【富士フイルムの就職難易度】採用大学や学歴フィルター、選考のポイントを解説!

富士フイルムは写真フィルムで培ってきた技術を活かし、現在はヘルスケアやマテリアルズ、イメージングなどさまざまな領域で事業展開しています。

写真に関わる製品・サービス以外にも多くの新規事業に取り組み、さらなる成長を続ける企業として学生からも人気が集まっているようです。

悩みくん
倍率高そうだし、すぐに学歴フィルターで落とされないか心配…

本記事では、富士フイルムの企業概要から就職難易度、採用大学一覧と学歴フィルターの有無について紹介します。

富士フイルムの選考プロセスから面接内容、難易度の高い選考を突破するためにおさえるべきポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

富士フイルムとはどんな企業?

富士フイルムは1934年創業の日本における大手精密化学メーカーです。

1986年にレンズ付きフィルム「写ルンです」を発売、1988年には世界初のフルデジタルカメラ開発やX線写真のデジタル映像化などさまざまな挑戦をしてきました。

Abuild就活編集部
富士フイルムは日本で初めてパソコンを作った企業でもあります。

かつてはカメラフィルムの事業が主軸でしたが、デジタル化による市場縮小を受けて大幅な事業改革を敢行しました。

既存のカメラフィルムで培った技術力を活かし、スキンケアや医薬品、液晶用フィルム、メディカルシステムなどの事業を拡大しています。

既存成長の強化と新規事業の創出という2つの成長戦略を推進

↓トップ内定ならAbuild就活↓

富士フイルムの就職難易度は?

続いて富士フイルムの就職難易度について、ランキング形式でご紹介します。

入社が難しい有名企業ランキングで5位

東洋経済オンラインが発表した「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社では、富士フイルムはなんと5位にランクインしています。

Abuild就活編集部
競合他社のオリンパスは97位、CANON170位という結果を見ても圧倒的に難易度が高いです。

日本の有名企業200社の中でもトップ5に入るほど入社が難しい企業として位置づけられています。

東大の就職先企業ランキングで15位

東京大学の「就職先企業・団体」ランキング2022でも、富士フイルムは15位という高順位を獲得しています。

多様な事業領域や技術とイノベーションへの取り組みなど、他社にはない富士フイルムならではの魅力が東大生の間でも人気のようです。

富士フイルムの採用大学ランキング・一覧

富士フイルムの採用大学ランキングと、過去に採用実績のある大学一覧をまとめて紹介します。

採用大学ランキング

2022年度における富士フイルムの採用大学ランキングは以下の通りです。

順位学校名採用人数
1位東京大学22名
2位慶應義塾大学13名
3位早稲田大学12名
4位京都大学11名
5位大阪大学4名
5位上智大学4名
7位一橋大学3名
7位名古屋大学3名
7位中央大学3名
7位関西学院大学3名

採用大学ランキング第1位は東京大学、それ以降の順位も早慶など高学歴の大学が名前を連ねています。

就活成功者の内定体験記

令和の就活では、学歴の枠を超えた可能性が広がっています。

あなたと同じ大学出身者が、多くのトップ企業からの内定を獲得しています。

内定の秘訣を知って、自身の就活に役立てましょう!

採用大学

過去に採用実績のある大学の一覧は以下の通りです。

大阪大学、大阪公立大学、小樽商科大学、金沢美術工芸大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、多摩美術大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、デジタルハリウッド大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学、武蔵野美術大学、横浜国立大学、立命館大学、早稲田大学

採用人数

直近3年間の採用人数および2023年度の採用予定人数はこちらです。

職種 2020年 2021年 2022年 2023年(予定)
事務職 55名 48名 49名 51名
専門職 58名 55名 58名 70名
高専卒 4名 6名 8名

富士フイルムの学歴フィルターはあるか?

多少ではありますが、富士フイルムには学歴フィルターはあると考えられます。

Abuild就活編集部
採用大学ランキングの上位を見ると東大・京大・早慶がメインで、その他も難関大学ばかりです。

美大からの採用が一定数あるのと、技術職の採用数が多いことから大学院生の内定者が多いのも特徴のひとつ。

高学歴ではない大学でも採用されないわけではないので、ESや面接の対策を徹底してしっかり準備をしておきましょう。

大手企業内定を目指すあなたへ

Abuild就活は、各業界トップ企業の内定実績が続出している大手志望者向けの就活塾です。東証スタンダード上場企業である株式会社ODKソリューションズの100%子会社であるNINJAPAN株式会社が運営しています。

\LINEから簡単お申込み!/

無料で相談してみる

 

