す

文頭と文末にこだわったら次は中身を肉付けしていきます。

ESを見ていて、なんとなく頑張りや工夫が伝わりづらいなと思う内容は「数字的な根拠」が全くないものです。

例えば、「〇〇に取り組み、一生懸命頑張った結果、売り上げに貢献した」と伝えられても、不明な情報が多くてどのくらい頑張ったのか評価されづらいです。

面接に進んだとしても、人事は質問したいことが多くて、学生のアピールを聞けないかもしれません。

よくわからない場合は、以下のポイントを参考にしてみてください。

  • どのくらいの組織やメンバー数だったのか
  • どのくらいの売り上げや影響があったのか
  • どのくらい時間をかけていたのか

    このように具体的な数字がわかると、頑張りの度合いが伝わってくる情報が多くなってきます。

    上記の例に少し加えてみると、以下のようになります。

    「〇〇に取り組み、一生懸命頑張った結果、売り上げに貢献しました」

    「〇〇に1年間継続的に取り組み、自らメンバー7人を巻き込んで一生懸命頑張った結果、売り上げに15%貢献できました。」

    こうなると人事側も就活生の取組の手触り感がわかり、話に興味が湧いてきます。

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    組織の何人巻き込みました系の伝え方も効果的!

    成し遂げる過程の行動を定性的に示す

    数値の盛り込みに加えて、さらに中身を肉付けしないとESは通りません。

    むしろここが注意点で、人事は成し遂げたことだけでなく、加えて人となりや過程を知りたいのです。

    そこそこ優秀な就活生は成し遂げたことをアピールしがちですが、出来事の大小を競っているわけではありません。

    採用担当
    全国大会やビジネスコンテストなど華々しい活躍がなくても大丈夫です!

    そこへ辿り着くまでの過程の考え方や姿勢、更にそこから学んだことや価値観を読み取り、その就活生の物事に取り組む姿勢こそが人事の一番知りたい情報です!

    それは、採用後に会社に入った後にも同様に頑張ってくれるかの再現性を測っています。

    チームで同じ目標に対してどんな場面でも頑張ってくれるかどうかを想像し、この子を採用して活躍してくれるイメージが湧く就活生に内定を出しています。

    埋もれないよう個性を出す

    ここまでくれば、十分に大手企業のESも通りやすくなってきているでしょう。

    更にもう一歩上のESを目指したい方は、ESのガクチカや自己アピールのポイントとして、取り組むテーマ×成果&過程=個性的なESを目指すことも意識してみてください。

    正直、採用人数が少ない企業や超人気企業はありきたりなESの内容ではなかなか選考に進みづらいのが現状。

    そこで上記のポイントを再度工夫して、人事の印象に残るESを書く必要があるのです。

    例えば、「アルバイト×リーダーとして売り上げを伸ばした。」と書いても、過程や成果がしっかり記載があればインターンのESは通るでしょう。

    しかし、人気企業の面接を見越した場合だと少しありきたりな印象があるかもしれません。

    これまでの経験で印象に残るようなテーマを準備しておく、時間があれば新たにユニークな試みを始めるのも良いでしょう。

    しかし時間がない場合は取り組むテーマを他の人と被らないようにする、過程をぶっ飛んだ側面を伝えるなど今のESにスパイスを少しつけれるくらいで十分です。

    あくまで自分のスタイルを崩しすぎない範囲で、個性を出してみることも意識してみましょう。

    ストーリーを見直して、繋がりを意識する

    ここまできたらESのストーリーが起承転結になっているか、再度確認してみてください。

    論理の飛躍や構造がわかりづらいと、それだけで読みづらく疑問を持たれてしまいます。

    すんなり入ってこないESは基本的には落とされてしまいますので、ESを凝りすぎるのではなく、シンプルに伝えきれるようにしましょう。

    この段階に入ってくると、多くの学生が伝えたいことが多くなってきて盛り込みすぎてしまう傾向にあります。

    文字数の上限があるので、全体のストーリーを意識した上で必要な情報を絞り、他に伝えたいことは面接で話すことを意識しましょう。

    採用担当
    ESで気にならせて、面接で話を振ってもらうように書いてもOK

    ESも面接も一人で厳しければプロに頼るのがおすすめ

    悩みくん
    ESも面接も対策頑張ってるけど、落ち続ける…
    就活生Bさん
    一人じゃどうしようもないし、周りに頼れる人もいない…

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    ayaka

    この記事の監修者

    ayaka

    新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
    様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
    現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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