BEYOND常軌な会社トラストハブとは?
株式会社トラストハブとは?
エンターテイメント領域を中心とした総合事業創出カンパニーとして挑戦を続けている、
株式会社トラストハブの共同創業者 矢島さんにインタビューの機会をいただきました。
トラストハブ共同創業者 矢島さんの挑戦と成功の軌跡
ハイキャリ就活:トラストハブ共同創業者の矢島さんの経歴を教えてください。どんな人生でしたか?
矢島さん:京都大学農学部の農業経済という分野を専攻していました。
実家が110年以上続いている宝石の小売店を営んでいることもあり、いつか自分で経営や事業を立ち上げてみたいと思っていました。
そこで大学発ベンチャーの創業に参画したりしていましたが、なかなかうまく行かず、一度就職しようと思い、コンサルティングファームの野村総合研究所で2年ほど働きました。
その後、京都大学時代の友人の大懸さんと再会し、一緒に会社やろうと、トラストハブを創業しました。
事業内容
ハイキャリ就活:何をやっている会社か教えて下さい。
矢島さん:トレーディングカードに関連する様々なサービスを展開しています。
カードをガチャのように購入できるCloveオリパ、プレイカード通販であるCloveストア、Clove BaseやClove Loungeといった実店舗ショップ等、“トレーディングカードの総合商社”の如く事業展開しています。
主力サービスの一つがCloveオリパという抽選結果がすぐに分かるオンラインのカードガチャです。一口数百円から買えるのですが、当たり引くと人気のカードや価値の高いカードが手に入ります。
お客様にとっては、気軽にスマホから引けて欲しいカードや高額で取引されるようなカードが当たったりというワクワク感が得られるんですよね。そういったお客様が楽しめるエンタメサービスとしてオリパを提供しています。
トレーディングカード以外にも事業を進めています。パーソナルジムを全国に10店舗展開していますが、今後もハイペースに出店を予定しています。
我々の掲げている「人類史上最強のエンターテインメントを創る」というビジョンに沿って次々とビジネス推進をしています。
スタートアップの成長を支える矢島さんの役割とCEO大懸さんのリーダーシップ
ハイキャリ就活:矢島さんは今どういう立場ですか?
矢島さん:元々は大懸さんと2人から始まった会社で、ITエンジニアではないのでプロダクト開発以外のオペレーション構築、事業開発等は全部やっていました。今は優秀なメンバーが増えてきたので、経営管理、バックオフィス、資金調達等、コーポレートサイドを取りまとめる立場で動いています。
ハイキャリ就活:矢島さんから見てCEO大懸さんのすごい所はどこですか?
矢島さん: クレイジーかつクレバーな所です。彼は京都大学数学科であるにも関わらず1年で司法試験に受かっているように、本質を見抜く力や論理的思考力に極めて優れています。また人が想像しないようなやり方を発想する力や限界ギリギリまで攻め続ける突破力、胆力を持ち合わせています。
たとえば翌週に数億円入金されるくらいサービスが伸びているが、残キャッシュが枯渇しそうになってしまっていたときにも、徹底的にお金やリソースを投下しようとアクセルを踏み続けたことがありました。大事な勝負に突っ込む胆力を持ち合わせているところもクレイジーな凄みです。
論理と実務をつなぐ力 矢島さんの強みとは?
ハイキャリ就活:矢島さんの自身の強みはどのようなところにあるでしょうか?
矢島さん:異なる立場の相手とコミュニケーションが取れることだと思います。経営戦略にまつわるガチガチなロジカル思考もありつつ、現場のオペレーションスタッフとのコミュニケーションも行えることです。コンサル出身のようなキャリアを歩んだ人の中では比較的うまくできる方かなと。
クレイジーさを支える人材配置、矢島さんの組織バランス戦略
ハイキャリ就活:どのように組織でのバランスを取っているのでしょうか?
