面接時の「深堀り」に答えられない!?自信がない人におすすめの深掘り対策法6選
入社面接は必ずしも「一問一答型」で進行するとは限りません。
時には自分の回答に対して追加の質問をされたり、内容を深掘りされたりすることもあるので対策が必須です。
本記事では、面接時の「深掘り」が心配な人に向けて、おすすめの深掘り対策法を解説します。
自信を持って面接当日を迎えるためにも、事前にシミュレーションしておきましょう。
「質問に答えられない=不合格」ではない
大前提として、質問に答えられないだけで不合格になることはありません。
面接は正解・不正解が決まっているテストではなく、あくまでも人柄・適性・考え方・会社との相性を判断する材料として実施されます。
質問に答えられなくても、それ以外の印象が良ければ内定となる可能性は高いので、必要以上に焦らなくてよいでしょう。
とはいえ、質問に答えられない状態が続いたり、慌てて矛盾のある回答ばかりしたりするのは不自然に思われてしまいます。
特に、志望動機やガクチカなど定番の質問に対する深掘りに対応できないと、準備不足や対応力不足を疑われてしまうかもしれません。
面接時の「深掘り」で聞かれる内容
面接時の「深掘り」で聞かれる内容は、主に以下の通りです。
- 具体的なエピソードについて
- 「どうしてそう思ったか」など理由について
- 将来的なビジョンについて
ひとつずつ内容を解説します。
具体的なエピソードについて
自分の性格を表す具体的なエピソードや、過去に起きた出来事・事例について深掘りされることがあります。
また、自分が話したエピソードに関する細かな点について確認されることも多いです。
「具体的にはどんなこと?」「いつ頃の話?」など、自分でも深掘りしながら詳細をリアルにイメージできるような伝え方をするのが理想です。
できる限りコンパクトに話をまとめつつ、5W1Hを明確にしていくのが近道です。
「どうしてそう思ったか」など理由について
「どうしてそう思ったか」「その考え方になったきっかけは何か」など、理由を聞かれることもあります。
考え方のルーツを問う質問であり、考え方のクセや普段の思考回路を明確にするための質問としてよく使われるのでチェックしておきましょう。
とはいえ、「どうしてそう思ったか」という根本的な課題意識を普段から持ち続けている人は少なく、深掘りされて戸惑ってしまう人も多いです。
自分を客観視しながらルーツを探るのが不可欠なので、事前の対策が欠かせません。
将来的なビジョンについて
「10年後はどうなっていたい?」「この仕事をすることでどんな成長を遂げていたい?」など、将来的なビジョンを問われることがあります。
自社で叶えられそうなビジョンだと感じてもらえた場合、内定がグッと近づきます。
反対に、自社では実現可能性が低いキャリアビジョンだったときや、将来像が曖昧すぎたときは、内定が遠のくかもしれません。
対策が不十分だと、ふんわりとした無難な回答に落ち着いてしまいやすく、具体的に将来像をイメージできる伝え方にならないので注意しましょう。
面接時の「深掘り」に答えられなかったときの理想的な行動
面接時の「深掘り」に対し、理想的な回答がすぐ思いつかないこともあります。
すぐに答えられないときでも慌てず、落ち着いた対応を心がけましょう。
- 時間をもらって考えを整えてから答える
- 答えられる部分だけでも答える
- 「考えていなった」「わからない」と偽りなく伝える
以下で、深掘りされて戸惑った場合の理想的な行動について解説します。
時間をもらって考えを整えてから答える
1分程度であれば、時間をもらって考えを整えてから答えて問題ありません。
「少しお時間いただいてよろしいでしょうか」「思い出すのに少しお時間いただくこと可能でしょうか」など、一言断りを入れておけば自然に間を空けられます。
ただし、回答まで1分を超えるような長い間をもらってしまったり、質問される度に時間をもらったりするのは避けましょう。
面接はあくまでも「会話」をベースとした選考方法なので、会話のテンポを見出しすぎるような間を取るのはNGです。
結果、面接が押して自己PRする時間がなくなるなど、自分のためにもなりません。
答えられる部分だけでも答える
「Aの部分については考えていませんでしたが、Bの部分については…」等、わかる部分だけでも正確に伝える方法があります。
わからないことはわからないと正直に伝えつつ、答えられる部分はしっかり回答する前向きな姿勢が伝わります。
完璧ではなくても自分なりにベストを尽くそうとしていることがわかるため、面接時の印象を損ねることもないでしょう。
反対に、明らかに取り繕っているような回答や「自分を良く見せよう」としすぎている回答だと受け取られてしまうと、心象が悪くなります。
「考えていなかった」「わからない」と偽りなく伝える
どうしてもよい答えが思いつかない場合、素直に「考えていなかった」「わからない」と偽りなく伝えることもできます。
「申し訳ありません、詳細はあまり覚えていなくて…」「考えがすぐまとまらなくて…」など、伝え方を工夫する方法もあります。
とはいえ、「わからない」があまりにも続いてしまうとコミュニケーション能力を疑問視されてしまいます。
考えたまま黙ってしまったり的はずれなことを言ってしまったりするのを予防する、「最終手段」と思っておくとよいでしょう。
面接時の「深掘り」に答えられなかったときのNG行動
面接時の「深掘り」で慌ててしまうこと自体は悪くないものの、最低でも以下の行動は避けましょう。
- 黙り込んでしまう
- 咄嗟に嘘をついたり適当な回答をしてしまう
- 話を盛りすぎてしまう
