【必見】ライバルと差のつくESの志望動機はコレだ!作成のポイントと例題8選まとめ
ESは一番最初に立ちはだかる壁であり、最終面接まで用いられる大事な選考資料でもあります。
早いうちから対策しておけば、ESの選考通過率がアップして内定に近づくことも可能です。
本記事ではライバルと差をつけるためのESの志望動機の書き方を徹底解説します。
ESの志望動機で人事・面接官がチェックするポイント
まずは、企業の人事・面接官がESの志望動機でチェックする3つのポイントを解説します。
入社への意欲
採用活動には多大なコストがかかっており、新卒に早期離職されてしまうと新たな人材を見つけるのにさらにコストがかかってしまいます。
だからこそ、企業側は長期的に働いてくれる人材を見極めるための判断材料として、ESの志望動機で入社や業務への意欲をチェックしているのです。
「入社後に何をしたいのか」などキャリアに関する質問で入社への意欲をチェックすることも
入社後のポテンシャル
新卒採用は中途採用と異なり職務経験がないため、実際の働きぶりを判断するのはESと面接しかありません。
そのため社風や事業内容と学生が目指すものが同じであるかどうかすり合わせをするためにESの志望動機が用いられます。
また学生のポテンシャルで業務への適性を見て、入社後の配属先を決定することもあります。
人柄・個性
人柄や個性が社風や仕事内容に合わないと、早期退職につながる可能性が高いです。
例えばコツコツ1人で行う仕事であれば、ミスなく丁寧に仕事ができる几帳面な性格の持ち主が重視されるでしょう。
チームワークを重視する会社ならば、よりその学生の性格をチェックされるかもしれません。
このように、ESの志望動機は社風や仕事内容と学生の人柄の相性を見るための判断材料にもなります。
ESの志望動機を書く前にすべき準備
いきなり志望動機を書こうとしても、中身がまとまらず入社への熱意や意欲が伝わらりづらい内容になってしまいます。
ここからはESの志望動機を書く前にやってほしい準備を2つ解説するので、まずはここから始めてみましょう。
就活の軸を決める
就活の軸とは「仕事や企業を選ぶ際の基準」のことです。
この就活の軸は「絶対に譲れない条件」となるので、この条件がしっかり決まっていると自然と志望動機も書きやすくなるでしょう。
就活の軸が決まると自分の価値観にマッチする企業を絞りやすく、効率的に就活できる
業界研究・企業研究
就活の軸が定まったら、次は業界や企業についてより深く知るための作業に入ります。
- 業界研究…希望の業界全体の景気動向・成長性・将来性を分析すること
- 企業研究…希望の企業の業種や職種、事業内容や今後の展望、強みを調べること
これらを徹底すれば「業界や自社の強みについてよく分かっている」と人事や面接官に好印象を与えられて、選考を有利に進められます。
ESの志望動機の書き方4STEP
前準備ができたら、次はいよいよ志望動機の作成に入ります。
ここからはESの志望動機の書き方4STEPを紹介するので、ES作成の参考にしてください。
記載する内容を整理する
志望動機を記載する内容を整理するためには、以下の構成にざっくりとした内容を当てはめていくのがおすすめです。
- なぜ企業に魅力を感じたのか
- 魅力を感じた理由を深掘りする
- 魅力ポイントを踏まえたキャリアビジョンを考える
魅力に感じた理由は企業研究で調べた企業理念や商品・サービスの魅力、社員の人柄など、まずは深く考えすぎずにたくさん洗い出してみましょう。
その上で、自分の今までの経験と絡めてどんな仕事をしたいのか具体的に掘り下げてみてください。
プレスリリースやIR情報などをチェックするのもおすすめ
構成に合わせて書く
次に、ステップ1で作った構成に合わせて内容を記載します。
文章にする際の注意点は以下の通りです。
- 企業を志望する「理由」を最初に伝える
- 「理由」の内容を具体的なエピソードで示す
- 志望する企業でのキャリアビジョンをどのように実現させるかを明記する
最初に結論から伝える方法をPREP法は、ビジネスにおける基本のコミュニケーションのひとつなので覚えておきましょう。
最後に企業でどのように活躍したいのかという内容で締めくくることで、より印象的な志望動機となります。
文字数を調整する
指定文字数の9割以上は埋めるように意識してください。
空欄が多いと「時間をかけずに簡単に書き上げた」と思われてしまい、志望度はかなり低いという印象を受ける面接官もいます。
また、くどい言い回しや文章を太らせる表現は削る作業も忘れずに行いましょう。
文字数がオーバーしてしまうと「指示に従えない」「注意事項を確認してない」と認識され、入社後の働き方に不安を持たれてしまいます。
最終チェックをする
最後に、志望動機が簡潔かつ分かりやすい文章になっているかどうか最終チェックをしましょう。
当たり前ですが相手に伝りやすい文章でないと面接官の評価対象にもならないため、この最終ステップでも手を抜いてはいけません。
