【27卒】商社の就活スケジュールを解説!選考フローや対策も紹介

就活生なら誰でも知っている人気業界である総合商社!
総合商社はどんな企業で、どういう違いがあるのか知っていますか。
そして総合商社は内定数が少なく倍率も高いので、計画的にスケジュールや選考対策を組み立てる必要があります。

この記事では総合商社の就活に特化した内容を解説し、第一志望の就活生が本気で対策できるようにしています。
ぜひ最後まで読んで、効率よく就活対策してください。
そもそも商社って何?


そもそもなぜ商社は人気なのでしょうか。商社って何をしている業界なのでしょうか。
ここでは以下を解説します。
仕事内容
商社業界の事業内容は、トレーディングと事業投資の大きく2つで構成されています。
供給元から原材料や商品を仕入れ、需要をもとに販売する仲介業務で、仕入額と販売額の差額で収益をあげる。
例えば、鉄鋼や原油、食品、化学品などをメーカーや生産者から仕入れ、需要のある市場へ供給。
商社の強みである広範なネットワークを活かし、単なる仲介ではなく、顧客のニーズに合わせた付加価値の提供も求められる。
魅力的な企業に資金や商社が持つノウハウや人材などを共有し、その企業の成長に投資をする事業。
株式関連や、新規ビジネスへの投資による間接的利益で収益をあげる。
例えば、発電所や資源開発プロジェクトへの投資、食品メーカーやリテール事業の買収・運営、スタートアップ支援などが含まれます。
特に7大総合商社は、資源ビジネスや事業投資で競争を繰り広げており、世界中で多様なプロジェクトを推進。
総合商社と専門商社の違い
一言で言うと、総合商社と専門商社の違いは、「扱う商材の範囲」で仕事内容は大きく変わりません。
総合商社では、食料品やエネルギー資源など、ありとあらゆる分野の商材を扱いながら売り手と買い手の仲介をします。
一方で専門商社は、食品、鉄鋼、医薬品の専門商社といったように、企業が専門とする分野に特化し、メーカーと小売業者、消費者を繋げています。
社会に大きなインパクトを与える、そしてあらゆることに挑戦することが好きな人は【総合商社】。
すでに気になる業界や市場があり、好きなことに集中して、キャリアを積み上げたい人は【専門商社】を強くお勧めします。



業界における最新の動向
取り扱う商材が資源分野から非資源分野へとシフトしています。
理由は、ウクライナなど世界情勢と資源価格が結びついており、値動きの激しさが業績を左右しているためです。
企業によってどの部分に力を入れているかは異なるため、企業別のポートフォリオは特徴がわかるポイント!
また投資の神様ウォーレンバフェットが日本の総合商社の株を大きく買い占めており、日本の商社ビジネスの期待度が伺えます。
総合商社の就活スケジュール


インターン | 大学3年生 夏・秋・冬 |
本選考 | 大学3年生 冬 |
総合商社でもインターンが実施されており、初めての就活タイミングというとサマーインターン。
この選考は3年生の5月頃からスタートします。
企業によっては、秋・冬インターンも実施します。
インターンで高い評価を得た学生は、本選考の内容を一部免除する特別ルートへ案内されることも多いです。
またインターン参加者限定のOBOG訪問会や就活イベントなどもあるので、インターンといえど侮ってはいけません。



本選考は、年々早くなってきており、3年生の2月末頃から始まります。
- ES提出・筆記試験 → 2-3月
- 集団・個人面接 → 4月
- グループディスカッション → 4-5月
- 個人・最終面接 → 5-6月
6月から内定が出るとはいえ、それまでに多くの選考が終わっている場合が多いスケジュール感です。
5大商社の選考フロー


