適性検査の対策方法は?種類から落ちる理由・合格必至の対策を解説!
適性検査の対策は、インターンシップ&キャリアに参加する際や本選考を突破するために、欠かせません。
実に4割近い企業が、インターンシップ&キャリア、本選考では8割の企業が、適性検査を実施しています。
そして適性検査は、正しく対策をとればクリアできるものです。
ただ、どうやって適性検査の対策をしたらいいか、迷うこともあるでしょう。
そこでこの記事では、適性検査の対策方法をわかりやすく解説します。
適性検査の種類
SPIは、多くの企業が採用活動で利用するメジャーな適性検査です。
ただ、適性検査はほかにもあります。
代表的な適性検査を挙げると、次のとおりです。
適性検査の種類 |
特徴 |
出題科目 |
SPI3 |
・年間1万以上の企業が導入し180万人程が受検する、もっともメジャーな適性検査 |
・基礎能力:言語+非言語 ・性格 |
ENG |
・リクルート社が提供しているテストで、SPIの英語科目として出題される ・言語は「熟語の意味」や「語句の用法」などを問う短い文章問題がメイン |
・同意語、反意語、空欄補充、誤文訂正、和文英訳、読解を中心とした英語の問題 |
玉手箱 |
・SPIに次いで有名な適性検査であり、自宅受検型のWebテストでトップシェアを誇る |
以下の各科目のうち1形式ずつ出題 【言語】 ・論理的読解、GAB形式(32問・15分または52問・25分) ・趣旨判定、IMAGES形式 ・趣旨把握(10問・12分) 【計数】 ・四則逆算 ・図表読取(29問・15分または40問・35分) ・表推測(20問・20分または35問・35分) 【英語】 ・論理的読解、GAB形式 ・長文読解、IMAGES形式 |
GAB |
・新卒総合職向けの適性検査 ・言語は長文読解がメイン |
・言語 ・数学 ・英語 ・性格検査 |
CAB |
・プログラマー等のコンピューター職の採用テスト ・IT系企業でSE、プログラマー等を採用している企業で利用される |
・暗算 ・法則性 ・命令表 ・暗号 ・性格検査 |
TG-WEB |
・難易度が非常に高い ・有名企業等で実施されることが多い |
・言語問題 ・非言語問題 ・英語問題 ・性格適性検査 |
ほとんどの企業では、SPIの対策を万全にしておけば対応できます。
ただし企業や業種によっては、SPI以外のテストが出題されることも。
たとえば有名企業の場合、SPIではなくTG-WEBが採用されることも珍しくありません。
適性検査の対策を始める際は、自分が志望する企業の適性検査ではどのテストが使用されているか、確認しましょう!
適性検査で出題される内容
適性検査でよく出題される内容を紹介します。
今回は、就活でよく利用されるSPIを想定した内容です。
能力検査(学力検査)
能力検査では、主に次のような知能の内容が測定されます。
- 論理的思考力
- 発想力
- 基礎学力
- 一般常識
主な出題分野は、次の2つです。
- 言語分野:国語
- 非言語分野:数学
職種によって、英語や構造的把握力(難易度の高い文章の読解)の検査が加わることもあります。
性格検査
性格検査は、性格の傾向や物事への取り組み方、価値判断の基準などを測定するテストです。
問題は約300問出題されます。
性格をチェックすると同時に、会社の価値観や雰囲気に馴染めそうか、求める人材像とマッチしているか、などを確認するテストです。
適性検査3つの基本ルール
適性検査を突破するために、適性検査の基本的なルールを把握しましょう。
- 絶対的な合格点がない
- 一度答えたら回答し直せない
- 正解率によって難易度が変動する
絶対的な合格点がない
適性検査の合格点は各企業が個別に定めているため、絶対的な合格ラインがありません。
一般的には6から7割程度の正答率で、合格可能性が高まるといわれています。
しかしこれも、必ず合格できるボーダーラインではありません。
油断せず、全問正解できるように万全の対策を講じて臨みましょう。
一度答えたら回答し直せない
Webでおこなわれる適性検査の場合、一旦回答して次の問題に進むと、戻って問題を解き直せません。
しかも1問にかけられる時間が短いのが、適性検査の特徴です。
そのため、問題を見たらすぐに答えられるよう、対策を取る必要があります。
それと同時に、万が一わからない問題や回答するのに時間がかかる問題に遭遇した際にどう対応すべきか、事前に考えておくとよいでしょう。
正解率によって難易度が変動する
適性検査の中でも特にSPIでは、前の回答の正誤次第で、次に出題される問題の難易度が変動する場合があります。
つまり1つ前の回答が正解だった場合は、次の問題の難易度が上がり、不正解だった場合は、前の問題と同レベルもしくはそれよりも難易度の低い問題が出題される流れです。
もし問題を解いていくにつれ難易度が上がっていくのを感じた時は、順調に正解できている可能性が高いといえるでしょう。
逆に難易度が下がっていく場合は、過去にといた問題で間違えた可能性が高いため、気持ちを引き締めて取り組むことが大切です。
