インターンと本選考でESは変える?ガクチカや志望動機が同じでよいかを解説

悩みくん

インターンで通ったESの内容をそのまま本選考で使ってもよいのかな…

インターンと本選考のESで同じ質問がある場合、上記のように悩む学生もいるでしょう。

インターンのESで利用した回答は質問によって、本選考で変えなくてもよいケースもあれば、変えたほうがよいときもあります。

本記事では、インターンと本選考でのESは同じでよいのかや、それぞれのESの違い、ESを書くときのポイントを解説します。

インターンや本選考のESを通過して、内定獲得に近づきたい学生はぜひ参考にしてください。

目次

インターンと本選考ではESを変える?同じでよい?

インターンと本選考のESを変えるかどうかは、質問によります。

ESの内容が同じでよいときや、変えたほうがよいケースを解説します。

ESを変えるかは質問による

前述のとおり、ESに記載する内容やエピソードは質問によって変えたり、同じまま利用したりします。

ESに記載する主な質問ごとに、内容を変えたほうがよいかは、次の表を参考にしてください。

質問事項 変えるか同じか
自己PR 同じでもOK
ガクチカ 同じでもOK
長所・短所 同じでもOK
志望動機 要注意
Abuild就活編集部

「同じでもOK」の項目でも、変えたほうがよいときもあるので、あくまでも目安と考えておきましょう!

自己PRやガクチカであれば同じでよいこともある

インターンと本選考のESの質問が、自己PRやガクチカ、長所・短所であれば、同じ内容を記載しても問題はありません。

自分に関する質問やガクチカは、簡単に変えられるものではないため、同じ内容になるケースも多いでしょう。

ただし、次のような場合はESの内容を変えるのをおすすめします。

  • 同じ内容を強くアピールしたい
  • 新しく経験したよいエピソードがある
  • より伝わる文章に変更する
  • 前回の内容でESが通らなかった

インターンと本選考のESでは、同じ内容を記載しても問題ありませんが、変えるかどうかはよく考えるようにしましょう。

志望動機であれば要注意

インターンと本選考のESの質問が志望動機の場合、変えたほうがよいときもあるので注意が必要です。

インターンでの志望動機を本選考でも利用できるときもありますが、同じ内容だと悪影響が出るおそれがあります。

たとえば、インターンの志望動機が「企業や業界の理解を深めたい」としていた場合、本選考で同じ内容にしないほうがよいでしょう。

Abuild就活編集部

採用担当者に「本選考までに理解を深める努力をしていない」と判断される可能性があります…

インターンと本選考のESを変えるかどうかは、質問の項目や「同じ内容で問題ないか」をよく考えるようにしましょう。

インターンと本選考でのESの違い

就活でのインターンの位置づけは2023年度に大きく変わり、内定獲得に大きく影響するようになりました。

就活におけるインターンの役割や、インターン・本選考でのESの重要性を解説します。

就活でのインターンの位置づけ

企業側はインターンで「いかに早く自社に合う優秀な人材を見つけて採用するか」に着目しています。

2023年度には、従来のインターンを「学生のキャリア形成支援活動」として、次の4種類に分けています。

タイプ1:オープン・カンパニー
タイプ2:キャリア教育
タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ
タイプ4:高度専門型インターンシップ

引用元:インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方

タイプ3・4がインターンとされており、採用活動開始以降であれば、取得した学生の情報を採用に活用できるようになりました。

企業側のインターンの位置づけは重要で、就活生としても就活のスタートだと意識したほうがよいでしょう。

インターンでのESの重要性

就活のスタートとして、最初に提出するインターンのESは重要です。

インターンでも本選考でも、ESは就活生を判断するための最初のツールで、大切な第一印象を左右します。

近年希望する企業のインターンへ参加する就活生は多く、必ずESを提出する必要がありますが、人気の企業であれば何万件も集まります。

Abuild就活編集部

ただし、本採用のESよりは少ないため、余裕を持ちながら見てくれる企業が多いですよ!

インターンのESは、大切な第一印象を決めるうえに、自分をアピールできるチャンスだと認識しましょう。

本選考でのESの重要性

就活におけるESの重要性が高まってはいるものの、本選考のESの重要性は以前とは大きく変わりません。

近年の就活では、インターンが主流になっているケースが多く、インターンでのESの重要性が増しているためです。

本選考でのESは、インターンに参加していない学生や、インターンがない企業には重要な採用基準になります。

Abuild就活編集部

まずはインターンのES対策をしっかりして、通過するのが大切です!

本選考でのESやインターンの重要性を理解しつつ、希望する企業の内定を獲得できるように対策をしましょう。

インターンや本選考のESを書く際の5つのポイント

インターンや本選考で重要なESを書く際、次に紹介するポイントを押さえれば通過しやすくなります。

ぜひ実践して、希望する企業のESを通過しましょう。

アピールする点は絞る

ESを作成する際、アピールする点はできる限り絞るようにしましょう。

ゼミやサークル、アルバイトや長期インターンなど、多くのエピソードをESに詰め込み過ぎると、一つずつの印象が薄くなってしまいます。

エピソードのなかから「入社後の活躍がイメージできる」「自分らしさを伝えられる」話を選んで記載すると、採用担当者に好印象です。

Abuild就活編集部

ESのほかの質問と一貫性を持たせると、あなたの魅力を伝えやすくなりますよ!

