「就活エージェントはやめとけ」と言われる理由は?ビジネスモデルから解説!

就活くん
就活エージェントやめとけって言う人いるけど実際どうなの?
就活ちゃん
1回エージェントと面談したけど、正直微妙だった

このように、就活エージェントに不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は「就活エージェントはやめとけ」と言われる理由や、就活エージェントの知られざる裏側について紹介していきます。

目次

なぜ「就活エージェントはやめとけ」と言われるのか

まずは「就活エージェントはやめとけ」と言われる、その理由について紹介していきます。

  • トップ企業・有名企業は紹介されない
  • 担当者が就活のプロじゃない
  • オワハラされる可能性がある
  • 連絡が多すぎる
  • 志望に合わない業界も紹介される

トップ企業・有名企業は紹介されない

就活エージェントは有名企業の紹介はほとんどなく、基本的には中小企業など学生の知名度が低い企業がメインです。

そもそも有名企業は自社で求人を出せば十分に応募が来るため、わざわざ就活エージェントに頼る必要がありません。

この構造上、就活エージェントから紹介される企業は学生が知らない企業が多く、期待ハズレと感じてしまうことも…。

担当者が就活のプロじゃない

就活エージェントの担当者の多くは新卒で入社した人であり、他業界での経験・スキルがなく就活のプロとは限りません。

彼らは自身の就活の体験談として得た知見や、就活エージェントに入社して得た知見はありますが、人材系以外の業種を志望する場合は心もとない可能性もあるでしょう。

ただし、中には他業界での経験・キャリアのあるエージェントや、あらゆる業種に精通するエージェントもいるため、そういう人であれば頼れるでしょう。

オワハラされる可能性がある

就活エージェント経由で内定が出た場合、「オワハラ」を受ける可能性があります。

オワハラとは

内定を出した企業が就活生に対し、他社の選考を辞退するよう促すこと

通常、オワハラは企業が出すものですが、就活エージェントが実績欲しさにオワハラをすることもあるのです。

Abuild就活編集部
第一志望の選考が残っているのにオワハラをされると嫌ですよね…

連絡が多すぎる

就活エージェントは自社と提携している企業の選考に参加して欲しいため、求人案内や状況確認の連絡を頻繁にします。

毎日のようにメールや電話が来る、ひどい場合は求人情報が出るたびにメールで送ってくるケースもあるようです。

就活時期はただでさえ多くのメールが届くのに、何通もメールが送られてくるのは嫌ですよね…。

志望に合わない業界も紹介される

自身の志望以外の業界を紹介されるリスクもあります。

就活エージェントは企業への紹介実績を稼ぎたいため、就活生の志望業界以外のあらゆる提携企業の面接を受けさせようとします。

しかし、本来は業種が見えてきたら、その業種に合った業界分析や自己PRを考えるのが正攻法です。

Abuild就活編集部
本来割くべきリソースを志望していない別業界に割くとなると時間の無駄と思いますよね…

「就活エージェントはやめとけ」と言われるのはビジネスモデルが原因

「就活エージェントはやめとけ」と言われますが、このように言われる根本の原因はビジネスモデル自体にあると言えます。

実際、どのようになっていて、なぜ「やめとけ」と言われるのかを探りましょう。

就活エージェントのビジネスモデルとは

就活エージェントは「提携企業に就活生を入社させると、企業から紹介料をもらえる」というビジネスモデルです。

これは求人を出しても、なかなか人が集まらない企業にとっては助かる反面、学生にとっては合わない企業を紹介される可能性も十分にあるのです。

Abuild就活編集部
この裏側を理解し、本当に自分を想っての言動なのかは注視しなければなりません

就活エージェントの顧客は就活生ではない

上記の通り、就活エージェントの顧客は就活生ではなく企業となります。

そのため企業に良い人材を入社させることが第一目標であり、それが必ずしも学生の意向に沿ったものとは限りません。

逆に学生の意向に沿う場合、たとえば「紹介料がもらえない企業の選考対策に付き合うこと」は利益0のボランティア活動となるので、エージェントは乗り気ではないのです。

Abuild就活編集部
あくまでビジネスですので、利益ファーストと理解しましょう

就活エージェントにとって就活生は「商品」

むしろ、就活エージェントにとって就活生を企業に届ける「商品」の位置づけに近いのです。

面接対策やES添削は、あくまで「お金」が発生する企業に就活生を送り出す準備の意味合いが含まれます。

就活生自身も魅力的に感じる企業であれば良いですが、そうでない場合は就活生にとってミスマッチの企業に紹介されるのです。

Abuild就活編集部
有名企業の内定を目指すなら、自身で就活を進めなければなりません

就活エージェントが向いている就活生の3つの特徴

就活エージェントの利用に向いている就活生の主な特徴は、次の3つです。

  • 志望業界や職種がない人
  • 労働条件は気にしない人
  • 内定がもらえるならどこでも良いと考えている人

一つずつ、見ていきましょう。

志望業界や職種がない人

志望業界・職種が決まっていない方は利用しても問題ないでしょう。

就活エージェントの勧める企業の選考を受ければ就活に慣れることができ、また選考のアドバイスで学べることもあるはずです。

また合わない企業を紹介されるデメリットも、志望先がまだないのならデメリットとなりません。

Abuild就活編集部
万が一、入社予定のない企業に内定が出ても内定辞退は可能です

面接対策やES添削のサポートを受けたい人

就活エージェントは紹介企業の選考を受ける際に、無料で面接・ES対策の指導を行ってくれます。

就活が全く進んでおらず、「1人でどうすれば良いか分からない」という方は就活対策を進められる点で効果的でしょう。

Abuild就活編集部
ただし、人生で一度しかない新卒切符ですので入社先は慎重に考えましょう

就活エージェントに向いていない就活生の3つの特徴

続いて就活エージェントに向いてない企業の特徴を紹介します。

  • トップ企業・有名企業を志望している人
  • より良い企業で働きたいという向上心のある人

一つずつ、見ていきましょう。

トップ企業・有名企業を志望している人

有名企業は求人募集すれば十分な応募が来るため、就職エージェントと提携しているところは少ないです。

そのため有名企業を志望する場合は、いくら頼ったとしても求人の母数が少ないため、代わりに中小企業を紹介される可能性が高いです。

Abuild就活編集部
有名企業狙いなら、自身で進めましょう!

より良い企業で働きたいという向上心のある人

就活エージェントに紹介される企業が必ずしも、あなたの求める労働条件や給料を満たす企業とは限りません。

場合によって条件を満たす企業を紹介するエージェントもいるでしょうが、仕事自体があなたに合ったものとも限りません。

Abuild就活編集部
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ayaka

この記事の監修者

ayaka

新卒で航空会社に就職。入社1年目より異例の配属で育成部門に配属。約10年、日本人、中国人、タイ人、シンガポール人の育成・採用に携わる。最短で昇格後は、新人から入社30年と幅広い層のメンバーのマネジメントを行う。
様々なバックグラウンドを持つ人材と携わる中、「ひとりひとりが個性と強みを活かして、笑顔で仕事ができる組織を作りたい」という想いを持ち、2021年に国家資格キャリアコンサルタント取得。
現在は中国に在住し、大学生の就職活動支援、駐在員の家族のキャリア支援を行っている。

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