以下の表から、かなりハードに見極められる選考過程であることがわかります。
三菱商事 | 三井物産 | 伊藤忠商事 | 住友商事 | 丸紅 |
ES・WEBテスト・適正検査 | ES・WEBテスト・適正検査 | ES・WEBテスト・適正検査 | ES・WEBテスト・適正検査 | ES・WEBテスト・適正検査 |
一次面接 | 一次面接 | 一次面接 | 一次面接 | 一次面接 |
二次面接 | 二次面接 | 二次面接 | 二次面接 | 二次面接 |
筆記試験・WEBテスト | ジョブインターン | ジョブインターン | 三次面接 | 三次面接 |
三次面接 | 三次面接 | 三次面接 | 四次面接 | – |
四次面接 | – | – | 五次面接 | – |
選考過程に変化があったり、志望コースによる部分がありますので詳細は各企業の説明会を確認してください。
7大商社の就職難易度はかなり高い


企業名 | ランキング |
三菱商事 | 3位 |
住友商事 | 4位 |
三井物産 | 7位 |
伊藤忠商事 | 12位 |
丸紅 | 26位 |
豊田通商 | 43位 |
双日 | 51位 |
東洋経済オンラインが2023年に選定した入社が難しい有名企業ランキングによると、7大商社はすべて上位にランクインしています。
総合商社だと倍率が50~100倍となっており、特に筆記試験が厳しく、ここで絞られることが多い第一関門です。
そして選考では、高度なコミュニケーションスキルや業界知識が求められる傾向があります。
各社3-4回以上面接があるので、しっかり対策すべきポイントです。


Abuild就活は、各業界トップ企業の内定実績が続出している大手志望者向けの就活塾です。東証スタンダード上場企業である株式会社ODKソリューションズの100%子会社であるNINJAPAN株式会社が運営しています。
\Abuild就活のカリキュラムがわかる!/
※予約枠は限りがございます。LINE追加後の申込みはお早めに。
ライバルが多い商社の内定を獲得するコツ





とにかくライバルが多いので、以下のコツを実践して差別化を図りましょう。
業界・企業研究
商社はビジネスモデルや事業領域が非常に広範囲で学生にとっては複雑なため、しっかりと研究することが重要です。
業界研究に関しては、市販の書籍や企業説明会を活用するのが効率が良くておすすめ。
企業研究は企業ホームページやそこに掲載されているIR情報をチェックしておきましょう。
掲げる理念や今後注力していく事業領域 についてなど、その企業独自に関する情報をよく読みこんでおくこと。
そして、これらを踏まえてOBOG訪問や座談会に臨むようにしてください。
筆記試験対策
商社の筆記試験は、ボーダーが非常に高く最低でも8割以上の点数を取っておく必要があります。
- インターン選考では自宅で受験できる玉手箱
- 本選考ではテストセンターで受験するタイプのC-GAB
の場合が多いので、この2つの形式を夏から練習しておけば、選考直前になって試験対策に追われることはありません。
そして準備を夏に一通り終えたら、実際に受験してみましょう。
商社に特化した志望動機の作成
自分の過去の経験から、なぜ商社で働きたいのか軸の通った説明を組み立てる必要があります。
商社の内定を獲得する人はグローバルな仕事がしたい、規模が大きな仕事がしたい、チームで協力して大きな目標を達成したいといった理由が多いです。
ベースの志望動機が作成できたら、それぞれの企業毎のエッセンスをカスタマイズしてESを作成してください。
- 総合商社にいきたい理由
- その企業にいきたい理由
を分けて作成すると伝わりやすい文章になります。
OB・OG訪問やインターンシップへの参加
企業研究や志望動機を深めるためには、実際に働いている社員と話すことが必要不可欠。
企業毎に主に違いがでるポイントは各社の事業内容と社風の2つ。
社風を知るために最も効果的な方法はOB・OG訪問で社員と話をしたり、インターンシップを通じて職場の雰囲気を肌で感じるしかありません。
OB OG訪問での回数を面接で聞かれることもあるので、熱意が確認される指標の一つとして意識しましょう。



