【プロ解説】「志望動機なんてねーよ」の解決法4選とポイント解説!
安心してください、筆者も今は大手に勤めていますが当時は志望動機はありませんでした。
さんざん大学生活でバイトにサークルと遊びまくっておいて、就活で急に取ってつけたように志望動機を語るのも馬鹿らしいですよね。
しかし、だからと言って日本の就活が変わらない限りこの就活スタイルから逃げ切れません!
本記事では志望動機なんてねーよって思っている方に、志望動機をコスパ良くかける対策方法を解説します。
本記事の執筆者
筆者自身、現役でインターンの採用経験があり、リクルーターを務めている立場として解説します。
志望動機なんてねーよと口コミ
就活中に「志望動機なんてねーよ」と感じている人は非常に多いです。
Xでもその悩みを嘆く声がいくつも投稿されています。
志望動機って何なの?ってめちゃくちゃ思う。お金だろ。生きてくためだろ。
それ以外ねーよ。
何の意味が、、??そんなん皆んな分かってるのにやるから茶番感半端なく無い?— まーぼー👽🌝🦫🦩🦖 (@Yj0i3oad1K4Qrvc) September 26, 2023
ちょっとでも気になる求人があったらとりあえず応募した方がいいのかな?落ちるかどうか考えてもこっちにはわからない、相手側が決めることだから考えても仕方ないしね。ただ書類作成から気が重い…志望動機とかマジでないし。条件いいからだよって感じ😅
— たわ子 (@nanimositaku714) September 14, 2023
1つ目の面接終わり
直前に1時間ちょっとくらいHPと向こうから送ってくれた動画見ただけだし、志望動機なんて大したものないから表面的に約束しちゃったからって義務的に話してただけな感じ
そのまま落ちても構わないなぁって思う— ゆりか (@fickle_yurika) September 14, 2023
今日一日志望動機考えてたけど何も書けなかった
しらねぇよ紙っぺら一枚の業務内容見て則した志望動機なんて浮かばねーよ
— <|°_°|> (@netsubo_tokumei) April 11, 2021
そもそも日本の大学生の多くが就活の時期を迎えて始めて、やりたいことは何かを探し始める、それにマッチしそうな大手企業を探すというプロセスを踏んでいます。
しかし、やりたいことはすぐに見つかるわけがなく曖昧なままなので、企業選びも高収入・福利厚生が充実している・ホワイトなどの条件で選んでしまっているのです。
ただ志望動機で「高収入だから」「ホワイトだから」と答えるわけにはいかず、どうにか自分と企業をマッチさせる部分を探しますが、多くの場合はミスマッチなので見つかりません。
したがって、「志望動機なんてねーよ」と多くの学生が感じているのです。
そもそもなんで志望動機が聞かれるのか
そもそもなんで志望動機を聞きたいのか、企業の採用目線で4点解説します!
会社にマッチする人材か確かめたい
企業側からすると採用活動にもコストがかかります。
第二新卒や転職活動が盛んになっている市場ですが、できれば一度採用した人に長く働いてほしいと考えています。
そのため、志望動機の内容から社風にマッチして、長く働けるポテンシャルがある人材かどうかを判断する傾向にあるのです。
ネットの情報に加えて、OB訪問や会社説明会などを通して社員に会うことで社風や求める人物像を理解しておきましょう。
自身の強みや長所短所の部分で、どのような点が会社の雰囲気と自分の特徴とが、合致しているかを説明できるとアピールにつながるでしょう。
自己分析も本音ベースで取り組み、企業に合わせすぎないように!
どこかのポイントでは企業に合う部分が必ずありますが、無理に合わせようとするとミスマッチにつながります。
憧れの企業に入りたい気持ちが強くて合わせてしまう気持ちもわかりますが、何十年も働く可能性があるので、無理してはなりません。
入社意欲を確かめたい
適当に作成された志望動機は、人事では熱意を感じられず、企業側にも伝わります。
面接でも必ず聞きますし、一番熱量が伝わってくる質問です。
ここで志望動機が薄っぺらく、熱量が伝わってないと不採用になりかねません。
どこの企業でも使えるような志望動機や内容の練られていない志望動機は、面白みがなく、ESで落ちる可能性もあります。
その企業独自の特徴を見つけて、自分なり経験や価値観を合わせて志望動機を練っていくことが大切です。
人となりを知りたい
志望動機では、簡単にいうと「どこがいいと思ったのか」を知ることで、就活生の価値観や人となりを探ろうとしています。
企業側は「一緒に働けるか、働いて活躍をしてくれるか」という視点で選考をしていますが、志望動機は人間性を把握する良い質問でしょう。
会社が求める人物像を意識して、自分の具体的なエピソードを合わせて選んで伝えるようにしてください。
面接官に一緒に働いているイメージを違和感なく持ってもらえれば志望動機として上出来です!