学生の間にいろいろな活動をしていたとしても、アピールするポイントやエピソードは絞るようにすると、ESの通過率を上げられます。

具体的なエピソードを伝える

ESに記載するエピソードは、採用担当者がイメージしやすいように具体的に伝えましょう。

期間や実績など数字を用いて説明したり、できる限り具体的に説明したりすれば、エピソードがわかりやすくなります。

悪い例 アルバイトリーダーとしてがんばった。
よい例 今まで2年間アルバイトリーダーとして10人のスタッフをまとめ
売上の10%アップに貢献した

上記は一例ですが、実績や目的、どのような経験をして、入社後にどう活かせるのかなどを具体的に書けば、自分の魅力をアピールできます。

読みやすいように書く

エピソードを絞り具体的に伝えるのに加えて、読みやすいように書くのも大切です。

伝わりやすい文章や話の基本的な型、PREP法を意識してESを作成するようにしましょう。

PREP法とは

P(Point):結論
R(Reason):理由
E(Example):具体例
P(Point):再度結論

上記の順番で相手に話を伝える方法

また、一文を長くし過ぎない、誤字脱字に気をつける、専門用語を避けるなど、採用担当者が読みやすくなるような工夫も必要です。

ESを作成する際は、読み手側の気持ちも考えて、誰にでも伝わりやすい文章にするように心がけましょう。

企業側の立場で考える

ESは自分をアピールできる重要なツールですが、企業側の立場を考えるのも大切です。

自分では強みと認識していても、企業側にとっては魅力に感じなかったり、伝わらなかったりするケースもあるため注意しましょう。

たとえば、「決められた期日は必ず守る」「責任感がある」などを強みとしてアピールしても、入社後に活躍する姿が想像できません。

Abuild就活編集部

担当者によっては「それは社会人として当たり前」と思われるかも知れませんね…

「決められた期日は必ず守る」のを強みとして伝えるのであれば、期日を守るためにどのような工夫・行動をするのかをアピールしましょう。

採用担当者に、社会人として活躍するイメージを伝えられれば、ESの通過率を大幅に上げられます。

ESを添削してもらう

最後に自分が作成したESを第三者に添削してもらう方法がおすすめです。

客観的な視点でESをチェックしてもらえれば、自分では気づかない点を把握でき、さらによいESを作成できます。

ESの添削をしてもらう依頼先は、主に次のとおりです。

  • 友人や家族
  • 先輩やOB
  • キャリアセンター
  • 就活塾

実際にESを通過している経験のある先輩やOB、専門的な視点からチェックしてくれるキャリアセンターや就活塾はよい選択肢でしょう。

どうしても行きたいインターンがある学生は、第三者にESを添削してもらえれば、通過率をアップできます。

インターンや本選考のESに関するよくある質問

インターンや本選考でのESに関して、よくある質問に回答しています。

ESを通過してインターンに参加したい学生は、ぜひ参考にしてください。

インターンと本選考のESに矛盾があると落とされる?

今まで提出したESに矛盾がある場合、判断材料にされる可能性があります。

ただし、インターン時のESを本選考のときにチェックできるのかは、企業によって異なるためわかりません。

ESの矛盾に気づかれないこともありますが、なぜ矛盾したのかを説明できるようにしておくとよいでしょう。

インターンは同じ会社で2回応募・参加できる?

同じ会社のインターンに2回応募・参加できるかは、企業によって異なります。

同じインターンであれば2回目の参加は基本的にできませんが、別のインターンであれば参加が可能な場合もあります。

同じ会社のインターンに参加したい場合は、企業の公式サイトや就活サイトでよく確認しましょう。

夏と冬のインターンのESは変える?

夏と冬のインターンでESを変えるのかは、ケースによって異なります。

夏に参加したのであれば、インターンで得た経験や学びを入れたほうが、採用担当者の印象はよいでしょう。

また、夏のESで落ちた場合、落とされた原因を考えて修正する必要があります。

ただし大企業では、夏のESを担当者が覚えていない場合もあるため、同じ内容で問題ないときもあるでしょう。

インターンと本選考のESは必要に応じて変えよう

インターンと本選考でのESは同じでよいのかや、それぞれのESの重要性、ESを作成するときのポイントを解説しました。

自己PRやガクチカなど自分に関する内容のESは、同じ内容で問題ないときもありますが、志望動機は注意が必要です。

インターンと本選考でESの内容を変えるかは、質問の内容や「さらに質を上げられるか」などを考慮して決めましょう。

ESを作成するときのポイントは、次のとおりです。

  • アピールする点は絞る
  • 具体的なエピソードを伝える
  • 読みやすいように書く
  • 企業側の立場で考える
  • ESを添削してもらう

希望する企業のインターンに参加して、内定獲得に近づきたい学生は、ESをプロに添削してもらう方法がおすすめです。

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Abuild就活編集部

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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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