以下をするくらいであれば、素直に「わからない」と伝えることをおすすめします。
黙り込んでしまう
必死に回答しようとするあまり、長時間黙り込んでしまうのは避けましょう。
その間自分の頭はフル回転しているため長時間黙っているという自覚を抱きにくいのが難点ですが、面接担当官の目線では「回答が返ってこない」という印象になってしまいます。
実際に仕事を始めてからも取引先と同じようなコミュニケーションをするのでは?と懸念されてしまうケースも少なくありません。
それでも考えがまとまらなかったときはその旨素直に伝え、別の回答でリカバリーできるよう気持ちを切り替えましょう。
咄嗟に嘘をついたり適当な回答をしてしまう
気持ちが先走るあまり、咄嗟に嘘をついたり適当な回答をしたりすることも「あるある」です。
しかし、深掘り質問に対して更に深掘り質問されるケースも珍しくなく、繰り返しているうちにどんどんボロが出てしまうので要注意。
話の整合性が取れなくなり、嘘が嘘を招く負のスパイラルに突入してしまいます。
事実にもとづかない回答をすると面接担当官の心象を大幅に損ねる他、信頼もなくなって不合格となることも多いです。
話を盛りすぎてしまう
事実に基づいた話であっても、内容を盛りすぎるのは危険です。
面接は自分をよく見せるための場でもありますが、気持ちが先走るあまり話を盛りすぎると、その話は「嘘」になってしまいます。
失敗したエピソードも上手に話せないときのリカバリー法も、全てが自分を表す要素であると割り切り、話す内容はなるべく正確かつ確実なものになるよう対策しておきましょう。
事前の「深掘り」対策法6選
面接における「深掘り」対策をしたいときは、以下を万全にしておくのが近道です。
- 過去・現在・未来を意識した自己分析をする
- 5W1Hを意識しながらガクチカを作成する
- 「なぜ」を意識しながら志望動機・自己PRを考える
- 友人・知人に依頼して面接練習してもらう
- プロの模擬面接を受ける
- 企業分析を徹底する
それぞれのポイントやコツについて解説します。
過去・現在・未来を意識した自己分析をする
自己分析をするときはつい「現在」にばかり注力しがちですが、「過去・現在・未来」の時間軸を意識した自己分析にしていきましょう。
具体的には、過去のエピソードや考え方のルーツの深掘り、現在考えていることや希望に関する深掘り、将来に関するビジョンやイメージの可視化、と進めていきます。
自分史を将来につなげるようなイメージで可視化していけば、自分を客観視しやすくなります。
5W1Hを意識しながらガクチカを作成する
ガクチカを作成するときは、5W1Hを意識します。
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうして」を整理することで伝えやすいエピソードにすることができ、誰が聞いてもイメージできる回答としてまとまります。
迷ったときは、紙に書き起こすなど工夫しながら自分で「ここは誰(どんな人、どれくらいの人数)と一緒だった?」「つまづいたポイントや苦労した部分はなかったか?」などセルフ深掘りしていくのがおすすめ。
5W1Hの枠を用意したレジュメを作るなど、ツールに頼る方法もあります。
「なぜ」を意識しながら志望動機・自己PRを考える
5W1Hのなかでも、「なぜ」「どうして」を意識しておくことが重要です。
特に志望動機や自己PRにおいては、理由となる部分を深掘りされることが多いので注意しましょう。
理由が明確になっていないと志望動機・自己PRの説得力が弱くなってしまい、「他の会社に入社してもよいのでは?」という疑問が生まれてしまいます。
自分で自分に「なぜ」を問いかけながら対策し、根拠に基づいた回答にするのがポイントです。
友人・知人に依頼して面接練習してもらう
友人・知人に依頼して面接練習してもらうのもおすすめです。
自分では気づきにくい話し方のクセや見落としポイントを指摘してもらえるので、客観的な判断をする助けとなるのがメリット。
友人同士であれば忌憚のない意見にできるので、何度か回数を重ねながら対策していくことも可能です。
プロの模擬面接を受ける
困ったときは、プロに「深掘り質問の対策がしたい」と正直に相談してみましょう。
例えばAbuild就活のような就活塾の場合、想定問答集づくりから思わぬ角度からの深掘り質問対策まで、徹底的に伴走してもらえます。
模擬面接では本番さながらのシミュレーションができ、緊張しがちな人が「場慣れ」のために活用することも可能です。
企業分析を徹底する
深掘り質問には、ただ回答するだけでなく企業が求める人物像や社風に合わせた回答にしていくのがベストです。
結果、企業カルチャーとの相性がよさそうだと判断してもらえれば、内定が大きく近づくかもしれません。
そのためには事前の企業分析が必須なので、早い段階から少しずつ情報収集していきましょう。
就活塾でも企業分析サポートを実施しているので、HPなど公開情報だけでは不十分と感じるときは相談できます。
まとめ
面接時の「深掘り質問」は思わぬ内容になることも多く、時には慌てたり回答できなかったりするかもしれません。
一方、慌てがちな質問だからこそ、的確な回答ができれば大幅にイメージを良くできる可能性が高いです。
「深掘り」対策として有効なのは、以下の通りです。
- 過去・現在・未来を意識した自己分析をする
- 5W1Hを意識しながらガクチカを作成する
- 「なぜ」を意識しながら志望動機・自己PRを考える
- 友人・知人に依頼して面接練習してもらう
- プロの模擬面接を受ける
- 企業分析を徹底する
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