早期選考が受かりやすい3つの理由!とりあえず準備不足でも受けるのはあり?
こう思っているそこのあなたは、損しているかもしれません。
結論、早期選考が受かりやすいのは事実としてあります。
本記事では、以下のポイントを紹介します。
- 早期選考のメリット・デメリット
- ダントツ受かりやすくする必須準備
- なんでそこまでおすすめするのか訳アリ理由
筆者自身が2019卒で自身も早期選考を数十社受け、就職後も大手企業の採用活動に携わっている経験から早期選考の謎についてお伝えします。
早期選考が受かりやすい理由
どうして早期選考は受かりやすいとされているのでしょうか。
それは実際に早期選考を実施している企業側の立場から考えてみると分かるかもしれません。
まずは早期選考のメリットを理解しましょう。
企業はいち早く学生を確保したい
昨今は少子化の流れで学生の母数自体が減少傾向にある他、採用スケジュールも年々早まっていますよね。
また経団連の就活ルールも廃止され、各社インターンが活発になっています。
特に外資系企業やベンチャーは通年採用を実施していたりと、多種多様な採用活用が行われているのはご存知でしょうか。
そして、企業側の視点では他社に優秀な人材が流れてしまう前に、早期選考でどんどん内定者を出すのが最近の就活事情となっています。
本選考よりライバルが少ない
新卒の就活は経団連の定めた大学3年の冬〜大学4年の夏というスケジュールが一般的で、現在でも大学3年の冬から就活準備をする学生がほとんどです。
しかし、現在は通年採用や採用直結型のインターンなど早期選考が大学三年生の春ごろから開始されており、もっと早い企業もざらにあるのが現実。
そのため準備をして早期選考に臨めば、ライバルが少なく倍率が低いので受かりやすい傾向にあります。
大学二年生でこの記事に出会えたあなたは超ラッキー、大学三年生でもまだまだ挽回できますよ。
準備不足の学生が多い
早期選考自体を知ってはいるものの、実際に大学三年生からしっかり準備できている学生はほとんどいません。
そのため他の学生より早く対策すれば、周囲の就活生が準備を仕上げる前に内定を狙えます。
逆に冬ごろには学生も経験を積んでいるため、本選考では採用基準が少し上がるかもしれません。
外資系などの場合は逆に早期選考がメインになりがちです。
その場合は早期選考=通常選考という感じで、ほぼ枠が埋まってしまい受かりづらいかもしれません
早期選考のデメリット
早期選考が受かりやすいというメリットを解説してきましたが、もちろんデメリットもあります。
この点を踏まえて、しっかりと準備をして早期選考に臨みましょう。
落ちると本選考を受けられない可能性がある
企業によって早期選考だけでなく、本選考や第〇期採用など様々な選考スケジュールがあります。
外資系企業だと年に1回までの選考制限を設けている場合もあります。
その場合、再度選考を受けてもお祈りされてしまうこともあるので注意してください。
優秀な就活生との勝負になる
早期選考は就活に対して、意欲的で意識の高い学生も集まる可能性があります。
準備不足な学生も多いですが、一部外資系やベンチャーで既にインターンをしている就活生、別の企業の内定を持っている優秀な就活生もいます。
院生とも一緒になる場合もあり、優秀な学生と戦うことを意識しなければなりません。
準備不足でもとりあえず早期選考を受けるべきか
早期選考をとりあえず受けるのはありです。
なぜなら本命でなくとも本選考に向けた良い予行練習になりますし、模擬面接では得られない経験値が手に入るからです。
また早期選考やインターンに参加していないと、本選考に参加できない企業もあります。
早期選考に落ちると本選考が受けられないような企業を下調べや自己分析が不足したまま受けるのはおすすめしません。
早期選考を受かりやすくする方法
準備をしっかりすれば受かりやすいと解説してきましたが、いったい何をすればよいのでしょう。
具体的に筆者が採用活動で学生を見ているポイントを踏まえて解説していきます。
周りより早く自己分析・企業分析
早期選考を勝ち抜くのに一番大事なのが自己分析と企業分析であると筆者は断言します。理由は以下のとおりです。
- 自己分析によって、就活の軸や将来像が整理される
- 企業分析によって、志望理由に説得力が増す
1、2次面接はその人の能力や価値観をメインに深掘るケースが多く、自己分析が足りないと、ガクチカに矛盾が生じたり、自分の将来像と就活の軸がずれたりしますよね。
そして多数の応募者の中で、少しの違和感や矛盾はシビアに評価されてしまうのです。
続いて選考中盤以降では、本当に弊社の志望度が高いのかという目線が加わり、他社との違いを理解した上で本当に内定を承諾してくれるかを見極めます。
ここで企業分析によって明確に志望理由が言えると、最終面接に進める確率がグッと高まっていくでしょう。
インターンに積極的に参加
気になる企業のインターン参加は個人的に非常におすすめです。
筆者自身も面接が苦手だったのに、インターンに参加した企業は約8割も内定をもらえました。
この経験を踏まえて、インターンをおすすめしたい理由は2点あります。
- 社員や会社の雰囲気・環境が自分とマッチするかわかる
- 自分自身をアピールする機会がたくさんある(特に控えめな学生おすすめ!)