最終チェックのポイントは以下の点に気をつけてみてください。
- 声に出して読む…実際に声に出すと「文章のテンポが悪い」「同じ単語が連続している」などの気づきがあります。
- 第三者に読んでもらう…「初めて文章を読む人でも頭に入りやすいか」を意識した書き方になっているか確認するため、第三者に読んでもらうのも効果的です。
家族や後輩など就活に詳しくない人に読んでもらうと「誰でも分かりやすい志望動機」にブラッシュアップできる
【8業界別】ESの志望動機の例文を紹介
それでは最後に、8つの業界別のESの志望動機の例文を紹介します。
これから志望動機を作成する人は、志望業界の例題を見つけて参考にしてみてくださいね。
例題①コンサル
コンサルは人事戦略やM&Aの提案、システム導入などの実行支援など幅広い業務を担当しています。
そのため、各業務内容を把握した上で「なぜこの業界を志望するのか」をまとめましょう。
アジア地域から求められるデジタル人材に成長したいと考えており、貴社はその実現性が一番高いと感じたため志望する。
幼少期の◯◯在住経験から世界で活躍できる人材になる夢を持ち、大学在学中には中国語と英語をネイティブレベルにまで向上させ、◯◯大学へ留学した。
◯◯在住時に日本にはないアジア独特の刺激を感じ、そうした環境に身を置き続けたいと考えた。
アジアではデジタル化が進展しており、デジタル人材への需要が高い。
その中で貴社はアジア発のコンサルティングファームとして、テクノロジーやデータを活用しながら種々の問題を解決してきた。
そのノウハウを用いて、様々な問題が解決できると考えている。また、アジア圏全体に競合他社に比べより強固な顧客基盤を持ち、より高度な案件にアサインされる可能性が大いにあるため、高いレベルでの自己成長を実現できると考えた。
貴社でアジアの変革を実現し、同地域から求められる人材になりたい。
出典:アビームコンサルティング テクノロジーコンサルタントコース職|ワンキャリア
例題②メガバンク
銀行によって行風や求める人材は異なるため、企業研究を徹底して自分がその銀行で活躍できる人材だとアピールすることが大切です。
信頼を得て「あなただからお願いしたい」と任される担当者になりたいと考え、貴行を志望する。
商材ではなく担当者の責任感や営業力に焦点があること、キャリアの中で異なる業界と接点があることの2点に魅力を感じ、銀行業界を志望する。
とりわけ、国内外での圧倒的な顧客基盤がある点、訪問した社員の方々が強い使命感を持って働く姿の2点から、貴行でこそ仕事に誇りを持つ社会人になりたいという想いが実現できると考える。
出典:三菱UFJ銀行 25年卒 オープン|ワンキャリア
例題③総合商社
こちらも各商社が求める人材像や能力とマッチしているか、過去の経験と紐付けた志望動機を作成できると良いでしょう。
自分の行動やアイデアを武器とし、国内外の人々を巻き込み、世界中の人々の生活を支えたい。
部活動を通し「多様な視点を持つ人々と協働すること」と「主体的に物事を推進すること」に大きなやりがいを感じた。
また海外生活を経て、日本の技術や製品を世界に発信したいと思うようになった。
入社後は以上の経験で培われた探究心と向上心を活かし、持続的なビジネスを生み出すための知見やスキルを獲得したい。
これは営業とコーポレートどちらでも実現できると考えており、ビジネスや部署に関係なく直面する課題に日々全力で取り組みたい。
出典:三菱商事 24年卒 総合職|ワンキャリア
例題④投資銀行
投資銀行は入社志望の学生が多い反面、身近に感じることが少ない業界でもあります。
そのため、大規模案件にチャレンジできることや専門知識が身につけられるなどの志望動機を書くのがおすすめです。
貴社でならお客様の目標達成や挑戦を支えたいという想いを叶えられると考え志望する。
私は塾講師として担当生徒のテストの点数向上に寄与した経験から、目標達成を支える業務にやりがいを感じている。
その中で、「貯蓄から投資」という流れで存在価値が高まっており、より多くの人の目標を支えることが可能である証券会社を志望している。
特に貴社ではお客様本位の姿勢を持ち、銀証連携という強みを活かして幅広いソリューション提供が可能であることに魅力を感じている。
故に貴社でリテール営業に従事し、塾講師の経験で培った「相手を理解し、課題の本質を捉える力」と貴社の強みを活かし、お客様のニーズに沿ったソリューション提供を行うことで、自身の想いを叶えたい。
出典:SMBC日興証券 25年卒 総合部門|ワンキャリア
例題⑤損保
ほかの損保企業を併願する学生が多いため、内定辞退を感じさせないほどの熱意を込めるようにしましょう。
私は、人々や企業の挑戦に寄り添い、万が一の際に支援の手を差し伸べることができる存在になりたいからである。
その中でも、「CSV×DX」を理念として掲げ、損害保険の枠を超えた多種多様な事業に挑戦し新しい価値を提供する姿勢に魅力を感じ、貴社を強く志望する。