適性試験の対策3ステップ
適性試験の対策は、次の3ステップで進めます。
- 志望する企業の適性試験の出題形式を把握
- 問題集1冊を完璧に解けるまで繰り返す
- 模試を受験する
志望する企業の適性試験の出題形式を把握
適性検査は、企業ごとまた業界ごとに出題される種類が異なります。
自分が志望する企業や業界ではどの種類の適性検査が使われているか、対策を始める前に確認しましょう。
適性試験の種類を調べる際は、就活生の口コミサイトを参照したり、過去に試験を受けた先輩に話を聞いたりするのが一般的です。
ただ最新の、かつ正確な情報を把握したいなら、就活アドバイザーを頼るのがよいでしょう。
就活アドバイザーであれば志望する企業が採用する適性検査の種類を把握しているので、対策も含めてアドバイスを受けられます。
問題集1冊を完璧に解けるまで繰り返す
どの種類の適性検査の対策を取れば良いか決まったら、適性検査の問題集を1冊購入しましょう。
同じ適性検査でも、問題集は各種あります。
ただ内容はほとんど変わりませんので、解説が詳しく載っているものや、自分が使いやすいと感じるデザインのものを選んでも構いません。
適性検査対策のポイントは、1冊の問題集を何度も解き直して、完璧に解答できるまで仕上げることです。
適性試験の問題には、一定のパターンがあります。
書き方のパターンを覚えることで、どのような問題が出題されてもスムーズに取り組めるようになるでしょう。
模試を受験する
問題集を解くのと同じように大切なのが、模試を受験することです。
自分で問題集を解くより、模試の方が緊張感をもって挑めるため、本番に近い状況で問題を解く訓練になります。
適性検査の模試には、インターネット上で受けられるものがあります。
本番の回答ペースに慣れるためにも、こういったサービスを積極的に利用するのが、おすすめです。
性格適性検査のポイントと対策
適性検査は、問題集を繰り返し解くことで対策できます。
では性格適性検査では、どのように対策したらよいでしょうか。
性格適性検査は「考え方」や「行動」について、「はい・いいえ」や「そう思う・そう思わない」などで回答します。
性格適性検査は、社会人として本来備わっているべき行動や考え方が身についているかどうかをチェックするのが目的です。
そのため、性格適性検査には絶対的な正解がありません。
しかし、性格適性検査で高評価を獲得するために、押さえておくべきポイントがあります。
- 外してはいけない質問の傾向を理解する
- 一貫した価値観で回答する
- 練習問題を解いて素早く回答できるよう訓練する
外してはいけない質問の傾向を理解する
性格適性検査には、外してはいけない質問があります。
具体的には、次のとおりです。
質問例 |
好ましい回答 |
分野 |
項目 |
・粘り強い性格である ・自分は努力家である ・物事は最後までやり遂げるべきである |
YES |
行動的側面 |
持続性 |
・他人と競争するとやる気があがる ・やる気を出すうえで目標設定は重要だ ・何事も結果が大切である |
YES |
意欲的側面 |
達成意欲 |
・決断が早いほうだ ・リーダーシップがあるほうだ ・じっとしているのが嫌いだ |
YES |
活動意欲 |
|
・神経質である ・プレッシャーに弱い ・自信をなくしやすい |
NO |
情緒的側面 |
敏感性 |
・自己嫌悪しやすい ・周囲の意見に引っ張られやすい ・落ち込みやすい |
NO |
自責性 |
|
・よく考えもせずに行動に移しやすい ・気分の浮き沈みが激しい ・細かいことを気にする性格だ |
NO |
気分性 |
|
・言い訳をしたことがない ・人生の中で1度も後悔したことがない ・人との約束を破ったことがない |
NO |
ライスケール(虚偽の有無を測るもの) ー |
とくに注意したいのが、ライスケールです。
ライスケールは、解答の虚偽を見極める問題です。
性格適性検査では、同じ内容を問う問題が、言葉を変えて何度も出題されます。
これに対して毎回違う回答をするようであれば、答えの一貫性がなくなり、どこかに嘘があると解釈されるでしょう。
印象が悪くなり、成績が悪くなる原因の1つです。
ライスケールは、「1度も〜」や「〜したことがない」といった言い回しが多く使われます。
極端な言葉を使った問題には、慎重に取り組みましょう。
一貫した価値観で回答する
性格適性検査は、性格の傾向を把握するためのテストです。
事前のESや面接で同じ内容の質問をされた場合にも答えがぶれないように、一貫した価値観で回答することを心掛けてください。
性格適性検査を受ける前に、自分の価値観について改めて見直し、どのような質問を投げかけられても一貫した回答を示せるよう訓練することが大切です。
練習問題を解いて素早く回答できるよう訓練する
性格適性検査は質問数が多く、1問あたりにかけられる時間は6〜7秒程度です。
じっくり考えている時間はありません。
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