コンサルの筆記試験は難しい?種類や対策を紹介!
コンサルの選考のなかでも、最初の難関といえるのが筆記試験です。
多くの企業で就活生の足切りに使われている筆記試験のなかでも、コンサルの筆記試験の通過率は非常に低いとされています。
しかし、コンサルの内定を勝ち取るためには筆記試験を避けることはできません。
そこで今回の記事では、コンサルの筆記試験の形式や対策について紹介していきます。
コンサルを受ける人には、役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!
・選考に参加する企業の試験形式や、設問ごとの時間配分は事前に要チェック
・一つの参考書や問題集をやり込んで対策しよう
コンサルの筆記試験が行われる目的
そもそも、コンサルの筆記試験はどのような目的で行われるのでしょうか。
多くの企業と同様、就活生の最低限の学力を見極めるという目的も、もちろんあります。
しかし、コンサルの場合はただの足切りだけではなく、就活生の論理的思考力や発想も見ているでしょう。
クライアントの課題を解決に導くコンサルの仕事では、ものごとを論理的に分析し、解決策を考えていく必要があります。
このときに求められるのが、論理的思考力です。
現在の就活でよく用いられるWebテストなどでは、問題と回答を通じて受検生の能力を数値化できるようになっています。
論理的思考力を重視するコンサルの場合、ただの足切りだけではなく、就活生の論理的思考力を測るためにも筆記試験を活用していると考えるべきでしょう。
このため、通常の企業よりも筆記試験のウェイトが重く設定されている可能性があります。
ESや面接などの対策と合わせて、筆記試験の対策も十分に行っておかなければ、コンサルの内定は遠ざかってしまいます。
コンサルでよく出る筆記試験の種類・特徴
コンサルの選考でよく出る筆記試験の種類や特徴を紹介します。
よく使われるのは、次の5つの試験です。
- SPI3
- 玉手箱
- TG-WEB
- GAB
- GMAT
それぞれ、詳しくご紹介します。
SPI3
SPI3はリクルート社が提供しているWebテストの形式の一つです。
業界を問わず、非常に多くの企業が選考に導入しているため、Webテストのなかでも、もっともメジャーであるといえるでしょう。
SPI3は、約300個の質問で就活生の性格をタイプ分けする「性格検査」と、学力検査にあたる「能力検査」の2つから成ります。
テストセンターと呼ばれる会場で受けるケースや、自宅受検のケースなど、受検方法にさまざまな選択肢があります。
企業によって指定がある場合もあるため、事前に要項をチェックして対策しましょう。
玉手箱
SPI3と並んで有名とされているWebテストが、玉手箱です。
玉手箱も、業界を問わず、さまざまな企業が選考に導入しています。
玉手箱の特徴は、主に2つです。
- 同じ問題形式では1種類の問題が出続ける
- 1問あたりに使える時間が短い
玉手箱では、言語分野で「論理的読解」、計数分野で「図表の読み取り」や「四則逆算」といった問題形式があります。
「四則逆算」の問題形式では、方程式の中にある空欄を埋める形式の問題が、繰り返し出題されるのが玉手箱の特徴です。
問題の傾向をつかむことができれば対策をしやすいですが、その分1問あたりにかけられる時間はSPI3よりも短く設定されているため、素早く回答していくのがポイントとなります。
TG-WEB
計数、言語、英語、性格テストの4分野から成るWebテストが、TG-WEBです。
他のテストと比べると問題の難易度が高いとされており、「初見殺し」とも呼ばれています。
TG-WEBの難易度の高さは、問題の解き方の難しさにあります。
問題の解き方を知らないまま受検すると、手も足も出ずに終わってしまう可能性があるため、注意しましょう。
逆を言えば、事前に対策をし、問題の解き方を押さえておけば十分に高得点を狙えます。
TG-WEBについては、難関企業への就活実績を多くもつAbuild就活の創設者新井翔太氏が対策本を出しています。
選考にTG-WEBがある人は、ぜひ参考にしてみましょう。
GAB
商社や金融業界など、高度な知識が求められる総合職向けによく利用されるテストがGABです。
SPI3などでは短い文章問題が多いのに対し、GABは長文読解がメインで出されます。
個人差はありますが、長文を正確に、素早く読むことを求められるため、制限時間はキツく、難易度が高く感じられるでしょう。
事前に問題の傾向をつかんでおくことが、対策の重要なポイントです。
GMAT
GMATは他のWebテストとは異なり、TOEICやTOEFLなどの資格試験のようなテストです。
海外MBAへの留学の条件にされるなど、非常にハイレベルな英語力が問われます。
出題はすべて英語で行われるため、前提として高い英語力が必要になるでしょう。
そのうえで、数学や長文読解の能力が問われるため、他のWebテストよりも難易度は一段と高いといえます。
英語力は一朝一夕で身につけられるものではないため、早いうちから学習しておくようにしましょう。
コンサルの筆記試験を受けるときの注意点
コンサルの筆記試験を受ける際、注意すべきポイントがいくつかあります。
とくに、次の3つは気をつけるようにしましょう。
- 受ける企業の試験形式
- 設問ごとの時間配分
- 学歴や経験による油断
一つずつ、詳しく解説していきます。
受ける企業の試験形式
志望する企業が選考に導入している試験形式はどれか、事前に確認しておくようにしましょう。
SPI3や玉手箱といったWebテストを導入している場合、問題の傾向などに、ある程度共通点があるものの、根本的な特徴や対策が異なるためです。