理論的に話せるか確かめたい
こちらは全ての質問に該当することですが、志望動機でも理論的に話せるか、矛盾がないかを確認しています。
ESの内容に対して質問を確認していく中で、論理が破綻していたり、軸がブレている、何が言いたいのかわからない人は採用しません。
入社後のコミュニケーションにも問題があるだろうと想定されてしまうため、ここでミスすると不採用に直結します。
自分の意見をわかりやすく、理論的に話せる人であることを志望動機でも例外なくアピールを!
志望動機を適当に書くと起こること
志望動機をESで適当に書くとよく起きてしまうことは以下の3点です。
ESで落ちやすい
ESの志望動機を適当に書くと、書類通過が難しくなります。
ありきたりな志望動機では、面接官に「実際に面接をして詳しく話を聞いてみたい」とならないでしょう。
ESで通ったとしても、面接ではESをもとに質問が進んでいきますので、志望動機の話も必ずします。
面接の資料として、ESが面接官の手元に置いてある可能性アリ。
そこで面接官が適当な志望動機を目にすることになるので、面接で話す回答で挽回しないと厳しいかもしれません。
面接での深掘りに答えられず落ちやすい
志望動機を適当に書いてしまうと、面接時に深掘りをされたときに困ってしまうでしょう。
特に最終面接に近づくにつれ、志望動機の重要度は増します!
最終面接で確認したい最大のポイントは、「入社してくれるかどうか」。
企業側はある程度、優秀さや人となりを把握してもらった後は、内定を出して入社してくれるかの熱意を判断したいです。
熱意は勢いや感情に加えて、深い思考や知識量などいろいろな部分でアピールできます!
適当な志望動機では「その企業でなければならない理由」は伝えられません。
最終面接では人事担当に加えて他の部署の責任者が多く出席するので、志望していないことがあっさり見抜かれますので注意してください。
内定が出てもミスマッチが起きる
運よく、取り繕った志望動機でも内定が出たとします。
ただ志望動機があまり書けないということは、その業界や企業研究が不十分である場合が多いでしょう。
複数の企業内定をもらい、その後にじっくりと自分で考えて企業分析やOBOG訪問を実施して内定辞退や受諾をできるのであれば良いです。
しかし、基本的に企業研究は最低やったとしても、社内の雰囲気や制度に関してあまり知らないまま入社しても早期離職してしまう可能性があります。
転職が多くなっている世の中ですが、新卒カードは一度だけしか使えません。
特に大手企業はまだ新卒採用がメインになっていますので、悔いのないように準備はしたほうが良いです。
内定後にも改めてフラットな目線で、入社企業を見極めよう!
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志望動機なんてねーよという人向けの作り方
志望動機なんてねーよという方でも、簡単に志望動機を生み出すコツをお伝えします。
徹底的にパクる
みんな志望動機なんてねーよと思っているので、完璧な唯一無二の志望動機を目指さずに、最低限受かるESを確認してみましょう。
何よりもまずは選考を通過したESを徹底的にパクることをお勧めします。
今の時代は個別の企業ごと、かつインターンも含んだ最新の選考通過したESが掲載されているでしょう。
unistyleなどESの充実したサイトで読み漁り、選考を通過する志望動機の型を見抜いてください。
意外といろんなパターンがあり、どれが自分が伝えやすいか吟味することができますよ。
もちろんそのままパクって提出するのは厳禁なので、書き方や構造を真似して、自分なりのエッセンスを加えてかきあげてくださいね。
選考を進めるうちに肉付けしていく
ESを通った後も、最終面接まで必ずついてくるのが志望動機です。
実はESを提出した後から内定をもらうまで、選考期間はおよそ1~3ヶ月にわたることが多いです。
そのため最初に作った志望動機から、最終面接までに肉付けしていくことが可能です。
数ヶ月の間で、会社説明会やOBOG訪問、選考での様子などから志望動機が増したポイントを整理していってください。
そして面接時には、「当初志望していた理由に加えて、選考期間で改めて御社の〇〇という点も強く惹かれました〜」とアピールすると良いでしょう。
社員の人柄や社風を加える
とはいっても、業界上位の会社はほとんど同じに見えますよね。
例えば、三菱商事の選考で、「どうして三井物産ではなくてウチなのですか」と聞かれても、正直困りませんか?
正直面接官としても、就活生から事業性の違いや方針の違いを答えられても、よほど調べていないと表面的に聞こえてしまいます。
志望動機として、企業分析だけで一点突破ができない就活生は、
社員の人柄や社風など定性的な部分が自分と合う、憧れるということもアピールしてください。
そのためには、足で情報を稼ぐ必要があるので、「OBOG訪問を何度も実施した、インターンに参加した」など企業と触れた回数を高めておくと良いでしょう。
足を運んだ回数は、志望動機の裏付けとなり面接官へしっかり響きます!
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