就活のプロに頼る
ライバルが多い商社の選考を勝ち抜くためにはやるべきことが多く、戦略が必要です。
自分だけでしっかり対策できているか不安な場合は、ブラッシュアップするために第三者からの客観的な視点が重要。
周りの社会人や就活のプロに頼るのもひとつの手段です。
Abuild就活では、三菱商事・三井物産・丸紅・住友商事・豊田通商・双日といった大手商社への内定実績もあります。
企業毎の情報や過去の選考ポイントなど、具体的なアドバイスをして一緒に伴走することができます。
商社の就活は戦略も重要なのと、本選考中はメンタルもハードなので相談役としてぜひ気軽に活用してみてください。
↓トップ企業内定ならAbuild就活↓
※オンライン実施 ※予約枠には限りがございます。



商社の就活スケジュールに関するよくある質問


総合商社の選考準備はいつから始めればいい?
ズバリ大学2年生の冬からスタートして、サマーインターンに備えましょう。
選考自体は春から開始するので、前もって各社要チェックです。
商社の内定者のスペックは?
- 学歴(大学ランク)
- TOEIC/英語力
- 優れた論理的思考力
- 社内外を巻き込む高いコミュニケーション能力
- 圧倒的な体力やタフネスさを示す課外活動
飲み会や海外転勤など就職してもハードなので、それを乗り越えられるタフネスさをアピールできるようにしましょう。
何月まで内定ないとやばい?
秋採用が終わる大学4年生の10月までに内定がない場合は、危機感を持って就活に取り組む必要があるでしょう。
就活で一番大変な時期はいつ?
就活が最も大変な時期は、本選考開始後の大学3年生の3月から大学4年生の7月頃。
この期間は、会社説明会やエントリーシート(ES)の提出、面接などが多く、スケジューリングが難しい時期です。
アルバイトや学業との両立も難しく感じやすいので、少しでも負担を減らすために前もって準備しておくことをおすすめします。
商社に強い大学はどこ?
5大商社といわれる三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅の就職者の出身大学は、東大、京大、一橋大、早稲田大、慶應義塾大の5大学で6割を占めています。
商社の就活スケジュールを把握して就活対策を進めよう!


商社は倍率が高く優秀な人材が集まりやすく、採用の枠も少なく競争も激しいと想定されます。
内定獲得のためには、前持った準備と戦略的な対策が重要。
もし時間がなくて動き出せず焦り、困っているならまずはお気軽に無料相談をおすすめします。
ESから面接の選考はもちろん、自己分析や就活相談までサポートいたします。
とにかく後悔のないように時間をかけて準備をしてください。
↓トップ企業内定ならAbuild就活↓
※オンライン実施 ※予約枠には限りがございます。
憧れのトップ企業に内定するなら、Abuild就活

\大手に行ける就活塾ならAbuild/
※予約枠は限りがございます。LINE追加後の申込みはお早めに。




そんな方におすすめなのがAbuild就活です。
Abuild就活は、日本トップ企業への実績多数。
- 外資系銀行出身のCEOが築いた最強の就活成功メソッド
- マンツーマン指導で志望企業に合った対策
- コンサル・商社などトップ企業対策の就活に強い
アビーム、ベイカレント、DI、NRIなどのコンサル、7大商社、大手広告代理店、トップメガベンチャー、など、業界トップ企業の内定実績があり、数ある就活塾の中でも、群を抜いて大手企業の内定が多い就活塾です。
元外銀の代表が構築したメソッドや特殊な選考への対策講座により、学歴的に不利だと言われる大学からもトップ企業への内定が出ています。

大手企業は周囲のライバルも優秀な学生ばかりですが、Abuild就活のカリキュラムで対策をすれば、憧れの企業の内定にグッと近づくことができます。
Abuild就活では、入塾説明会・個別相談会を随時開催中です。
8,000人以上の就活生の相談に乗ってきたカウンセラーに、まずは相談してみませんか?
\大手内定のために必要なこと教えます/
※予約枠は限りがございます。LINE追加後の申込みはお早めに。