仮にTG-WEBを導入している企業を受ける際、SPI3の対策をどれだけ頑張っても必ずしも、結果には結びつくとは限りません。
他の就活生と差別化できるような結果を残すためには、テストの形式に合わせた対策が必要不可欠です。
とくに、企業独自の適性検査や筆記試験を導入している企業の選考に参加する場合、事前に対策をしていなければ点数を伸ばすことは難しいでしょう。
就活情報サイトやSNSを上手に活用し、自分が選考に参加している企業のテスト形式を事前に把握しておくようにしましょう。
設問ごとの時間配分
設問ごとの時間配分について、事前にイメージをもっておきましょう。
Webテストの形式によって、1問にかけられる時間が異なるためです。
1問あたりの制限時間が定められているテストの場合、当然その時間内で回答することを心がけなければなりません。
全体のテスト時間が決まっていて、1問あたりの制限時間が決まっていないテストの場合、分野や設問の種類によってどの程度の時間を使えるかを考えておく必要があるでしょう。
コンサルが実施する筆記試験の多くは、回答の正確さはもちろんのこと、回答の速度についても、見られていると考えられます。
分からない問題にいつまでもこだわらず、気持ちを切り替えて他の設問に取り組めるよう、設問ごとの時間配分についてイメージをもって受検するようにしましょう。
学歴や経験による油断
もっとも恐ろしいのが、学歴や経験による油断でしょう。
基礎学力に自信のある高学歴の就活生でも、真剣に対策に取り組まなければ落とされる可能性があるためです。
筆記試験やWebテストの出題内容の多くは、大学までに習うような数学的な問題や国語的な問題です。
このため、大学受験を突破してきた高学歴の就活生のなかには、試験内容を簡単だと感じる人もいるでしょう。
しかし、油断は禁物です。
そもそも、コンサルを受ける学生の多くは高学歴です。
ライバルもあなたと同じか、それ以上の学力をもっています。
それにもかかわらず、対策を怠ってしまえば対策をしている他の就活生との差は開く一方です。
自分の学力に慢心せず、一通りの対策をしたうえで本番に臨むようにしましょう。
コンサルの筆記試験対策のポイント
コンサルの筆記試験対策のポイントは、一つの参考書や問題集をやり込むことです。
どの種類の筆記試験も、一番に押さえたいのは出題分野の傾向や問題の形式です。
何冊も問題集を解いて新しい問題を解いていくよりも、同じ問題集を繰り返し解きながら、自分の苦手な分野や出題範囲を理解し、対策をしたほうが効率よく、正答率を上げていけます。
まずは書店で自分の好みに合う対策本を探し、本の内容を一周だけ目を通してみましょう。
そのうえで、理解できなかったり正答率が低かったりした分野について重点的に学ぶのが筆記試験を突破するポイントです。
絶対にコンサルの筆記試験を通過したい人にオススメの対策
絶対にコンサルの筆記試験を通過したい人にだけオススメできる対策があります。
それは、就活塾です。
ここからは、近年人気が高まりつつある就活塾について、基礎知識や数ある就活塾のなかでもオススメの就活塾をまとめて紹介していきます。
就活塾とは
就活塾とは、就活生の内定をサポートするサービスです。
塾というだけあって、講師が授業をする形式のものから、講師が一人ひとりの就活生に向き合うマンツーマン型のものまで、事業者によってさまざまな形式のサービスがあります。
就活塾の相場は、約20万〜100万円とされており、サービスの形式よって大きく差があります。
基本的には手厚いサポートを受けられる就活塾ほど料金が高くなる傾向にあるため、自分がどの程度のサポートを受けたいか考えて就活塾を選ぶのが重要です。
就活塾の基礎知識は、以下の記事にも詳しくまとめています。
ぜひ、合わせてお読みください。
就活塾がオススメな理由
就活塾がオススメできるのは、サービスの性質上、就活生に寄り添った指導を行っているためです。
その性質は、就活のサービスとして有名な就活エージェントと比較すると良く分かります。
就活エージェントのビジネスは、求人を出す企業からお金を受け取り、就活生を企業に送り込むことで成り立っています。
就活生が無料で利用できるのは、企業側がお金を払っているためです。
無料で利用できるのはメリットですが、裏を返せば就活エージェントのお客さんは「企業」であって、就活生ではないということです。
就活エージェントにとって大事にすべきなのは企業で、企業の願いを叶えるために就活生の志望に合わない企業を紹介する可能性もあるでしょう。
就活塾の場合、ビジネスは就活生が払う利用料から成り立っています。
就活生が満足のいく結果を得られることがサービスの満足度や評判を上げ、結果としてより多くの就活生に利用してもらえることにつながるため、就活塾は就活生に寄り添ったサービスを提供しているのです。
無料ほど怖いものはありません。
ビジネスモデルに注目すれば、就活対策として就活塾がオススメされる理由が理解できるでしょう。
【まとめ】事前対策を入念にして、コンサルの筆記試験を通過しよう!
コンサルの筆記試験は足切りのハードルが高いとされています。
実際、コンサルの業務の性質上、一定以上の学力や論理的思考力のある人材を好むため、基準を高く設定している可能性は高いでしょう。
ただ、多くの企業が導入する筆記試験やWebテストは、事前に対策を行えば高い正答率を出せるようになります。
自分が受ける企業のテスト形式を事前にリサーチし、その形式に合った対策を入念に行えば、コンサルの筆記試験突破の可能性を高められるでしょう。
どうしても自信がなかったり、内定への思いがより強かったりする人は、就活塾の利用を検討してみましょう。
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