新卒のコンサル就活における逆質問!準備方法やポイントを紹介
コンサル業界は高年収で華やかなイメージがあり、就活生から非常に人気がある業界です。
そのため非常に競争も激しく、徹底した面接対策が求められます。
今回はそんな面接の中でも、逆質問をどう攻略すればいいのかを解説していきます。
コンサルの逆質問で見られているポイント3つ
そもそも逆質問とは面接官から就活生に対し、質問を促すものです。
これは自分の企業への理解度や分析力をアピールできるだけでなく、自分自身が本当に合った会社なのか見分ける判断材料となります。
コンサル業界の逆質問でどんなポイントを意識すべきか見ていきましょう。
1.応募者の意欲
逆質問では企業への関心や意欲があることを示しましょう。
例えば質問のレベルが調べれば分かることであれば企業研究が浅いと思われますし、企業の成長戦略やビジョン、課題について細かく聞ければ「しっかり調べているな」と高評価を得られます。
その場の思いつきではなく、業界研究・企業研究で調べ上げて適切な質問をしましょう
2.企業や業種への適性
逆質問では企業や業種への適性も見られています。
例えば積極性や見られれば営業職に向いている、企業のデータを細かく調べ上げているとなればデータ分析に向いているというイメージです。
企業が求める人物像を考え、それを逆質問で表現できれば良いでしょう。
3.コミュニケーション能力
逆質問ではコミュニケーション力も見られています。
これも質問だけでなく、その後の会話の続き方などを見て、答えを理解できているかを見ているわけです。
就活の専門家や社会人と面接練習をしてもらい、正しいコミュニケーションがとれているかを見てもらいましょう。
新卒でもできる!コンサルの逆質問への準備
続いて、コンサル業界の面接で意識すべき逆質問のポイントを見ていきましょう。
- 公式に出ているデータを読み込む
- 自分なりの仮説や考えを練る
- 念入りに面接対策をする
公式に出ているデータを読み込む
企業の公式サイトに出ている情報は徹底的に読み込むべきであり、上場企業であれば「有価証券報告書」も参考にすると良いです。
日本の株式市場において上場企業が、株主等の投資家に対して、自社の業績や財務状況などの情報を開示するための報告書です。
証券取引法に基づいて作成され、企業の事業内容、財務状況、経営戦略などが詳細に記載されています
投資家が企業の業績や経営方針などを分析するための貴重な情報源として活用されます。
なお、有価証券報告書は、企業が年次決算の際に公開するものや、中間決算の際に公開するものなど、様々な種類があります。
逆質問をする際には公式情報を把握し、公に出ていない情報を質問するように心がけるべきです。
企業が公にしている情報を質問することは「勉強不足」と受け取られかねないため、しっかりと準備しましょう。
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自分なりの仮説や考えを練る
逆質問をする際には単に質問するだけではなく、自分なりに考えをまとめた上で相手に伝えることが重要である。
例えば「〜ですか?」ではなく、「私は●●と思うのですが、いかがでしょうか?」というイメージです。
有価証券報告書などで企業のデータを見て逆質問を考え、さらにその答えの仮説や考えをまとめておくのが理想的です。
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念入りに面接対策をする
逆質問は質問して終わりではなく、もらった答えへの切り返しも必要です。
公でないことを聞くと回答の予測も難しいので、業界理解・企業理解に加え、ある程度のアドリブ力も求められます。
コンサルの逆質問を考える3つのポイント
続いて、実際に逆質問について考える際、念頭に置いておきたいポイントについて紹介します。
- 面接官は誰か
- どんな会社なのか
- 自己PRにつなげられるか
それぞれ、見ていきましょう。
面接官は誰か
企業の選考過程では、面接官の役職が段々と上がっていくことが一般的ですから、面接官に応じた適切な質問を考えましょう。
たとえば平社員クラスの面接官に経営方針を聞いたり、役員クラスの面接官に現場の空気感や実務について尋ねたりするのは場違いです。
選考情報を調べれば、段階ごとでどの役職の面接官が出るかはおおよそ掴めるので、役職にあった質問ができるよう備えましょう。
どんな会社なのか
どんな企業かを知るために、扱っている商品・サービス、企業風土を調べておくのが重要です。
有価証券報告書などで調べて分かる範囲の情報は理解しておき、OB・OG訪問などでよりリアルな情報をキャッチアップしましょう。
そして体育会系の企業なら熱血さが伝わる質問、理知的な企業なら論理性やリサーチ力が伝わる質問をするのが適切です。
逆質問は相手を知るためのものではなく、相手をどれだけ知っているかアピールする場だと捉えましょう。
自己PRにつなげられるか
逆質問は「企業に聞きたいことを聞く場」ではなく選考の一部で、企業が学生の適性・素養を確かめる場です。
質問内容はもちろん、話の聞き方や話し方、予想外の答えに対する反応などあらゆるものが自己PRだと捉えましょう。
絶対にダメ!新卒がやりがちなNG逆質問4パターン
逆質問は対策をしていない学生が多く、してはいけない逆質問をしている人も多いのが実態です。
ここでは、新卒の学生が聞きがちな「NG逆質問」4パターンを紹介します。
- 興味本位の質問
- 調べればわかる質問
- 自信がなさそうな質問
興味本位の質問
逆質問で興味本位なことを聞くと、面接官の心証を悪くする場合があります。
例えば以下のような質問です。
- 休日はどのように過ごしていますか?
- ネットで●●という情報を見たのですが、本当ですか?
- 御社の商品(サービス)をお得に買う方法はありますか?
面接はあくまで自分をアピールする場であり、このような野次馬的な質問は不適切です。
調べればわかる質問
逆質問では調べれば分かる質問もNGです。
調べれば分かることを聞く=企業分析が甘い=志望度が低いのでは?と疑われてしまいます。
例えば企業理念、事情内容、主要取引先、売上高などを聞くのは論外でしょう。
適切な質問
- OB・OG訪問で分からない点を聞く
- 有価証券報告書を見て深掘ったことを聞く
不適切な質問
- 企業理念、事情内容、主要取引先、売上高について聞く
逆にかなり細かい質問ができれば、志望意欲の高さを示せます!
自信がなさそうな質問
自分に自信がなく、相手頼みのような質問もネガティブな印象を与えてしまいます。
例えば以下のような質問が挙げられます。
- 御社の研修内容は充実していますか?
- 色々学びたいのですが、どのような制度がありますか?
- 能力は伸ばしてもらえますか?
- ノルマを達成できないとどうなりますか?
もちろん会社の制度や環境を利用して、成長しようとする意欲は大事ですが、他力本願な学生と思われかねません。
新卒のコンサル就活では、逆質問に備えよう
新卒のコンサル就活における逆質問について解説してきました。
コンサル業界の新卒就活において、逆質問は重要であり対策を怠ると内定を獲得できない可能性があります。
今回の記事を参考に適切な質問・NGな質問を判断し、実践練習を繰り返しましょう。
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