1点目は雰囲気など言語化しづらい特徴をつかむことができ、自分に合う職場かどうか判断できます。
2点目は数日間のインターンの中では自分をアピールする機会が豊富にあるからです。
インターンの中で様々な形でグループワーク等に貢献しているところを社員の方は見ており、評価しているケースが多いです。
念入りな情報収集
インターン以外にもOBOG訪問や企業訪問など一次情報を集めることをおすすめします。
実際に社員の方と会えば、聞いておきたいことを事前に知れて、かつ選考に有利な情報等を聞けますよ。
本命企業に対しては、複数人社員と会ってみて特徴を掴んでみてください。
また二次情報として一緒に就活をしている友達や、昨年までやっていた先輩との連携も非常に有効です。
インターネットやtwitterの情報は幅広く効率よく吸収しつつ、ネット以外の情報収集もバランスよく行えば準備万端です。
早期選考に関するよくある質問
とはいっても、まだまだ知らないことも多いのが早期選考ですよね。
ここで早期選考に関してよくある質問を下にまとめていますので、しっかりと確認して、早期選考に対する疑問や悩みを解消してください。
- 早期選考を行う企業はどうやって探す?
- 早期選考で落ちる確率は?
早期選考を行う企業はどうやって探す?
早期選考をしている企業は、下記の方法で探せます。
- OB/OG訪問
- 内定直結インターンに参加
- 逆求人サイトを活用してスカウトを受ける
- 小規模の合同説明会やイベントなど特別ルートを利用
どれも自分から情報を取りに行く必要があるので、確認してみてください。
逆求人サイトは、自分だけでなく他の人の協力を得て企業を探してくれます。まだ内定がなくて不安な方はぜひチェックしてみましょう。
早期選考で落ちる確率は?
早期選考で落ちる確率は、「大企業の採用過程が非公表」「優秀な学生が複数の内定をもっている」といった理由から、正確にデータとして出せません。
しかしAbuild就活のプロダクト担当によると、早期選考で内定を勝ち取っているのは応募総数の10%程度だそうです。
つまり、早期選考で落ちる確率は約90%となります。
大企業は志望者が多く、それだけ競争が激しいのである程度妥当な数字といえるでしょう。
準備不足でも早期選考は受けるべき?
早期選考で落ちる確率はもちろんありますし、本選考に響く場合もないとは言えません。
それでも筆者は早期選考を受けることを強くおすすめします。
早期選考の重要なポイントは、あらゆる選考経験を積み、本番に慣れられる点。
いきなり本命企業を選考して、初めての集団面接、グループワーク、個人面接、最終面接へ進んで内定を獲得できる学生がどれだけいるでしょうか。
スポーツの世界でも練習と試合とでは全く異なりますよね。
本番を意識するから試合の精度が増し、また練習を繰り返すことで試合で力が発揮できます。
これは就活でも一緒といえるでしょう。
早期選考で内定辞退は可能?
早期選考でも本選考でも内定辞退は可能ですが、一旦できる限り保留することをおすすめします。
就活後、卒業するまでにゆっくり考えてみてください。
また、内定を迫るようなオワハラをされても、入社日の2週間前まで内定辞退が法律的に可能です。
入社に関して不安がある場合は、その点を整理した上で人事に相談してみてもよいでしょう。
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大手企業は周囲のライバルも優秀な学生ばかりですが、Abuild就活のカリキュラムで対策をすれば、憧れの企業の内定にグッと近づくことができます。
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