矢島さん:人の強み、良さを見定めて、各人をうまく活かせるように努めています。たとえば、大懸さんは超クレバーでクレイジーなのですが、並外れて得意な領域がある反面、不得意な部分もあります。弊社は尖った人が多いので、それぞれの良さをどう組織に活かすかを意識しています。
得意を伸ばす!矢島さん流の組織運営法とは?
ハイキャリ就活:個性を活かしながら組織を運営していくコツはありますか?
矢島さん:コツとして、個人の良い所を見ることです。人間は得意なところと苦手なところ両面あるものなので、その人の強みや得意なところに意識的に目を向けることが大切だと考えています。
スタートアップはリソースが限られている分、メンバーの自主性に頼っていかないといけません。そのためマイクロマネジメントはしていません。本人のやりたいことを聞いていき、その中で得意領域の仕事に集中してもらうように調整します。
ただし仕事は多岐にわたるため、やむを得ずやらないといけないことも多いと思います。それをいかに潰してあげるか。外注を活用したり、業務委託連れてくる等して、苦手だけどやらないとっていう業務をなるべく減らしてあげるようにしています。
「BEYOND常軌」成長の限界を打ち破るカルチャー組織
ハイキャリ就活:個性を活かしながら組織を運営していくコツはありますか?
矢島さん:「BEYOND常軌」です。BEYOND常軌は私が採用資料をまとめる過程で作った言葉なんですが、トラストハブのカルチャーをまさに表わしているなと思います。常識を超えていこう、普通じゃない成長、軌道を超えていこう、というニュアンスです。少ない時間やお金でより大きなアウトプットや付加価値を生み出すには、知恵・発明、レバレッジをかけることを徹底して考えるような組織やカルチャーになっています。
企業は普通のことしかしていなければ普通の成長しかできないので、2倍3倍10倍N倍にするには、工夫や発明、そして当たり前を疑っていくことが必要だと考えています。
ハイキャリ就活:今まででどのような当たり前ではないことをしましたか?
矢島さん:会社を創業したときに調達した1億円のうちの9千万円を、当時伸びていた遊戯王カードを集めることに全集中しました。圧倒的にものがあるマーケットプレイスにすることがセンターピンだと思ったので、仮説検証のために徹底的にものを集めないといけないと考えて、キャッシュアウトぎりぎりまで資金投下しました。その結果として我々のサービスに人がたくさん集まって、最初の勢いがつき、その後数億円調達して、急成長させることができました。
ハイキャリ就活:誰も反対する人とかいなかったんですか?
矢島さん:誰も反対する人はいなくて、みんなもやるぞ!ってなったんです。うちはやるぞと決めたことは徹底的にやるっていうカルチャーで。正確には、もう気づいたらそれだけ買っちゃったっていう感じで、会社のお金がやばいぞって後から気づくっていう(笑)
ハイキャリ就活:すごいですね。ちなみに社内の雰囲気はどんな感じでしょうか?
矢島さん:最近オフィス移転したんですが、卓球台やフィットネスルーム、ボードゲームがあったりとエンタメ企業として自由闊達な雰囲気です。出社は出来る限りするという方針ですが、出来る限り制約なくしたいので、出社時間も決めているわけではなく、自由な風土になっていますね。
ハイキャリ就活:オフィスも見させていただいて綺麗ですごく楽しそうな場所だったので、エンタメ企業として意識的にされているんだろうなと思いました。ではどんな人が活躍していますか?
矢島さん:BEYOND常軌カルチャーに合った人です。言われたことだけやる人は合わないと思います。特に本社ビジネスメンバーはいかにレバレッジをかけられるかが全てで、事業を10倍にするためには何が必要か考えて施策をつくったり、実行に向けて主体的に動ける人が活躍しています。そしてあらゆる手段を使って、アクセル全開で躊躇なく踏める人がいいですよね。
既存のルールや枠組みでは上手く進めないときにどうやって回避して攻められるかを考えられる人も活躍する人物像ですね。
「ヒカル砲」の成功と失敗から学んだ挑戦の精神
ハイキャリ就活:たとえば、どんな躊躇ないエピソードがありますか?