富士フイルムの選考プロセスと面接内容

富士フイルムの選考プロセスと具体的な面接内容を紹介するので、選考を進める際に参考にしてください。

富士フイルムの選考プロセスは以下の通りです。

2種類のWebテスト

富士フイルムではSPIとeF-1Gという2種類のWebテストが実施されます。

  • SPI…4種類の受験方式があり、性格検査と能力検査で構成されている
  • eF-1G…Webテスティング形式で行われ、性格検査と能力検査で構成されている

eF-1Gはマイナーで、能力検査は柔軟な思考と発想力を必要とする独特な問題が多く苦戦したという内定者も多いようです。

参考書や過去問もなく対策が困難ですが、問題の半数はSPIなどほかの適性検査の勉強をしておけば対応できます。

ES

総合職・事務職のESではガクチカや困難だった経験、長所・短所、仕事とは何かなどの質問がありました。

Abuild就活編集部
技術職は上記の内容に加え、研究内容やそれがもたらす社会貢献などを問われます。

富士フイルム自体がカメラフィルムの市場縮小から事業転換でV字回復を遂げた企業です。

そのため、これらの問いから「困難を乗り越えられる人材」を求めていると考えられます。

分からなければunistyleなどで内定者のESも参考にしましょう

面接

質問自体はベーシックで、志望動機やガクチカ、困難を乗り越えた経験、入社後に何をやりたいか、強み弱みといった質問が投げかけられます。

オンラインで実施される1次と2次の面接はある程度和やかな雰囲気なのに対し、最終面接は東京本社で緊張感があるようです。

富士フイルムの選考を突破するポイント

最後に富士フイルムの高難易度な選考を突破するための4つのポイントを紹介するので、選考対策としておさえておきましょう。

一緒に働きたい人物像に即したアピールをする

富士フイルムは一緒に働きたい人物像として以下を掲げています。

Grow…何事からも謙虚に学ぼうとすることができる、成長意欲の高い人材
Think…本質を考え抜く思考力を持ち、周囲を巻き込みながら仕事を進めていける人材
Passion…仕事への「自分の強い想い」をどんな相手にでもぶつけていける人材
Courage…不確実な状況でも、勇気を持って行動し、最後までやり抜ける人材

引用:富士フイルム 新卒採用情報[事務職]

成長意欲が高く、どんなことでもやり抜く強い意志がある人を欲していることが分かります。

面接やESでは困難を乗り越えた経験やチームの中でリーダーシップを発揮した経験をアピールするとよいでしょう。

困難を乗り越えた経験、弱みを克服した経験をアピール

富士フイルムはデジタル化による写真市場の急激な環境変化を受けて、事業構造の転換を断行した企業です。

事業転換という困難を乗り越えてきたため、今後もこのような困難を乗り越えられるように弱みを克服できる人材が求められます。

ESや面接では困難を乗り越えた経験・自分の強み・弱みなどパーソナルな問いをメインに聞かれる

富士フイルムのカルチャーに合うことをアピール

富士フイルムでは「Workstyle」「Growth」「Communication」の3つの視点からカルチャーを深堀りしています。

その一例を見てみましょう。

Workstyle…課題の本質を見抜く・オーナーシップをもつ

Growth…変化を恐れず挑戦する姿勢・新しい領域に幅を広げていく力

Communication…オープン・フェア・クリア・人との繋がりを非常に大事にする

引用:富士フイルム キーワードで知るカルチャー

コミュニケーションをとって仲間と協力して何かを成し遂げたり、変化を恐れず誰も挑戦したことのない分野に挑んだりした経験をアピールできるのがベストです。

英語力を磨く

富士フイルムは海外企業のM&Aを進めており、現在では200以上の国や地域でビジネスを展開して海外売上比率も約60%に達しています。

今後さらにM&A推進の傾向が強まるため、英語力を磨いて即戦力となるアピールができるように準備しておきましょう。

医療機器や人工知能(AI)による診断技術で、インドを足がかりにアジアや中東など世界需要を開拓する方針を示唆

憧れのトップ企業に内定するなら、Abuild就活

\大手に行ける就活塾ならAbuild/

まずは無料で相談する

大手企業に行くなら、Abuild就活

就活くん
将来はコンサル・商社で活躍したい!

就活ちゃん
有名企業に入って良い生活がしたい

そんな方におすすめなのがAbuild就活です。

 

Abuild就活は、日本トップ企業への実績多数。

  • 外資系銀行出身のCEOが築いた最強の就活成功メソッド
  • マンツーマン指導で志望企業に合った対策
  • コンサル・商社などトップ企業対策の就活に強い

アビーム、ベイカレント、DI、NRIなどのコンサル、7大商社、大手広告代理店、トップメガベンチャー、など、業界トップ企業の内定実績があり、数ある就活塾の中でも、群を抜いて大手企業の内定が多い就活塾です。

元外銀の代表が構築したメソッドや特殊な選考への対策講座により、学歴的に不利だと言われる大学からもトップ企業への内定が出ています。

大手企業は周囲のライバルも優秀な学生ばかりですが、Abuild就活のカリキュラムで対策をすれば、憧れの企業の内定にグッと近づくことができます。

Abuild就活では、無料カウンセリングを随時開催中です。

8,000人以上の就活生の相談に乗ってきたカウンセラーに、まずは相談してみませんか?

\大手内定のために必要なこと教えます/

まずはLINEを追加する

 

ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

目次