私は、合唱団や塾講師の経験から、周囲と協力しながら原因やニーズを深堀し解決することを通じて、やりがいを感じた。
だからこそ貴社のインターンシップに参加し、お客様のニーズに迅速に対応するだけでなく、地域と密着し連携することで社会課題を解決していることを実感した。
私も貴社の一員として営業業務に携わり自らの課題解決力を高め、成長と挑戦に貢献したい。
出典:あいおいニッセイ同和損害保険 25年卒 基幹社員|ワンキャリア
例題⑥デベロッパー
デベロッパーは例年採用人数が少なく倍率が高いため「なぜデベロッパーなのか」「なぜこの企業なのか」をはっきりさせて熱意をアピールしましょう。
人との繋がりを強く感じられる空間を創りたい想いがあるからだ。
幼少期に地元の商業施設の広場で両親や友人と遊んだことを鮮明に覚えている。
貴社で訪れる人の触れ合いを促進する空間を創りたい。
またOB訪問等を通して、社員の方々が貴社のアセットを用いて各々の想いを具現化したい点では同じ方向を向いていると感じた。
私も部活動では、チームの勝利を共に志す環境で個人の努力も意欲高くやり抜けた。
そのため貴社の環境こそ私の想いを実現できると感じている。
また貴社は各アセットで多様なコンセプトを有しており、様々な角度から繋がりの促進に挑戦できるため志望する。
出典:三井不動産 25年卒 総合職|ワンキャリア
例題⑦メーカー
ほかの業界以上に企業との相性をチェックするために志望動機が重視される傾向があります。
私は、「新たな価値を提供することによって社会に良い変化をもたらしたい」という想いがあり、貴社でならこの想いを実現できると考えている。
お客様のニーズに合った素材や製品を提供し、新たな価値を創造する化学業界のビジネスモデルを魅力に感じている。
その中でも、多様でバランスの取れた事業領域と日々変わりゆく社会のニーズに応えて社会課題の解決に取り組む姿勢を兼ねそろえた貴社で働きたい。
部活動での広報で培った「トレンドを分析し、ターゲットのニーズに応える」強みを活かして、社会に良い変化をもたらしたい。
出典:住友化学 24年卒 クリエイティブスタッフ(総合職 事務系)|ワンキャリア
例題⑧広告代理店
実際に希望の企業のCMを見たりサービスにふれて、自分なりに感じたことや挑戦したい仕事を考えてみましょう。
「自分の感動を人に届けたい」これが私が御社で実現したいことだ。
高校2年時にある広告を目にし私の行動に影響を与えたことで、広告に興味を抱き、経営学科に所属している。
人の行動を左右できる広告を通じて今後は自身の感動を他の人に届け、行動に、心に、影響を与えていきたい。
また、これまでの留学経験や部活動での経験から多種多様な人に影響を与えながら周囲の人のために思考し、行動することにやりがいを見出してきた。
そのため、今後もクライアントのために課題を解決しながら、その先にいる生活者のために行動していきたい。
生活が豊かになるような新しい体験とともに、一過性ではない生活に根付く価値を創り上げていきたい。
出典:博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ 24年卒 総合職|ワンキャリア
ESの志望動機をブラッシュアップして選考通過率を上げよう
それでは、ESの志望動機を作成するコツをおさらいしましょう。
- まずは就活の軸を決めて業界研究・企業研究を進める
- 構成に当てはめて作成し、最後に文字数や読みやすさを調整
よりブラッシュアップしてライバルと差をつけた内容にするためには、就活のプロに見てもらうのもおすすめです。
Abuild就活ではESの添削も受け放題、さらに各業界トップ企業の内定実績が続出しています!
ES選考対策で悩んでいる人は、8,000人以上の就活生の相談を受けてきたカウンセラーに相談してみましょう。
\理想の未来を実現するならAbuild/
そんな方におすすめなのがAbuild就活です。
Abuild就活は、外資・日系のトップコンサル、7大商社、大手広告代理店、トップメガベンチャー、人気大手メーカー、など、各業界トップ企業の内定実績が続出している、大手志望者向けの就活塾です。
- 外資系銀行出身のCEOが築いた最強の就活成功メソッド
- コンサル・商社などトップ企業対策の就活に強い
- マンツーマン指導で志望企業に合った対策
元外銀の代表が構築したメソッドや特殊な選考への対策講座により、学歴的に不利だと言われる大学からもトップ企業への内定が出ています。
大手企業は周囲のライバルも優秀な学生ばかりですが、Abuild就活のカリキュラムで対策をすれば、憧れの企業の内定にグッと近づくことができます。
Abuild就活では、無料カウンセリングを随時開催中です。
8,000人以上の就活生の相談に乗ってきたカウンセラーに、まずは相談してみませんか?
\あなたの就活のお悩み、解決します!/