矢島さん:当時サービスが伸び始めるタイミングで大手インフルエンサーのヒカルさんを起用しました。躊躇なくお金を使って、社内外ではヒカル砲と呼ばれていましたが、あまりの反響にCloveのサーバーが落ちて色んな人に迷惑をかけてしまいました。
それでもへこたれずに一回目失敗したからといってやめるのではなく、対策をして二回目と三回目とヒカル砲を放ちました。深夜もエンジニアが対応してなんとか乗り切って、第二弾・第三弾と打ち出して売上が大きく伸びました。
ハイキャリ就活:普通の会社だと怖くて二回目は二の足を踏んでしまいますよね。100%を求める大企業にはできない動きですね。
矢島さん:マーク・ザッカーバーグの“Done is better than perfect”という名言とも繋がりますが、完全な状態でやると非常に時間がかかるけれど、まずは出してやってみることで、結果的に問題の修正に早く繋がるのです。社内でも大変になるのは分かっているので不安になるけれど、そこをチャンスだと思って一致団結して、アクセル踏めるところですね。
ハイキャリ就活:ザ・ベンチャーって攻め方をしていて素晴らしいです!「躊躇なく」「徹底的に」「アクセル踏める」「BEYOND常軌」というのがキーワードだなと感じました。
矢島さん:社内チャットに「BEYOND常軌スタンプ」と「常軌スタンプ」と「アンダー常軌スタンプ」があるんですよ。
BEYOND常軌スタンプは褒め言葉で「飛び抜けた発想をしている」という意味で、常軌スタンプは「お前は当たり前の価値観に縛られている」という。アンダー常軌スタンプは「すぐやめろ」っていう文脈で使われます(笑)
そういったスタンプが日々自然発生的に作られて使われているところは当社独自のカルチャーだろうなと思います。
採用情報
事業の成長を共に楽しむ仲間を求める!トラストハブの採用方針
ハイキャリ就活:現在、どのような人を採用したいと考えていますか?
矢島さん:プロダクト開発に関わるエンジニアやデザイナー、そしてビジネス開発メンバーやコーポレートスタッフまで全方位的に募集しています。
一人一人が事業責任者、経営者視点で動ける人が好ましいです。事業成長が楽しいという人が当社に向いています。
BEYOND常軌の採用事例 -カードショップ店長から子会社社長へ-
ハイキャリ就活:採用や人事においてもBEYOND常軌な事例はありますか?
矢島さん:子会社の社長がいるのですが、最初はカードショップの店長として採用しました。28歳で入社してマーケティングの部署を経て3年で子会社社長にステップアップしました。
ハイキャリ就活:その子会社社長はどのような方ですか?
矢島さん:やはり事業を作ることに対する熱量が高い人間です。大手の百貨店の店舗から来た人で、そこでは学歴が高い人でないとどんなに実力が高くても上に行けなかったみたいです。
我々はバックグラウンドに関係なく実力を重視しますし、既存の組織にはない常識を超えた登用やステップアップがあることが魅力の一つです。集まってきていただきたい人としてはやはり事業を伸ばすことが楽しい、会社を成長させることを楽しめる人だなと思っています。
最後にこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします!
矢島さん:やっぱり仕事って本来面白いものだし、人生の大部分を占めるものであって楽しいものであるべきだという認識をしています。当社のメンバーは仕事を通じて自分自身もエキサイティングな刺激を受けている人が多いです。
生活の手段ではなく、仕事自体が趣味であり遊びであり、自分の成長にも繋がるという価値観の方と、一人でも多く出会えたら嬉しいです。最高に刺激的な日々が待っています。レッツ BEYOND!!!
ハイキャリ就活:最高ですね。そういう方がいればぜひカジュアルに面談してみてください!
こちらからトラストハブさんの会社紹介スライドが見れるので、ぜひ見てみてください。